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調布市のKAZのブログ一覧

2014年08月12日 イイね!

[エクシーガtS] Agress リアメンバー・サポートの装着(その2/3.寸法計測編)

[エクシーガtS] Agress リアメンバー・サポートの装着(その2/3.寸法計測編)エクシーガtS(年改区分:Eタイプ)に、「オートプロデュースA3」 さんの 「Agress リアメンバー・サポート」 をDIYで装着しました。

「リアメンバー・サポート」 を実際にエクシーガに装着するにあたって、各部の寸法を計測して製品の素性を把握しておくことから始めました。今回のブログは、装着記の 「その2・寸法計測編」 です。

◎前回ブログ: 「Agress リアメンバー・サポートの装着記」 その1.装着理由編 からの続きです。

■製品の理解を深めるために
「オートプロデュースA3」 さんの 「Agress リアメンバー・サポート」 については、当該WEBサイトに製品の謳い文句が書かれていますが、一(いち)ユーザーとしては、実際にDIYで取り付けする前に、製品の造りがどうなっているのか? を実際に確認しておきたいと考えました。

そこで、各部の代表的な部分のみですが、大雑把(おおざっぱ)に寸法計測をしてみました。
(他にも溶接状態とかチェックすべき点がありますが、ここでは割愛します。)
以下、各画像はクリックで800×600に拡大します。

<↓左:緩衝材から開梱したところ(ロゴステッカーあり)  右:強度を確保するうえでキモとなる部分>
  

<↓左:この製品の構造的な特徴が分かるショット  右:取付相手材(メンバー)側からみたショット>
  

■デジタルノギスで簡易計測
計測は、至って簡単に行いました。デジタルノギスを用いて前述の特徴的な部分の寸法を複数回、計測します。複数回計測するのは、計測値の再現性を確認するためです。なお計測時の外気温度は約35℃(>8月1日の暑い日中でしたので)、湿度は不明です。

<↓手持ちのデジタルノギスで簡易計測。最低2回は計測し、値が異なる場合はさらに複数回計測する>


<↓まずはバーの両端の外径を計測しました。φ25.57→丸めてφ25.6mmがバーの両端近傍の外径>
  

<↓次にバーの中央付近の外径を計測します。φ25.50→丸めてφ25.5mmが、左右中央付近の外径>
  

バーの左右両端部分の外径は、どちらも約φ25.6mmであるのに対し、バーの中央部分は約φ25.5mmと出ました。「リアメンバー・サポート」 のバーの中央部分は、装着時にフロアパネル(スペアタイヤ収納スペース)との干渉を避けるため、多少の曲げ加工が入っています。恐らく、この曲げ加工を施した分だけ、中央部は若干の展延効果により微妙に減肉したのかもしれません。

が、私が言いたいのはそんなφ0.1mmの違いを云々(うんぬん)することではなくて、「リアメンバー・サポート」 のバーは、左右中央のどこを取っても外径φ[mm] がほぼ同一だ、ということが確認できた。・・・ということを言いたいワケです。つまり、ビーム(補強部材)として必要最小限の曲げが施されただけで、性状としてほぼストレート形状を保っている、という意味ですね。

外径のコンマ1mmなんて、もともとの素材(パイプ)寸法のバラツキかもしれませんし、増してや今回は簡易計測ですから、私の計測誤差によるものかもしれません。

■締結点となる部分の寸法は?
前述の計測結果により、左右締結点を結ぶビーム(丸棒、バー)の素性は良さげ(>素人がプロショップに対して大変失礼します、ご容赦を!)だと分かりました。では他の部分はどんな感じでしょうか。他の部分の寸法で、個人的に気になるところをさらに計測 していきます。

<↓サブフレーム締結ボルトで共締めする部分の内径は、(φ17.98mm→)丸めて約φ18.0mmでした>


<↓サブフレーム締結ボルトからの入力を左右連結バーに伝える円管部の外径は、約φ40.2mmでした>


<↓その円管部の内径は、約φ35.8mm。つまり円管を構成する部分の基本肉厚は、約2.2mmと推定>


<↓上記と異なるアングルで撮影。円管部は斜めにカットされているが、その内径はどこで計っても同じ>


上記画像で示す部分は、左右のバーを連結している(=左右方向の荷重が印加される)ブラケット部分に相当しますが、基本肉厚約2.2mmながら円管構造ですので強度的には十分なような気がします(>プロショップに対する私的な感想にて、大変失礼します)。そこでさらに、個人的に気になる部分の寸法を抑えておきます。

<↓この部分の肉厚はぜひ抑えておきたいところ。ココが薄肉の場合は十分な効果が得られないと思う>


<超大雑把(ちょう・おおざっぱ)な計測方法によると、このブラケット部の天板部分の板厚は約3.8mmか>


あくまで私見ですが、もしもこのブラケット(円管)部分の天板に相当する部分(溶接前だとワッシャ的な部材)の 板厚が薄ければ、サブフレームとの締結剛性が十分に得られないだけでなく、左右の連結強度ももくろみ通りとならない恐れが高まる と感じていましたので、一安心です。

