調布市のＫＡＺのブログ一覧

タイトルは表記の通りだが、
実はそれにまつわる「教えて君」の話。

私はＢＧレガシィのリヤブレーキキャリパを、インプレッサ用の対向2POTキャリパに換装 している。実は、当時はまだ少数派だった リヤの対向2POTキャリパ化 の方から先に実行し、その後、しばらく経ってから定番の（？）フロントの対向4POTキャリパ化を実行した・・・という変わり者（？）だ。

当時は、一部のショップ品を除くと、現在のように2POTキャリパキットや専用ブラケットなどが豊富にリリースされているような状況ではなかった。したがって、フロントの対向4POTキャリパが いわゆるポン付け で換装できるのに対し、リヤの対向2POTキャリパはユーザー自らが手軽に換装できるような作業ではなく、またネット上でも関連ユーザーサイトはほとんどない状態であった。仮にあったとしても、作業内容を紹介したものは皆無で、単に交換後の画像が1枚と短い紹介文が1行載っているだけ・・・といった感じのものがある程度だった。

したがって、巷では「リヤブレーキの対向2POTキャリパ化を実現するためには、バックプレートの交換をしなければならないらしい」「輸出用のバックプレートらしい」「ニコイチの溶接品のバックプレートもあるらしい」「９万円のバックプレートもあるらしい」・・・などという断片的な話だけが、ささやかれていたようである。

ところで前述のごとく変わり者（？）の私ではあるが、クルマの改造に限らず、こうしたＤＩＹ作業を行う際に心がけていることがある。いや、正確に言うと、「心がけている」という意識的なものではなく、「自然と無意識のうちにそのように行動することが染みついている」・・・といった類のものである。その中の主なものを箇条書きにすると、次のようになる。ごく当たり前のことで、特別なことは何もない。

　◎作業前には、できるだけ多くの情報を集める努力をする。
　◎不明な点があるうちは、ムリに作業に取りかからない。
　◎作業前に、あらかじめ作業内容の全体像を把握しておく。
　◎自分でできる作業とできない作業の区別をしっかり付ける。
　◎作業に失敗した場合に備えて、バックアップ策を考えておく。
　◎万が一のトラブルが発生しても、冷静に最善な策を考え対処する。

ところでサイトを運営していると、管理者を悩ませるもののひとつとして、いわゆる「教えて君」に遭遇することがある。「教えて君」とは、その名の通り、自分からは問題解決への努力をせずに、結論を他人に聞いて回ってばかりいる人々のことだ。実は私が リヤの対向2POTキャリパ化 の記事 をサイトに上げたあと、ＤＭでいろいろな「教えて君」が現れた。曰く、「初めまして！必要な部品番号をすべて教えてください！」とか「お金がないので、格安で買えるところを知りませんか！」とか「私にも作業できますか？」などといった感じで、実にバラエティに富んでいる。だがしかし、どれも自分に都合の良いことしか聞いてこないという点では一致しているのである。

もちろん、自分が知らないことを他人に聞くことは ごく自然なことであるし、また しかるべき人に聞いた方が、自分ひとりで情報を探し回るよりも はるかに効率よく結果が得られることもある。だが 「教えて君」 に限っては、その聞き方が実に身勝手なだけでなく、大いにネットマナーに欠ける場合が多い・・・と言わざるを得ない。そんな「教えて君」に対する対応としては、極論すれば、「冷酷に切り捨てる」「親切に教えてあげる」という２つの選択肢が考えられるのだが、私自身は、前者の対応ができたらどんなにか楽だろうか・・・と思いながらも、小心者なのでついつい後者の対応をしてしまう。

このブログを読んで下さっている方々の中も、そうした経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか？・・・（※）

（本当は、「あなた自身も「教えて君」ではありませんか？」 と聞きたいところだが、小心者なので、上記（※）のように書いてお茶を濁してしまう私であった、というのはナイショである。・・・って、堂々と書いてしまいましたけどね。(^^;) どうも失礼しました。m(_ _)m ）