東京スバル(株)では、今月は 「4/14(土)~15(日)」 と 「4/21(土)~22(日)」 の2週間に渡って、「Thanks Day」 というイベントを開催しています。
先日、子供を連れてディーラーに行ったところ、クジ引きで運良くB賞をいただきました。そのときの様子や雑感について、備忘録として記すことにします。
■久しぶりのディーラー訪問
昨年末は、限定車・S208 の抽選販売に応募した関係でディーラーにはよく通っていましたが(→ 結果は4回の抽選ともハズレ)、年が明けてからは仕事が忙しかったこともあり、あまり訪れていませんでした。
そんなとき、「Thanks Day」 のイベントを告知するDMが到着。賞品として、何やらコラボ工具箱?があるようでしたので、時間の取れた日曜日に、子供を連れて2人で行ってみることにしました。
<↓工具箱に目が行ってしまったが、良く見るとA賞・B賞・C賞ともすべてSUBARUオリジナル、とある>
■スクラッチくじの巻
経年12年目のBPレガシィに乗って、ディーラーに到着。さっそく受付にて、スクラッチくじを1枚、子供に引かせていただきました。
<↓受付の横に積まれた賞品群。その奥には、契約ドライバーさんの等身大?パネルも展示>
すると、予想外にB賞が当たりました(いつもはC賞)。
(私がクジを引かずに子供が引いたので当たった?)
ちょうどB賞が欲しいと思っていたので、とてもラッキーでした。
<↓偶然とはいえ、欲しいと思っていたB賞が当たってラッキー(無欲の子供だから引き当てた?)>
■よこすか海軍カリーパンの巻
次に紹介するイベントは店舗独自の企画かもしれませんが、入口の脇にはパンの移動販売車が来ていました。「よこすか海軍カリーパン」。DMには載っておらず、また同じ東京スバルでも他の店舗(例:立川店)ではイベントで移動販売車がよく訪れるイメージがあるのに対し、私がお世話になっている店舗ではまず見かけたことがなかったため、少々ビックリしました。
「イベント期間中、この移動販売車を手配するためには、いったい費用(報酬代)はいくらかかるのだろう・・・?」 そんなことを考えていると、ちょうど私たちの姿を見つけた担当セールスさんから、パンの引き換えチケットをプレゼントされました。ありがたく頂戴し、パンと引き換えさせていただきました。
<↓パンは先着250名様限定だったとは!チケットの右下を良く見ると、通し番号も印刷されていた>
ここからは想像ですが、パンの引き換えチケットは、恐らくは受付で 「フリーの来客用に」 備えている分のほか、各担当セールスマンが 「自分の管理ユーザーが来店したとき用に」 キープしている分や、あるいは決裁者が 「イザというときのための予備用」 として抑えている分(→ 何事もなければフリー客用に転用?)・・・などというように、用途と配分枚数を大まかに決めているのかも。
もしもそうだとすれば、「中の人」 は大変だなぁ・・・などと苦労が忍ばれます。
(※私の勝手な想像につき、実態は異なるかもしれません。)
その一方、パン屋さんにとってみると、「250個が確実にさばける」 という大口契約に見えるわけですが、実は(もしかすると)1日あたり250個分以上の売り上げとなる日があるかもしれない(?)とか、契約金から東京スバルさんへの出張経費を除くとあまり儲けが出ないかもしれない(?)とか、いろいろ考える事柄があったりするのかもしれません。
(※このへんも、単に私の想像の域を出ませんが。)
イベントは、呼ぶ方も呼ばれる方も大変なんだろうな・・・と(勝手に)思った次第です。
■ドリンクサービスの巻
カリーパンをいただき、空いている席に着席すると、ほどなくして女性スタッフさんが 「飲み物はいかがでしょうか?」 と尋ねてきましたので、アップルジュースを2つ、お願いしました。
その昔、ダイハツが顧客満足度の向上を目指して 「カフェ・プロジェクト」 と銘打った接客態度の改善活動を始めてから、ずいぶんと久しい。今では、カーメーカーを問わず、どこのディーラーに行ってもキッズスペースやフリードリンクなどのサービスが当たり前のように提供されていますが、ひと昔・・・いや、ふた昔前までは、そんな光景自体が考えられませんでした。
<ご参考 : 関連過去ブログ>
◎2006年01月30日付け →
[お客様感謝WEEK] 来店者用の粗品など(その2)
今ではドリンクサービスそのものの提供だけでなく、ドリンクの器やコースター、さらにはストローの袋にまで 「SUBARU」 のコーポレートマークと文字が印刷されるほどの力の入れようになりました。
<↓接客用のちょっとした備品にも、スバルのマークや文字が印刷されるようになりました>
印刷会社はスバルのロゴを包装紙に印刷し、ストロー製作会社はストローをスバルのロゴ入り包装紙に包んで単位セットでケース収納し、ディーラーに卸す。自動車関連以外の業種も自動車業界のサービスに深く関わる時代になったのだな、としみじみ思ったのでした。
<↓(左)カートピアを見ながら、しばし休憩 (右)次なる 「じゃんけん大会」 開始前の会場の様子>
■じゃんけん大会の巻
カリーパンを子供に食べさせて落ち着かせたあとは、いよいよ 「じゃんけん大会」 の始まりです。お店のスタッフさんとじゃんけんを行い、勝ち抜けた人に賞品が当たる、というイベントです。
<↓このへんのポップも、スタッフさんの手作り感が出ていて良い感じ(>あくまで私見です)>
これは東京スバルさんの独自企画(>と、DMに書いてあります)で、イベント各日とも午前11時と午後3時の2回、開催されるとのこと。私たちは午後の部に参加させていただきました。
<↓(左)スタッフさんによるルールと賞品の説明 (右)こちらのスタッフさんが「じゃんけんガール」>
男性スタッフさんがルールと賞品の説明を終えたあと、「それでは本日のじゃんけんガールです!」 と言って女性スタッフさんを力強く紹介しました。女性スタッフさんは、投げかけられた 「ガール」 という言葉の部分で、(失礼ながら)一瞬だけ恥じらったかのように見受けられましたが、その後はしっかりと場を盛り上げながら大役を果たされていました。
我が家は、じゃんけんは速攻で負け。
でも楽しめました。
(クジでB賞をゲットしたあとなので、気持ちがゆったりしていたためか。)
<↓じゃんけんではすぐに負け(引き分けも「負け」扱いとするルール)でしたが、案外、楽しめました>
思うに、この 「じゃんけん大会」 (あるいはビンゴ大会でも可)は、賞品を準備できさえすれば、ほとんど経費もかからずに実施できるイベントではないでしょうか。司会進行係やじゃんけん係ならば自社(=販社の)営業スタッフさんを出せば良いし、雨天時であっても建屋内で実施できるので、天候を気にする必要もあまりないことでしょう。
「キッズメカニック」 などと並んで、集客イベントとしては有効かな、と思います。ディーラー関係者でも何でもない顧客の私が言うのもナンですが・・・。
■ショールームの小道具も進化、の巻
さて、主なイベントを終えたあとは、ショールームに目を向けます。バス通り沿いのこの店舗は、外を歩く通行人からも展示車が良く見えて、かつ、店内の来客に対してもクルマの特徴をしっかりとアピールできるように、デモカーを配置する必要があります。
<↓整然と並べられた店舗内のデモカー>
上記の画像を見ると、店内の入口側から歩き進んできた来客に近い車両はフロントを向けており、逆に遠い側に並んでいる車両は、ガラス壁を挟んでバス通り側(外側)にフロントを向けています。きっと、イベントに向けて車両の配置を考えるスタッフさんにも苦労があるのだろうな、と(勝手に)思いました。
そんな中、車両の特徴(=長所)をアピールする小道具が増えていることに気がつきました。具体的には、「歩行者保護のためのエアバッグを標準装備していること」 と 「身長1mの子供の存在も確認できる後方視界の良さ」 をアピールするためのツールです。
<↓歩行者保護用エアバッグに見立てたクッションを置くことで、安全性へのアピールとしている例>
<↓身長100cm~120cmの子供に見立てたポールを置くことで、ゼロ次の安全性をアピールする例>
ディーラーに足を運んでいなかったわずか数ヶ月の間に、製品の特徴(今の時代は、特に安全性能か)をアピールするためのツール(小道具)も進化していたのですね。このような視点からショールームを見渡してみることも、良いかもしれません。
■将来のクルマ好きへ、の巻
今回、ディーラーに連れ出した子供(長男)は、「スバルで好きなクルマはBRZ」 とのこと。そこで、他のお客様がいないタイミングを見計らって、運転席に座らせてみました。シートスライド&リフトアップさせると、案外、子供サイズの体格でもステアリング操作がしやすそうなポジションに近づけられますね。・・・もっとも、その体勢では足先がABCペダルには届いていませんが。
<↓本人が好きだと言うBRZの運転席に乗せて、各操作系に手を伸ばして触れさせてみる>
その間、私は助手席に座り、シフトノブの上に置いた子供の左手を、さらにその上から自分の手で包んでアシストしながら、「ここが1速」「手前に引いて2速」「そしてここが3速」・・・などと静的シフト操作を体験させました。
ごく短時間ながら、日常生活の合間に好きなクルマに触れる時間を与えてやることで、将来の 「クルマ好き」 になってくれるかもしれません。普段は 「横断歩道を渡るときは左右を良く見て」 とか 「駐車場では決して走らない」 などと教えていますが、こうして好きなクルマの運転席に座ると、ドライバーからの視界、車外の歩行者の見え方を通じて、その言葉の意味も より分かってくれるかもしれません。
クルマの危険性を ことさら強調するつもりはありませんが、「クルマが好き」 にも(表裏一体の)意味があることを、深くとらえられるように親としてアシストしてあげたいな、と思っています。
以上、「Thanks Day」 にクジ引きをしに出かけながら、親子でいろいろなイベント体験(や雑感)を楽しんできた・・・という備忘録でした。
Posted at 2018/04/17 02:49:49 | |
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