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2005年12月06日 イイね!

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証(ディーラー編)

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証(ディーラー編)左右ブレーキランプの同時玉切れに端を発した、
ABS警告灯に関する疑問点の追及話(その3)。
  ◎「その1(確認編)」 は → こちら
  ◎「その2(客相編)」 は → こちら

(「その2・客相編」 からのつづき)
翌日、私は残業を早めに処理し、バイク(ホンダCBR)でディーラーに直行した。(※ホンダのブルゾンではなくスバルのブルゾンを着て来店。← 2005年12月2日付けのブログ の 「(※):余談」 部分を参照のこと。)

私はフロントに行き、まずは予定通り部品を注文。ふと工場の方に目をやると、一部を除いて照明灯が消えている。入庫車は整然と並べられており、人影は見当たらない。あれ?もしかすると、今日はメカニックたちは 「ノー残業デイ」 だったのか? ショウルームにも他のお客様の姿は見当たらない。・・・というか、単に私の来店時間が遅いだけなのか?(^^);

部品の発注手続きが一息ついた段階で、先日のトラブル : 「ブレーキランプの左右同時玉切れ」 に対応していただいたメカニックが誰であるのか、責任者に尋ねてみた。もしもメカニックが不在なら今日は名前だけを聞いておき、注文部品の入荷後、引き取りに来店した際に改めて尋ねてみようと思ったからである。

責任者は工場の奥に消えて行った。と同時に、消えていた照明灯が再点灯した。メカニックたちもチラホラと工場の中に戻ってきた。どうやら 「ノー残業デイ」 ではなく、単に休憩時間中だったらしい。休憩時間中はちゃんと(一部の照明灯を残して)消灯するあたり、省エネ教育が徹底しているようである。ほどなくして、一人のメカニックが責任者と連れ立ってフロントの窓口にやって来た。おぉ、対応していただいたメカニックご本人と直接お話ができる運びとなった!

私は、GDA-Cインプレッサ購入時に同時購入していたサービスマニュアルや電気配線図集の中から、今回のトラブルに関連すると思われるページをあらかじめコピーしたものをカバンの中から取り出し、メカニックに見せながら、こう切り出した。「先日はありがとうございました。実は車輌が入庫した際の様子を詳しく教えていただきたく、本日来店しました。」 以下、その続きである。

 私  : 「故障診断の際、セレクトモニタは使用されたでしょうか?
       使用された場合、何らかのエラーログは残っていなかったでしょうか?」
 メカ : 「えぇ、エラーが残っており、”ストップランプスイッチ系の異常” と出ました。」
 (注:ストップランプSWとは、お客様相談室 (→ 先日のブログ参照) でも話題に出た、あの部品である。)

 私  : (なにー!エラーログが残っていたとは聞いていないぞ!・・・とは言わずに)
      「そのとき、どんな処置をされたのでしょうか?」
 メカ : 「ストップランプSW までの配線や SW本体には異常がありませんでした。
      ブレーキランプが点灯していなかったので、ブレーキランプまでの配線を
      点検したところ、ランプ直前(ソケット)までの配線で道通を確認できました。
      よってランプの不良と判断し取り外してみたところ、実際にもフィラメント
      切れを確認したので玉切れと判断。他に異常ないことを確認しました。」

エラーログが残っていたとは 予想外の返答 だったが、すぐに気を取り直し、私は再度、メカニックとともにサービスマニュアルのコピーに目を移した。マニュアルでは、故障診断は まず 「セレクトモニタを使用する場合/しない場合」 の2つに手法が分かれており、今回は 「セレクトモニタを使用する」 の手法が該当する。該当ページの冒頭では、検出されたエラーコードごとの 「診断内容・参照先 一覧表」 が載っており、ストップランプSW系の異常に対しては、「ストップランプSW系の診断手順を参照のこと」 と具体的なページが指示される。

その参照ページ(左上の画像参照)によると、診断手順は次のようになっている。
  (1)ブレーキペダルから足を外し、ストップランプSW の出力を読み取る
     チェック:1.5[V] 未満か? 診断:「Yes→ (2)へ進む/No→ (3)へ進む」
  (2)ブレーキペダルを踏み込み、ストップランプSW の出力を読み取る
     チェック:10~15[V] か? 診断:「Yes→ (5)へ進む/No→ (3)へ進む」
  (3)ブレーキペダルを踏み込み、ストップランプの点灯を確認する
     チェック:点灯するか?   診断:「Yes→ (4)へ進む/No→ ストップランプ回路を修理する」
  (4)以下省略

診断手順では上記の通り、第三工程で ブレーキランプの点灯/不点灯をチェック する項目が入っているから、今回のインプレッサでは玉切れした電球を交換(して他に異常のないことを確認)すれば、作業としてはそこで修理完了となる。つまりメカニックに対応していただいた内容は、マニュアルに記載の手順(1)→(2)→(3)と何ら矛盾することが無いばかりか、まったくマニュアルに沿って処置を行っていただいたことになる。

そこで私は次の疑問をぶつけてみた。
  (A)そもそも、ABS警告灯が点いたのはナゼか?何によるものか?
  (B)もしも左右ブレーキランプの同時玉切れによりABS警告灯が点灯したとすると、
    (B-1)富士重工業(株)のお客様相談室に打診したところ、「ブレーキランプの
        玉切れを知らせる警告システムは無い」 と回答されたが、矛盾はないか?
    (B-2)自分で左右のブレーキランプを意図的にソケットから抜き取り、擬似的な
        玉切れ状態を作り出したが、ABS警告灯が点灯しなかったのはなぜか?
  (3)ABS警告灯の点灯とブレーキランプの同時玉切れは、たまたまタイミングが
    重なっただけであって、実はそれぞれ全く別の原因を持つ可能性はないか?

もちろん、疑問をぶつける前に、次の意図によるものであることの説明を決して忘れなかった。
  ◎なるべく真実に近づき、原因の可能性や方向性のヒントをつかむことができたなら、ユーザー側
    でも再発防止策へと役立てる ことができる。そのためにも現場で対応していただいたメカニック
    から、何かアドバイスやヒントがあれば、助言をお願いしたい気持ちで今回来店した次第である。
  ◎もちろん、この場で白黒のカタをつけることを無理に要求するつもりは、まったくない。
    原因について 答えが出ないかもしれない ことは、認識している。

(長くなってしまったので、「その4」 に続けます。)

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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