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調布市のKAZのブログ一覧

2013年11月14日 イイね!

[新型オデッセイ] スバルユーザーがホンダディーラーに行ってみた(その5)

[新型オデッセイ] スバルユーザーがホンダディーラーに行ってみた(その5)フルモデルチェンジしたホンダの新型オデッセイに試乗してきました。ホンダディーラーでのやりとりや、オデッセイに対する雑感を順次、スバルユーザー目線で書いています。今回は 「シリーズ・その5」 です。

<前回までのブログ>
◎「その1 (ホンダディーラーの対応状況) 編」 は → こちら
◎「その2 (想定ライバル車はエスティマ) 編」 は → こちら
◎「その3 (新型オデッセイの外観の印象) 編」 は → こちら
◎「その4 (CS向上策とその後のフォロー) 編」 は → こちら



■レガシィの査定依頼
一週間後、再びBPレガシィで HONDA Cars に向かいました。今回は同行者(家族)は無く、私一人での訪問です。到着して お客様駐車場に乗り入れようとすると、駐車スペースへの誘導係は、ちょうど先週、新型オデッセイのカタログを手渡してくれた営業チーフさんでした。

先方も 「私の顔とクルマ」 を覚えていたようで、一瞬だけ驚きの表情を見せたあと、すぐに 「柔らかい笑顔」 と 「ターゲットを狙う目」 が同居したような表情に変わった感じがしました。

営業チーフ : 「いらっしゃいませ! お待ちしておりました。」
私      : 「先週は対応いただき、ありがとうございました。今回は・・・。」

あいさつを交わしたあと、私は次のように話題を切り出しました。
 (1)今回の滞在可能時間は、1時間強であること(その後に用事が控えている)。
 (2)その時間内で、もしも可能ならば、BPレガシィの査定 をして欲しいこと。
 (3)飛び込み依頼になるが、時間に空きがあれば 新型オデッセイを試乗 したいこと。

まず(1)で割くことのできる時間区切りを、(2)で可能ならばという前提条件下での希望を、そして(3)が今回の訪問の主目的であることを伝えました。

BPレガシィ(2006(H18)年式、GT spec B、サンルーフ付き、6速MTターボ)の査定を希望する理由は次の3つ。
 ◎純粋に、現在の経過年月での査定額が どれくらいになるのかを知っておきたい。
 ◎「スバル以外の他社ディーラー」 が見積もった場合の査定額を知っておきたい。
 ◎今後、万が一、私自身に過失が無い 「もらい事故」 などの被害を被ったとき、
   「事故による 格落ち(評価損)」 請求のための客観的資料として取り置きしておきたい。

ここでは余談になりますが、最後の 「格落ち(評価損)」 について補足しますと、
 ◎骨格などに影響の出る程度の事故に遭ったときは、たとえ修理が完璧に行われたとしても、
   事故が無かったと仮定した場合と較べて車両価値そのものが下がります(事故車の履歴が付く)。
 ◎事故による実質的な査定額ダウン分を 「格落ち(評価損)」 と呼びますが、事故に遭ってしまった後に
   「事故が無かった状態の査定額を、客観的に証明すること」 は困難。
 ◎なので、不測の事態に備え、あらかじめ 自車の現状での車両価値(査定額)を知っておいて損はない

という私的な考えに基づくものです。
(※本来は、もらい事故に遭わないうちから将来の事故に巻き込まれた場合の心配をしなくても良いのですが、
   客観的な資料となり得る情報は、自分の手の内に持っていた方が 「転ばぬ先の杖」 になります。)

本論に戻ります。

営業チーフ : 「かしこまりました。おクルマの査定は15~20分ほどでも対応可能です。
          新型オデッセイの試乗は、もちろん可能です。」
私      : (15分間 少々で査定可能ってコトは、恐らく、年式・グレード・走行距離などで
          大まかな金額を出す簡易見積もりかもしれないな、と思ったが口には出さず、)
         「ありがとうございます。レガシィは現在、社外ホイールを履いていますので、
          これを純正ホイールと純正タイヤ(8分山)に 戻すことを前提 として、査定お願いします。」

営業チーフ : 「純正ホイールのサイズは何インチになりますか?」
私      : 「純正は18インチが標準です。現在は17インチですので、インチダウンしています。」

本来は、お客様(=ここでは私)を担当するセールス自身が査定するのが基本のようでしたが、試乗のための手続きも控えていることから、営業チーフは、代理の者に査定しておくよう指示を出していました。

■オデッセイの試乗手続きとウラ話
ショールームに通された私がテーブルに着くと、すぐに女性スタッフがやって来ます。

女性スタッフ : 「お客様、お好きなお飲み物は何にいたしましょうか?」
私       : 「(メニューを見ながら)ホットコーヒーでお願いします、砂糖は不要です。」

一昔前なら、まるで喫茶店でのお客とウェイトレスの会話のようですが、ダイハツがCS活動でカフェ・プロジェクトを銘打ったあたり(2005年くらい)からは、自動車ディーラーの営業所内でもフツーに交わされる会話となっています。

<↓左:ホンダ・カーズ某店でのドリンクメニュー  右:商談テーブルでの ひとコマ>
  

試乗の際、多くのディーラーでは身分証明として、(顔写真付きの)免許証を確認したうえでコピーを取ると思うのですが、このホンダ・カーズでは免許証は見せるだけで良い代わりに、「試乗車受付帳」 に住所・氏名・電話番号などを記入するシステムになっていました。

私      : 「免許証のコピーは取らないのでしょうか?」
営業チーフ : 「取りません。試乗車受付証へのご記入がメインですので、記載いただいた住所が
          現住所と異なっていないかどうかをチェックするために、免許証を拝見しています。」
私      : 「と、いいますと?」
営業チーフ : 「時々あるのですが、受付証にデタラメな住所や実在しない住所を書く人がいるのです。
          トラブル防止のため、記載住所と免許証の現住所が一致 しているかどうかを確認するのです。」

<↓左:試乗車受付帳に必要事項を記入する  右:テーブルに備えられていたピットメニュー例>
  

私は試乗車受付証に必要事項を記入し、免許証を見せ終わると、次は営業チーフから試乗車(ディーラーのデモカー)の保険や免責などについての説明を受けました。このように、告知義務は当然のように履行されましたが、その後はちょっとした雑談に。

私      : 「ご説明ありがとうございます。
          ところで、今までデモカーの試乗で 事故やトラブル に遭ったことはないのでしょうか?」
営業チーフ : 「この営業所ではありませんが、デモカーを乗り逃げされた ことはあります。」

私      : 「えぇ?! 乗り逃げ・・・ですか? セールスマンも助手席に乗っているんですよね?」
営業チーフ : 「そうです、同乗しています。が、試乗コースの途中で、”バック(後退)を試したい。
          自信がないので、降りて車両の後ろ側を見てくれないか?” とお客様が要求するのです。
          セールスマンが降りて後方確認しに行ったところで、そのまま走り去る手口 です。」

私      : 「以前、高級外車が乗り逃げされて、高速道路で犯人が捕まった例が報道された
          ことがありましたが、ホンダさんでも試乗車の乗り逃げがあるのですか!」
営業チーフ : 「そうなんです。ですから、そういったことが起こらないように注意しているのです。」


(その6)に続く。
※長文になってしまい、スミマセン。.
  ↓
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2013-11-17(Sun.) : 追記
「その6」・試乗前の室内チェック(前編) をアップロードしました。
Posted at 2013/11/14 03:23:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 【新型オデッセイ試乗記】 | クルマ
2013年11月12日 イイね!

[新型オデッセイ] スバルユーザーがホンダディーラーに行ってみた(その4)

[新型オデッセイ] スバルユーザーがホンダディーラーに行ってみた(その4)11月10日(日)、フルモデルチェンジしたホンダの新型オデッセイに試乗してきましたので、その雑感を書いていきます。今回のブログは 「シリーズ・その4」 になります。

<前回までのブログ>
◎「その1 (ホンダディーラーの対応状況) 編」 は
    → こちら(2013年11月2日付けブログ)
◎「その2 (想定ライバル車はエスティマ) 編」 は
    → こちら(2013年11月5日付けブログ)
◎「その3 (新型オデッセイの外観の印象) 編」 は
    → こちら(2013年11月7日付けブログ)

■はじめに
前回までのブログでは、新型オデッセイのカタログをもらいに行くのが主な目的でした。実際にはナンバー付きのデモカーがディーラーに配車されていたのですが、滞在時間が40分間ほどしか取れなかったため、試乗するには至りませんでした(※注 : そのわずか30~40分間ほどの間に、過去ブログ「その1」~「その3」で紹介したやりとりを、営業チーフとの間で繰り広げていたのでした)。

ところで新型オデッセイは世間の注目度が高いようで、雑感を記した私のブログにも、数多くのアクセスをいただきました。特に 「その2」 に関しては、アップロード当日分のアクセスだけで 907件 のPV値が記録されています。

<↓ブログ 「その2」 のアクセスは、アップロード当日分だけで907件に達して少々ビックリ(クリックで拡大)>
  

当初、今回のブログ(その4)では 「雑感のまとめ」 を記すつもりでした。しかし、いくら私見(雑感)とはいえ、新型オデッセイに試乗しないで 「まとめ」 を書くのもどうか? と思い直し、改めて翌週に試乗してみた次第。そこで今回のブログ以降は、実際に乗ってみての印象を書いていくつもりです。

ただし、例によって 「調布市のKAZ」 的視点でのコメントになりますので、悪しからず。

(前回ブログからの続き)

■同行者に対するディーラーの対応
第一回目(=前回)は、実は幼児を連れてのディーラー訪問でした。今やショールームには、キッズコーナー併設は当たり前。ファミレスで 「お子様メニュー」 を注文すると 「おもちゃ」 がもらえるのと同じような感じで、ここホンダディーラーでも 幼児向けの粗品 をいただきました(※幼児には、お礼の言葉を言わせてから受け取りさせました)。

オデッセイはファミリー向けのクルマなので、商談者以外の 同行者(家族)に対する配慮 の有無によって、ディーラーに対する印象は大きく変わってきます。主人が工業製品としてクルマを気に入っても、奥様がディーラーの雰囲気を気に入らなければ、商談が流れてしまうこともあるでしょう。

サイフのヒモを握っているであろう奥様向けだけでなく、子供用にもあらかじめ粗品を準備してある点は、このディーラーでのCS向上策の一つなのでしょう。私見ですが、粗品は単なるツールで、それ自体にはあまり大きな意味はないと思います。粗品を手渡すことによって 「気持ち良くお客様に帰宅いただけるような 態度を示す」 ことが重要で、「次回の 再訪問につなげる 手段となっている」 ことに目を向けたいと感じました。

<↓プリキュアのミニ文房具とワンピースのズレ止めマット。そして新型オデッセイのミニカー>
  

  

まったくの余談ですが、荒木飛呂彦先生(漫画家、「ジョジョの奇妙な冒険」 の作者)も、「魔少年ビーティー」 の作中で、主人公に 「人は、自分に利益や安心をもたらす者の周りに集まるものだ」 という旨の発言をさせていた・・・と記憶しています。

■初回訪問後のディーラーの対応
こうして(決してモノにつられたワケではありませんが) 「気持ち良く」 ショールームから送り出されて帰宅した数日後、私宛てにE-メールが届きました。差出人は、対応いただいた販売チーフ。新型オデッセイの 見積もりのPDF が添付されていました。

実はアンケートの際、連絡先として住所や電話番号ではなくE-メールアドレスを書いておいたので、ホンダディーラーにとっては、この時点では(私宛ての連絡手段は)E-メール のみ に限られていたのです。そして販売チーフは、「私宛てにコンタクトを取ることのできる 唯一の手段」 を 行使 して、フォローの連絡 を入れてきた・・・というワケです(まぁ、いきなりPDFを添付して送りつけるのもいかがなものか?・・・という声もあるでしょうけど、ファイル容量は小さいので問題ないレベルでした)。

7年落ちの他車(BPレガシィ)に乗って新型オデッセイのカタログを指名してきた来客(=私)に対し、「顧客獲得のチャンス」 ととらえるか、あるいは 「一見さん」 ととらえるかは、対応いただいたセールマンの判断によります。

# 「その1」 で書いてある通り、あらかじめ 言葉を選んで 「新型オデッセイには
# 興味はあるが買う気は無い」 旨を宣言してから、お話させていただいたのですけどね。
# このへんの 「(押し過ぎない)フォロー加減」 が、販売チーフとしての判断力なのでしょう。


「その5」 に続く。
  ↓
「その5」 からは、いよいよ細部のチェックと試乗記(あくまで私見です)を載せる予定。
  ↓
  ↓
  ↓
2013-11-14(Thu.) : 追記
「その5」・査定依頼、試乗受付とウラ話 をアップロードしました。
Posted at 2013/11/12 03:18:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【新型オデッセイ試乗記】 | クルマ
2013年11月07日 イイね!

[新型オデッセイ] スバルユーザーがホンダディーラーに行ってみた(その3)

[新型オデッセイ] スバルユーザーがホンダディーラーに行ってみた(その3)11月2日(土)、フルモデルチェンジしたホンダの新型オデッセイを見てきましたので、その雑感を記します。今回は 「その3」 になります。


<前回までのブログ>
◎「その1 (ホンダディーラーの対応状況) 編」 は
    → こちら(2013年11月2日付けブログ)
◎「その2 (想定ライバル車はエスティマ) 編」 は
    → こちら(2013年11月5日付けブログ)



(前回ブログからの続き)

■ホンダの準備は万端
私が訪れたホンダディーラー(東京都内)では、もうすでにナンバー付きの試乗車が用意されていました。

ホンダが自社のWEBサイトで ”新型上級ミニバン「オデッセイ」「オデッセイ アブソルート」を発売” というニュースリリースを公表したのが10月31日(木)。そのニュースリリースによると、発売開始は翌・11月1日(金)から・・・と記されています。そして私がホンダディーラーを訪れたのは、その翌日の11月2日(土)です。

 ◎営業的には、新型発表後から1巡目(=初めての)土・日に デビューフェア
   その翌週(=2巡目)の土・日に フォローアップフェア が開催されるのが一般的です。

 ◎通常、自動車登録事務所での新車登録手続き(ナンバー交付)は平日((月)~(金)の間)
   に行われます。ナンバー登録済みの新型オデッセイが土曜日にはすでにあった・・・と
   いうことは、ディーラーに配車されたのは公式発表以前だった・・・と見るべきでしょう。

 ◎したがって、10/31(木)の公式発表から わずか2日後となる週末3連休
   (11/2(土)~4(月・祝))に 何とか間に合うよう、あらかじめホンダがディーラーへ
   デリバリーするデモカー(展示車、試乗車)を ”作りだめ” していたと想像できます。 

こうしたことからも、新型オデッセイにかけるホンダ(ディーラーだけでなく、カーメーカー本体)の意気込みが伝わって来そうです。

私      : 「新型オデッセイのナンバー付き車が、もう配車されているのですか!」
営業チーフ : 「そうです、早めに登録できました。」

私      : 「ナンバー登録された試乗車は、一定期間ごとに 各ディーラー間で
          巡回(ローテーション)させる のですか? あるいは、営業所ごとに
          試乗車は固定展示されるのですか?」
営業チーフ : 「各営業所ごとに試乗車を決めて配置 しています(ローテーションしません)。
          ですから、好きなときにお越しいただければ、目的の試乗車にお乗りいただけます。
          万が一、お客様ご希望のグレードやボディカラーが当店に無い場合は、
          系列内で どの営業所に該当デモカーがあるかを、お知らせしています。」

■実車と対面
私がホンダディーラーに到着した時刻は17時過ぎでしたので、ボヤボヤしていると日が暮れて暗くなってしまいます。なるべく日が明るいうちに、実車を見ておくことにします。

まずはリヤから。
全景は、従来のオデッセイのデザインテイストを意図的に残したように見えますが、細部・・・例えばリヤバンパーの端部のデザイン処理・・・は現代風にまとめられています。

空力解析技術が進んでいるであろう トヨタの文献 などによると、
  ◎ルーフエンドは、後端で スパッと切り落とした方が、風の流れが乱れにくい
  ◎サイドエンドも同様で、Rを付け過ぎると 渦(うず)が発生して燃費に影響する
といったことが書いてあったと記憶しています。
具体例で言うと、前者はハイエース、後者はプリウスが実施モデルです。

そのような視点でオデッセイのフィニッシュラインを見ると、基本を抑えながら、”ユーザー受け” するような(=一目見てカッコ良いと認識されるような)造形にまとめるよう、腐心したような印象を受けます。あくまで私の個人的で勝手な印象ですが。

<↓オプションパーツを付けない状態で、最初から空力と見栄えの両立を図ったような造形>


フロントは、最近の一連の 「ホンダ顔」 テイストを踏襲。
ただし、エリシオンからの代替ユーザー吸収を意識してか、全体的に 「メッキ加飾」 が多く感じられます。このへんは、外観がシンプル(光モノでゴテゴテしていない)で走りに振った旧オデッセイのユーザー層にも受け入れられるかどうか? 個人的には不明です。

<↓フォグランプの周囲やその下部(エアダクト?)は、最初からこんな感じの 「メッキ加飾」>


<↓今回の ”売り” のひとつである、オットマン付きプレミアムシート(セパレート式の2列目)>


オットマン付きプレミアムシートは、明らかに 想定ライバル: 「T社のE車」 の ”リラックスキャプテンシート” を意識して作られています。後発となるだけに、質感を重視していると思います。ただ、この手のシートは ”とても重い” です。調整が可能な数だけ、リンク機構が内蔵されています。左右スライドドア(あるいは拡大されたホワイトボディそのもの)と合わせて、どれだけの重量増になっているのかが、個人的には懸念されるところ。

(あるいは、ボディや装備面での重量増を、どんな技術でキャンセル(軽減)しているのか。)

とは言え、各部の使い勝手は向上しており、車両全体として見れば 仕上げや作り込みには好感が持てます(細かな不満点もありますが、そういった点はコスト上の制約があってのことでしょう)。ただし・・・名前こそ受け継いだものの、旧オデッセイユーザーをホンダのもくろみ通りに引き継げるかどうかは 「?」 です。

やはり実際に試乗して、オデッセイのイメージに見合うような、あるいは旧型を凌(しの)ぐような 「走り」 が得られるかどうか? がポイント となるように思いました。


(その4)に続く。
   ↓
(その4)は、「これまでの雑感のまとめ」 と
アンケート記入後の 「ディーラーからのアクション(アプローチ)」
についてお伝えする予定。
   ↓
   ↓
   ↓
2013-11-12(Tue.):追記
「その4・(CS向上策とその後のフォロー)」 をアップロードしました。
Posted at 2013/11/07 00:25:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【新型オデッセイ試乗記】 | クルマ
2013年11月05日 イイね!

[新型オデッセイ] スバルユーザーがホンダディーラーに行ってみた(その2)

[新型オデッセイ] スバルユーザーがホンダディーラーに行ってみた(その2)11月2日(土)、フルモデルチェンジしたホンダの新型オデッセイを見てきましたので、その雑感を記します。今回は続編の 「その2」 です。


<前回のブログ>
◎「その1 (ホンダディーラーの対応状況)」 は
   → こちら(2013年11月2日付けブログ)





(前回ブログからの続き)

■セールスマンとのやりとり
来店時に渡されたアンケート用紙には、「現在お乗りのクルマの、メーカー名・車名・年式など」 の記入欄がありましたので、私は 「富士重工業、BP5Dレガシィ・ワゴン、7年落ち」 と書いておきました。年式と称して 「初年度登録情報(例:○年○月)」 を書いてしまうと、車検月のタイミングに合わせてディーラーから何らかのアクションが来るかもしれません。あとあと面倒になるのもイヤなので、今回はこちらからの記入情報は適度に抑えます。

すでに会話の冒頭で、私は 「今回は冷やかしでの来店(← 意訳)」 と伝えてあるワケですが、対応いただいたセールスマンは、アンケート用紙に目を通しながら、いろいろと こちらを探ってきます 会話させていただきました。

営業チーフ : 「今度のオデッセイはいかがでしょうか?」
私      : 「細部まで考えて作り込みされた、良いクルマだと思いますよ。」

営業チーフ : 「オデッセイ以外のクルマもご検討されているのでしょうか?
          例えば T社のE車 とかです。あるいは、アル何とかや、ベル何とか、など。」
私      : 「正直に言って、ベルファイアなどは(私にとっては)ボディが大きすぎますので、
          検討しておりません。マツダのMPVやオデッセイくらいのサイズが良いと思っています。」

「新型オデッセイの想定ライバルは、T社のE車」 と言ってはばからない、某ホンダディーラーの営業チーフ。
我が家にはエクシーガtS(スバルの3列シート7人乗り)もあることは、伏せています。

私      : 「他メーカー・ユーザーからの引き合い(反応、問い合わせ)は多いのですか?
          あるいは新型の発表直後は、自銘柄の代替ユーザーが多いのですか?」
営業チーフ : 「現時点では、自銘柄ユーザーの反応が強いです。
          新型オデッセイの発表前にも、現ユーザー対象の内覧会を開催しています。」

私      : 「今回のオデッセイは、エリシオンのユーザーも吸収することになるのですよね?」
営業チーフ : 「そうです。現在エリシオンに乗っていただいている お客様だけでなく、
          今度は T社のE車 などを検討される お客様にも、見ていただくことになります。」

そんなにトヨタのエスティマを意識しているんですか!!

そういえば、あとから見た WEB CG の 「開発者インタビュー」 なる記事にも、「われわれとしては、「トヨタ・エスティマ」をターゲットとしています。」 と書かれています。 → http://www.webcg.net/articles/-/29559?page=3

<↓受付のデスクに並べられていた、新型オデッセイのミニチュアカー。各色あるようです>


■販促ツールにライバル車との比較が
セールスマンは、10インチほどのタブレット端末を机にスタンバイさせていましたので、こちらから話題を振ってみました。

私      : 「その端末は Wi-Fi (またはCellular)でホンダのWEBサイトにもつながるのですよね?」
営業チーフ : 「そうです、それだけでなく、例えば試乗車以外のグレード(※ここでは下位グレード
          の意味)を検討されているお客様に対しても、バーチャルビューで内装やインパネ
          などをお見せすることができます。」

私      : 「そのタブレットでしか見ることができない何か・・・もインストールされているのですか?」
営業チーフ : 「実は・・・(パスワードを記入する)・・・このような動画もございます。」

ふと見ると、新型オデッセイとT社のE車が、同じテストコースを走っている様子を写し出す画面が現れました。そして、同じコーナーに差し掛かったとき、一瞬だけ静止画になったかと思ったら、字幕テロップや補助描画が現れました。「新型オデッセイはロールが少ないが、あの想定ライバル車はロールが大きい」 ことを説明する図解です。

要するに、ホンダの低床技術・・・重心が低く、運動特性に優れ、運転して気持ちが良いものである。ライバルの他社だと、そうはいかない。新型オデッセイは、ここまで優れている・・・という比較ムービー(の一例)でした。

(再掲)そんなにトヨタのエスティマを意識しているんですか!!

私は心の中で、「水平対向エンジンを搭載したエクシーガなら、どんな比較になるのかな?」 と思いましたが、そう思っただけで口に出すのは止めておきました。ホンダは、発売前から販社のセールスマンに対して、単に新型オデッセイの製品知識だけでなく、(商談の際に)話題が想定ライバル車との比較になったときの、想定問答教育にも特に力を注いでいる ことが、アリアリと感じられた次第です。


(その3)に続く。
  ↓
(その3)では、展示車(実車あり)の様子などをお伝えする予定。
  ↓
  ↓
  ↓
2013-11-07(Thu.) 追記
その3・(実車と対面)」 をアップロードしました。


■以下、余談
書き始めた当初はサラッと流そうかと思いましたが、今回のこのシリーズ(スバルユーザーが他社ディーラーに行ってみた)も、多少長くなりそう。「11/3(日)に参加した、富士重工業・矢島工場でのスバル感謝祭」 報告ブログは、このシリーズを終わらせてからになるかな・・・。
ちなみに、前回ブログ : その1 (ホンダディーラーの対応状況) をアップしたあとのPV(ページビュー)は、いつものアクセス数よりも かなり多かったです。

(※以下の画像もクリックで拡大します)

<↓いつもは1500~1700[hits/日] 程度のPV数ですが、今回は2500件弱/日 ほどのアクセス>


<↓さらに見ると、新型オデッセイのブログだけで、1日弱で745件のアクセスあり


新型オデッセイは、それだけ多くの方々が関心を寄せているであろうことを、改めて感じています。
ので、私もこのブログシリーズは、なるべく事実(実際にやりとりしたことを)をベースに、私なりの視点で感想を述べていくつもりです。よろしくお願いします>ALL。
Posted at 2013/11/05 02:03:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 【新型オデッセイ試乗記】 | クルマ
2013年11月02日 イイね!

[新型オデッセイ] スバルユーザーがホンダディーラーに行ってみた(その1)

[新型オデッセイ] スバルユーザーがホンダディーラーに行ってみた(その1)11月2日(土)、フルモデルチェンジしたホンダの新型オデッセイを見てきましたので、その雑感を記します。

現在、このブログでは 「ユピテルの新型ドライブレコーダー: DRY-FH92WG の購入顛末をお伝えするシリーズ」 の途中で、まだ続編も予定しています(完結していません)。
が、このたび Honda Cars に行って新型オデッセイのカタログをもらってきましたので、挿入話という形でいったんブレイクすることにします。

※以下、すべて 「スバル・ディーラー」 での対応に慣れ切った私の視点からの雑感です。

■エクシーガ・ユーザーとして
我が家ではエクシーガtSを使っていますが、私の極めて個人的な見解を述べますと、エクシーガは 「富士重工業の限られた資源を組み合わせて仕立てた7人乗り」 というイメージがあります。換言すると、「新たな設備投資は可能な限り抑え、安価に(コストをかけないという意味ではなく、既存の技術を有効活用 して、の意)7人乗りを提供する」 という感じです。

そのような見地から新型オデッセイを見ると、「技術革新にチャレンジし」、「ユーザーニーズを取り入れ」、「細部まで作り込まれた」、という ”仕上がりの良いクルマ” に見えます。



これは実物を見なければ!ということで、短時間ではありますが、ホンダディーラーに実車を見に(展示車が無ければカタログをもらいに)行くことにした次第。

■レガシィに乗って Honda Cars に行くと
この日は所用があったため、家族用のエクシーガtSではなく、私のBPレガシィ(ターボ、6速MT)で外出しました。用事を済ませると夕方になってしまいましたが、そこから何とか17時過ぎに都内の 「Honda Cars 某店」 に到着。

◎他メーカー車(今回はレガシィ)で乗りつけたとき、以前、三菱とトヨタでは すぐにセールスマン
  が誘導のため駐車場に飛んで来ましたが、今回のホンダでは特に 誘導も出迎えも無し
  (まぁ、私自身は 「お出迎え」 が無い方が気が楽だ・・・と思うタイプですが。)

ショールームに足を踏み入れ、新型オデッセイのカタログを探します。が、カタログの在処(ありか)が分からない

◎スバルやトヨタの場合、入口のすぐ横や展示車の脇に、各車種のカタログをまとめて
  置いてある棚があるのですが、このディーラーに限ったことなのか(?)カタログを
  すぐに見つけられませんでした。この点は マイナスポイント ですね。

仕方がないので、たまたま店内にいたメカニックにカタログが欲しい旨を伝えると、他メーカー車で来店したお客様だと分かったのか、年配のセールスマンに対応の依頼をしていました。

◎その年配のセールスマンは、後からいただいた名刺によると 「営業 チーフ」 との肩書き
  でした。「自銘柄の顧客ではない、他銘柄のクルマで来店したお客様」 に対して
  「営業チーフに対応を求めたメカニックの連携」 は、好判断 だったと思います。

■今回は単にカタログをもらいにきただけ、と先に宣言
新型オデッセイには興味はあるが買う気は無いので、私の場合、先にその旨をセールスマンに伝えます。ただし、言葉は選んで伝えます(セールスマンにとっても、買うんだか買わないんだかワケの分からないお客様を相手にするよりも、先にこちらの目的を示した方が、納得の上で効率良く対応してくれると思うので)。

新型オデッセイのカタログと、そのオプションカタログの2点が欲しい旨を伝えると、価格表を添えた3点を手渡ししていただきました。



とりあえず、こちら(=私)の要求が満たされたあとは、こちらから ディーラーの要求 を満たすことにします。つまり、「わざわざ新型オデッセイを指名してきた他銘柄車に乗る私」 の 情報が欲しいハズ です。商売ですから。

◎他銘柄のユーザーで来店した私に対し、お決まりの(?)アンケートを求める営業チーフ。
  アンケート用紙を見ると、次の各項あり。
    「来店のキッカケは? (近所だから、新聞で、TVで、ラジオで、ネットで、etc.)」
    「どのクルマに興味があるか?」
    「Honda Cars からの情報を希望するか? (DMで、メールで、etc.)」
    「現在お乗りのクルマの、メーカー名・車名・年式など」
    「住所・氏名・電話・メールアドレスなど」
  最小限の記入をして手渡すと、とりあえず営業チーフさんも一安心した様子。
  きっとノルマがあったり、次の営業会議で来客情報の収集成績発表でも控えているのでしょう。

その後は、まったくの初対面でありながら、お互いに打ち解けていろいろな お話を 聞かせていただきました。


(その2)に続く。
  ↓
(その2)では、
競合車としてT社のE車を想定し、販促ツールで「あのライバル車よりも優れている」と謳う手法を紹介する予定です。
  ↓
  ↓
  ↓
2013-11-05(Tue.) 追記
その2・(セールスマンとのやりとりと販促ツール)」 をアップロードしました。
Posted at 2013/11/03 00:52:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 【新型オデッセイ試乗記】 | クルマ

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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