• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZのブログ一覧

2019年02月09日 イイね!

[エクシーガtS] その2・WRX&レヴォーグ用リヤスタビ(φ20)とブッシュ流用、後編

[エクシーガtS] その2・WRX&レヴォーグ用リヤスタビ(φ20)とブッシュ流用、後編エクシーガtS(2012年式、年改区分E型)のリヤサスペンション系にスバル純正部品(他車種用)を流用しました。同時に社外品の取り付けも実施。

リフレッシュを兼ねた仕様変更をDIYで実施した際の様子を、一連のブログでお伝えしています。今回は 「その2 (スタビ&ブッシュの後編)」 になります。

<作業内容 一式>
 ・スタビライザの径アップ(WRX&レヴォーグ用φ20 ←純正φ15)
 ・付随してスタビブッシュの交換(同上φ19、=スタビφ20用)
 ・リアショック・ロアサポート(オートプロデュースA3製)の装着
 ・付随して厚肉フランジボルトへの交換(スバル純正、強化品)


◎関連過去記事
 → リヤ・スタビライザの流用情報 覚え書き(自分用のメモ)
◎「その1・前編」
 → WRX&レヴォーグ用リヤスタビ(φ20)とブッシュ流用、前編

■リヤスタビの外観比較(φ15、φ18、φ20)
その1・前編)からの続き。
エクシーガから取り外ししたリヤスタビライザ(φ15)を、手持ちのGRB用(φ18)と、今回新たに購入したWRX&レヴォーグの一部車種用(φ20)と並べてみます。


<↓とりあえず並べた状態。太さ以外の形状は同様で、改めて物理流用可能であることを確認>


<↓各スタビの端部の様子。φ20のスタビは購入直後のため、まだブッシュが取り付いていない>


<↓太さの違いが分かるように拡大撮影した様子。視覚的にもφ20の変化度合いを実感できる>


スタビ径がφ15→φ18の場合は断面積が44.0%アップ。φ18→φ20の場合は、23.5%のアップ。それに対して、スタビ径がφ15→φ20(純正流用可能なMAX外径)の場合は、断面積は何と77.8%もアップ。一気に77.8%アップですぜ!

サスペンション系に作用するパラメータとして、スタビの 「径の比」 の2乗で効いてくる物理量があれば、77.8%もの上昇効果をもたらすことになります。


# 個人的には(跳ね返りとして)スタビリンクの強度は大丈夫か?
# と思ってしまいますので、今後のDIY点検項目に加えますよ。

■「φ20スタビ用のブッシュはφ19」 の巻
スタビの次は、スタビブッシュについても少々触れておきます。すでに過去ブログ(リヤ・スタビライザの流用情報 覚え書き(自分用のメモ)) でも述べていますが、WRX&レヴォーグ用のパーツリストを見ると、φ20の純正スタビと組み合わされる純正ブッシュはφ19、となります。

で、実際に取り寄せして現品を確認してみると、ブッシュ本体に浮き出し文字により、わざわざ 「φ19」 と刻されていました。


<↓同じ部番なのにラベルが異なるのは、長期在庫品(右)と流動品(左)の差でしょうか?>


同じタイミングで注文したのに、パーツセンターからディーラーに届いた配送便は、二度に分かれていたという。上の画像の右側ラベルは 「FUJI HEAVY INDUSTRIES, Ltd.」、左側ラベルは 「SUBARU CORPORATION」 となっており、1個は長期在庫品(?)をつかまされたかな・・・という気がします。ゴムブッシュだけに、使用しなくても紫外線硬化などの影響懸念がありますが、今回は気にしないことにします。

<↓別の角度から>


<↓新・旧どちらのブッシュも、側面にわざわざ「φ19」の刻が付されています>


■シリコングリスの吹きつけ
ブッシュをスタビに取り付けする際には、シリコングリスを吹き付けることにしました。ブッシュの表面が脱脂された状態だとすると、スタビとの間に摩擦力が生じてしまうためです。今回は、手持ちのシリコングリスとしてスリーボンドの1856を適用します。マイナス30℃~170℃の広い範囲での使用が可能です。

<↓手持ちのシリコングリスを吹き付け。このシリコングリス自体には、ゴムへの攻撃性はない>
 

<↓スタビに組み付けしたブッシュ。ブッシュには切り込み(中割れ)があるため、装着は容易>


■スタビは仮組みで装着せずに、次の作業工程へ
ブッシュを組み付けしたスタビライザを、いったん車両(エクシーガ)に仮装着します。純正のスタビを取り外しした際とは逆順で、車体外側(後輪の後ろ側)から車体の横方向にスライド挿入させる形で、仮置きします。

<↓車両右側の様子>


<↓車両左側の様子>


<↓車両右側の拡大画像>


<↓さらに近接して撮影した様子。ブッシュを覆うクランプ上端の爪部分を「引っかけ」しておく>


さて、なぜここでスタビを装着しないで仮設置するだけに留めるのか? というと、オートプロデュースA3さんの 「リアショック・ロアサポート」、および スバル純正の 「フランジ強化ボルト」 も同時装着するためです。これらのパーツは、もしもスタビライザが装着されている場合、ダンパー支持部のボルトを脱着する際にボルトへの(車両上下方向の)荷重をキャンセルすることができなくなるためです。

# 詳細説明は 「その3」 にて。

<↓スタビの交換と同時に作業することで、重複する工程を削減して効率良い装着が可能に>


<↓これらのパーツも同時に装着するため、スタビ本体はフリーにしておいた方が都合が良い>
 


「その3 (リアショック・ロアサポートの装着編)」 に続く。
 ↓
 ↓
 ↓
2019-02-11(Mon.) : 更新
[エクシーガtS] その3・リアショックロアサポートと強化フランジボルトの装着、前編 をアップロードしました。
 ↓
2019-03-09(Mon.) : さらに更新
[エクシーガtS] 純正リヤスタビ流用(φ20←φ15)インプレッション&ニジマス釣り をアップロードしました。

プロフィール

「自作の塗装スタンド(元々は、使わなくなったBOSEのサラウンドスピーカー用のDIYスタンドを転用)を有効活用して、CBRの外装部品をリフレッシュ中です。」
何シテル?   07/21 10:52
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/2 >>

     12
345 678 9
10 1112 13141516
171819202122 23
2425262728  

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation