2015年の正月は、レガシィに乗って東京から札幌に帰省しました。今回のブログは、帰省記その8・「とんぼ玉の体験製作と再会(@小樽)の巻」 です。
<関連ブログ>
◎その1→ 事前準備の注意点の巻
◎その2→ フェリーに乗船して の巻
◎その3→ 雪道走行の注意点 の巻
◎その4→ [2015年・初売り] ジェームス編・低い敷居の巻
◎その5→ [2015年・初売り] イエローハット編(相田みつを 湯飲みの巻)
◎その6→ [2015年・初売り] ジョイフルエーケー編(ママさんダンプの巻)
◎その7→ [2015年・初売り] ホーマック&サンワドー編(スネークカメラの巻)
「その7・初売り スネークカメラの巻」 からの続き
(※文中の各画像はクリックで約800×600サイズに拡大します。)
■札幌から小樽へ
いつもなら下道を通るところですが、今回は小樽での滞在時間を増やすため、高速道を利用することにしました。札樽自動車道は、ところどころでメンテナンスのため車線規制がありましたが、路面は乾燥して渋滞もなく、順調に小樽市内に到着しました。
<↓札樽自動車道を安全に走ることができるのは、関係者の雪などに対する管理維持メンテナンスのおかげ>
小樽市内を走っていて、対向車線側の道路標識に関して気がついたことがあります。
対向車線側の標識は、もちろん対向車線に対する情報表示となっているため、自車線側から見たときには
看板の裏側 しか見えません。ところがその看板の ”裏側” には、小樽運河の画像が掲載されており、自車線側(=看板本来の役割からすると、対向車線側になりますが)のドライバーに対しても、目の保養というか観光アピールになっているのです。
<↓道路標識の裏側も有効活用した事例。対向車だけでなく、標識裏側の歩行者も意識して製作されている>
■大正硝子館へ
「北一硝子」や「かま栄」の近くに、いつも立ち寄っている「大正硝子館」があります。北海道スバル・小樽店の斜め向かいに位置しています。レガシィを脇に駐めて、子供たちの希望である「ガラス細工の体験製作(とんぼ玉の製作)」の申し込みをします。
体験コースは通常、初級から上級まで(>店側の区分による)の3コースあるのですが、年末年始は期間限定で「雪だるま玉」なるものが製作できるとのこと。せっかくですので、子供たちは この「雪だるま玉」の製作にトライすることにしました。
<↓とんぼ玉(ガラス細工)の体験製作コースは通常3つありますが、今回は期間限定の 雪だるま玉 にトライ>
<↓「雪だるま玉」 の見本。ベースカラーは7色の中から選びます(玉1個に対して雪だるまは3箇所入ります)>
以下、画像によるダイジェスト風に 製作状況を紹介します。
<↓とんぼ玉用の各種素材(カラーバリエーションあり)>
<↓保護者が誓約書に必要事項を記入し、子供たちがエプロンを身につけると準備完了、ガイドに従います>
<↓親切なガイドさんが1対1で付くため、幼児でも(火を怖がらなければ)OK。子供たちは過去にも体験歴あり>
<↓高出力のバーナーでガラスを炙(あぶ)りながら手元の棒を回転させて、球状になるように巻き付けていく>
<↓コツをつかめば、幼児でもご覧の通り(モデル:4歳児)>
とんぼ玉となる本体(ベース球体)をガラスを棒に巻き付けて、球状に整えたあとは、雪だるまに相当する別ピース(白色のガラスで、ある程度の形に成形されたチップ)を、ヘラを用いて球面上に1周120°の間隔で埋め込んでいきます。
<↓雪だるまに見立てた成形済み別ピースを、高温に熱した球体(とんぼ玉本体)に計3箇所、埋め込んでいく>
最後にバーナーで炙(あぶ)りながら形を整え終わったら、灰砂の中に入れて約40分ほど冷却します(冷却させると、支持棒からとんぼ玉が抜け取れます)。とんぼ玉には、支持棒が刺さっていたときの貫通穴ができていますので、そこに好みの長さのストラップを通すなどすれば、携帯ストラップやブレスレット、ネックレスなどになる・・・という具合です。
■思いがけない再会
子供たちが無事に「雪だるま玉」の体験製作を終えて、身につけていたエプロンを取り外して店員さん(とんぼ玉の製作ガイドさん)に返却しようとしたときのこと。
それまで一所懸命、子供たちに丁寧にレクチャーいただいたのですが、製作が終わって一息ついたとき、ガイドさんが(改めて)子供たちをしげしげと見つめながら、次のように言葉を切り出してきました。
ガイドさん : 「あの~、もしかすると皆さん、
去年の夏にも来店されませんでしたか?」
私たち : 「そうです、前回は夏にも とんぼ玉を作らせていただきました。」
私たち : 「
あっ!(と、思い出す)」
ガイドさん : 「やっぱり! そうですよね、以前にも製作されましたよね。
覚えています!」
ガイドさん : 「お子さんたち、あれから
半年で すいぶんと大きく成長 されましたね!」
「前回は、いちばん下のお子様が、小さな手を伸ばして一生懸命に
製作していましたが、今回はずいぶんと余裕が感じられる製作でした。」
私たち : 「ありがとうございます。」
「お店には たくさんのお客様が来店されますのに、
半年も前の私たちの訪問を、覚えていらっしゃったのですか!」
ガイドさん : 「姉弟そろって、印象にありましたから。」
・・・という感じで、店員(製作ガイド)さんとお客(私たち)という、本来はその場限りの ひとときの関係でしかないハズのところ、いろいろとお話させていただきました。「次の機会にも再会しましょう、そのときは、またよろしくお願いします」 と頭を下げてお礼の言葉を述べました。
<↓以下はそのときの、ガイドさんとの記念撮影画像です(後列右上が、再会を果たしたガイドさん)>
帰省という旅の中にも、思いがけず温かい再会がありました。
楽しみがまたひとつ、増えたように感じています。
子供たちにとっても、想い出深い体験になったと思います。
ちなみに前回の訪問は2014年8月で、次のようなものでした(こちら →
[BPレガシィ] 2014年・夏・北海道帰省記Vol.6(小樽、函館、そして…編) )。
■仕上がり具合
楽しい時間を過ごしている間に、とんぼ玉の冷却工程が終了しました。飾りを付けずに 「とんぼ玉」 のみを引き取ることも可能ですが、子供たちはそれぞれ、思い思いのストラップやビーズを加えてアレンジします(※その分だけ、追加料金が必要になります)。
<↓体験製作した「雪だるま玉」には、好みに応じてストラップやビーズ(各色あり)などの飾りをアドオンできる>
こうして仕上がった「雪だるま玉」は、子供たちそれぞれの好みが反映された、言わばワンオフ品になります。
<↓ストラップを追加(要:別料金)することでも、実用に供することができるようになる>
このようにして、子供たちとともに小樽での半日を有意義に過ごせました。
■パナソニック・ナビのパナ子さん(再び)
北海道は(経度的に、関東よりも)日が出るのが早いですが、日が暮れるのも早い。
期間限定の「雪だるま玉」の完成版を手にしたときには、辺りはすでに暗くなっていました。
<↓北国の日没は早いが、白い雪があるため暗さは感じにくい>
<↓パナソニックナビのパナ子さん(通称名)も、大正硝子館の製作ガイドさんとの再会を喜んでくれているかも?>
あぁ、正月のパナ子さん良いな~。
(何のこっちゃ>オレ。)
ちなみにクリスマスのときのパナ子さんは、→
こちら。
帰宅して、改めて子供たちの製作品を並べてみます。
<↓シンプルで素朴な感じの「雪だるま」。外形線がシンプル化されている方が、逆に味が出ている感じに>
以上、だんだんストーリー展開のフォーマットが固まってきた感(ワンパターン?)がありますが、これにて 「2014年→2015年 帰省記・その8 (小樽・とんぼ玉 編)」 を終わります。今回も長文にも関わらず、飽きずに お読みいただきまして、どうもありがとうございます>ALL。
この先の 「2014年→2015年 東京~札幌 帰省記」 は、「食べ物 編(ジンギスカンやラーメンの紹介)」 か 「番外編」 で終わる見込み。あるいは両者を一本化して終了かな・・・。
(自分のブログながら 「まだ続けるのか?」 「いい加減、やめてもイイんじゃねーべか?」 という気もしますが、あくまでも個人的な備忘録ですので、将来、きっと
振り返りをするであろうときのため に備えて書いておこうと思います。)
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2015-01-24(Sat.) : 更新
東京~札幌 帰省記・その9 「食べ物 総集編」 をアップロードしました。