• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZのブログ一覧

2005年12月02日 イイね!

[インプレッサWRX] ABS警告灯・消灯せず の顛末

[インプレッサWRX] ABS警告灯・消灯せず の顛末家の GDA-Cインプレッサ(WRXのAT車) に
再び起こったマイナートラブルの話。<(注) : 追記あり>

インプレッサが 車検直前 に 重大トラブル(AT変速せず)や予期せぬトラブル を起こしつつも、何とか無事に車検を終えることができた話は、つい数日前のブログでお伝えした通りである。
   ◎「その1 (トラブル発覚編)」 は → こちら
   ◎「その2 (緊急走行編)」 は   → こちら
   ◎「その3 (原因追求編)」 は   → こちら
   ◎「その4 (まとめ編)」 は     → こちら
   ◎「予期せぬトラブル編」 は    → こちら

今回は、実は 車検終了直後 にもマイナートラブルが発生したという話である。それはズバリ、「ABS警告灯が消えない」 というものだった。以下はその経緯と顛末である。

その日の夕方、家族から 会社にいる私宛て(PHS)に 1本の電話がかかってきた。曰く、「今 急にABS警告灯が点きっ放しになってしまい、消えない」 というものだった。家族は自分なりにエンジンを切って再始動を試みるなど試したようで、再始動直後には警告灯が消えるものの、アクセルを踏んだ瞬間に再点灯してしまうという。

もしも警告灯が 「!」 だったならば、ブレーキパッドの磨耗(ブレーキフルードの液面低下)も考えられるが、つい先日車検を受けたばかりなので、パッドが この2~3日間で急に磨耗するとは考えられない。いやいや、そもそも点灯している警告灯は 「!」 ではなく 「ABS」 である。

私は仕事中で、その場では対処できなかったこともあり、まずは そのままスバルのディーラーに行って症状を診ていただくように伝えて電話を切った。つい先日は ATの変速不良が生じたばかりだが、今度はABSユニットでも故障したのだろうか? とりあえず家族からの連絡を待つことに。

数十分後、再び家族から電話。「今ディーラーに着いたんだけど、メカニックの人が2~3人集まってきたよ。なんだか計測器も見ているよ」 とのこと。自己診断コネクタにセレクトモニタを接続し、ログが記録されていないかどうかを見ているのだな。「何かあったら説明を聞いておいて」 とは言ったものの、メカニックからの説明を一番聞いておきたいのはこの私だ。残業を素早く終えて、会社から通勤バイク (ホンダCBR250FGYA) でディーラーへと直行することにした。今出発したなら、ディーラーの営業時間に まだ間に合いそうだ。それに、この日は スバルのブルゾン も着ているし(※)。

(※):余談だが、私はホンダのバイクに乗るときはホンダのブルゾンを着ることが多い。つい先日も、発注していた部品を引き取りに行く際、ホンダのブルゾンを着たまま うっかりスバルディーラーに行って しまい、現地で バツの悪い思い をしたことがあるのはナイショである。最近は何かとディーラーに立ち寄る機会が多くなったので、ホンダのバイクに乗るときも、なるべくスバルのブルゾンを着るようにしている。見る人が見れば、その組合せも 十分に変 なのだが・・・。(^^;)

ディーラーまであと 1[km] ほどとなった時点で、胸ポケットのPHSが振動を始めた(着信あり)。でもバイクを運転中なので電話には出られない。ディーラーまであと 200km 200[m] ほどとなった赤信号待ちのときに、再び着信あり。でもここまで来たら、そのままディーラー入りした方が早い。

数分後、ホンダのバイクを愛用するスバルのブルゾンを身にまとった男が、サービスフロントの前に立った。男は あたりを見渡したが、どこにも 涙目インプレッサ(通称) の姿は発見できなかった。「もしかすると、メカニックが試走に出かけたのか?」 と思い、男は家族に電話してみた。するとどうだ、家族はつい数分前に、男と入れ違いでディーラーを出たというではないか。インプレッサは結局どうなったのか?

事態を把握しようとしている男の前に、フロントの責任者が近寄ってきた。

  フロント : 「KAZさん、お話があります。」
  男    : 「(ビクッとして)何か重大なトラブルでも?」
  フロント : 「ここ(屋外)ではナンですから、室内に入りましょう。」

  フロント : 「実はですね・・・」
  男    : 「結局、”ABS灯消灯せず” はどうなったのでしょうか?」
  フロント : 「それが、ブレーキランプの 左右同時の球切れ だったんですよ。」
  男    : 「え?」
  
  フロント : 「応急処置として、たまたま手持ちにあった中古のバルブ(電球)を
          1個だけ差し込んでおきました。フォレスター用なんですけどね。
          正規のバルブは注文しておきましたので、明日の入庫になります。」
  男    : 「左右・・・同時に、ですか?」
  フロント : 「えぇ、そのようです。私どもが 2~3日前に車検で確認したときには
          全く異常ありませんでしたから、今回、2個同時に球切れしたことに
          なります。いや、我々でもこのような経験はまず無いのですが・・・。」

つまり、ブレーキランプ1個(左右どちらか)の球切れならば、ABS警告灯は点灯しないのだが、今回はブレーキランプが左右とも球切れしてしまったため、ABS警告灯が作動 (左右両系統の回路断線を検出) した・・・というワケだ。つまり、後続車に対して危険が生じたことをドライバーに知らせるオンボードダイアグが発動したということになる。

  男    : 「セレクトモニタで見ていただいた件は、どうなったでしょうか?」
  フロント : 「前回が前回だっただけに、メカニックも集まって確認させていただいた
          のですが、結局は 左右同時の球切れ ということに落ち着きました。」

  男    : 「分かりました。今日の作業に対する工賃は、おいくらになります?」
  フロント : 「いえいえ、車検直後のこともありますので、今日の分は無料です。」

車検に対するこの男の認識は、「車検は、あくまでも その時点での(道路運送車両法に対する)適法性 を検査するためのものであり、車検終了後の将来に渡って、その後の安全性やトラブルフリーを保証するものではない」 である。だから男は、たとえ車検終了直後に球切れのトラブルが生じても、運が悪かっただけでディーラーには何の過失は無い(※)と思ったのだが、ディーラー側では、点検終了して送り出した直後のトラブルだっただけに、逆に恐縮してしまったようであった。

(※)作業内容などに起因する明らかな過失が無い限り、車検終了直後であっても車輌トラブルが発生することはあり得る。そのこと(車検制度の根本)を理解せずに、ただ単に 「この前、車検を通したばかりなのにトラブルが出るとは何事だ!」 と言ってディーラーに文句を付ける顧客は、単なるクレーマー(言いがかり) である。

車検の話は別として、実は GDA-Cインプレッサのブレーキランプが球切れする・・・というのは今回が初めてではない。インプレッサの 「整備手帳」 でもお伝えしているように、今年の3月にも同様に、左右のブレーキランプがほぼ同時に球切れしてしまっているのだ!→ こちら

純正バルブで約2年、社外バルブで約1年しか もたなかったことになる。約3年間の間に左右のブレーキランプがほぼ同時に2度も球切れするとは、一体どういうことなのだろうか?片方のバルブが球切れしたとたん、もう片方のバルブにも球切れが誘発されてしまうのだろうか?何かのはずみで過電流が流れてしまうのか?ターボ系のATではブレーキランプが切れやすい傾向があるのか?あるいは蓄熱しやすいなど構造上の問題があるのか?それとも単にバルブの寿命だったのか。

球切れの本当の原因は、よく分からない。MTとATの差こそあれ、私のBGレガシィでは丸9年間、ブレーキランプの球切れは1度も発生していないことを考えると、単にバルブの寿命だったと片づけてしまうには、何だかやりきれないような感じが残る。・・・皆さん(レガシィ、インプレッサ、フォレスター、の各AT車)の中で、「ブレーキランプが球切れしたゾ!」 という経験をお持ちの方、いらっしゃるでしょうか?もしもいらっしゃいましたら、どの程度の経過年数(または走行距離)で切れたのか、参考までに教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。

<↓(注) : 追記しました(12/5, PM7:50)>

上記のブログは、ディーラーとのやりとりについて、なるべくそのままの内容で再現し記述したものである。しかしながらその内容の一部 (警告灯の点灯に関する条件) に関し、当方で 「事実」 であると確認できない事柄が現時点で出てきましたので、読者の方々はご注意をお願いいたします。具体的には次の 「2005年12月4日付け 続編ブログ」 の通りです → こちら ([ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証する(確認編))

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation