「東京オートサロン2015 with NAPAC」 に行って来ました。テーマごとに何編かに分けて、私的な雑感を述べています。
今回は 「その4・目に付いたモノ編」 です。
<TAS2015 関連ブログ>
◎その1 は →
あいさつ回り編(PROVA、オートプロデュースA3)
◎その2 は →
スバルブース編(展示車とGT300エンジン雑感)
◎その3 は →
目に留まったクルマ編(仕上げ、装備、存在)
(
その3 からの続き)
まず最初に、前後の ブログタイトルの表現が微妙に異なっている のは、意図的な言葉の使い分け をしているためです。
・目に入る
→ 視界に入る。意識しないでもそれと認識される。
(一連のタイトルには使わず)
・目に付く
→ 視界の中で目立つ。造形・彩色が意識の中に入る。
(今回のブログタイトルで使用 : その4・目に付いたモノ編)
・目に留まる
→ 注目される。心をひかれる、感心する。関心を持つ。
(前回のブログタイトルで使用 : その3・目に留まったクルマ編)
ま、読み手の方々にはあまり関係ないかもしれませんが、書き手(私)としては、そのへんの 関心度に濃淡を付けて書いている つもりですので、ご参考まで。
(※以下、各画像はクリックで800×600サイズに拡大します。)
■ホイール編
まずはホイールそのものではなく、ホイールの 「
展示の仕方(見せ方)」 が目に付いた例を紹介します。今回もあくまで私的な雑感ですので、他意はございません。
<↓左:ホイールの展示があるな、と近づいていく 右:すると、ホイール本体ではなくライトの方が目に付く>
<↓左:なるほど、こうして照射を調整しているのか 右:結果として展示ホイールの陰影が強調されている>
このブースでは、正直に言うとホイール本体ではなく、ホイールの 「見せ方(光の当て方)」 に工夫しているであろう点が目に付きました(裏を返すと、目に留まるほどではなかった)。あくまで個人的な雑感ですので悪しからず。
そうではなく、ホイール本体の意匠が目に付いた例もあります。
<↓ホイール輪郭線の彩色パターン例。スポークの先端部のみ、かつ外側だけをボディ同色化させてクッキリ>
上記の彩色は、手を入れる範囲を必要最小限に留めることによって、かえって程良いバランスが保たれていると感じました。
次にいきます。
次は上記とは異なるアプローチで立体感が強調されています。
<↓3D切削加工面(内側に凹状)に沿って赤色化することで、黒色全体が引き立っている良例だと感じました>
次はカラーリングというよりも、「ホイールそのものの造形が持つ力」 が現れているように見えるホイールです。
<↓左:トレンドセッターのRAYSには目を通しておきたい 右:カラーリング以前に、造形力が表出している>
くどいようですが、あくまで私見ですので(念のため)。
(※再掲:各画像はクリックで800×600サイズに拡大します。)
<↓その他、デザインと彩色など全体で私の目に付いたホイールの例(右は説明員?のヘアスタイルも個性的)>
■実車編
ホイール単体ではなく 「実車(丸ごと)の展示のさせ方」 や、あるいは 「エンジンルーム内のシステムに関する表示のさせ方(商売に直結させた展示法)」 で目に付いたものも紹介します。
<↓一見するとトレーラーの荷台に展示車両が載っているように見えますが、実はトレーラに似せたステージ>
トレーラーがトランポになっているように見えますが、実際のトレーラーではなく作り込んだステージだったのでした。なかなか面白い見せ方だな、と思いました(その反動か、展示車両には全然目が行きませんでしたが・・・)。ま、来場者の中には、このように感じた人もいたってコトでご容赦を。
次に、「実車の見せ方」 に工夫が感じられた別の事例です。
ジャッキアップさせて脚周りを下から(文字通りに)ライトアップして、製品アピールを狙っていることが分かります。
<↓脚周りにスポットを当てて効率良く見せることで、「魅せる」 ことを狙ったと思われるディスプレイの事例>
その次は、単に改造済みのエンジンルームを見せるのではなく、そのエンジンルームを実現するために 「採用部品がいくらで買えるのか」 が一目で分かるようなタグが付された展示方法の例です。失礼ながら最初は 「あれ?なんでオートバックスグループが出展しているんだろ?」 と疑問に思うも、East Cloud ブランドを見て納得!
