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調布市のKAZのブログ一覧

2012年09月08日 イイね!

[エクシーガtS] 東京~札幌 往復の旅・その6_ブレンボの印象(tS vs GT)

[エクシーガtS] 東京~札幌 往復の旅・その6_ブレンボの印象(tS vs GT)エクシーガtS(年改区分Eタイプの tuned by STI)で 「東京~札幌」 を帰省で往復した際の出来事や車輌トラブルなどについてつづるシリーズの 「その6」 です。

  その1 : 「納車から出発まで」 は → こちら
  その2 : 「東京から札幌まで」 は → こちら
  その3 : 「ATF警告灯点滅の巻」 は → こちら
  その4 : 「トラブルコードの巻」 は → こちら
  その5 : 「ボディコートと100円からの洗車」 は → こちら
 (ご参考 : 納車前の 「怒濤の純正戻し作業(DIY)編」 は → こちら

今回は まずブレーキの話。
エクシーガtSは STI が架装製作する車輌のため、持ち込み登録 となる。車検証上、ベース車輌(2.0GT)に対する変化点はいくつかあるが、前軸重が 910kg←900kg と10kg増になることから、車輌重量も tS:1620kg←GT:1610kg となっている。したがって車輌総重量も 2005kg←1995kg と、2トンを超えてしまうのだ。

法律上の乗員ひとりあたりの重量が55kg換算となる点についてはとやかく言うつもりは無いが、パッと見で 「車輌総重量が 2トンを超えている」 っていうのは、個人的・・・というよりも気分的に何だかイヤな感じになってしまう。どうせ持ち込み登録なら、ガソリン少なめで登録してくれていたら2トンを切っていたかも・・・な~んて妄想のひとつでもしてみたいところであるが、実はtSの登録に際しては、メーカー側からディーラー側に対して 「持込登録時注意事項」 なる 通達が発行 されている。

 (1)アンダースポイラーは荷室に積んだ同梱状態で出荷しているので、登録の際は必ず取り付けること。
 (2)ナビなどの後付オプションは付けないこと(「新規検査など届出書」 に記載がないため)。
 (3)燃料は満タン
 (4)スペアタイヤ・工具・ジャッキ・フロアマットは取り外すこと。

上記(3)を見て分かるとおり、燃料満タン状態で全長・全幅・重量などの 実測値が車検証に適用 されるのだ。ディーラを出て給油して、そこから多くのガソリンを消費してしまうほど陸運支局までの距離が異様に遠くなければ、「車輌総重量2トン切り」 は事実上困難そうである。

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以上が前置き。
ブレンボには、そのような2トンを超える可能性を十分持っているエクシーガをガッツリと止める制動品質が求められる。制動力ではなくて制動品質。止まるだけなら標準モデルも全車、富士重工業基準を満たしているハズだからだ。そんな観点でエクシーガtSのブレーキシステムについて私的な印象を述べると、以下のようになる。

 <踏み込み初期(※AタイプGTと較べて)>
 (1)踏み始めの剛性感が高い。ペダルストロークに対する制動力の立ち上がりが早めに感じる。
 (2)ブレーキ踏み込み状態でDレンジにセレクトし、微速発進するためブレーキペダルをゆっくり離した瞬間や、
   ATのクリープを利用しての微速前進or後退時に、軽くブレーキペダルに足を乗せて速度調整する際、
   「グォゴゴゴゴ~」 とか 「ギギギィィ~」 とか(いずれもJOJO風に)、かなり大きなパッドの摺動音が出る。

 <踏み込み中期~後期(※同上)>
 (3)ペダルタッチにスポンジーな感じは無し。ただしフルード劣化前なので、今後もタッチの変化有無を確認する。
 (4)制動力は、おおむねペダル踏力に比例していると感じる(ストロークそのものとは別)。

 <街乗り(※同上)>
 (5)多人数乗車時でもブレーキコントロールしやすい。
 (6)普通に乗る限り、ブレーキ音は聞こえない(歩行者が振り返るようなブレーキパッド摺動音はしない)。

 <高速道路にて(※同上)>
 (7)前車が急に減速した場合であっても、不安なく追従減速できる。

<↓現在はドノーマル(純正つるし)のまま。機会があればブレーキフルードやパッドは社外品も試してみたい>
  

以前のレガシィでは、フロントに対向4POT・リヤも対向2POTのキャリパにプロジェクトμのジムカーナ用(リヤ)とかHCチタン改など(ローターはスリットタイプ)を入れてミニサーキットを走っていましたが、剛性感(絶対的な制動力または制動感)はブレンボの方が2まわりくらい上だと感じます。まぁ、これは単にキャリパだけの話ではなく、ブレーキローター(外径、厚みなど)やブレーキラインなどとの組み合わせ全体で実現できた性能なのでしょうけど。

レガシィとの比較ではなくエクシーガに話を戻すと、特にAタイプGTでは脚周りがフニャサス(>失礼!)だったため、ブレーキを軽く踏んだだけなのにノーズダイブが激しかったのに対し、tSではダンパーの減衰力が高められたせいか、高制動をかけても車輌姿勢が極端な前のめりにならないので、ブレーキングで疲れる(>同乗者に気を遣う)ことは無くなりました。運転していて 「疲れない」 ことも、立派な性能のひとつですね。

逆に言うと、ブレーキシステム自体のキャパシティが高いので、ブレーキパッドはユーザーが用途とお好みに応じて自由に選ぶことを許容してくれそうな ”懐の広さ” がありそうです(※果たしてブレンボ対応の市販ブレーキパッドに、そんなに多くの選択肢が実際にあるのかどうか? については、これから確認します(汗))。

    + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

さて、高速道路と言えば・・・以下は札幌帰省中に入手した、おまけ画像。
札幌管内には涙目インプSTIのパトカーがある(あった?)のでしょうか。
(スピードの出し過ぎには注意しましょう。ゆっくり走ることが安全とは限りませんが。)

<↓札樽自動車道でインプレッサの高速パトカーに遭遇か? いやいや、啓発ポスターに印刷されていたものです>
  


(その7) につづく
Posted at 2012/09/08 22:50:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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