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調布市のKAZのブログ一覧

2017年03月19日 イイね!

【Mission-Praiseシリーズ最新作!J-コクピット モニターレポート】その3・座り心地が良く、包まれ感がある

【Mission-Praiseシリーズ最新作!J-コクピット モニターレポート】その3・座り心地が良く、包まれ感がある「J-コクピット(有限会社スギウラクラフト さんの Mission-Praise ブランド最新作)」 のモニターレポートブログ(その3)です。

製品の装着過程や実際の使用感、優れている点や当方の視点での要改善点などについて、計4回に分けて報告させていただきます。

今回は 「実際に使用しての感想」 です。


<ご参考>
◎レポート・その1 は こちら → 開梱から細部の現品確認まで
◎レポート・その2 は こちら → エクシーガへの設置と調整例
◎J-コクピットの製品概要 → こちら

■第一印象から変わらない使用感
前回のレポート・その2(→ エクシーガへの設置と調整例 )では、腰用のパッドを理想的な位置に微調整する作業をお知らせしました。実はその際に、必然的に 「J-コクピット」 に試しに座ってみる過程を経ています。

<↓腰パッドの装着位置を ”チューニング” するため、「J-コクピット」 の着座を何度か試行しています>


初めて着座したときの印象は、次の通りです。
 (1).座面の当たりが柔らかく、座り心地が良い。
 (2).背面に包まれ感がある。

そして腰パッドの装着位置の微調整を終えて、改めて座り直してみたときの感想は、次の通りです。
 (1).座面の当たりが柔らかく、座り心地が良い。 ← 第一印象から不変
 (2).背面に包まれ感がある。← 第一印象から不変
 (3).腰当てが利いていながら、「背面の包まれ感」 が阻害されていない。 ← 新たな感想


■良好な座り心地と安定感
以下、前述の感想について、順番に説明します。

<↓エクシーガtSにJ-コクピットを設置した様子。純正シートとJ-コクピットで、座面の前後長はほぼ同じ>


まず、J-コクピットは座面と背面(シートバック部分)とも、柔らかい素材のスポンジが内蔵されているため、座り心地は良好です。もしもクッションの厚みが過度な場合は、自分の体重でズブズブと沈み込むだけとなりますが、J-コクピットの場合はクッション厚が適度(薄過ぎず厚過ぎず)と思われるため、「座り心地」 と 「安定感」 が両立していると感じます。

ここで新たに 「安定感」 という表現を用いましたが、体重がかかるお尻(ヒップ)部分だけでなく、お尻の両サイドにも荷重を分担させるクッション厚となっていることが功を奏し、”全体として” 安定感につながっているのだと考えています(※1)。


(※1)座面の安定感
ただし 「座面の安定感」 は、J-コクピットを 適用する車種(純正シート)のデザインの影響を多分に受ける ことに注意が必要です。ファミリーカーの純正シートのように、座面全体が平らに近い形状のシートと、レカロのようにもともと座面の両サイドに起伏のあるスポーツシートでは、得られる効果も印象も異なります。

そこで参考までに、エクシーガtSの純正シートの 「座面サイドの張り出し」 具合を載せておきます。

<↓エクシーガtS のスバル純正シート(グレード名の tS は 「tuned by STI」 の意。2リッターターボ)>


<↓tS純正シート(運転席)の座面を横方向から撮影した画像>


<↓さらに近接してtS純正シートのサイドサポート部分を撮影(レカロなどと較べると張り出しは弱い方)>


上に示す画像の座面に J-コクピット を装着した場合に、オプションの サイドパッドB(別売)無し の状態で、「安定感も得られている」 と私が感じた・・・ということになります。個人の感想はあくまで感想ですから、感想自体にツッコまれどころは無いと思いますが、その感想に至るための 「前提条件」 は、明らかにしておきたい ものですよね。モニターレポートですからね。

ところで、良い点ばかりかと言うと、少々気になった部分 もあります。それはズバリ、「ヒザ裏のフィット感が希薄」 となってしまった点です。純正シートの場合は、「ヒザの裏側から太ももにかけてのフィット感」 がありましたが、J-コクピットの装着により、「ヒザの裏側部分」 のフィット感が多少、スポイルされてしまった(言うなれば、体圧分布の不連続感がある)ように感じました。


<↓「ヒザ裏のフィット感が希薄」 の理由については、言葉で書くよりも、画像で示す方が分かりやすい>


恐らく、乗降性を加味(車両に乗り降りする際に、J-コクピットの端部が引っかからないように配慮)してのデザイン結果だとは思いますが、個人的には要改善点のひとつだと思いました。

■包まれ感は安心感につながる
今回のレポート前半では、主に座り心地(座面)についての感想を述べさせていただきました。後半は、背もたれ(シートバック)部分の感想について述べさせていただきます。

まず、J-コクピットとエクシーガtS純正シートとのフィッティングは良好です。J-コクピットの形状は、ヘッドレスト部分も含め、純正シートのシートバック形状にうまく追従できています。


<↓J-コクピットは大きさ・形状とも、エクシーガ純正の 「シートバック+ヘッドレスト」 にフィットしました>
 

使用感としては、「背中の包まれ感」 が素晴らしい と感じました。サイドサポート性に優れます。装着してからこれまでの約1週間、クルマを街乗りで使用してきましたが、その感想は変わりません。これは美点で、安心感にもつながる と考えます。

<↓「包まれ感」 を説明するための模式図。この機能や感触が持続するならば、大きな美点と思います>


<↓※前述した通り、上記の感想は純正シートの形状にも依存するため、装着前の画像を参考掲載>


街乗りでは良い使用感ですので、今後は長距離ツーリングでの使用感を試してみたいと思いました。ただ、「私個人の好み」 としては、クッションがもっと固い方が良いのでは? と思っています。ベースクッションの反発力が、「標準タイプ(今回モニターした仕様)」 のほか、「ハードタイプ(より固め)」 のラインナップも期待したいところです。

■その他、気付いた点
レポート・その1(→ 開梱から細部の現品確認まで )で感じた疑問を確認してみました。「シートをフルフラットにした場合、J-コクピットの座面と背もたれの縫製部分はどうなるか? 引っ張られるのか?」 の件です。

<↓まずは J-コクピット を装着しないノーマル状態で、リクライニング→フルフラット化させた場合>
 

<↓次に J-コクピット を装着してフルフラット化させた場合。両端の縫製部分は引っ張られて浮き上がる>
 

もともと J-コクピット には、ズレ止めや抜け防止のため、純正シートの座面とシートバックとのスキマに 「固定用パッド」 を挿入させています(既報)。そのため、フルリクライニング(フラット化)させた場合、J-コクピットの腰部分はシートから離れようとはせずに、両端の縫製部分(座面と背もたれとの境目で一体に縫い込まれている部分)は、リクライニング角度に応じて、だんだんと引っ張られて上方に浮き上がってくる挙動を見せます。

この状態でシートに寝転がっても、実際に縫製が破れることはないと思いますが(∵J-コクピット自体が全体として変形するから)、不用意に扱うと破損のリスクはあるかと思います。車中泊をされる方々は、注意しておいた方が無難でしょう。

その一方で、ハーフリクライニングさせた場合の寝心地はどうなるか? についても、確認してみました。具体的な想定シーンとしては、長距離を移動する際に、高速道路のサービスエリアで仮眠する場合などです。


<↓シートバックを画像に示す程度に倒した(not フルリクライニング)場合の寝心地は、意外にも快適>


結果として、そのソフトな包まれ感により、寝心地は快適である ことを発見しました。日常ユースだけでなく、道の駅やサービスエリアでシートを倒して軽く仮眠する・・・といった用途においても、意外な効果を発揮 できそうです。

■家族の感想 ~また座りたくなる~
エクシーガを運転するのは、私だけではありません。家族も運転するため、J-コクピット を装着した状態で実際に家族にも乗ってもらい、感想を聞いてみました。以下は、家族からのコメントです。

<家族からのコメント>
 (1).「背中~腰~臀部」等、全体がやさしく、しっかりと包まれている感じ
 (2).「助手席にも欲しい」
 (3).「また座りたくなる

家族本人からの感想として、上記が寄せられました。補足説明として 「最初の第一印象では、見た目が薄くて大丈夫かな? と思ったが、実際に座ってみると、しっかりと包まれている感じが得られて、当初の予想は良い意味で裏切られました。」 とのことです。

私とは性別も体格も異なりますが、「包まれ感」 については、家族も私と同じ印象を持っていたことになります。このへんは、J-コクピットの優れた特長と言えるでしょう。



「その4 : まとめと批評」 に続く。
次回のブログは、これまでのレポートを総括する最終話となる見込みです。
(※一部、”毒吐き” を含む予定)
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2017-03-20(Mon.) : 更新
その4・ まとめと批評、改善提案(最終話) をアップロードしました。
Posted at 2017/03/19 13:12:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ

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「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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