(※東雲 の読み方は 「しののめ(>地名)」 ですが、East Cloud とも読める。)
<↓オートバックスGr.もモータースポーツ活動をするし、以前からEast Cloudブランドでパーツも販売している>
<↓BRZのターボチャージャー仕様。どのシステムがいくらで販売されているか?のタグ付きである点は良い>
改造車の多くは改造後のエンジンルームを公開していますが、パーツの値段も併記している例は極端に少ないと思います。
「市販しているぞ」、「それは○○万円だぞ」、と来場者に向けて情報発信している 点は、オートバックスGr.の 「商売につなげようとする姿勢」 が感じられて、むしろ(かえって)好印象に思いました。
まぁ実際には、一声 73万円とか84万円とか言われても、よほど強い希望をお持ちの方でないと(たぶん)買わないでしょうけど。
■工具編
さて、その他の出品物で目に付いたモノを順不同で紹介します。まずは工具からですね。
<↓KTCのブースでは、しばらく足を止めてしまった。福袋を買おうか買うまいか、散々迷って結局は見送りに>
<↓こちらのツールBOXは、なかなかオシャレだと思います。中の仕切り箱も、機能的ではないでしょうか>
良品で廉価なものは少ないんだよね・・・。
福袋に後ろ髪を引かれつつ、次のブースへ。
<↓自立式空間構成フレームの 「ハウスインナー」 なるものが48万円(税別、送料別途)で販売されています>
「開口方向のみ、2500mm~3600mmの範囲内でぴったりサイズを製作します」 とのこと。ガレージを建てられる財力のある方々には、こうした空間構成フレームも魅力的に映りますよね、きっと。
<↓左:マグネット式の受け皿 右:背面にマグネットが仕込まれた樹脂製の受け皿もある(小便器みたい?)>
樹脂製の受け皿は軽そうですが、縦方向の壁にマグネットで貼り付けると、そのままでは中の部品が落下してしまいます。そのため、底面積を確保したうえで開口部が上方に向けられています。関係者の方々には大変失礼ながら、これを見て個人的には、「朝顔」 と称される男性用小便器を連想してしまいました・・・いや本当にスミマセン。私的な雑感ですので・・・。
<↓首振り式ラチェット(キーホルダー)が1000円>
10mmのレンチ(しかも首振り式でキーホルダータイプ)は何かと利用範囲が広く便利そうですが、1000円とは私にとってはちょっと高価。せめて500円くらいだったら購入したのですがねぇ。
■その他 編
実車やホイール、工具類以外で私の目に付いたものを最後に紹介します。ピックアップする事例は、これまた当方の私的な感覚センサーによるものです(ので、他意はございません)。
<↓ピローとネックレストが最初から一体型となったもの。なかなか良さげに見えます。機会があれば試したい>
<↓オーダーシートカバーのイメージ見本ですが、家の幼児向けに、このミニサイズのイス自体が欲しいです>
上記のシートカバーのイメージ見本も、良く見るとヘッドレストとネックレストが一体化されています。今後のトレンドになっていくかもしれませんね。
最後に。
今まで何度かオートサロンには何度か来ていますが、毎回日曜日の午後だったためか、GOOD YEAR の肩掛けバッグを入手できずじまいでした。しかし今回、土曜日の午前中に入場したこともあってか、ようやく初めて手にすることができました。早速、会場で配布されるカタログ類を入れる際に役立ちました。
<↓おまけ:今年、ようやくGOOD YEARのバッグを入手>
<↓
2015-02-06 : おまけの画像をさらに追加>
以上、まったくの私見からの雑記 : 「目に付いたモノ編」 でした。
「その5」 に続く。
以降のシリーズブログは、
・「サイン会&トークショー編」+「つぶやき(またはツッコミ)編、一部毒吐き?)」
・「裏通りが面白い編」
・「福引き&オートサロンでの購入物編」
について、順不同or (ある程度)まとめて お伝えする予定です。
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2015-02-07(Sat.) : 更新
[東京オートサロン2015] その5・サイン会&トークショー、つぶやき&ツッコミ編 をアップロードしました。