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2005年12月20日 イイね!

スバル世界サービス技術コンクール(富士重主催)

スバル世界サービス技術コンクール(富士重主催)世界各国のメカニック代表によって争われる、
富士重工業(株)主催のサービスコンクールの話。

近年、自動車メーカー各社は販社(ディーラー)と協力してCS向上活動に力を注いでいる。このブログでも、これまでに何度かそのような話をお伝えしてきたが、今回は富士重工業(株)主催によるサービスコンクール・・・しかも世界大会・・・が実施されたというニュースを紹介する。

まず 「スバル世界サービス技術コンクール」 とは、スバル車が販売されている世界各国の国内コンクールで優勝したメカニックを一同に集め、車輌の点検整備に関する知識と技術を競い合うというコンクールだそうだ。文字通り 「世界一の」 メカニックを決定する大会と言えるだろう。

実は私自身、新聞記事を読むまでそのような世界大会があるとは思わなかった。他の みんカラ メンバーのブログやコメントなどから、日本国内で実施されるブロック大会(地区予選)や全国大会(本戦)があることは知っていたが、各国代表が競い合う世界大会については、その存在を知らなかったのだ。が、それもそのハズで、記事をよく読むと、今年が初めて開催された第一回大会とのことである。とすると、まだまだ世間一般には知られていなくてもムリの無いことかもしれない。

以下、2005年11月25日付け日刊自動車新聞からの要約である。

◎第一回世界大会の参加国は、アメリカ・カナダ・チリ・イギリス・ドイツ・
  スイス・オーストラリア・シンガポール・オマーン、日本、の計10カ国。
◎開催場所は、東京・八王子にある 「スバル総合研修センター」 内
  で実施。各国チームは 「メカニック1人とアドバイザー1人のペア」
  を組み、点検整備に関する知識と技術の正確さ(実技試験)を競う。
◎厳選なる審査の結果、栄えある初代世界チャンピオンは、日本
  代表の福島スバルチームの頭上に輝いた。
 
同紙によると、普段は見られないような問題が出題されるとともに、世界大会ということで会場は独特の雰囲気に包まれたという。果たしてどのような車輌を用いてどのような問題が出たのかについては、残念ながら新聞記事では触れられていない。恐らく、トラブルシューティングを基本に則って進めていく手法の正確さ・素早さが競われたのだろうと思う。

審査の結果、初の世界大会チャンピオンは日本代表の福島スバルチームと決まった。この二人は、今年2月に行われた 「第24回全国スバルサービス技術コンクール」 を勝ち抜いた優勝メンバーだそうである。ちなみに福島スバルではサービス部門の教育にも力を入れており、11月に開催されたユース大会(第1回全国スバル技術コンクールユース大会)でもフロント部門で優勝者を出すなど強さを発揮している販社だという。・・・失礼ながらユース大会あるとは知らなかったのだが、サービスの質を向上させる取り組みには拍手を送りたい。

個人的には、この大会を主催した側にも多大な苦労があったことだろうと思う。と言うのも、スバル車は販売される各国(仕向地)によってハードもソフトも仕様が異なるだろうから、ある国に標準装備のシステムが、他の国ではまったく存在すらしない・・・といったことも考えられるからだ。つまり、万国に共通し、かつ公正な問題を作成することは至難の業であるように思えたのだ。

いずれにせよ、クルマも工業製品である以上、何らかのトラブルが起こることもあり得る。いや、トラブルは避けられないと思っていた方が無難だ。そして万が一、何かトラブルが生じたとき、単にディーラーにクレームをつけて当り散らすのではなく、「自分自身のトラブル事例を展開することによって、次期モデルの品質向上へと生かしていただく」 というような気持ちで、お世話になっているディーラーと接していきたいものである。もちろん、「その場を繕うイエスマン」 でも 「あきらめの無気力マン」 でもなく、「非難すべきことはちゃんと非難する姿勢」 を見せた上で、である。

今まで何かと酷評されてきたスバルディーラーではあるが、(レクサスの例ほどではないにせよ)ユーザー自身にも、販社のCS向上活動に 相応した 態度が求められているように思う。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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