関東地方に大雪の恐れ(@1/22(月)~23(火))、との天気予報に従って、事前にレガシィとエクシーガにスタッドレスタイヤを履かせた話の後編です。
← (扉画像)結構、積もりましたねぇ。
東京都調布市にて。
<関連ブログ>
◎2018年・冬支度_前編は →
こちら
■フォグランプの配光確認(レガシィ)
つい先日、モニター当選となった fcl.さんのLEDライト(HB4フォグランプ)をエクシーガに適用したばかりですが(モニターレポートは → こちら)、同じフォグランプ形式(HB4)のレガシィには、別メーカーのイエローバルブ(ハロゲン)を現在適用しています。
<↓BPレガシィのフォグランプには、Racing Gear のリアルイエローを適用中(イエローは
当方の主義)>
将来、もしかすると、このイエローバルブ(ハロゲン)をLEDイエローに置換するときが来るかもしれませんので、今回の降雪状態をとらえて、イエローバルブの配光具合(ベース状態)を画像で記録しておくことにしました。東京都内で路面が降雪状態・・・となるタイミングは、滅多にありませんので。
以下、画像の左側は 「スモール+イエローフォグ(HB4ハロゲン)点灯」、画像の右側は 「スモール+ヘッドライト(純正HID_D2S)+イエローフォグランプ(HB4ハロゲン)点灯」、の記録です。
<↓例1: 運転席横、右前輪の後方より前方を臨む>
<↓例2: 運転席の右横に約1mの地点から前方を臨む>
<↓例3: フロントナンバープレートの位置から前方を臨む>
<↓例4: 前方に立って車両を撮影。対向車の目線を模擬>
fcl. さんのLEDフォグランプのモニターレポートには書いていませんが、こうして実際に(ハロゲンではあっても)イエローバルブの照射範囲を運転席から眺めると、路面の凹凸感の把握性に優れていることが実感されます。
ヘッドライトであってもフォグランプであっても、霧の深い時や、降雪時(特に吹雪の高速道路)には、白色光は霧や雪で乱反射して先が全然見えなくなることが多々あります。その点、「低い位置から」 「黄色い光で照らす」 イエローフォグの場合は、視覚的に前方視界がより確保されやすいです。
ですので、イエローLEDで配光特性と光量に優れるモデルがあれば、試してみたい・・・との感想になっているわけです(>先日のモニターレポートブログ)。
# 雪道を照らしたときの画像は、fcl.さんのモニター品で
# 撮影しても良かったな…と一瞬、思いましたが省略。
■都内での積雪状況(@1/22(月)夜21時過ぎ)
「BPレガシィ純正フォグランプ筐体+RGイエローバルブ(HB4ハロゲン)」 での雪道での照射状況を画像で記録したあとは、帰宅して翌日に備えます。この時点で21時過ぎでしたが、都内での降雪はまだまだ続いています。
<↓都内でこんな具合に雪が積もるのは、2014年の2月以来、約4年振り>
上記画像で、エクシーガの雪落としをしていない理由は次の通り。
(1).雪道での出動車をレガシィに決めた。
→ 降雪時に(どうしても)クルマを出す必要がある場合、
運転は札幌出身の私が担当する(家族は運転を控える)。
車重の重いエクシーガよりも、より車体の軽いレガシィを選ぶ。
(2).雪捨てにまつわる近隣トラブルを防ぐ。
→ 札幌に住んでいれば、「道路に出す雪」「自宅敷地内に積む雪」
「除雪車に持っていってもらう雪」「(場合によって)自分でトラック
などに積んで、所定の雪捨て場(河川)に捨てに行く雪」…という
具合に、
雪を仕分けします。
近隣がみんな心得ているので、雪捨てでトラブルになることは
まずありません。
しかし、ここは「(近所の人々が)雪慣れしていない東京」。
「早く溶かそうとして、通行路面に雪出しすると、それを嫌がる
人がいるかもしれない。」
「かと言って、自宅敷地内の雪をせっせと道路脇に山のように
積み上げる行為もいかがなものか。」
エクシーガに雪を積んだままにしておけば、誰にも迷惑をかけないで済みますし、そのうち日が照ってくればルーフやボンネットの上で勝手に解けていきます。都心では、「雪慣れしていない人々」 に配慮して、「(良かれと思って)自己判断で雪捨てしない方が無難」 なのです。ふうぅ・・・。
# それじゃ、レガシィの雪はどうやって処理したかって?
# アノ手コノ手がありますが、ここでは割愛します(ばく)。
# (もちろん迷惑にならないような方法ですよ。)
■翌朝の状況(@1/23(火)朝7時頃)
家族を学校に送り届けたり、病院に通院するなどのため、レガシィは昨夜から出動可能状態にしてあります。具体的には、ルーフと灯火類の雪落とし、ウィンドウの解氷など。クルマのルーフに雪を積んだまま道路に出るのは危険 です。走行中のブレーキングで、ルーフの雪が雪崩(なだれ)のごとくフロントウィンドウに覆い被さってきて視界遮断の原因となるからです。(雪国では実践的にこの手法を逆手に取る場合もありますが。)
<↓レガシィは ready to go 状態(参考:奥のエクシーガは一晩放置状態)>
<↓エクシーガに積もった雪(何も手当をしないと、一晩でこんな状態に)>
さて二世代前のスタッドレス、ヨコハマ・アイスガードiG20 で積雪の都内を走り回ったのですが、ムリをしなければ十分に走行可能でした。ミゾはまだ十分に残っており(9分山)で、単に経年によるゴムの硬化・劣化が進んだ状態です。日陰のアイスバーンで多少車体が振れる程度で、まだまだコントロールの範疇(=運転中にステアリング修正による疲れを感じるものではない)。
物理的な 「スリップ」 の程度が激しくなった時点、あるいは 「運転していて(舵角修正などで)疲れるように感じられる」 ようになったときが、私のスタッドレスタイヤの交換タイミング(寿命判断サイクル)です。
<↓おおよそ東京都内とは思えない積雪光景(それでも市営バスはタイヤチェーンを履いて運行中)>
■その後の状況(@1/25(木)13時頃)
東京都内での積雪から2日後、主要道路では雪解けが進んだものの、道路脇には(積み上げられた)雪がまだ溶けずに残っています。日中の最高気温も3℃くらい。雪は降り増ししていないが、ここ数十年で一番の冷え込みとのこと。
<↓(左):レガシィの外気温度計は-5℃の表示 (右):日中の最高気温は3℃の予報でした>
<↓道路脇で溶けずに残っている雪(1/25(木)、都内にて)。札幌なら4月末頃に相当する風景>
さて、今回の積雪により、やはり東京都内は 「つつがなく過ごす」 ことは出来なかったようで。以下はネットニュースのキャプチャ。
<↓その後のネットニュースより。「物損事故90分で377件」 とのことですが、実際にはこれより多い?>
16:30~18:00の90分間で物損事故として届け出があった(=把握できた)分だけで377件とのことですが、実際には届け出の無い物損事故(単独とか軽微なものとか)も多々発生したでしょうから、当局にはもっともっと 「ノーマルタイヤのみでの走行は控える(というか禁止措置にする)」 という 啓蒙活動を徹底 してほしいところです。
# 個人的には、オートサロンの周辺で不正改造車を摘発するためとか、
# 大して効果も得られない 「初日の出 暴走」 に人員を充てる予算がある
# なら、むしろ雪道をノーマルタイヤで走っている車両を取り締まって欲しい。
昔、「注意一秒、ケガ一生」 とか 「タイヤは命を乗せている」 といったキャッチコピーがありましたが、雪道をノーマルタイヤで走ることの危険性を強く意識付けさせるようなキャッチコピーでもあればなぁ・・・と思います(ノーマルタイヤでも、ある程度は走れてしまうところが落とし穴。走れても、曲がれない止まれない。また、公道は自分だけではなく他人も利用するもの)。
「雪道を ノーマルタイヤじゃ 事故の元」
「積雪に 見合った装備で 安全に」
「坂道の 迷惑渋滞 そのワケは スリップ・横転・立ち往生」
・・・おそまつ!
Posted at 2018/01/25 21:22:41 | |
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