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2005年08月13日 イイね!

[BG5レガシィ] 帰省中、ついにエアコンが故障か?の巻(後編)

[BG5レガシィ] 帰省中、ついにエアコンが故障か?の巻(後編)親孝行のため、母を定山渓温泉に連れ出す最中にレガシィのエアコンが故障した話の後編。

◎前編は → こちら

家族と犬を乗せた状態での窓全開作戦にはムリがあると判断した私は、ダメもとで北海道スバルの一番近い営業所に電話してみた。・・・案の定、お盆休みで営業していないことをお知らせする音声が虚しく再生されるだけであった。まぁ、これは予想通り。仕方がないので、オートバックスでも何でもいいから、とにかく近くにクルマ屋さんがあったらエアコンオイルの補充をお願いすることに決めて(※後述)、クルマを目的地方向に走らせた。すると、すぐにイエローハットが現れたので、その駐車場にレガシィを止めて店内に飛び込んだ。

レジの係員に、整備担当の者と直接話をしたいとお願いする。ほどなくして整備担当者が対応してくれた。私は以下のことを説明した。

◎症状はエアコンからの異音であること。
◎コンプレッサが焼き付きかかっているようで、このまま使用し続けていけば、
  完全に焼き付いてロックしてしまうと思われるような摩擦音が出ていること。
◎現時点でエアコンの効きはある(冷風は出る)こと。
◎本来はコンプレッサ本体を交換したいが、スバルディーラーはお盆休みで
  部品の手配ができないこと。
◎そこで、直るか直らないかは別として、単なる延命措置として「エアコンオイル」
  または「エアコン添加剤」を補充して欲しいこと。
◎そのような作業が可能かどうか、可能なら工賃と工数(作業時間)を教えて欲しい。

「とりあえずクルマを見ましょう。」ということになり、イエローハットの整備担当者に駐車場まで来ていただく。ボンネットを開けてしばらく覗き見ていただいたが、「う~ん・・・ちょっとウチではできませんねぇ。」とのこと。私:「エアコンの充填作業などはされないのですか?」 係:「いや、作業はしますが、直るかどうか・・・。」

直るかどうかはやってみないと分からないことを承知で作業依頼したのだが、先方に断られてしまっては仕方がない。しかし、続けて次の言葉をいただいた。「このすぐ先に整備工場がありますので、そこでなら、たぶん診てくれると思いますよ。」・・・まぁ、自信の無い(?)作業をヘタに請け負ってしまうよりも、キッパリと断ってくれた方が、こちらとしてもありがたい。しかもその際、単に「断って終わり」とせずに、代わりに診てもらえそうな整備工場を紹介してくれた点もありがたい。それにしても、イエローハットで断られた作業を請け負ってくれる整備工場って、どんな整備工場なのだろう?

その整備工場とは、高津自動車工業(株)であった。到着してすぐに、フロントに先ほどと同様の説明をした。すると工賃は数千円、作業はおよそ30分間で、快く点検作業を引き受けていただいた。もともとエアコンオイルには添加剤が含まれており、またもしも漏れがあればリーク箇所から蛍光剤が現れるので、すぐに判るそうである。そこでずうずうしくもこちらからさらに次のように付け加えた。

◎異音から重症度を判断するのは難しく、一概には判断できないとは思いますが、過去の御社の
  修理経験から、明らかに 「コリャ何をやってもムダですよ、お客さん」 という状態の異音だと
  判断された場合は、この延命措置自体もあきらめますので、お知らせ願えますか?

話を聞いていただいたあと、車検証とクルマを預けて点検作業をしていただくことに。その後、改めて敷地内を見渡すと、元々はディーラー系の建物だったのか?道路側に大きなショウルームがあり、その奥にピットなどの整備スペースが複数ある。さらにその建物の隣接して、非常に大きな車検レーンがある。駐車場も数十台は軽く駐められるほど広い。案内パンフレットを見ると、「車検&法定点検、一般整備、焼付全塗装、保険扱車体整備、各種タイヤ、純正ホイールなど用品販売」とある。「札幌トヨペット協力店」の看板も掲げている。なるほど、イエローハットの整備担当が勧めるだけのことはある。

30分ほど経っただろうか。フロントから点検終了と告げられ、その作業内容を伺ったところ、次のような説明があった。

◎コンプレッサ本体の焼き付きも否定できないが、エアコンの「クラッチ」が
  経年変化したことによるサビなどの影響で、異音を発している可能性がある。
◎そこで該当部に給油する暫定措置をしたところ、異音は一時的に収まった。
◎そのため、本来の作業依頼である「エアコンオイル補充」はしていない。
◎あくまで暫定措置なので、急加速など回転速度差が大きな運転状況では、
  音が出ることがある。後ほどクラッチ関係も含めて根本修理をして下さい。

私は知人の過去事例の印象が強烈で、コンプレッサ本体の焼き付きばかりを疑っていたのだが、クラッチに原因があるかもしれないとは思っていなかった。まだまだ修行が足りない私である。そこで、引き渡されたレガシィのボンネットを開けて実車のどこをどのように点検したのか、説明をお願いしたところ、快く説明していただいた。そればかりか、私が料金の支払いをしようと金額を聞いたところ、何と、点検作業しかしていない(エアコンガスを補充していない)ので料金は無料だと言うではないか!

私は「いえ、単に点検とは言っても、実際には工数がかかっている(お忙しい中、点検に時間を割いていただいた)ので、代金はお支払いいたします。」と言ったのだが、結局、「無料ですヨ!」ということで完了となった。技術力があるだけでなく、待ち時間の間の(家族への)接客態度も優れていた高津自動車工業(株)さんのことは、私は忘れることは無いだろう。

その後は、家族と犬を乗せたレガシィは無事に定山渓グランドホテルに到着し、当初の予定通りの1泊旅行を楽しめたことを付け加えておく。

(※エアコンの異音については、今は見事に消えているが、あくまで暫定処置であるから、またいつ再発するとも分からない。次回以降は私が暫定措置を施すことになるが、暫定措置はあくまでも延命措置であって根本措置ではない。札幌から東京に戻るまでの間に再発するかしないかが、運命の分かれ道になる。・・・果たして無事に帰ることは出来るのでしょうか・・・。)

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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