まぁ、すでに製品を購入してしまったあとで 「一安心」 というのも おかしな話ですし、素人(=私)の勝手な視点・私見をぶちまけるのも、ショップさんに失礼な話かもしれませんが、このブログはあくまで私自身の装着記の 「備忘録」 という位置付けですので、ご容赦願います。


リアメンバー・サポート 「その3・装着作業編」 に続く。
(次回ブログは、実際に製品をDIY装着するにあたってのコツを紹介する予定。)
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2014-08-15(Fri.) : 更新
「Agress リアメンバー・サポートの装着記」 その3.装着作業編 をアップロードしました。
2014年08月09日 イイね!

[エクシーガtS] Agress リアメンバー・サポートの装着(その1/3.装着理由編)

[エクシーガtS] Agress リアメンバー・サポートの装着(その1/3.装着理由編)エクシーガtS(年改区分:Eタイプ)に、「オートプロデュースA3」 さんの 「Agress リアメンバー・サポート」 をDIYで装着しました。

まず始めに、エクシーガに 「リアメンバー・サポート」 を装着する考えに至った理由について記すことにします(今回のブログは、装着記の 「その1・装着理由編」 です)。


■モディファイの順序
文頭から個人(私)の主義で申し訳ないのですが、私のクルマいじりの優先順位を大雑把(おおざっぱ)に挙げると、「脚周り(ブレーキを含む)」→「ボディ系」→「エンジン系」、という感じになります。脚周りは主にダンパー、ボディは主に補強・補剛、エンジンでは排気系(エキマニ>フロントパイプ>センターパイプ>マフラーの順)に興味があります。

例えば、現在の私の愛車のBP5D型レガシィでは、脚周りは 「(フロント)圭オフィス車高調+(リヤ)OBKセルフレベライザー機能付きダンパー」、ボディには当て板で溶接増し(→ サイドシルの補剛(ワンオフ溶接) フラットバー )を入れています。

ただし、「やりたいこととその費用」 や、「入手したい時期とできる時期」 など、いろいろな要因がからまることで、モディファイの順番が多少入れ替わることはあります。以前乗っていた年改区分AタイプのエクシーガGTの最大の不満は、脚周りでした。私に言わせれば 「ふにゃサス」 です。純正ダンパーの減衰力設定(特に縮み側)が弱すぎに感じました。結局、このときは諸々あって現在のエクシーガtSに車両ごと乗り換える形となりました。

■エクシーガに装着する理由
私はレガシィ乗りのエクシーガ・ユーザー(エクシーガは家族用車)ですので、どちらかと言うとエクシーガのパーツよりもレガシィのパーツの方が詳しいです。私のBPレガシィは後期型で、実は前期型では標準装備されていたのに、後期型になって省略されてしまったパーツが多々あります。具体的には、下図に示す 「サポート,サブフレーム」 などがあります(※以下、各画像はクリックで適度に拡大します)。

<↓BP型レガシィの前期モデル(年改A~C)には標準装備されていた 「サポート,サブフレーム」>


<↓それが後期型(年改D~F)では、コストダウンのためか(?)、存在そのものが無くなっている>


BPレガシィの場合、サブフレームAssyの部番自体が 「20152AG000」 から始まって 「~AG020」 → 「~AG040」 → 「~AG050」 → 「~AG060」 と、年改を経てどんどん変更されていますので、もしかするとサブフレーム自体に 「サポート,サブフレーム」 が不要となるような改良が施された可能性も捨てきれませんが、個人的には実はコストダウンで省かれたのではないか? と想像しています。

エクシーガの場合、レガシィの 「サポート,サブフレーム」 に相当する部品は、デビュー当初から採用されていません。「最初から純正採用されていない部品」 の存在をエクシーガ・ユーザーが気がつくことは困難かもしれませんが、「途中で装備を省かれた」 ことを知っているレガシィ・ユーザーから見れば、この 「サポート,サブフレーム」 に相当する部分を何とかしてみたい、と思うわけです。特に7人乗り対応でリヤのボディ荷重が増えているエクシーガでは。

「オートプロデュースA3」 さんの 「Agress リアメンバー・サポート」 は、サブフレームの左右締結点をほぼストレート形状で結んでおり、そんな私の考えを具現化するのにちょうど都合の良い製品ではないか、と思ったのでした。

<↓「Agress リアメンバー・サポート」 装着の検討は、BPレガシィの年改の変化点がキッカケ>
  


リアメンバー・サポート 「その2・寸法計測編」 に続く。
(実際に製品を装着するにあたって、各部の寸法を計測して把握しておくことから始めました。)
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2014-08-12(Tue.) : 更新
Agress リアメンバー・サポートの装着(その2/3.寸法計測編) をアップロードしました。

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] ガソリンタンクの水抜き(ドレン)経路に目詰まり発覚(その4・解 ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8314427/note.aspx
何シテル?   07/29 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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