調布市のＫＡＺのブログ一覧

ガソリンの値段の話。

これまで何度もお伝えしてきたように、東京から札幌に帰省する際、私は交通手段としてBGレガシィを使うことがほとんどだ。ちなみに学生の時には、京都から札幌までバイク（ホンダCBR250Four）で帰省していた。・・・あぁ、CBRに乗り換える前は、MB-5（ホンダの原付バイク）で京都～札幌間を往復していたこともあったな。荷物満載で。MB-5では、峠道の登り坂で時速 15～20[km/h] 程度しかスピードが出なくて（∵非力だから）、後ろからダンプトラックに煽られてえらい目にあったコトも、今では青春の想い出だ。

さてクルマであってもバイクであっても、自走の旅の場合、その走行距離が長くなれば長くなるほど、旅先で燃料（ガソリン）を補給する機会が多くなる。特にバイクの場合、機種にもよるがおおよそ 200～300[km] 走行するたびに給油しなければならない。レガシィの場合はおおよそ 400～500[km] ごとの給油だ。400～500[km] ごとと聞いて、「レガシィは燃費があまり良くないのか？」 と思うのは早計である。北海道を移動中は、走行ルートによってはガソリンスタンドの数が極端に少なくなるので、ガス欠防止のために早め早めに給油しなければならないだけのことである。

で、東京から青森に向けて走っていると、各地のガソリンの値段が非常にバラついていることに気づく。東京都内よりも郊外の方が単価が安いこともあるが、乱暴な言い方をすれば、首都圏から遠くなるほど、総じてガソリンの値段は上がる傾向があるように思う。特に青森と函館では、[海を越える/越えない] の差が大きいのか、リッターあたり数円も異なることもしばしばだ。ただし、高速道路の SA・PA に限っては、高値安定（＞失礼！）であるように思う。

今回紹介するのは、私が札幌に帰省したときには、ほぼ必ずここで給油するというガソリンスタンド・・・モダ石油（株）の話である。画像にもある通り、ハイオクが何と 125[円/L] という安さだ（※）。帰省出発前、東京都内（三鷹市）のセルフスタンドで給油したときには 130円台前半だったから、えらい違いだと思う。ちなみに私が主に利用する札幌市内のモダ石油はセルフ式ではない（八雲町などにはセルフ式もある）が、有人GSで上記価格である。（※2005年12月30日時点、新道店での話。日付や店舗が異なると単価も異なる可能性があります。）

このガソリンスタンドは基本的に会員制で、油種ごとに現金会員カードが発行される。私の場合（レガシィ・ターボ）はハイオクなので、画像にもある通り、ハイオク専用の給油カード（黄色）となる。また、カード本体にもデカデカと 「このカードはハイオクガソリン専用です。」 と明記されている。

通常、他のメジャー系ガソリンスタンドの現金会員カードは、単に JOMO とか COSMO などと会社名と電磁情報があるだけで、ハイオクやレギュラーなどといった油種には無関係に発行されているのがほとんどだ。だがモダ石油では油種別にカードが発行されているので、店員は油種を間違えて給油することはない（← そのため、いちいち 「ハイオクですか？レギュラーですか？」 と聞かれることもない。・・・まぁ私の場合は給油前に確認の意味を込めて 「ハイオク満タンで」 などと言うけどね）。このシステムは、多くの利用客をさばく必要のあるGSでは、間違い防止のための非常に有効な手段だと思う。

さーて、札幌を離れて東京に向かうときにも、ここでまた満タン給油をすることになる。モダ石油の給油待ちの列に、他都ナンバーのレガシィが地元のナンバーのクルマに混ざって並んでいても、単に偶然紛れ込んだのではなく、ちゃんと現金会員カードを持って並んでいるので、温かい目で見てやってください。