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調布市のKAZのブログ一覧

2015年04月01日 イイね!

[エクシーガtS] その6・解決&番外編(トヨタ・クラウン用ウェザーストリップ流用)

[エクシーガtS] その6・解決&番外編(トヨタ・クラウン用ウェザーストリップ流用)トヨタ純正部品のクラウン用ウェザーストリップ(前後のドア間のスキマを埋めるゴム部品)をスバル・エクシーガ流用装着した際の経緯について、備忘録として記録しています。

今回は「その6・解決&番外編」です。

(クラウン用の流用については、次回:その7・完成&備考編 で最終話となる見込みです。)


<クラウン用ウェザーストリップの流用シリーズ>
◎「その1」 はこちら → 速報 版
◎「その2」 はこちら → 注文 編
◎「その3」 はこちら → 受取 編
◎「その4」 はこちら → 取付検討 編
◎「その5」 はこちら → 取付&呼出編

その5 からの続き
(※各画像は、クリックで800×600サイズに拡大します。)

■トヨタ店からの緊急連絡の巻
クラウン用とセンチュリー用のトヨタ純正部品を購入したあと、私のケータイの留守番電話に
 「お客様、大変申し訳ございません。実は問題があって お電話を差し上げました。」
 「また日を改めて、連絡させていただきます。」
という用件が入っていたため、
 ・受け取ったブツ(購入した現物)
 ・見積書
 ・納品伝票
 ・領収書
といった一式をそろえて、再度の留守電が入る前に、こちらからトヨタ店に出向いてみたところまでが、前回のブログでお伝えした内容でした。

今回は子供を3人連れてトヨタ店に来店します。他銘柄(9年落ちのBPレガシィ)でお客様駐車場に乗りつけると、案内役のスタッフが駆けつける様子は相変わらず素早いです。用件を伝えると、店内に案内されました。まぁ 「用件」 と言っても、留守電が入っていたことに対してこちらからアクションを起こしただけで、具体的に何が問題だったのかは不明なままなのですが。

<↓子供用を含めて、すぐにドリンクを出していただいたが、当の子供たちは遊びに夢中に(苦笑)・・・>
  

続けてサービスアドバイザーさん(以下、SAと表記)が頭を下げながら、私が着席した商談テーブルまでやって来ました。
SA : 「このたびは、わざわざ来店いただき、まことに申し訳ございません。」
私 : 「念のため購入部品と書類一式を持参しましたが、何が問題だったのでしょうか?
SA : 「実は・・・領収書を回収させていただきたい のです。」
私 : 「?」

部品の受取時に、発注部番と納品部番が同じことを確認済みなので、部品間違いではないハズ。記載金額でも間違ってていたのだろうか? とりあえず、注文時のメモと書類一式をテーブルの上に並べてみます。

<↓持参した主な書類一式と、注文時の自分用のメモを並べてみる>


<↓これが、急ぎ回収対象となった領収書(一部情報は画像内でマスキング済み)>


<↓回収が必要な原因は ココだったのかー!


日付が 「誤:平成26年」 → 「正:平成27年」 だったとは。これは私自身も盲点でした。注文主である私は、宛先や金額だけでなく日付もしっかりと確認しておかなければなりません(反省)。結果として、注文主である私にとっては実害はなかったのですが、販社にとっては一大事だったのでしょう。

私 : 「販社さんにとっては、期をまたいだり(3月前と4月以降で年度が変わる)、
     あるいは月の〆を超える(今回の領収証は2月13日付けなので、
     2月末まで)ようなことがあってはマズイ、という判断なのですよね?」
SA : 「その通りでございます。」

<↓正しい日付への変更処置をしました。もちろん、古い領収書はその場で回収>


今度ばかりは、お互いに念入りに確認(指さし呼称)をしながら領収書の引き渡し・受け取りをしました。このブログをご覧の皆さまにおかれましても、領収書の日付などにも誤記がないかどうかご確認ください。

■雑談から見えてくるもの・・・の巻
こうしてトラブル対処が無事に終わったあと、SAさんといろいろお話しさせていただきました。

私 : 「他社ユーザーがクラウンのウェザーストリップを注文したとき、不思議に思われましたか?」
SA : 「えぇ、恐らく流用するために取り寄せたのだろうと思いましたが、まったく分かりません。
     一体、何に使われたのでしょうか?」
私 : 「実は、スバルのエクシーガというクルマに流用しました。仕上がりはこんな感じなのです。」

<↓スマホを取り出して、流用したときの画像をSA(サービス・アドバイザー)さんにお見せする>




SA : 「なるほど!どんどん流用して楽しんで下さい。」
    「実は私はアクアに乗っているのですが、ヴィッツのTRDの脚周りを移植しているのです。」
私 : 「SAさんも、同じトヨタ車の中で部品の互換性を調べたりされることがあるのでしょうか?」
SA : 「えぇ、ありますよ! お客様に対する商品知識としてだけでなく、自分の趣味でも調べます。」

今回、私がお世話になった 「トヨタ店」 には、「エリア86」 が併設されています。この 「エリア86」 は、スバルでいうとディーラーの中に併設されている 「ScLaBo」 や STIコーナー のような位置付けです。

SA : 「実は私が言うのもナンですが、恐らく私は(この東京トヨタの中で無類の)クルマ好き、
     純正モディファイ好きなので、そこが認められて この 「エリア86」 のある店舗に抜擢
     されたのではないか、と思っているのです。」
私 : 「なるほど。それはすばらしいですね!」

SA : 「実は私は、部品を流用したり改造する場合であっても、後付け感のない仕上がり、
     純正然とした・・・いや、純正以上の仕上がりにするというこだわりがあるのです。」
    「インパネに部品一つを付け加えるとしても、フロントカウルAssyをすべて取り外し、
     追加する後付ハーネスを、すべて純正ハーネスと同じ引き回し・固定方法に統一
     させるほど徹底させる主義なのです。」

天下のトヨタディーラーの中にも 「クルマ好き」 、しかも自分なりの確固とした 「こだわりを持ったクルマ好き」 がいらっしゃることに、私は少々驚いたのですが、考えてみれば、どこのメーカーであってもクルマ好きはいらっしゃいます。ユーザーサイドだけでなく、ディーラーサイドやメーカーサイドにも 「クルマ好き」 がいらっしゃっても、何ら不思議ではありません。

「トヨタ」 と聞くと、かつての 「80点主義」 とか 「ソツのないクルマ作り」 などを連想される方々もいらっしゃるかもしれませんが、少なくともこうして目の前に 「トヨタ店の中にもクルマ好き」 がいらっしゃることが分かって、私は嬉しい気分になりました。(逆に相手のSAさんも、トヨタ純正部品をスバル車に流用する一般ユーザー(私)がいることを知って、楽しそうでした。)

■メーカーや立場を超えて・・・の巻
以後は、
 ・ヴィッツのTRD部品をアクアに流用した際のウラ話とか、
 ・実は店舗の外に展示しているクラウンが履いているタイヤが、
  新発売されたばかりの 「ブリジストン・レグノGR-XI」 だという
  ことに気が付くお客様が現れないか、ずっと見守っているとか、

いろいろなお話を聞かせていただくと同時に、私の方からもスバル車の様子(スバルは取り扱い車種が少ない分、例えばインプレッサの純正部品がポン付けでレガシィに流用できた、など)をお伝えさせていただきました。

<↓SAさんの注目点。デモカーのクラウンに履かせたタイヤは、BSの新製品レグノ・GR-XIであった>
  

  

クラウンを見にいらっしゃる年配の方々が、果たしてデモカーのタイヤの銘柄にまで注目するかどうかは分かりませんが、短い時間ながらも、トヨタ店のショールーム内でクルマ談義に花を咲かせることができました。

サービスアドバイザー(相手)と他銘ユーザーの部品購入客(私)という関係を抜きにして、純粋に楽しいひとときを過ごした次第です。私見ですが、ユーザーの立場からすると、”自動車メーカー” や ”カーディーラー” の中に 「(広義の)クルマ好き」 がいる方が、何だか製品や対応に安心できそうな気がします。


その7・最終話(改善後の完成形&備考 の巻)に続く予定。
2015年03月27日 イイね!

[エクシーガtS] その5・取付&呼出編(トヨタ・クラウン用ウェザーストリップ流用)

[エクシーガtS] その5・取付&呼出編(トヨタ・クラウン用ウェザーストリップ流用)スバル・エクシーガに、トヨタ純正・クラウン用のウェザーストリップ(前後のドア間のスキマを埋めるゴム部品)を流用装着しましたので、備忘録を兼ねてその経緯を記録します。

<クラウン用ウェザーストリップの流用シリーズ>
◎「その1」 はこちら → 速報 版
◎「その2」 はこちら → 注文 編
◎「その3」 はこちら → 受取 編
◎「その4」 はこちら → 取付検討 編


その4 からの続き
(※各画像は、クリックで800×600サイズに拡大します。)

■少しずつカット(現物合わせ)
ここまでの過程で、トヨタ純正・クラウン用ウェザーストリップの上端には、1回のカットと1回の切れ込み(小計2回の加工)を入れましたが、エクシーガのドア形状にフィットさせるためには、カット面積をもっと増やす必要があります。

<↓もともとの形状(右側ドア用、カットする前)>

<↓少しずつカット領域を増やし、確かめている段階>


<↓上の図の拡大(工程順にカットした部位の詳細)>


現物合わせで確認していくと、まだまだカット領域が不十分だと分かるのですが、ウェザーストリップのV字形状を保ったままで詰めていくよりも、ドアのプレス面(折り返し面)のうち 「どちら側の面を優先してウェザーストリップを貼りにいくか?」 を考えることにしました。

具体的には、下の画像に示す 「上下方向の面」 と 「前後方向の面」 です。

<↓「上下」と「前後」の2つの方向で構成されるプレス面に均等に貼るのは難しく、優先させる方を選択する>


私の場合、
 ・フロントドアを締めたとき、リヤドアとのスキマが 「より埋まって見える」 こと
 ・全体的なフィット感が得られること
を考慮し、「前後方向のプレス面を優先させて貼る」 ため、最終的には次のようにカットしました。
(ドア側から見たときに 「上下方向」 となる部分をカットし、「前後方向」 となる部分を残しました。)

<↓ウェザーストリップ上端の最終的なカット状況(拡大図、黄色線が追加カットライン)>


<↓貼り付けは、まず位置決め(起点)を下側に置いて、上に向けてテンションを調整しながら順に貼ります>


<↓一応の貼り付け状態(全景)>


■個人的な要改善点
さて、上の最後の画像に示す通り、流用工程としては一通りのフィッティングトライまでたどり着いたのですが、個人的には 「あと少しだけ」 改善したいなぁ、と思う部分があります。

<↓あくまで全体的なフィッティングと機能面では問題ないのですが・・・>


<↓角度を変えて見た状態。ついつい欲が出て、この部分のフッティングも より向上させたい気持ちが・・・>



・・・という具合に、クラウンのウェザーストリップ流用の具体的な作業内容が固まり、かつ個人的な要改善点も見えた段階で、私の携帯電話に1件の 留守電が入りました。録音を再生すると、発信者は、ウェザーストリップを購入したトヨタディーラー(系列は 「トヨタ店」)から でした。

曰く、
「お客様、大変申し訳ございません。実は問題があって お電話を差し上げました。」
「また日を改めて、連絡させていただきます。」


何ですと~?!
受け取ったウェザーストリップ(右側)は、もう加工を入れてしまったぞい
(この時点で未加工なものは、クラウンの左側ウェザーストリップと、センチュリーの左右プロテクター。)

「一体、何なんだべか?」
用件を伝達するだけで済む簡単な内容ならば、留守番電話に伝言して終わるハズ。
恐らく電話でお話しするよりも、直接出向いた方が早いかもしれない・・・と思い、
 ・受け取ったブツ(購入した現物)
 ・見積書
 ・納品伝票
 ・領収書
といった一式をそろえて、再度の留守電が入る前に、こちらからトヨタ店に出向いてみたのでした。


(つづく)
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2015-04-01(Wed.) : 更新
その6・解決&番外編(トヨタ・クラウン用ウェザーストリップ流用) をアップロードしました。
2015年03月24日 イイね!

[エクシーガtS] その4・取付検討編(トヨタ・クラウン用ウェザーストリップの流用)

[エクシーガtS] その4・取付検討編(トヨタ・クラウン用ウェザーストリップの流用)久々のブログ更新になります。

実は今月初めから体調不良により、あまりネットアクセスできませんでした。その間、更新待ちだった方々にはお待たせすることとなってしまい、すみませんでした。

最近、ようやく復調してきたので、少しずつではありますが、またブログ&整備手帳の更新に着手していこうと思います。よろしくお願いします。


■お知らせ
前回のブログから少々時間が経ってしまいましたので、最初にお知らせしておきますが、「トヨタ純正・クラウン用 ウェザーストリップNo.3」 を注文したときに、「トヨタ純正・センチュリー用 リヤドアプロテクター」 も同時手配していました。

・「トヨタ純正・クラウン用 ウェザーストリップNo.3」 → エクシーガの 「フロントドアとリヤドアのスキマ用」
・「トヨタ純正・センチュリー用 リヤドアプロテクター」 → 「リヤドアとリヤフェンダーパネルのスキマ用」

<↓左:同時に注文して受け取り(領収書も合算)   右:2月21日付け 「何シテル?」 に載せた画像>
  

後者(センチュリー純正部品のエクシーガへの流用)は難易度が低いので、まず先に前者(クラウン純正部品の流用)からブログやパーツレビュー、あるいは整備手帳に載せる。その後に、センチュリーからの流用について述べるつもりでいますので、ご承知おきください。

ちなみに今後のブログアップ(予定しているネタ)は、

 (1)エクシーガtS : クラウンのウェザーストリップ流用シリーズ  ← 今はココ(ブログ再開) 
 (2)エクシーガtS : センチュリーのドアプロテクター流用シリーズ
 (3)レガシィ&エクシーガ : スタッドレスから夏タイヤへの履き替え(気が向いたら。割愛するかも。)
 (4)CBR250F : 燃料漏れ対策・再び
    (4-1)ヤフオクで中古タンクゲット(×2個)したのだが・・・!
    (4-2)入手時に凹んでいた燃料タンクをDIYでデントリペア(専門業者は取り扱わず、のため。)
    (4-3)燃料タンクDIY交換作業
    (4-4)ついでに左ステップをデッドストック新品に交換、ドライブチェーン&ブレーキ調整

こんなネタを予定しています。後半のハイライトは、恐らく
 ・デントリペア業者に(ほぼ)断られた 「バイク用 燃料タンク」 の凹みについて、
 ・DIYデントリペア用の工具をまた一から作り、
 ・今度はスネークカメラ(内視鏡)を併用しながら、
 ・凹みを目立たないようにDIYで手直しした

というところでしょうか(速報は、こちら → 3月22日付け 「何シテル?」)。
経年劣化トラブルに見舞われるたびに、DIYスキルが身についているような気がします。

それでは以下、今回のブログの本題に戻ります。

■現物合わせの検討・その1(全体像)
これまでの経緯とおさらいは、次の通り。

<トヨタ純正・クラウン用ウェザーストリップの流用シリーズ>
◎「その1」 はこちら → 速報 版
◎「その2」 はこちら → 注文 編
◎「その3」 はこちら → 受取 編

その3 からの続き
(※各画像は、クリックで800×600サイズに拡大します。)

<↓起点の取り方によって数値は多少変わりますが、ウェザーストリップの長さは約73cmと分かっている>
  

<↓まずはエクシーガのリヤドア前端の折り返し部分(フチ)に、クラウンのウェザーストリップを当ててみる>


<↓次に、エクシーガのドアパネル下部の形状を確認します。ドアのフチ(折り返し)は下端までは存在せず>
  

したがって、クラウン用のウェザーストリップをエクシーガのドア下端に合わせようとしても、そもそもエクシーガのドアのフチ(耳、鋼板の折り返し部分)は途中までしか存在しないので、ウェザーストリップも途中までの貼り付け で良い(・・・というか、そうならざるを得ない)ことになります。

今度は、クラウン用のウェザーストリップの上端を(エクシーガのドア形状に合わせるため)ガッツリとカットしてしまった場合を想定します。上端をあまりカットし過ぎてしまうと、その反動で下端の長さが足りなくなる恐れがあるためです。

<↓ウェザーストリップの上端を切り過ぎると、下端がドアのプレスラインに届かなくなってしまう恐れがある>
  

よって、クラウン純正ウェザーストリップをエクシーガに流用する際は、
 ・下端をドアのプレスライン(またはドア鋼板の折り返し:フチ、耳部分)に合わせながら、
 ・上端がなるべくエクシーガのドアの上部に届くよう、カットする量を最小限に抑える
よう、バランスを取ることがキモとなります。・・・(★)


■現物合わせの検討・その2(カット形状)
方針が決まったら、最適なカット形状をシミュレートします。・・・まぁ、「最適」 とは言っても、作業者(この場合はDIY施工主である私自身)が納得できる形でのカットであって、すべての人々にとってそれが最善というワケではありません。

人によって、ドアを開けた場合の見栄え(連続性)に重きを置くのか、あるいは自然なつながりを重視するのか。あるいは確実に付いていて剥がれなければ良いのか。案外、重視するポイントは異なるかもしれません。私の場合、あれこれ考えましたが、結局は 「シンプルな形でカットする」 ことにたどり着きました。その過程を以下に示します。

<↓切りすぎないように、最初は少しずつカットしながら現物合わせする手法を採ったが・・・>
  

<↓やはり・・・というか、当然カット量が足りないのでエクシーガのドア形状とは合わない>
  

<↓そこで、ゴムの中央のみに切り込みを入れて、ドアの耳を通す(サンドイッチする)案も検討したがボツに>
  

今度は発想を変えます。
クラウン純正のウェザーストリップの長さが足りなくなりそうなら、いま付いている 「エクシーガ純正のウェザーストリップ(窓枠のゴム)を下方に引っ張れば、長さ不足が補えるかもしれない」。

<↓エクシーガ純正の(本当の)ウェザーストリップをいったん外して、下方に 「寄せ組み」 してみたが・・・>
  

なんだか、しっくりきません。
この方法は少々トリッキーであると自己判断し、結局ボツにしました。

少々回り道をしましたが、やはり正攻法=上記(★)に則って施工するのが吉、と判断し、「(機能を損なわずに)なるべくシンプルにカットする」 方針へと、改めてたどり着いた次第。


(具体的なカット方法は 「その5」 につづく)
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2015-03-27(Fri.) : 更新
その5・取付&呼出編(トヨタ・クラウン用ウェザーストリップ流用) をアップロードしました。
2015年03月01日 イイね!

[エクシーガtS] その3・受取編(トヨタ純正・クラウン用ウェザーストリップの流用)

[エクシーガtS] その3・受取編(トヨタ純正・クラウン用ウェザーストリップの流用)スバル・エクシーガに、トヨタ純正・クラウン用のウェザーストリップ(前後のドア間のスキマを埋めるゴム部品)を流用装着しましたので、備忘録を兼ねてその経緯を記録します。

◎「その1」 はこちら → 速報 版
◎「その2」 はこちら → 注文 編

※作業の詳細については、今後、整備手帳にも載せる予定です。

その2・注文 編」 からの続き
(各画像は、クリックで800×600サイズに拡大します。)

■夜に注文、翌朝入荷
トヨタのディーラ(今回は 「トヨタ店」 系列)で部品を注文して一番驚いたことは、物納の速さ でした。クラウンの 「リヤドア・ウェザーストリップNo.3」 を注文したのが、金曜日の夜6:30頃。納品されて部品を受け取ったのが、翌・土曜日の午前中。

部品自体は、深夜配送便により、翌朝一番にはディーラーに届けられているという。一般消耗部品ではない 「リヤドア・ウェザーストリップNo.3」 が、「まずパーツセンターにあること(在庫管理)」 「即納可能であること(出庫管理)」 「実際に金曜夜の注文で土曜午前中に受け取ったこと(物流管理)」 という管理状態にあること自体が、大きな驚きでした。


すでに前夜の注文時に、翌朝入荷とサービスアドバイザーから説明を受けていましたので、特に入荷の連絡は受けずに翌朝、直接トヨタ店に出向くことにします。子供たちを連れて、BP型レガシィでトヨタ店に訪れます。

■「トヨタ店」 にて
レガシィ(トヨタの販社にとっては他銘ユーザー)で乗りつけると、ほぼ例外なくスタッフがお客様駐車場に駆けつけてきます。バイクで乗りつけたときは 「様子見~?」 という感じでしたが。指示されたスペースにクルマを駐めるのですが、その間、スタッフは運転席の斜め前に立ったまま、じっと待機しています。

クルマを駐め終わっても、こちらはチャイルドシートのベルトを外して 子供を降ろす準備など があるため、すぐには店舗に入ることができません。仮に子供(幼児です)をクルマから降ろしても、駐車場の中で急に走り出したりしないよう、親として しっかりと手をつないでおく必要もあります

その間、スタッフは変わらずじっと待機したままです。

準備が整い、こちらからスタッフに 「注文してある部品が納品されたので、受け取りに来た」 旨の用件を伝えると、「(乗り換え検討で来店したんじゃないのか!という表情は一切見せず、しかし一瞬、身体の動作が ピクッ と止まった感じで)かしこまりました、こちらへどうぞ」 と店舗に案内いただきました。

<↓ショウルーム内のテーブルに着席。テーブルの脇に書類棚を備える点は、スズキなど他メーカ販社と同様>
  

<↓オデッセイ試乗時はセールマンはタブレット端末を使っていた が、このトヨタ店では各席にディスプレイあり>


ふとディスプレイの横を見ると、「マークXの卓上ティッシュBOX」 が置いてありました。
ふむふむ。この手の販促グッズはどこのメーカーでもやっているのだな、と感じました。

<↓上の画像の拡大図。トヨタ店での 「マークXの卓上ティッシュBOX」>


<↓比較用。左はスバルの販促用の卓上ティッシュBOX(ディズニー系)。右はSABの非売品ティッシュBOX>


そうこうしているうちに、前日対応いただいたサービスアドバイザーさんが注文部品を持って、我々のいるテーブルまでやって来ました。今までスバルで部品を注文するときは、代金の支払いは部品を受け取るときでしたが、このトヨタ店では 注文時に前払い でした(ちなみにスズキ・アリーナ店でカプチーノのウォッシャタンクを購入したときも、前払い制でした)。

まぁ、どこの誰だか分からないような飛び込み客(=私)に対しては、不良在庫を抱えないためにも、販社としては 前払い制が基本 となることでしょう。

<↓あらかじめ説明を受けていた通り、「夜に注文→翌朝受け取り」 が現実のものとなりました>


<↓コップを載せるコースターが、冷たい飲み物ではメタルタイプとなっていた(子供向けはプラスチック容器)>
  

納品伝票を受け取り、注文品に間違いがないことを確認します。
その後、子供たちにランクルを見せたりクラウンのシートに座らせるなどして、ショウルームから出ていきます。

すると帰り間際に、対応いただいたサービスアドバイザーさんが我々の元に駆け寄りました。デスクの奥から、幼児向けのミニカーを持って来ていただいたのでした。子供ともどもお礼の言葉を述べて、「また何か部品を注文することがあったら、よろしくお願いします」 と伝えました。

<↓カストロールのオリジナル・プルバック・カー。非売品をいただきました>
  

<↓プルバック・カーのパッケージ裏側。スペック表が面白い>


・Overall Length 65mm
・Overall Width 35mm
・Overall Height 25mm
・Wheelbase 38mm
・Engine 1 Zenmai power
・Transmission 1 Speed Automatic Transmission
・Drive Type Rear-wheel drive

ホイールベースが38mmで設計されており、エンジンはゼンマイ1基搭載、トランスミッションは1段のオートマチック、とあります。なかなか洒落ています。

■「リヤドア・ウェザーストリップNo.3」 の確認
帰宅してから、さっそくクラウン用の 「リヤドア・ウェザーストリップNo.3」 を確認します。具体的な作業手順は後日アップロード予定の整備手帳をご覧いただくとして、ここでは、製品を開封した時点で気がついたことを中心にお伝えします。

<↓部品選別ステッカーには、部品番号や配送情報とともに 「○○○○サマ」 と注文者名が記載されている>
  

<↓ウェザーストリップは、右用と左用で 両面テープの剥離フィルムの色が区別されている(LH:青、RH:赤)>


  

作業手順上、「右側の剥離フィルムが赤」 と覚えておくことで、左右の取り間違いを防ぐことができそうです。もしもこれが偶然の産物ではなく、意図して色分けされたものであるならば、こんな部分にも配慮を加えるトヨタの 品質管理に驚き です。

<↓ウェザーストリップの裏側には部品番号や左右の別とともに、材質(>EPDM<)も型文字表示されている>


<↓RH用、表側の上端の様子。クラウンのドア側の切り欠きに、ゴムの凸部をハメて位置決めする構造>


<↓上の画像の拡大図>


<↓上端の様子を裏側(ドアエッジに貼り付ける側、両面テープがある方)から見たところ>


<↓上の画像の拡大図>


<↓下端の様子。エクシーガのプレスラインと合うか確かめる必要あり>


上端はエクシーガのドアやサッシュ形状に合わせてカットする必要があり、どのようなラインでカットするのが良いか、現物合わせで確かめる作業が発生します。下端も、すでに曲げ成形されている部分がエクシーガのドアのプレスラインに合うかどうか、確かめる必要があります。
(後者については、すでに パーツレビューブログその1・速報版 で述べていますが、偶然一致しました。)


「その4」 に続く。
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2015-03-24(Tue.) : 更新
その4・取付検討 編(トヨタ・クラウン用ウェザーストリップの流用) をアップロードしました。
2015年02月25日 イイね!

[エクシーガtS] その2・注文編(トヨタ純正・クラウン用ウェザーストリップの流用)

[エクシーガtS] その2・注文編(トヨタ純正・クラウン用ウェザーストリップの流用)スバル・エクシーガに、トヨタ純正・クラウン用のウェザーストリップ(前後のドア間のスキマを埋めるゴム部品)を流用装着しましたので、備忘録を兼ねてその経緯を記録します。

◎「その1」 はこちら → 速報版

※作業の詳細については、今後、整備手帳にも載せる予定です。


その1・速報版」 からの続き
(各画像は、クリックで800×600サイズに拡大します。)

■汎用品か他車流用か
現行SJ型フォレスターがデビューしたとき、ドア内側の最下部にゴムモールが標準装着されていました。このゴムモールがあると、たとえ荒れたダートを走ったあとでも、ドアを開けたあとのサイドシルには汚れが付かないため、乗車や降車の際にズボンやスカートを汚さずに済む・・・という触れ込みのものでした。

その前には、トヨタ86/スバルBRZがデビューしたとき、ボンネットの先端とノーズコーンの間にゴムモールが標準装着されていました。この場合は、車外加速騒音対策なのか高速走行時のCd値対策なのか、あるいは他の何なのか不明でしたが、とにかく外板パネルとパネルのスキマを埋めることで得られるメリットがあるから、メーカーで標準装備したのだろう・・・と思っていました。

<↓トヨタ・ハチロクやスバル・BRZのボンネット先端とノーズコーンのスキマには、ゴムモールが標準装備>
  

こうしたゴムモール類で、エクシーガに流用できるものはないかな?・・・と考えてはいたのですが、いずれも形状が大きく異なるので、単に頭の中の構想(いや、妄想か)止まりでした。

その一方、フロントドアとリヤドアに目を向けると、スキマを埋めるゴム部品として、すでに汎用品が市販されています。ドア用のゴムモールについては、いつかは買おう、買おうと思っていながら、結局買わずに時が過ぎてしまいました。そんな中、ふと他車部品・・・トヨタ・クラウンのゴムモールが流用できるのではないか?と思い、思い切って購入して試してみることにしました。

■トヨタディーラーへ
まずはネットで家の近くのトヨタディーラーを探します。スバルは基本的に販売チャンネルは一つしかありませんので、取り扱い車種で迷うことはないのですが、トヨタは 「カローラ店」 とか 「ネッツ店」 とか複数の販売チャンネルがありますので、クラウンの純正部品はクラウンを扱っている販社で注文することになるでしょう(パーツセンターに直接、出向くのではない限りは)。

今回、自宅の近くにクラウンを扱っている 「トヨタ店」 があることが分かりました。このディーラーは以前、ハチロクがデビューしたときに訪れた店舗と同じところでした(こちら → スバルユーザーが東京トヨタに行ってみた )。金曜日の夕方、バイク(ホンダのCBR250Four)に乗ってトヨタディーラーに訪れます。

<↓左:以前、ハチロクのカタログをいただいた店舗と同一  右:注文時、ホンダのバイクで乗りつけてみた>
  

金曜の夕方(18時頃)だったためか、あるいはバイクで乗りつけたためか、この時点では私の来店にスタッフはまだ気がついていない模様。バイクから降りてヘルメットとグローブを脱ぎ、ショウルームの入口めがけて歩き出したところで、スタッフが私に気付いて奥の方から用件を尋ねてきました。

私 : 「クラウンの純正部品の見積もり作成依頼と、その注文をしに来ました。」
スタッフ : 「?! ・・・とりあえず中にお入りください・・・。」

ホンダのバイク乗りがクラウンの部品を注文しに来たことが想像外の出来事だったのか、取り次いでいただいたスタッフは少々驚いた様子でした。

店舗に入って正面のデスクに向かいます。いつも行くスバルの場合は、ショウルームの受付(カタログ配布など)とサービスの受付(点検や部品発注)は窓口が異なるため場所も分かれているのですが、こちらの店舗ではそうした区別は無いようで、正面のデスクに向かいます。デスクでは、サービスアドバイザー(スバルで言うところのサービスフロント)に対応いただきました。なおクラウンの場合、ゴムモールは 「ウェザーストリップ」 という名称になっていました。

私は、
 ・クラウンのリヤドア・ウェザーストリップについて、まずは見積もりが欲しいこと
 ・見積もりを確認したのち、その場で注文するつもりでいること
を伝えました。書類作成の間、テーブルに着いて休憩することにします。

■トヨタのショウルームにて
テーブルに着くと、女性スタッフが飲み物のオーダーを取りに来たので、ホットコーヒーをお願いしました。ドリンクメニューには本革調のカバーが掛けられており、質感があります。ちなみに私の行きつけのスバルでは、メニューはラミネーター(パウチ)加工されています。

<↓都内の「トヨタ店」にて。来客向けドリンクメニューにも本革調カバーが付いており、コストがかかっている>
  

ショウルームを見ると、各車のカタログは目立つところに集約されており、これは(スイフト・スポーツを試乗したときの)スズキ・アリーナ店と同様でした。

<↓さすがはトヨタ、商用車はもちろん、救急車(メディカル・ハイエース)など働くクルマのカタログも常備される>
  

<↓キッズコーナーとベビーベッド(!)はショウルームの中央付近に設置。複数のクルマ椅子も常設されている>
  

そういえば、このディーラーには 「エリア86」 があったな・・・と思い出し、展示されている86用のドレスアップ&チューニングパーツを見て見ます。

<↓「エリアはち・・・」と聞くと、実は 新谷かおる先生の「エリア88 の方を思い出してしまう私であった・・・>
  

<↓トヨタ(TRD)のとなりに prodrive が・・・ラリー全盛期を知るスバル乗りからすると、不思議な光景に見える>
  

■見積もり&注文
そうこうしているうちに、「リヤドア・ウェザーストリップNo.3」 の見積もりが仕上がりました。価格は、片側(1個)800円+税=864円。1台分・左右セットでは、税込み1728円 でした。

でも良く見ると・・・ホンダのバイク(CBR250Four)で来店した飛び込み客の私 は、なぜか 「プリウス乗り」 として処理 されていました。伝票を切る際には、恐らくパソコン上で顧客情報を入力する必要があるのでしょう、ナンバーは品川で9999、車台番号も999999999(ナイン・ナインだ!)、そして車検が12月31日で設定されています。

<↓クラウンの純正部品の見積もりをお願いしたら、プリウスユーザーとして処理されていた。ナンバーも9999に>


<↓走行距離を1kmと仮入力することはスバルでもよくありますが、この車台番号は究極のラスト車体ですねぇ>


結局、1台分・左右セットで税込み1728円と確定しましたので、それほど高額ではないと判断し、その場で注文 しました。この時点で、金曜日の夜18時半ころ。ドアとドアの間の 「ウェザーストリップ」 は、定期的に数が出る(=注文が入る)消耗品ではないでしょうから、納期がかかるかもしれません。

が、聞くところによると、翌日の土曜日には入荷するとのこと。深夜配送便があるそうで・・・。金曜・夜に注文して翌日の土曜・朝には届く のですか!こんなところでも、「さすが天下のトヨタ」 と感じた次第。

最後にディーラーを出る際、ふと脇のテーブルを見ると、次のようなものが置いてありました。

<↓希少グッズの香りがしますが・・・>


<↓チラシを持参しないともらえない>


さすがにこれ(↑)は、いただくことができませんでした。
モノノフですが、残念です。


「その3」 に続く。
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2015-03-01(Sun.) : 更新
その3・受取編(トヨタ純正・クラウン用ウェザーストリップの流用) をアップロードしました。

プロフィール

「今日は器械体操の練習後のスキマ時間で、(以前から仕込んでいた)モンキーRのマフラーのサビ取り確認と、耐熱黒スプレー塗装を行いました。CBRもモンキーRも、出来ることを少しずつ、でも確実にメンテを続けています。」
何シテル?   06/08 18:06
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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