レガシィに子供たち3人を乗せて東京を出発。目的地の京都で観光している最中、エンジン水温が急上昇するトラブルに見舞われました。
出先でのトラブル認知から対応までの状況(DIY点検やディーラー整備など)を、ブログ3編に分けて記録しています。今回はその最終話です。
◎「その1」はこちら →
往路編(準備→土岐・大津・京都)
◎「その2」はこちら →
トラブル認知編(京都観光&イベント)
■後付モニターの数値の捉え方
TRUST の GReddy インフォメーター・タッチ(OBD-II コネクタから車両情報を表示する後付モニタ)には、普段からエンジン水温を表示させていました。そして今回、ピーク値としてMAX=111℃という恐ろしい数値が表示されました(ブログ「その2」で既報)。
私はこの数値を目安値と捉えていました。理由は、水温センサの設置場所によって実値が変わる可能性があるからです。OBD-II 端子を利用していることから、センサはエンジンに備え付けられた純正水温センサからの信号のはずです。つまり、ラジエターアッパーホース内の水温ではありません。
エンジン水温は、センシングする場所によって油温ほどの差違が生じるとは思いませんが(つまり油温よりは鈍感)、表示値が110℃あたりを超えてきた時点で危ういと考えるべきでしょう。
■JAFの実験によると・・・
そこで、念のためオーバーヒートに関する情報をスマホでネット検索すると、JAFの「オーバーヒート再現テスト」なるページがヒットしました。「意図的にラジファンを停止させた状態でアイドリングさせたらどうなるか?」という実験でした。
→ https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/self-check/troubleshooting/reproduction-test
詳細は上記ページをご覧いただくとして、内容を要約すると
・1分ごとに6℃以上の水温上昇
・4分後に112.2℃。LLCがリザーバータンク内に吹き出す
・5分後に120.6℃。LLCがオーバーフロー排出用ホースから流出
・テスト続行を試みたが、エンジン回転に滑らかさがなくなり、
同時にゴロゴロ感のある異音が発生→断念
・その状態で冷却ファン2個のうち1個を作動→2分後に88℃に低下
JAF、ずいぶん攻めた実験をしているな!
(かなり驚きました。)
JAFとしては、水温が115℃を超えたあたりからオーバーヒートと言えそう(※もちろん車種により差はある)だと、まとめていました。
■ラジファンは回るか?実車の確認
翌朝、子供たちが目を覚ます前に、レガシィを駐めたコインパーキングに向かいます。ラジファンが作動するかどうかを確認するためです。もしもラジファンが作動しなかったら、それが高水温となった原因として考えられます。
<↓早朝のコインパーキングでレガシィのボンネットフードを開ける。人通りは少ない>
# 余談になりますが、その後、コインパーキングに
#
一晩置いた駐車料金は8300円でした。高っ!
# 教訓:可能なら
最大料金設定 のあるPを選ぼう。
ここでのラジファン作動(および付随作業)の確認手順は次の通り。
(1)再度のエンジン外観の確認、床下の漏れ有無の確認
(2)エンジン始動で異音の発生有無(聴感)
(3)始動後、純正メーターと後付モニタの水温表示確認
(4)エアコン設定温度=MIN、風量=MAXにてラジファン確認
(5)エアコンの設定条件を変えながら、上記(4)の再現性有無確認
<↓確認結果:エンジン外観に異常なし。ラジファンも運転席側・助手席側とも作動する>
<↓エアコン設定温度32℃でファン停止、18℃でファン再始動(ファン作動に再現性あり)>
# 上記でエアコン表示パネルの画像がボケて見えるのは、
# 新車納車時からの保護フィルムを剥がしていないため。
結果:ラジファンは運転席側・助手席側とも正常作動する。
(冷却ファンの不作動による水温上昇ではない。)
■宿に戻って諸々を
宿に戻って子供たちを起こします。朝食付き宿泊プランですので、準備が出来次第、エレベーターで5Fから1Fに降りて食堂で breakfast を取ります。ちなみに私たち以外は外国人宿泊者でした(英語圏)。朝の08:30で、ちょうどTVでプリキュアが放映されていました。
<↓2019年モデルのプリキュアは「スター☆トゥインクルプリキュア」とのこと(画像は第39話)>
プリキュアシリーズは、2004年から続いている長寿番組。今回、京都に帯同した長女が小学生だった頃から放映されています。十数年ぶりにプリキュアを見た長女曰く「絵柄がとてもきれい」とのこと。アニメの色彩設計に時代進捗を感じ取ったのでしょう。「サブキャラが宇宙妖精であることもビックリ」とも。熱心に検索してプリキュアに関する自己情報をアップデート(プリキュアが地球から宇宙へと出ていくストーリー設定を把握)していました。
その一方、私はと言うと。
「プリキュアは5人(も)いるので、変身バンクが長い!」と感じました。一人目の変身が始まってから、最後に5人そろっての決めポーズに入るまで、放映上それなりの時間を割いていました。昭和生まれの私は、まるで「渡五郎がサナギマンからイナズマンに変身するときのような時間のかけ方」に感じました(>私見です)。
<↓ともに変身バンク(シークエンス)が長いよ・・・設定上、
必然性があっての措置ですが>
その後、長女のみ、大阪でのイベントに参加するため私たちと別行動になります(東京へは深夜バスに乗って単独で戻る計画)。チェックアウトして長女を京都駅まで送ります・・・レガシィで(苦)。
いずれにしても、
・チェックアウト時点で水温は低い(早朝にラジファン作動確認したのみ)。
・長女には心配をかけないように、高水温の件はあえて私は話していない。
(駅まで無事に送り届ければ、あとは深夜バスで東京に戻るので。)
・長女を見送ったあと、様子見しながら京都スバル(ディーラー)に入庫。
(修理内容によっては、先に子供たちを新幹線で東京に戻すことも検討。)
という方針で動くことにしました。
■第六感
私たち4人を乗せたレガシィは、無事に京都駅まで到着。長女を降ろして送り出します。ここで初めて、車内に残った子供たちに「レガシィが不調であること」を伝えます。
この時点で水温は86℃くらい。京都駅を離れて市内を走行していると、次第に水温が100℃近くまで上昇します。エアコンの設定を「温度MIN+風量MAX」にしてラジファンが回っていることを確認しますが、水温上昇が収まる気配は感じられません。
自走できるうちにディーラーへ入庫すべく、スマホ(Yahoo!カーナビ)に「京都スバル」と入力すると、金閣寺店(北区)が案内される。左京区の北白川店よりもこちらの方が近いと判断。そのままYahoo!カーナビの指示に従って北上します。
・・・が、何だかナビの案内先に違和感が・・・。
目的地は本当に京都スバル?あるいはスバル車も扱う業販店?
それとも・・・?!
第六感って働くものですね。
コンビニの駐車場に入ってエンジンを停止させ、水温を下げている間、再度スマホで「京都スバル」をネット検索(← 今度は google ね)して公式WEBサイトにアクセス。「お店を探す」をクリックしても、金閣寺店が表示されません。
そこで五条店(右京区)に電話します。すると驚愕の事実が。
「金閣寺店と北白川店は、ともにこの8月末で営業終了し、9月から統合移転して新たに五条店となりました。」
何と、Yahoo!カーナビは(今となっては)実在しないディーラーを表示していた のです。到着前にそのことに気がつくことができたのはラッキー。すかさず、「今いる位置から最も近いディーラーは五条店」であることを念押し確認した上で、次の情報提示をしてレッカー車での牽引を対応いただけそうかどうか、打診しました。
<電話でお伝えした情報>
・名前を名乗り。
・東京から観光で京都に来たが、高水温で停車中。
・車両はBP5Dレガシィ。登録ナンバーは○○。場所は○○。
・これまでにユーザー本人が点検した項目とその結果。
ところが「レッカー移動は対応不可」でした。「店舗に車両が来れば、車両を診ることはできるが、入庫までは(JAFを呼ぶなど)ユーザーでの対応をお願いしています。」とのことでした。ボンネットを開けてエンジンを冷やします。
結局、「現時点で正確な到着時間は読めませんが、しばらくした後、必ず五条店に来店します。お手数ですが来店し次第、車両点検していただけるよう、サービスフロントに申し送りをしていただけないでしょうか。」と嘆願しました。
■京都スバルへ緊急入庫
エンジンがオーバーヒートによるダメージを受けないうちに、ディーラーに入庫したい。ラジファンが作動するのにエンジン水温がHOTになるのは、水回路を構成している部品のハード的なエラーの可能性が高い。
とすると、ディーラーで純正部品を取り寄せて交換か・・・。もしもすぐに部品が手に入らない場合は、先に子供たちを新幹線で東京に返し、私が京都に残って修理完了したあとに、一人でレガシィに乗って東京に向かうことも覚悟する必要があります。大変申し訳ない気持ちで子供たちにそう説明しましたが、案外、スッキリと聞いてくれました。
さて現実問題として、どうやって京都スバル五条店まで車両を持って行くか。過去の経験上、JAFを呼ぶと大変時間がかかります(参考:こちら → [BGレガシィ] 最後のトラブル?の巻)。そこで、エンジンを冷まし冷まし自走して入庫する覚悟を決めました。
お店や他のお客様に迷惑が掛からない程度に、コンビニの駐車場でしばらく自然ソーク。水温がやや低下した頃を見計らって出発。西大路を、なるべく路線バスや右折待ちの車列、あるいは赤信号に引っかからないタイミングで切り抜けます。
しかし、今は外気温の低い朝でも夜でもなく、日中の京都市内。水温は情け容赦なく上昇します(大汗)。
<↓うぎゃぁぁ~。これ以上は、私のアクセルひと踏みでエンジンを殺してしまうかも・・・>
<↓事前に電話連絡させていただいた五条店までは、トータルであと約2.2kmの距離まで迫る>
今は「安全にディーラーに入庫する」ことが目的。「あとちょっとの距離だから」とムリをすれば、私自身がエンジンにとどめを刺しかねません。幸いにも路肩に待避するスペースがあったので停止。他の交通の妨げにならない場所だったのは幸いでした。
<↓ボンネットを開けてエンジンを冷やしますが、運転手のキモは冷やさないようにしたい>
■迅速で臨機応変なご対応
故障が原因で、(意図的であれ)路肩にBPレガシィを停止させたのは、この13年間で初めてのことです。ハタ目には「路上でエンコ」しているような風景です(スミマセン)。
その後、タイミングを見計らって最後のひと踏ん張り:五条店までの2.2kmを、無事に自走でたどり着けました。時刻はちょうど正午ころ。驚いたことに、私がお客様駐車場に滑り込むようにレガシィを駐めた直後、スタッフさんがすぐに駆け寄ってきてくれたのです。
<↓電話に対応いただいた女性スタッフさんと、サービスフロントのメカニックさんが駆け寄り>
電話窓口とサービスフロントとの間で、スムーズな申し送りをしていただいたことは明白です。まずは駆け寄っていただいたスタッフさんにお礼を述べて、次に担当メカニックさんと詳細確認作業に入りました(※日曜日で整備工場が混んでいるにも関わらず、飛び込み客の私の車両を診られるようご配慮いただきました)。
私は再度、これまでの発生事象と確認事項(原因の絞り込み)をメカニックさんに伝達。その上で、診断結果によって今後の対応措置を決めたいとお伝えしました。そして私のレガシィは、シャッターの奥へと運ばれていきました。
道路を挟んで、五条店の向かい側にはイオンモール京都五条があります。子供たちにはそこで昼食を取るよう伝え、私は店舗で待機することにしました。何かあれば家族LINEで状況を伝えるようにします。
<↓整備待ちのユーザースペース。この9月にリニューアルオープンしただけあり、快適な空間>
<↓ドリンクはセルフ式で無料。Wi-Fiも飛び、カウンターではUSBソケットからの充電も可能>
1時間ほどが経過した頃、メカニックさんが点検状況を伝えるため、私のところにやって来ました。以下は2人の会話の要旨です。
メ:「ホースの上は熱いが下は冷たいまま。冷却水が循環していないです。」
私:「サーモがクローズロックしているのでしょうか。」
メ:「走行距離が6万km台と少なめですが、サーモの不調ですね。」
メ:「本日は日曜日なので、サーモスタットを発注してもシステム上、
