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調布市のKAZのブログ一覧

2012年12月04日 イイね!

[デントリペア] 仕上げ・素人DIYの出来映えの巻(レガシィ修理報告vol.12)

[デントリペア] 仕上げ・素人DIYの出来映えの巻(レガシィ修理報告vol.12)いたずら被害(塗装キズ&ドア凹み)をDIYで修理した際の備忘録。
今回は「その(12)・仕上げ編→素人DIYでの出来映えの巻」です。

<過去ログ : その(7)以降は DIYでデントリペア編です>
  ◎その(7) は → DIYでデントリペア、まずは現状把握・前編
  ◎その(8) は → DIYでデントリペア、現状把握&分析・後編
  ◎その(9) は → デントリペア用の工具を自作するの巻
  ◎その(10) は → DIYでデントリペア、影を利用せよ!の巻
  ◎その(11) は → 素人DIYでもここまで出来る!の巻


<過去ログ : その(1)~(6)は、DIYで塗装キズ修復編です>
  ◎その(1)~(6)の総括は → こちら(アルミナ研磨とSiC研磨)


リヤドアのデント(凹み)被害は2ヶ所あります。その2ヶ所のうち、手始めに自作リペアツールの届きやすい方(車両前方の凹み)から先に作業トライした結果は、前回ブログ でお伝えした通り。今回はこの部分の微修正と、未着手だった残りの1ヶ所(車両後方の凹み)のデントリペアを行いました。

実は前回の作業は、お昼12時ころから開始したものの、14時ころには作業を中断していました。理由は、14時を過ぎたころから ドアパネルの表面温度が下がってしまった ためです。作業場所が自宅玄関前だったので、14時過ぎになると(この季節は太陽の高度と周辺住宅の並び具合の関係で)リヤドアに直接、陽が当たらず日陰となってしまい、周囲がまだ明るくてもドアパネル自体は冷え始めてしまうのです。

ドアパネルの表面温度は、「陽が当たる/当たらない」 で高々数℃~せいぜい(イッっても)20℃程度しか違わないと思うのですが、作業した感触として、ドア表面が暖かい方がデントリペアしやすい印象 がありました。ですので、ドアパネル表面を手で触ってみて 「冷たいな」 と思ったときに作業中断した次第です。恐らくプロはパネルをドライヤー類やヒーターガンなどの設備で暖めることもあるような気がしますが、DIYプライベーターの私は、作業時間を日照時間に合わせる(翌日に持ち越しする)ことにした次第。

<↓(1)今回のDIYデントリペアのターゲットは、画像にむかって左側の凹み(クリックで800×600に拡大)>  


<↓(2)作業途中の状態、凹みがやや小さくなってきたが、まだまだ(クリックで800×600に拡大)>


<↓(3)作業終盤の状態、凹みが ほぼ平らに近づいてきた! (クリックで800×600に拡大)>


上記画像(1)の状態にて、凹みの中央部分を自作ツールを使って 「てこの原理」 で外側に押し戻すと、「大きな1ヶ所の凹み」 が 「上下に分割された2ヶ所の小さな凹み」 に細分化されています(上記画像(2))。そこからさらに周辺を地均し(じならし)していくと、上記画像(3)の状態に修復していくのです。

ここから仕上げに入ります。
前述したように 「大きな1ヶ所の凹み」 は 「上下に細分化された2ヶ所の小さな凹み」 に姿を変えていますので、肉眼でその 変化を追いやすくする ため、ハサミで細くカットした養生テープを 「付箋」 代わりに 凹みの谷底 に貼り付けます。「付箋テープ」 の先端を谷底に合わせていますので、付箋テープの先端がドアパネル周辺と連続した平面となればデントリペアは完了し、逆に外側に凸状になってしまったら、デントリペアのやり過ぎ(押圧過大)になります。

<↓(4)作業中はドアを正面から見られないので、目安の付箋を貼る>


<↓(5)少しリペア作業するたびごとにドア正面に回り、直接目視確認する(クリックで800×600に拡大)>


<↓(6)付箋代わりの各テープ内側先端が、細分化凹の谷になっていた部分(クリックで800×600に拡大)>


<↓(7)作業後の拡大図。映った影は植木なので、シャープエッジではない(クリックで800×600に拡大)>


ふぅ~。
「てこの原理」 を使うとはいえ、私の場合、1回に集中してツール操作できる持続時間は、せいぜい 1分間くらいがやっと でした。ドアパネルの裏側から凹みを押し戻す力が弱ければ、単に 「たわんだだけ」 で弾性復元してしまう。かといって、押圧が大きすぎると外側に逆デント(凸状)になってしまう。その力加減の微妙なコントロールを意識的に継続できる時間が、実はせいぜい1分間程度しか持たない・・・という重労働(>私にとっては)なのですよ。ハイ。

ツールを少しずつ押して・押して・押して(弾性域)・・・まだか?もうチョイ押し・・・少しキープ(塑性域)・・・あと微小に押して(ヒステリシス考慮)・・・ここで力を抜いて解放(やり過ぎ注意)」 → 「ドア正面に移動して凹みの戻り具合を目視確認」。1回押したら2~3分間休憩しながらやりました(そうしないと、ヘロヘロに(汗))。この作業を繰り返し、行ったのでした。

<↓(8)作業後の拡大図(別アングルから)。背景の映り込み具合を再確認(クリックで800×600に拡大)>


その甲斐あってか、デント被害はご覧の状態(上記画像(7)~(8)参照)にまで修復できました。
当初の目的の 「凹み被害を目立たなくする」 という目的は、私のような 素人 (今回が初めてのトライ)による
DIY作業 であっても、自作ツール を使ってコツ(注意点)をつかみつつ 慎重に作業 したことによって
何とか達成できたと言えるのではないか、と思います。

# やれば何とかなるものですね。
# いや、やろうとする気力が 結果につながってくれたのかな。
# このBPレガシィのオーナーは、他ならぬ 「私自身」 ですからね。
# 苦労(愛情か?)を注いだ分だけ、レガシィも復調して(応えて)くれて嬉しいです。


次回はいよいよシリーズ最終話、
その13・「DIYデントリペアのまとめ」 に続きます。

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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