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調布市のKAZのブログ一覧

2016年03月30日 イイね!

【グッドイヤーの最新タイヤを実際試してみた】 その4・エクシーガへの装着報告の巻

【グッドイヤーの最新タイヤを実際試してみた】 その4・エクシーガへの装着報告の巻モニター当選したグッドイヤーのフラッグシップタイヤ 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 について、製品の受け取りから装着、実際に使用してみてのインプレッションまで、複数回に分けてレポートさせていただく機会を得ることができました。

今回は、その第4回目: 「エクシーガへの装着報告」 の巻です。


<ご参考 : モニター応募ブログ>
◎こちら → グッドイヤーの最新タイヤは実際どうなのか?

<既報&今後のレポート予定>
(1) 「受け取り報告」 の巻 → 第一回 報告
(2) 「タイヤで遊ぼう」 の巻 → 第二回 報告
(3) 「トレッドパターンのナゾ」 の巻 → 前回の報告
(4) 「エクシーガへの装着報告」 の巻 ← 今回のブログ
(5) 使用レポート1回目(4月1日~4月10日 の間)
(6) 使用レポート2回目(4月29日~5月8日 の間)

■純正タイヤの寿命
グッドイヤーさんの 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 のモニター当選は、我が家にとって非常にタイムリーでした。と言うのも、これまで履いていた純正タイヤ(BS・ポテンザRE050ADZ、純正ライン装着品)がちょうど寿命を迎えるタイミングで、代替品の検討を始めていたところだったからです。安全上、これ以上は引き延ばせない状況でした。

<↓これまで履いてきた純正タイヤは、ちょうど寿命(経年3年7ヶ月、距離3.6万km)を迎えたところ>
 

タイヤの組み替えにあたっては、作業の依頼先候補として 「タイヤフィッター」 と 「スーパーオートバックス」 の2つを検討しました。それぞれの利点は、次の通りです。

前者(タイヤフィッター) の利点は、
 ・エアードライヤー(可能な限り水分を排除した圧縮空気をタイヤに充填)を有する点
 ・事前予約の上で持ち込みすることで、工賃が2000円引きとなる点

後者(SAB) の利点は、
 ・自宅からわずか10分で行ける近距離にある点
 ・過去にスタッドレスを含め、何回も作業依頼した実績がある点

タイヤフィッターでの工賃は、4本交換(18インチ)基本セットで9000円(税別)、「ネット予約+店頭持ち込み」 でそこから1000円引き、「ネット予約+店頭持ち込み+平日作業依頼」 で2000円引き。つまり、うまく活用すると平日で7000円(税抜)→7560円(税込)。

SABでの工賃を調べると、18インチ以上は1本あたり1,620円(税込)、4本セットで6480円(税込)。これに廃タイヤ代として別途1080円が必要なため、合計7560円(税込)となります。

「平日、会社を休んで片道1時間以上かけて持ち込み」 と 「土日に自宅から10分で来店」 の工賃が同等だと判明。結局、「エアードライヤー」 には強く惹かれるものの(∵走行時の空気圧変動は、タイヤ内部の水分の蒸発によるものであることが多いため)、土日に対応可能で至近距離ということが決め手となり、SABで作業依頼することにしました。


■スーパーオートバックスにて(その1)
3月某日、モニタータイヤ4本を持参してSABに来店し、ピット作業の待ち時間(混み具合)を確認します。

<↓自宅から5~10分という至近距離のSABに来店し、作業の立て込み具合を確認(事前予約無し)>
 

<↓昼間の時点で2時間30分待ち(目安)、と出ています>


作業時間の案内表示はあくまで目安であり、現状の反映(表示の更新)が遅れている場合もあり得ますので、ピット作業の受付担当者に直接確認しましたが、実情もほぼ変わらず。夕方、再度出直すことを告げて、いったん引き返すことにします(それでも往復で15分とかかりません)。

ただし、せっかく子供を連れて来たので、店頭で展示されているタイヤを見て回ることにします。他社製品ですが、トレッドにグルーブ(リブやラグ)だけでなくディンプル(穴)を形成させたタイヤが意外に多くあることに気がつきました。


<↓レグノ~コンフォート~RV系までディンプルを採用したモデルがラインナップ(黄色の囲み部分)>


私などは 「トレッドパターンにディンプル」 と聞くと、即座に 「ヨコハマのアドバンHF・タイプD」 を思い浮かべる世代ですので、レグノやPlayz、ルフトにまでディンプルが採用されていることに驚きを隠せません。

一口にディンプルとは言っても、製品コンセプトに合わせた形状チューニングが施されているはずですが(個人的には、接地面が路面とコンタクトした時点で閉回路となってしまうディンプルは、得られる効果(メリット)と影響(デメリット)が混在する 「諸刃の剣」 的な特徴が内包されるように感じます)、今回はグッドイヤーさんのモニタータイヤ装着が主目的ですので、素直に自宅に引き返します。

その間、子供たちは 「タイヤの臭い」 を確かめていました。(例):「これはゴムの臭いがキツイ」 「これは○○の臭いがする」・・・etc. 。タイヤの臭いは、製造(ラインオフ)からの経過時間、紫外線(日光)を受けた時間、などによって変わってくると思うのですが、そんなこととは無関係な次元で本能的に 「臭い」 でタイヤの差異を把握しようとする姿に、思わず 「なるほど、そういったアプローチもあるのか」 と思ってしまいました。


<↓予備知識のない子供たちは、五感で性状把握します>


■スーパーオートバックスにて(その2)
同日夕方、SABに再訪して作業依頼をしました。いったん受付担当者に、次の連絡事項を伝達します。

・ホイールの盗難防止ロックナットは2種類あること(マックガード+STIロックナット)
・センターキャップは(バランス取りのあと)ホイールに取り付けせずに手渡しして欲しいこと


<↓夜の風景は昼間とは違った雰囲気。勤務時間のシフトでスタッフも入れ替わっているかも?>
 

店内で少々の時間を潰していると、私宛てのケータイに 「待ち時間が短縮したので、予定よりも早めに作業着手できます。あと○○分後に、お呼びできる準備が整います」 という旨の連絡をいただきました。そして事前連絡をいただいた通りの時刻に呼び出され、指定された作業ピットに向かいます。

エクシーガは、スタッフの誘導に従い、私自身が車両サイドシルの位置を油圧リフトの所定位置に合わせて停車させました。その後、実作業者さんに直接挨拶をして、念押しを含めて次の点を申し送りさせていただきました。

<お願い事項>
・作業の妨げにならない位置から、子供を見学させてほしいこと(→ 了承いただきました)。

<連絡事項>
・タイヤには回転方向性の指定はないが、INSIDE/OUTSIDEの指定があること。
・7人乗り用として、空気圧はフロント230kPa、リヤ240kPaで調整してほしいこと。
・ロックナットとセンターキャップの件(>前述)、廃タイヤは処分してほしいこと。
・万が一、判断に迷うイレギュラーが発生した場合は声をかけてほしいこと。


<↓静かに見守っていたが、持ち込みタイヤに触れる最後のチャンスと分かると、最後の記念撮影>
 

いよいよ実作業の開始です。少々離れた位置から、子供たちに作業工程を見学させます。スタッフさんは車両からタイヤを取り外しして(インパクトは使わずにクロスレンチでの作業でした)、ホイールから古いタイヤを外します。

<↓古いタイヤは再利用せず廃タイヤ行きとなるためか、下の画像に示すような作業風景でした>


<↓こちらは新しいモニタータイヤ(EAGLE F1 ASYMMETRIC 2)を、気を遣って組んでいる様子>


<↓左:複数のスタッフが分業して作業する様子を見学  右:作業は順調に短時間で進みます>
 

■ホイールへの組み込み完了
複数スタッフによる作業は順調に進み、いよいよグッドイヤーさんのフラッグシップタイヤ 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2 (サイズ:前後とも 215/45R18 93Y XL)」 がエクシーガtSの夏用ホイール(STI純正)に組み込まれました。そしてホイールAssyとして車両に取り付けられていきます。私にとっての 「初・グッドイヤー」 の瞬間です。

<↓トラブルなく作業は順調に完了しました。新しいタイヤは気持ちが良いですね>


<↓別アングルからのショット。tSモデルという、STI チューンの脚周りとのマッチングも確かめたい>


作業が完了した時点で、(次に続く予約作業が入っていなかったため)実作業者さんに、作業者目線でのタイヤの印象 を尋ねてみました。

Q1:タイヤのメーカーや、あるいは同じタイヤメーカーでも銘柄によって、
   ホイールに組み込みやすい/組みづらい、などの差はありますか?
A1:えぇ、ありますよ。差は大きいです。

Q2:個人的には、ブリジストンはサイドウォールが固いイメージがありますが、
   実際にはどんな感じなのでしょうか?
A2:ポテンザはガチガチですね。サイドが固いので、本当に組みづらいです。

Q3:今回、持ち込みしたグッドイヤーはどうでしたでしょうか?
A3:柔らかいので組みやすかったですよ!

Q4:「(どちらかと言うと)柔らかめ」 という感じだったのでしょうか?
A4:「いえ、柔らかいグループの中でもずっと柔らかい方です。
   やろうと思えば、手組みできるほど柔らかい方だと思います。」

私は、見学させていただいた子供ともども頭を下げて 「ありがとうございました」 とお礼の言葉を伝えて、車両を作業ピットから出しました。


「タイヤで遊ぼう」 の場面では、私の印象として 「サイドウォールはリムに近い部分がやや固めであるが、トレッドに近い部分は柔らかめ」 と判断していました。レガシィで今、履いているハンコックの ventus V12evo の方が、サイドウォールがより柔らかかったと感じたからです。しかし、数多くのタイヤ交換を行ってきたであろうSABの実作業者さんからすれば、今回の EAGLE F1 ASYMMETRIC 2 は 「とても柔らかい分類」 とのことで、興味深い感じがします(タイヤの内部構造により、荷重の負荷方向・・・「単純な引張り」 や 「ねじれ」 など、力の加わる方向によって強度・剛性が異なって感じられる のかもしれません)。

<↓以下、組み込み完了を示す3ショット(車両全景、タイヤ&ホイール周辺、トレッド付近の近接)>






こうして、無事にグッドイヤーさんからのモニタータイヤ 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 を、3月末までに車両に装着するというタスクは完了しました。

■備考
SABを出て、すぐに感じた 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 の第一印象は 「転がりが良い!!」 というものでした。換言すると、Dレンジ・スロットルOFFでの惰性走行距離が際だって延びたように感じました。より具体的な補足をしますと、例えば次のようなシーンで顕著に感じます。

・市街地を走行中、先の信号が赤に変わった。
・自車の後ろに後続車は無し。
・赤信号手前までアクセルを踏み続けて、信号直前でブレーキを踏むのは
 ムダになるので、前後左右が安全なら、早めにスロットルOFFにして
 燃料カットを効かせながらブレーキ踏込み量も浅く済ませて停止に備える。
・その際、アクセルOFFで駆動力を抜いているにも関わらず、
 赤信号手前の停止線に向かって車両がいつまでも止まることなく
 走り続けていくかのような、「走行抵抗の軽さ」=「転がりの良さ」 を感じる。

転がりの良さは燃費に利くはずですので、帰路でガソリンスタンドに寄って満タン給油し、タイヤ交換と連動させる形で、車両の区間燃費計をリセット させました。もしもタイヤ交換で燃費に効くなら、区間平均燃費や満タン航続距離にその差が現れてくる可能性がある、と判断したためです。


<↓タイヤが車両に与える影響は計り知れないと感じます。グリップ性能だけでなくトータルで捉えたい>
 

モニター応募ブログ で述べた 「当選したら確認してみたいこと」 や、トレッドパターンのナゾ(受け取り報告・第3回) の末尾に書いた 「雨天時に、右旋回と左旋回で操舵フィーリングは同等か?」 に加えて、上記の第一印象に基づく 「転がりの良さから来る燃費」 といった視点からも、グッドイヤーのフラッグシップタイヤである 「EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」 の使用感をレポートしていきたいと思っています。


以後は少々の時間をあけた後、
 (5) 使用レポート1回目(4月1日~4月10日 の間)
 (6) 使用レポート2回目(4月29日~5月8日 の間)
に続く予定です。
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2016-04-07(Thu.) : 更新
【グッドイヤーの最新タイヤを実際試してみた】 その5・ファーストインプレッション編(使用レポート1回目) をアップロードしました。
Posted at 2016/03/30 06:31:45 | コメント(4) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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