体操部創立55周年記念行事(2019年11月9日(土))に参加するため、東京から京都に行ってきました。
レガシィに子供たち3人を乗せて京都観光している最中、エンジン水温が急上昇するトラブルに見舞われました。出先でのトラブル認知から対応までの状況を、ブログ3編に分けて記録します。
◎「その1」はこちら →
往路編(準備→土岐・大津・京都)
■京都観光(その2・四条通り)
八坂神社を見たあとは、四条通りの商店街を散策します。私が学生だった頃とは異なり、非常にポップなお店が増えていてビックリ。
<↓candy SHOW TIME に入店。「ぎをん」周辺も大変に様変わりしていました>
<↓店内では飴の制作実演もあり、外国人観光客を含めて多くの来店者に盛況でした>
子供たちが飴の制作実演に感心していたとき、私は店内に掲示されていた1枚のポスターを見つめていました。・・・いや、正確に言うと、ポスターの中に描かれてたイラストに目を奪われていました。
<↓KAZさんが目を奪われたというポスター>
知恩院のライトアップ(しかもキャッチフレーズが「お坊さんに会いに行こう!」)もさることながら、そこに描かれた数々のイラストには「絵心がある」と感じました。
(※あくまで個人の感想です。「上から目線」のつもりはございません。)
<↓実際にこのようなお坊さんが知恩院にいらっしゃるかどうかは不明ですが>
# 体操競技の男子床運動でも、ブレイクダンス的な
# 「さばき」が流行った時期がありました。
ポスターを隅から隅まで見たのですが、残念ながらイラストを描いた方のお名前は記されていませんでした。一体、どなたが描かれたのでしょうか。若干ですが、初期の森田まさのり先生のようなタッチも入っているように感じました。
お店で買い物をしたあとは、そのまま四条通りを進みます。
子供たちを先に歩かせ、私はそのあとを付いていきます。
<↓画像には写していませんが、旗を持った先導さんに連れられた団体客も多くいました>
子供たちが次に入ったお店も、商品に特徴的なイラストが描かれていました。
<↓次は、季節限定のあぶらとり紙(ゆず)に描かれたイラストに目がいく>
このイラストを見て、絵柄はまったく異なるのですが、思わず吉田戦車先生の「伝染(うつ)るんです。」を思い出しました。何やら醸し出す雰囲気に通じるところがあるような気がして・・・。
<↓こちらが吉田戦車先生の「伝染(うつ)るんです。」の代表的な絵柄>
■京都観光(その3・詩仙堂)
八坂神社や四条通りの商店街を見た後は、私の提案で詩仙堂に向かいます。学生時代の下宿先から近い場所です。詩仙堂には何度か訪れており、入口のすぐ間際に有料パーキングがあることも知っているので、レガシィでズンズン進みます。
<↓詩仙堂の入口。門をくぐると、その先には静寂がある>
<↓細い通路を抜けると、そこにはまた門構えがあります>
子供たちが記念撮影をしている上記画像を見て、私は週間少年ジャンプに掲載されていた、新沢基栄先生の「3年奇面組(後に、ハイスクール!奇面組)」を思い浮かべました。
<↓参考:3年奇面組の登場人物(キャラクター群像)>
「なんのこっちゃ?」と思った方々。
その理由を次の画像で説明します。
<↓門の先に見える詩仙堂の景色が、奇面組の冷越 豪(れいえつ ごう)にクリソツではないかァアーッ!>
偶然の一致とは、凄いものですな。
・・・えっ? こんなことをイメージするのは私だけ?
ところでその一方、長女は何をしていたかと言うと。
<↓詩仙堂の風景を背景に、お気に入りのキャラが映えるショットを多数撮影>
いいんです。
100人いれば、100通りの詩仙堂の味わい方があるはずです。
ただ、最後に誤解の無いように、詩仙堂の素晴らしい風景を載せておきます。
(※建物の中は撮影禁止。庭は自由に撮影可。)
<↓心を落ち着かせて、時間の流れにゆっくりと身を任せるには良いところです>
■突如、レガシィに異変
子供たち3人は、それぞれに詩仙堂(の風景や自然のさま)を堪能しました。このあと、私は体操部の記念イベントに参加するため単独行動となる予定です。諸々の注意事項を申し送りしたのち、いったん3人を宿まで送り届けます。
ところが、その途中でレガシィに異変がやって来ます。
<↓詩仙堂のコインパーキングを出て宿に向かう途中で、エンジン水温が急上昇する事態を認知>
純正の水温計と同期して、後付のTRUSTインフォメーター・タッチ(GReddy)も高水温アラートを発します(>失礼! 警報メーターとして、初めてまともに役に立ちました)。ちなみに、他のパラメータ表示値には異常はありませんでした。もちろん、詩仙堂に来るまでに何らかの兆候もありませんでした。
運転しながら「最低限、子供たちを宿に送り届けるまでは親の仕事」と考え、現在地から宿までの距離(約5km)、所要時間(約15分)、ロケーション(東大路)、水温計の針の上昇具合などを勘案し、そのまま用心深く走行することに。何とか宿まで到達できました。
過去の経験で、ホンダCBR250Fourが高水温になったときは、冷却水そのものが減少したためでした(その際の根本原因は、冷却水パイプのO-リング劣化によるクーラント漏れによるもの)。
今回、レガシィのボンネットフードを開けて冷却水回路を目視点検しましたが、目で見える範囲に明らかな異常(ホースやクランプ類の外れなど)は発見されませんでした。
まだエンジン水温が高いことと、体操部の記念イベントの開催時間が迫ってきたこともあり、レガシィをコインパーキングに駐車しておくことにします(宿には駐車場がないため)。イベント(懇談会)に参加している間に水温も冷えるでしょうから、もっと車上点検できる項目も増えるはずです(周囲は暗くなってしまいますが)。
■体操部創立55周年記念
コインパーキングから歩いて会場に向かいます。途中、ネットニュースでも時おり取り上げられている吉田寮が見えてきます。学生の頃、知人がここに住んでいたので、私も泊まらせてもらったことがあります。建物はボロいけど、寮生の自主性と規律はしっかりしていた記憶があります。
<↓手前が新しい方の建物。昔ながらの古い吉田寮は、その奥にあります>
<↓私は夕方の懇親会(夕食会)からの参加。先輩・後輩・現役含めて幅広い層が集結しました>
懇親会の様子は割愛します。
職場や家庭以外にも、「自分の趣味での居場所がある」ことは良いことですね。
■トラブルへの初期対応
「エンジン水温がHOT」という事象を初めて認知したのは走行中でしたので、本当の意味で私が採った初動は、以下の項目になります。
<初動>
(1)すぐに停車すべきか否かの判断(上記で既報、宿まで走ることに)
(2)SIドライブセレクタを iモード(←s#)に切り替え
(3)なるべく負荷をかけない走り(目安:2000rpm以下)
(4)水温上昇の様子を観察(上がりっぱなしか?上下するか?etc.)
体操部の親睦会は、2次会には行かずに1次会(飲み物もジュースのみ)だけで終わらせて、すぐにコインパーキングに戻ります。次に確認した項目を列挙すると、次のようになります。
<次の確認項目(エンジンが多少冷えたあと)>
(5)床下(コンクリート)にクーラントの漏れはない
(6)ラジホース類にクーラントの滲みや漏れはない
(7)加圧注水タンクのキャップを外す→LLCの水位低下はない
(8)エンジンは始動可能。メタル焼き付きなどの異音発生はない
(9)エンジンを冷態始動すると水温計(純正、後付けとも)は低く
表示されるので、メーターそのものの誤表示ではなさそう。
(10)ラジファンのハーネス&コネクタに結線ハズレはない。
<↓エンジン外観は、目視上の異常はない(※LEDライトは常に携帯しています)>
<↓キャップやタンク周辺にも、クーラントの滲みや漏れの痕跡は認められず>
<↓冷却水の水位が低い(水量不足)ということもない>
<↓冷態始動では低水温ランプ(青色インジケーター)も点くので、メーター故障ではなさそう>
<↓インフォメーター・タッチの履歴を見ると、ピーク値で水温111℃という恐ろしい数値>
■チェックイン後の確認項目
時間的な制約がある中で、上記の確認項目まで済ませたところで宿(ホステル)に戻ります。ここから先は、子供たちへの対応を優先させます。
<↓当日の宿(ホステル)。外国人宿泊者が多かった>
<↓四人部屋。室内はこんな感じ。トイレやシャワーはフロアで共同>
ちょっとだけ落ち着いたあと、まず先に確認したことは、最悪の場合を想定して、念のため加入している任意保険のカバー内容と範囲を再認識しておきます。具体的には、車両が(事故ではなく)故障した際のレッカー移動や代替交通費用などについてです(上記画像の右下)。
次に、みんカラの「何シテル?」に情報発信。東京で留守番をしている家族への状況説明も兼ねています。長距離フェリーの2等寝台のような部屋から、PCではなくスマホからの発信でしたが、思いのほか皆さんに親切丁寧に反応(コメント返信やメッセージ送付)いただきました。
特に、わだっち@BF5Cさん、よっし☆さん、kabukiさん に対しては、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
<↓「何シテル?」でのやりとり>
こうした状況の中でも、私は不思議と「何とかなるさ(or 何とかするよ)」という気持ちでいました。翌朝は、エアコンを操作してのラジファンの作動確認から点検を始めることに決めて、子供たちと就寝して次の対応に備えることにしました。
「その3」に続く。
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2019-11-15(Fri.) : 更新
最終話:
[BPレガシィ] 東京~京都 往復記・その3トラブル対応&復路編(京都→東京) をアップロードしました。
Posted at 2019/11/14 17:02:23 | |
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