• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZのブログ一覧

2021年02月27日 イイね!

[BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する:前編

[BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する:前編先日、家族を乗せてレガシィで移動していたときのこと。春らしい陽気に誘われて、サンルーフを開ける操作をしました。

BPレガシィのサンルーフは「フロント:チルト」+「リヤ:スライド」のダブルサンルーフです。フロントがチルトした段階でストップ。しかも左側がチルトで右側がクローズ状態で。そこから開けることも閉めることもできなくなりました。


■悪夢の再発
まずは家族の用事を済ませ、いったん帰宅。その間、何度かサンルーフのスイッチ操作を試しましたが、やはり半開きのままロックして動きません。モーターに負荷を与えるわけにもいかず、その日は翌日以降の天気予報で「明日以降は雨が降らない見込み」であることを確認して終わりとしました。
(∵予報が雨天だった場合は、室内への水漏れ防止対策が必要となるため。)


<↓「左側チルト+右側クローズ」の半開き状態でロックして、操作不能な状態に>
 

実は今回のような症状は、過去にも発生していました(@2020年5月)。
その際は、状況を逐一把握しながらのDIY作業で修理を終えていました。

◎前回の対応状況
  → [BPレガシィ] サンルーフ動かず(左チルトで右クローズ)を解消する・その3(最終話)

過去画像を参照しつつ、当時は「何が原因で」「自分でどのように対処していたのか」を振り返りながら復習しました。私の場合、何気に自分の過去記録が将来の自分の役に立つことが多いです。


■再びDIYで修理開始
前回と症状が同じなら、原因も前回と同じ(=再発した)可能性が高い。そう思いながら、まずは分解&現認作業を進めていきます。

<↓室内側から症状を確認。左右でスライドアーム(>正式名称不明)の位置が違う点も、前回と同じ>


左右の樹脂パネル(それぞれ2箇所の爪でハマっているだけ)を取り外し、フロントのガラスルーフの固定ナットを緩めます。その際、シム(ガラスの姿勢を微調整するための”コマ”)が脱落しないように注意する点は、前回作業時と同様です。

<↓画像は右側での例。コの字型のシムが脱落しないよう、先に抜いておく>


<↓こちらは左側での例。当方の車両では、左右ともそれぞれシムは2枚ずつあります>


ガラスルーフ側に一体化されたスタッドが立っており、可動ブラケットを介して固定ナットで締結されるという構造が採られています。左右のシムを抜いたあとは、片側2箇所(左右で計4箇所)のナットを緩めればガラスルーフを取り外すことができます。

<↓簡単に取り外し可能なフロント側のガラスルーフ>


<↓ここまでの作業で使用した工具は、10mmのTレンチのみ>


過去に一度、作業を経験しているので、実にあっさり(手早く)分解が進みます。次の工程は、原因が前回と今回で同じかどうかを確かめることになります。

■故障原因の確認
フロントのガラスルーフの取り外しができたので、メインキーでIG-ONしてリヤのガラスルーフを後方にスライド収納させます(※後方のガラスルーフの動作については、前回も今回も不調は生じていません)。

<↓フロントのガラスルーフを外した状態。可動ブラケット(>正式名称不明)の角度が左右で異なる>


<↓サンルーフを全開(ワイドオープン)にした状態。ここからレールやアームなどの状態を確認します>


ひと目、見ただけで「原因は前回(→ その2・詳細観察編 )と同じ」であることが分かりました。

<↓ローケートピン(>正式名称不明)が、本来あるべき所定の位置から外れてしまっている>


とすると、修理方法も前回と同様に「外れたローケートピンを所定の位置に戻す」ということになります。

<↓ピンはアームとつながっており、アームはガラスルーフを支える可動ブラケットとリンクしている>


<↓ローケートピンを所定の位置まで戻すと、可動ブラケットも正規の位置まで正常復帰することを確認>


■復旧と修理は異なる
「サンルーフがロックして動かない」現象に対する復旧内容としては、上記で正解ではあるものの、「修理完了と言えるのか?」に対しては「No!」と答えます。

なぜなら、今回の故障内容は「同じ症状の再発」ですので、ここで単に前回と同じ措置を施しても、近い将来にまた再々発する恐れが非常に高い…と見るべきです。修理とは、再発防止策も含めての措置だと(個人的には)考えています。


<↓この時点で左右の可動ブラケットの開口角度に差は生じておらず、復旧措置としては ほぼ完了であるが…>


「後編」に続く。
 ↓
 ↓
 ↓
2021-03-03(Wed.) : 更新
[BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する:後編 をアップロードしました。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/2 >>

 123456
78910111213
14 1516 171819 20
212223 242526 27
28      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation