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2017年03月18日 イイね!

【Mission-Praiseシリーズ最新作!J-コクピット モニターレポート】その2・エクシーガへの設置と調整例

【Mission-Praiseシリーズ最新作!J-コクピット モニターレポート】その2・エクシーガへの設置と調整例モニター当選した、有限会社スギウラクラフトさんの 「J-コクピット(Mission-Praise ブランド最新作)」 のレポートブログ(その2)です。

製品の装着過程や実際の使用感、優れている点や当方の視点での要改善点などについて、計4回に分けて報告させていただきます。

今回は 「エクシーガへの設置と調整例」 です。


<ご参考>
◎レポート・その1 はこちら → 開梱から細部の現品確認まで
◎クルマ用の 「Mission-Praise」 → こちら
◎J-コクピットの製品概要 → こちら

■機能製品になればなるほど、重要な取付説明書
製品に同梱されていたリーフレットには 「設置方法」 が記載されています。一般的に、シートクッションの類は簡単に設置可能であるため、その製品に固有の取付方法が熟読されずに取り付けられてしまう恐れがあるのでは?・・・と感じています(※あくまで私見です)。

今回モニターさせていただく 「J-コクピット」 は、スギウラクラフトさん のコンセプト: 「美しく健康的に座ることをサポートする」 ことを狙った形状でしょうから、メーカーさんが意図した効果を得るためには、まず 「正しく装着すること」 が必要だと考えます。


<↓こちらが 「J-コクピット」 の設置方法。固定用パッドのほか、計4ヵ所で固定可能なストラップ付き>


「J-コクピット」 では、合計4ヵ所の伸縮可能な両端マジックテープ止めのストラップが付属しています。上記画像(パンフレットからの一部抜粋)では、座面に1ヵ所(Cストラップ)、背もたれに2ヵ所(B&Aストラップ)、ヘッドレストに1ヵ所(Dストラップ)が例示されています。

説明文には 「ゴムストラップのマジックテープ部を 最適な部分に 貼りつけます(原文のまま)」 とあります。私見ですが、ここで 「最適な部分に」 というのがポイントで、あくまでユーザー自身が自分のクルマの 「最適な部分」 を探し出す必要がある、 と理解しておいた方が良いでしょう。


■設置自由度の高い設計
取付説明書の文面から、私なりに上記のような解釈をしたあとは、実際のモニター車:スバル・エクシーガtS(2012年式)のシートを改めて観察します。

<↓「J-コクピット」 を適用する前の、運転席の様子。スライド&リクライニングは電動(純正標準装備)>


エクシーガに設置する際、前述の取付説明書で示された例のように、結果として当方も 「座面に1ヵ所+背もたれに2ヵ所+ヘッドレストに1ヵ所」 で固定させました。マジックテープは 「J-コクピット」 の背面のどこにでも取り付け可能であるため、標準添付のストラップが(3本ではなく)4本あることと相まって、いろいろな車種に対しても対応できるフレキシブルさを備えていると思います。

■事前検討と注意点
以下、エクシーガへ設置する際の 検討過程 を順に載せます。

<↓エクシーガ(グレードはtS)運転席。前後にスライドさせても支障が出ないように設置する必要あり>


<↓左:シートレールの右脚の位置  右:運転席の座面下側を、車両前方から後方に見たときの画像>
 

電動のシートスライドに対して 「必ず干渉させない」 ようにするならば、左右シートレールの内側にゴムストラップを通すことが必要になるかと思います・・・が、それは現実的ではありませんので、左右外側から囲むようにストラップを通すことにします。

<↓シートレールの内側にストラップを通すことも一瞬だけ考えましたが、現実的ではないため廃案に>
 

なぜこんなことを書いたかというと、エクシーガは私だけでなく家族も運転するため、運転者によって都度、シートポジション(スライド&リクライニング)を変更しているからです。

「このクルマはこの人しか運転しない」 というように、運転者が一人に限られる場合はシートポジションも(ほぼ)一定のため、設置したストラップがシートスライド操作によって巻き込まれる心配はないでしょう。それに対し、運転者が複数いる場合には、シートスライド操作を行っても問題ない位置でストラップを固定する必要が生じるのです。


<↓左:不適切な設置例(引っ張られています)  右:この位置ではシートレールの脚に干渉しません>
 

同様に、シートとセンターコンソールとの間に、いわゆる 「スキマ埋めクッション」 を入れている場合も、シートスライド操作によってストラップにムリな力がかからないことを確認します。

<↓いわゆる 「スキマ埋めクッション」 も併用する場合、シートスライド操作で支障のないことも要確認>




■実際の設置作業について
上記のように、車両(シートレールの脚の位置と形状)を観察したり、使われ方(運転者の人数やドライビングポジションの調整)を再確認したあとは、いよいよ設置作業に入ります。

<↓「J-コクピット」 の座面と背面の境目に、付属の固定用パッドを取り付け、純正シートに挟み込む>
 

<↓純正シートの座面とシートバックとの間から、固定用パッドを車両後方に引き出して密着させます>
 

次にBストラップ(背もたれ部分)の固定についてです。
取説にも記載されていますが、マジックテープの端部がハミだし(露出)してしまうと、思いがけずドライバーの衣類にくっついて(ほつれて)しまう恐れもあるため、マジックテープは露出させないようにします。


<↓純正シートでは運転席にも標準でアームレストを備える車種もありますので、その点も考慮します>
 

その上で、さらに車両によっては 「コンビニフック」 などと呼ばれる純正装備があるので、その機能を失わないようにゴムストラップの位置を最適化する必要があります。

<↓こちらがエクシーガtSのコンビニフック(通称)。せっかくの純正機能を喪失しないように配慮します>
 

続いてAストラップ(背もたれの上端付近)とDストラップ(ヘッドレスト部分)です。

<↓エクシーガでは、ヘッドレストの支柱2本を囲むようにAストラップを設置しました>




<↓こちらはDストラップの設置状態。エクシーガのように上下に細長いヘッドレストにも取り付け可能>
 

上の画像に示すように、エクシーガのヘッドレストは上下方向に長い(その分、周長が大きい)のですが、付属のDストラップも十分な長さを有しています。そのため、「Dストラップの長さが不足して取り付けできない」・・・という懸念もありませんでした。

■腰用パッドの調整について
前回のブログ(→ その1・開梱から細部の現品確認まで )では、「サイドパッドは別売オプション」 であることを述べました。つまり今回のレポートでは、取付位置の調整が可能なパッドは、腰用の2枚(のみ)です。

<↓設置方法の説明書(イラスト)では腰用パッドは長方形でしたが、実際のパッドはブーメラン型でした>
 

モニター製品に付属の 「腰用パッド」 は、果たして頂部を上にするのか下にするのか、その取付姿勢が一瞬、分からなかったです。今回は 「ドライバーの腰を包む」 と考えて、「Λ字型の姿勢」 ではなく 「V字型の姿勢」 でパッドを取り付けしました。

<↓こちらが当初の腰用パッドの検討位置。2枚を若干ズラしながら、下側<上側の順に重ねた場合>




<↓腰用パッドの位置が適切か(or 違和感がないか)どうか、実際に着座しながら微調整していきます>
 

■広義の 「チューニング」 とは
私は、腰用パッドの位置を 「微調整する」 ことは、文字通り 「チューニング作業」 そのものだと考えています

オーバーサイズピストンを組むとかカムシャフトのリフト&開角を変更するとか、ターボチャージャの基本過給圧に対して補正係数を変更するとか、あるいはダンパーの減衰力で縮み側の特性を変更するなど、いわゆるメカチューンや制御チューンとは次元や様相が異なりますが、私からすれば、「腰用パッドの位置や厚みを微調整し、ドライバーの運転姿勢をなるべく理想に近づける作業」 も、立派な ”チューニング” であるとの認識です。


<↓試行を重ねた結果、私の場合、当初(上記)に対し、腰パッドを次のように設定変更しました>




これで着座時にしっくりとした感じが得られました。

ただし・・・これもまた私見になるのですが、「人間の体調は日によって異なる」 と思っています。つまり、実は最適なパッドの位置や厚みは、「運転するその瞬間によって異なる(体調や疲労度に依存する)可能性がある」 とも思っています。

したがって、腰パッドの位置を一度決めたからと言って、未来永劫そのままで良いとは言えない・・・と考えていますので、もしかすると体調(あるいは経年・・・人間も歳を取ります)に応じて、少しずつ 「最適な位置」 を 「チューニング」 していく必要性の有無を検討するべき でしょうね。人間だもの。


<↓現時点での私なりの 「チューニング」 を施した最終形>




ただ単に 「純正シートにJ-コクピットを被せる」 だけの作業でしたら、ものの1~2分もあればできてしまいます。しかし、メーカーである スギウラクラフトさん のコンセプトを知り、自分なりに 「考えながら」 「チューニングするという意識をもって」 最適化を図ったつもりです。

そのため、私の場合は J-コクピットの装着には おおよそ40分間強を要しました。しかし、その40分間強という所要時間は、「使用感を より正しくレポートさせていただく」 ためには必要な時間であったと思っています。




「その3」 に続く。
以後のレポートブログは、次の項目になる見込みです。

<今後のアップロード予定>
・その3 : 使用してみてのインプレッション
・その4 : まとめと批評(最終話)
 ↓
 ↓
 ↓
2017-03-19(Sun.) : 更新
その3・「座り心地が良く、包まれ感がある」 をアップロードしました。
Posted at 2017/03/18 00:42:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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