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調布市のKAZのブログ一覧

2014年04月19日 イイね!

【タイヤコーティング+R】 その後の効果について・後編(施工から4ヶ月経過)

【タイヤコーティング+R】 その後の効果について・後編(施工から4ヶ月経過)「carviewタイアップ企画」 の 「シュアラスター・タイヤコーティング+R のモニター募集」 に当選し、施工レポートをブログで報告したのが昨年2013年の12月。
それから約4ヶ月が過ぎたので、現在の状況をお伝えします(後編)。

<関連過去ブログ>
◎その1 は → 「製品のパッケージングについて」
◎その2 は → 「経年劣化27年の樹脂に試す!前編」
◎その3 は → 「経年劣化27年の樹脂に試す!後編」
◎その4 は → 「熱源に近いゴムホースに試す!」
◎その5 は → 「改善要望や懸念点を含めて総括する」


タイヤコーティング+R の ”その後” (前編)」 からの続き

■4ヶ月放置後の撥水性を確認
試料(ヒューズBOXカバー)を前後・左右方向に水平にセットし、施工部と非施工部のそれぞれに等量の水滴を垂らしてみます。もしも施工部がまだ撥水性を保っていれば、水滴は球状に近い形で表面に留まるハズです。その逆に、撥水性が失われていれば、水滴は表面にベッタリと張り付く姿勢を取る(表面に対する接触角が大きくなる)と考えられます。

<↓シリンジに気泡が混入しないよう注意しながら、適量の水を吸引する>


<↓まずは注意深く、水を一滴のみ、ヒューズBOXカバーの表面に垂らしてみる>


<↓シュアラスター・タイヤコーティング+R の施工部に、水を一滴、垂らしたところ>


水滴は、目視上、ヒューズBOXカバーの表面に対して小さな接触角で(つまりは球状に近い姿勢で)留まっているように見えます。それでは次に、非施工部にも同様に水滴を一滴のみ、垂らしてみます(プルプル手が震えて2滴以上、垂らさないように注意します)。

<↓向かって右側の、樹脂が褪色している部分がタイヤコーティング+R の非施工部>


<↓同じ一滴とはいえ、ほぼ等量になるよう水滴の量にも注意して滴下させたところ>


それでは早速、デジカメの撮影アングルを変えて両者を比較してみましょう。
以下、画像の左側は「タイヤコーティング+R の施工部」、画像の右側は「タイヤコーティング+R の非施工部」 という配置で比較します。画像はいずれもクリックで800×600に拡大します。

<↓上から見下ろすアングルで撮影。左:コーティング施工部、右:非施工部>
  

<↓撮影角度をやや寝かせた状態で。左:コーティング施工部、右:非施工部>
  

<↓水平に近い角度で水滴を撮影。左:コーティング施工部、右:非施工部>
  

念のため、施工部と非施工部をワンフレームで納めた画像で、水滴の姿勢(樹脂表面に対する接触角度)の差を比較してみます。

<↓今回の「実験君」の作業風景(施工/非施工部に水を1滴ずつ垂らした状態)>


<↓水滴の接触角だけでなく、表面からの高さにも差が出ていることが分かる>


■撥水効果の持続性を念押し確認
次に、水量を変えて確認します。水量が 「一滴」 のときだけでなく、もっと多いときにも同様な傾向が得られるかどうかを念押し確認します。シリンジで 0.2 [cc] ずつ等量の水滴を、今回も施工面と非施工面に注意深く垂らします。

<↓追加比較するため、前回の水滴は残したままで、等量の水滴を追加滴下します>


<↓わずか 0.2[cc] とは言っても、大きさから見れば結構なサイズの水滴になります>


今回も先ほどと同様に、デジカメの撮影アングルを変えて両者を比較してみます。
以下、画像の左側は「タイヤコーティング+R の施工部」、画像の右側は「タイヤコーティング+R の非施工部」 という配置で比較します。画像はいずれもクリックで800×600に拡大します。

<↓上から見下ろすアングルで撮影。左:コーティング施工部、右:非施工部>
  

<↓撮影角度をやや寝かせた状態で。左:コーティング施工部、右:非施工部>
  

<↓さらに撮影角度を寝かせた状態。左:コーティング施工部、右:非施工部>
  

<↓水平に近い角度で水滴を撮影。左:コーティング施工部、右:非施工部>
  

いかがでしょうか。
撥水効果により表面張力が保たれたような水滴と、ベッタリと表面に広がって見える水滴。
両者の差は確実に存在していることが、簡易的な手法で視覚的に理解できると思います。

水滴 0.2[cc] の場合でも、施工部と非施工部をワンフレームで納めた画像で、その姿勢(樹脂表面に対する接触角度)の差を比較してみましょう。

<↓撮影アングルを垂直方向から水平方向へと、徐々に寝かせて連続的に撮影>








<↓(参考) : さらに別の角度からも、施工部と非施工部をワンフレームで撮影>
  

■タイヤコーティング+R の私的なまとめ
シュアラスター・タイヤコーティング+R を、経年劣化27年の樹脂部品(昭和61年式・MC14型ホンダCBR250Four)に施工してから丸4ヶ月間、一度も洗車せず、あえてその表面にも一切のケアをしないで放置してきました。

<↓もともと今回の「実験君」をする前の車両状態。黄砂や花粉やPM2.5の類で、結構な汚れ>
  

<↓左:水洗いしなくてもホコリはすぐに取れた。 右:施工部は4ヶ月経っても撥水効果を維持>
  

◎結論
シュアラスター・タイヤコーティング+R は、
 ・経年劣化が激しい樹脂であっても、
 ・表面のツヤを回復させる効果が得られるだけでなく、
 ・その効果の持続力には目を見張るものがある


製品の謳い文句に 「高い耐久性」 というフレーズがありますが、まさに 驚異の耐久性 を備えたコーティング剤だと言えるでしょう。溶液自体は 水性タイプ であり、変にベタつかず、使い勝手に優れていると思います。製品名は 「タイヤコーティング+R」 ですが、「シリコン層+レジン被膜」 により、ゴム部品よりもむしろ樹脂材料に対してその効果が発揮されやすいのでは? という印象を持ちました。今回の 「実験君」 で改めて実感した次第です。
(※要改善点 については、過去ブログ:「改善要望や懸念点を含めて総括する」 にて既報です。)


これにて、「製品の ”その後” を報告するシリーズ」 = 【カーメイト・Mousse One(ムースワン)】、【シュアラスター・タイヤコーティング+R】、の長期レポートを終了します。


以上、長文にも関わらず、最後までお読みいただき ありがとうございました。
今後も機会があれば、私なりの視点や検証方法により、いろいろな情報発信をしていこうと思います。
よろしくお願いいたします。


次回以降のブログでは
「スズキ・カプチーノの純正部品をエクシーガに流用検討する」 シリーズをお伝えする予定です。
(まだ検討に改良を重ねている段階で、実際のDIY装着作業はこれから・・・という段階ですが。)

 ↓
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2018-05-01(Tue.) : 更新
【タイヤコーティング+R】 施工から4年と4ヶ月が経過した後の撥水状態について をアップロードしました。
Posted at 2014/04/19 00:58:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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