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調布市のKAZのブログ一覧

2013年07月27日 イイね!

[BPレガシィ] ユーザー車検本番(Vol.6 灯火類・室内・近接排気騒音 の検査)

[BPレガシィ] ユーザー車検本番(Vol.6 灯火類・室内・近接排気騒音 の検査)3回目の車検をユーザー車検で通した BP5D型レガシィを例に取り、車検にまつわる諸情報を体験談を通じて紹介するシリーズ・その6です。

今回から、いよいよ実際の検査ラインの様子についてお伝えします。

<ユーザー車検シリーズのブログ一覧>
◎その1 → 準備編・ドライブシャフトブーツからの にじみ
◎その2 → 保証延長で事前にドラシャブーツ無償交換
◎その3 → ネットで検査予約の巻・・・注意点など
◎その4 → 光軸調整とXVハイブリッド試乗 の巻
◎その5 → 車検本番(Vol.5 書類手続 編、検査登録事務所にて)

ユーザー車検の受審者(受審車)は、以前と較べて増えているのか減っているのか(あるいは横ばいなのか)は不明ですが、車検場自体は、コース上での案内表示を増やすなどの措置が取られ、ユーザー車検の初心者にも配慮された 「優しい車検ライン」 に変わってきたように感じられました(※あくまで私見ですが)。

<↓左右の検査ラインの間には、見学者用のコースができていた(クリックで各々512×384に拡大)>
  

上記は東京都の 「多摩自動車検査登録事務所」 での例ですが、他の車検場でも傾向は同様かと思われます。ですので、ユーザー車検を検討されている方々は、(用意周到な準備をした上で)憶することなくチャレンジするのが良いかと思います。

さて、書類手続きが完了されたあと、当方は3番ラインに並びました。
まずは 「同一性の確認と外観検査」 から始まります。

(1).同一性の確認と外観検査
「持参した車検証」 と、「検査を受けようとする実際の車両」 が同じであるかどうか、車体番号などで確認する工程です。この工程では、ユーザー(ドライバー)が運転席から降りて、自分でボンネットを開けて審査官の確認を待ちます。

車体番号が確認できるならば、例えばコレクターカバー(スバル車のエンジンカバー)が付いていても構いません。具体的には、コレクターカバーが付いていないエクシーガに、レガシィGT用のカバーを流用装着していても、車体番号が確認できる状態であるなら外す必要はない、という意味です。

審査官が同一性の確認を終えると、ユーザー自身がボンネットを閉じて、運転席に戻ります(運転席の窓は全開にしておきます)。審査官が、「右ウインカー。左ウインカー。ハザード。スモール。LOWビーム。ハイビーム。パッシング。フォグ。」・・・などと口頭で指示しますので、その指示に従ってタイミング良くスイッチを操作します。

フロントの灯火類の確認が終わると、次はリヤの灯火類の確認に移ります。審査官は車両後方に移動します。移動しながら、リングリーチの打診棒を用いてホイールナットに緩みがないかどうか、打音で締付状態を確認していきます。

<↓打診棒による締結確認。ホイールキャップ車はキャップを外しておく(クリックで各々512×384に拡大)>
  

審査官がリヤに回り込んだら、また指示に従ってタイミングよく灯火類のスイッチを操作します。私のレガシィは純正でバックフォグ付きでしたので、バックフォグについても点灯確認されました(一般的にバックフォグは使用頻度が低いですから、点灯のさせ方が分からずに現場で困る・・・なんてことがないようにしましょう)。

(2).室内の点検
かつてBG型レガシィに乗っていた頃(~'06年以前)は実施されていなかったのですが、今回は 運転席周りについても、目視点検 されました(その間、ユーザーはクルマから降りて待ちます)。追加メーター類は一瞥(いちべつ)をくれただけで終了、フロントウィンドウ周辺を念入りに確認していたことから、恐らく 「フロントウィンドウ上端の状態(着色有無など)」、「ドライブレコーダーがルームミラーの背面に(←前方視界を妨げない位置に)設置されているかどうか」、を確認していたものと思われます。

<↓今回は室内(特にフロントウィンドウ周り)も念入りにチェックされた(クリックで各々512×384に拡大)>
  

車両によっては、フロント・助手席・運転席のウィンドウフィルムの状態(または可視光線透過率)がチェックされることもあるかと思います(私自身、BGレガシィの頃にフィルム有無をチェックされました)。近年は、ウィンドウフィルム施工業者が 「可視光線透過率:○○%(実測値)」 などという具合に、測定証明書を添付してくれる 場合が多いので、これらの証明書を車検証といっしょにダッシュボードに備えておいた方が安心だと思います。

(3).マフラーの排気騒音測定
上記の 「同一性」、「外観」、「室内」 の点検までは、検査ラインの建屋に入る前(=検査待ちの列に並んでいる間)に実施されますが、ここから先は、いよいよ検査ラインの始まりです。

<↓エンジン回転速度を4200rpm一定に保ち、近接排気騒音を測定する(クリックで800×600に拡大)>


フロアには 「黒煙測定」 と書かれていますが、その位置に車両を停止させて待機します。審査官が音量測定装置を所定の位置にセットすると、「エンジン回転を 4200rpm に保って。」 と言ってきました。内心、「タコメーターが付いていないクルマはどうするのだろう?」 と疑問に思いつつも、ギヤをニュートラルに入れてスロットルを細心に操作し、4200rpmを保ちます(恐らく、その回転を超えると不利に測定されてしまうかも)。次の指示でアクセルを離します。

<↓実は左右マフラーの片側だけ、アクティブ・テール・サイレンサーを・・・(クリックで各々512×384に拡大)>
  

BPレガシィには、APEXi の N1エボリューション・マフラー(ツインテール)を装着しています。そのうち、左側=歩行者通路側のみ、同じ APEXi の アクティブ・テール・サイレンサー(ATS : 排気圧力に応じて、バネに抗してバルブが開閉する)を入れています。車検に際しては、むしろサイレンサーを取り外すことも考えましたが、後から付け直すのも面倒でしたので、そのまま受審することにしていました。

まぁ測定自体は、右側マフラー(つまり、ATS無し側)の近接音として92dBでしたので、問題無くパスしました。

<↓パスすると数値記載で押印される(クリックで512×384に拡大)>


次の検査は、サイドスリップテスト・スピードメーターテスト・光軸テストです。
   ↓
   ↓
2013-07-30 追記
ユーザー車検本番(Vol.7 サイドスリップ・速度計・光軸 の検査) に続く。
Posted at 2013/07/27 00:17:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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