翌月曜日扱いとなります。当店は火曜・水曜が定休日ですので、
部品入荷は木曜日となってしまいます。」
私:「今から4日後ですか・・・(ショボーン)。」
ところが、ここからはメカニックさんの機転を利かせた提案をいただきました。恐らくは、フツーのお客様には言わないであろう内容だと思っています。
メ:「サーモを・・・抜いてしまいましょうか?」
私:「なるほど。冷却水はラジを含む回路全体を循環することになりますね。
FA/FB系ではなくEJ系ですが、ベルトカバーを外す必要ありますか?」
メ:「ウォーターポンプではなくサーモなので大丈夫です。」
私:「サーモハウジングは下からアクセス可能でしたね。」
私:「分かりました。では(交換ではなく)サーモの抜き取りでお願いします。
ハウジングには必要に応じて液状ガスケットを塗っていただけますか?」
メ:「承知しました。」
私:「あくまで暫定処置で、東京に戻ってから部品交換するということで。」
メ:「はい。お願いします。」
■オープンピットかそうでないか、について
それからしばらく経ったのち、整備ピットの方からエンジンをレーシングする運転音が聞こえてきました。恐らく私のレガシィ(@エア抜き工程)なのでしょう。
東京スバルさんの場合、整備ピットはお客様の控え室から窓越しに覗き込むことができる構造で、整備の進行状況を直接把握できる(オープン化、可視化)ようになっています。京都スバル(の五条店)さんの場合はクローズドスペースで、整備室の中の様子を直接的に伺うことはできません。
しかしお客様に対しては、(前述の私に対してのように)メカニックさんから進捗状況を声がけいただければカバーできることですし、今回のように非定形の(あまり他のお客様には見られたくない?)作業もあるでしょうから、メカニックさんの立場からするとオープン化されていない方が都合の良い場合も(まれに)あることでしょう。
いずれにしても、建屋の構造そのものよりも、メカニックさんとお客様の間でしっかりと意思疎通ができることや、そのような社風であることが重要ではないか、と思った次第です。
■暫定処置完了
それから40分ほどして作業終了したとの報告をいただきました。個人的には、熱変形によるヘッドガスケットの吹き抜けを懸念しており、冷却水のエア抜きの際に、ラジタン(← エア抜きの際に使う道具)から気泡の発生が止まらないようなことが無かったかどうか、追加で尋ねました。
エアの排出が止まらない状況にはなっていないこと、そもそも無負荷でのレーシングなので(ガスケットが吹き抜けしていても)そこまでは分からないこと、完暖後に水温計の表示は適正範囲に収まっていること、などを説明いただきました。
<↓費用は税込み総計18810円で済みました(部品代クーラント1045円+工賃17765円)>
<↓みんカラの「何シテル?」へも、進捗状況を速報(ご心配いただいた方々へもご報告>
入庫してから支払いを終えて車両を引き取らせていただくまで、所要時間が約2時間、という早業でした。丁寧な電話対応と迅速なサービスフロントへの情報伝達をしていただいた女性スタッフさん(顔出しはNG)と、正確で臨機応変な修理対応していただいたメカチーフMさん(画像承諾済み)に再度のお礼を申し上げ、京都スバル五条店を後にしました。
<↓直々に対応いただいたメカチーフのMさんと。おかげさまで大変助かりました>
■京都観光(その4・渡月橋)
オープンサーモ化(正確にはサーモ引っこ抜き)という暫定処置をしたあと、水温の挙動と漏れ・滲みなきことの確認をすることを兼ねて、帰路に就く前に次女のリクエストで嵐山方面(渡月橋)に立ち寄ることにしました。
<↓子供たちは自分の好みで選んだおみやげを購入>
渋滞の中にあっても水温表示は適正範囲内に収まっていることを確認。床下への漏れも認められません。このまま高速(名神)に乗って東京に向かうことにします。
<↓京都南インター付近で、エクシーガ乗りの「えくしうが」さんとハイタッチ>
■大津SA(上り線)にて
高速に入ると、すでに渋滞気味。最初のサービスエリアで休憩がてら、車両の再確認をします。改めて問題ないことの確認が取れたので、東京に向かいます。
<↓サーモハウジングやラジホースまわりからのクーラント滲みはないことを念押し確認>
<↓売店では「○○の恋人」なるお菓子を発見。「恋人」系は全国各地にありそうですね>
<↓左:関西限定のお菓子など 右:大津市観光キャラクターの「おおつ光ル」くん>
# キャラの印象については・・・何も言うまい。
<↓次女が551蓬莱の豚饅を発見。すかさず、東京で留守番をしている家族用と合わせて10個を購入>
<↓東京に向けてレガシィもブラジャー(はぁと)を装着>
■高速走行中のエンジン水温
オープンサーモ化したレガシィは、車速100km/h付近で巡航中のエンジン水温は70~75℃(@名神、11月の夜間)。渋滞中は80~85℃(@名神、11月の夕方)だったので、やはり低めに保たれています。
ところが中央道に分岐して標高が高くなってくると、さらに低下して65~70℃で推移します。時刻が進んで外気温度が低下したこともあるでしょう。
ここでふと、疑問が生じました。
SIドライブセレクタは、水温表示(@インフォメーター・タッチ)が65℃以下ではS#にセレクトできません。セレクタ切替許可水温(閾値)に未達だからです。
では、「すでにS#にセレクトされた状態(走行中)のまま、水温が65℃未満に下がってしまったら解除されるのか?」を確認してみることにします。アクセルペダルを若干緩めて、車速(→走行冷却風)・エンジン回転速度(→ウォーターポンプの回転速度)・エンジン負荷(→発熱量)を下げてみました。
結果、水温表示は63~64℃まで下がりましたがSIドライブはS#にホールドされたまま不変でした。このことからS#の許可水温は、上りと下りでヒステリシスを持つプログラム設定か、あるいは(例えば)制御用水温とメーター表示用水温で信号系統が(複数あって)異なる、などの可能性があるかもしれません。
<↓オープンサーモ化により、SIドライブセレクタがS#のまま水温が下がってもすぐには解除されない>
■無事に東京に帰着
こうしてレガシィは、予期せぬトラブルに見舞われたものの、みんカラでの皆様の温かいコメントも参考にさせていただき、ピンチを切り抜けて無事に往復 約1100kmの旅から戻ってくることができました。
<↓自宅に到着すると同時に、「何シテル?」に感謝の報告を上げました>
<↓東京で留守番してくれた家族や親類と、実家の札幌の姉に宛てて購入したおみやげ類>
普段から自車の状態を把握できていれば、万が一、出先で異変が生じた場合であっても、それと気がつくことができます。後付けメーターなどで数値把握できた方が無難ではありますが、「正常な作動音か異音か」というように聴感であっても状態把握することはできます。
同様に「振動が大きくないか」「(ATならば)変速ショックが大きくないか」など、「いつもの状態と比較して何かおかしくないか?」という目線でチェックすることは、たとえ体感上であっても案外、ハズれないものです。
私のBPレガシィも経年13年。初代BC/BF型レガシィや330型セドリックなど、現代も駆け抜けていらっしゃる諸先輩車のご苦労にはまだまだ及びませんが、「経年劣化」を考慮していかなければならない時期に差しかかってきたようです。
# 次はオルタか燃料ポンプか・・・?
# (はたまたドライバーの加齢による動態能力の低下ってセンもある。)
折しも、抽選に申し込みしていた EJ20 Final Edition にも外れた ことから、まだまだこのBPレガシィとの付き合いは続きそうです。
最後に、東京生還に向けてコメントいただいた わだっち@BF5Cさん、ypoyoさん、よっし☆さん に対し、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
毎度の長文にも関わらず、一連のブログに最後まで目を通して下さった方々にも、合わせてお礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
↓
↓
↓
2020-11-22(Sun.) : 更新
その後の状況 →
[BPレガシィ] サーモスタット無し(暫定対応)→新品装着(恒久対策) をアップロードしました。