• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZのブログ一覧

2005年12月25日 イイね!

レガシィの冬支度・その4(雪の付着緩和措置)の巻

レガシィの冬支度・その4(雪の付着緩和措置)の巻年末年始の帰省に向けた、レガシィの冬支度の話。
◎その1(2005年12月13日付けブログ)は → こちら
◎その2(2005年12月23日付けブログ)は → こちら
◎その3(2005年12月24日付けブログ)は → こちら

(「その3」 からの続き)
雪国の方々なら実際に苦労された人も多いと思うが、降雪時、フロントウィンドウでワイパーの かき上げた雪が右ピラー部分にどんどん溜(た)まっていき、ついには視界が遮(さえぎ)られてしまうことがある。

信号待ちのときや、あるいは走行中であってもすぐに路肩に停止できるような場合は、ドア(あるいは窓)を開けて右手で固まった雪を払いのけて対処することになる。ところがすぐに停車できない場合は、暖房温度を 「HIGH(風量:大)」 にしてもピラー部に付着した雪はなかなか溶けない。それどころか中途半端に溶けた雪が(車速風で)氷結してしまい、かえって視界を遮るガンコな障害と化する場合さえある。

そのまま対処できずにいると、ワイパーの動きが途中で止まってしまい、モーターに過負荷をかけてしまうことにもなる。輸入車や一部のワンボックスカーのように、ワイパーが観音開き方式 (フロントウィンドウの中央から左右方向に両ワイパーが開く方式) の場合、運転席側のみならず、助手席側のピラーにも雪が付着して視界の妨げとなってしまう恐れもあり得る。

レガシィなどに装備される 「ワイパーディアイサー」 は、基本的に収納状態におけるブレードの凍り付きを防止するものであるから、Aピラーに平行するように付着する雪(氷)に対してはまったく役立たずだ。まぁ もともと法規上、そのような部分に熱線をプリントすることはできないと思うのだが、それにしても吹雪のたびに、毎回クルマを止めてピラー部に積もった雪氷を手払いすることが かえって危険行為になってしまう場合もあるかと思う。

実は私自身もそのような 「ピラー部分のガンコな雪」 に悩まされていたことが多々あった。結局のところ、フロントウィンドウのガラス面とピラー部とに 「段差」 があることがネックとなっていることは明らかであるから、対策としては、その 段差を緩和 させて、なるべく 雪が留まりにくくなるような措置 を施せば良いことになる。

具体的には、ガラスとピラーの段差部分をまたぐように 幅広タイプの透明フィルムテープ を上から貼り付けてみるのが、コストもほとんどかからないので良いかと思う(左上の画像参照)。段差部分の断面形状が [凸形] だったものを [⊿形] のスロープ形状として緩和させ、ワイパーで押し集められた雪がピラーの右側方(外側)に流れ去りやすくするのだ。もちろん、雪だまり そのものを防ぐことはできない が、多少なりとも 緩和させる(または、手でハネ除けやすくする)ことはできるだろうと思う。

段差の大きさによっては、単にフィルムテープ(またはセロハンシート)を貼り付けただけでは うまく テンションを保持 できない(テープが だらんとする)ことがあるので、その場合には直径3~4mm程度のスキマ用 発泡ストリング(ヒモのようなもの)を挿入するなど工夫すれば良いだろう。パテのようなもので挿入部材を成型させるとバッチリだろうが、私はそこまで手間・ヒマ・カネをかけるつもりはない。

ちなみに私は、100円ショップで購入したストローをフィルムテープの下(段差の間)に噛ませて、ガラス面とピラー面との段差がなるべくなめらかにつながるようにしている。ストローは蛇腹部分が伸縮するので、フロントウィンドウの上下長にフィットするように長さを微調整することもできる。

念のため・・・もともとフィルムテープは視界外のデッドスペースに貼り付けることになるため、室内からその存在が目に入ることは全くない。また、テンション保持用のストローは中空なので、万が一フィルムテープのスキマに水が入り込んでしまっても、最終的にはその水は中を流れ去るだけである。・・・ただ、あまりにチープな材料で済ませているため、見た目にこだわる人には向かないことが、難点と言えば難点かもしれない。

Aピラー部分の「雪だまり抑制効果」のほどは、「東京←→札幌」 往復の旅 でじっくり試す予定。


《追記 (2006-01-01) 》

その後、このアイディアには実際に効果があることを確認できました。
詳しくは こちらをご覧ください。
◎2005年12月27日付けブログ → 大成功!「Aピラーへの雪だまり付着」 の緩和措置
Posted at 2005/12/27 01:29:17 | コメント(4) | トラックバック(0) | 【BG5Bレガシィ】 | クルマ

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation