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調布市のKAZのブログ一覧

2021年06月10日 イイね!

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・前編

[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・前編先日、新車で購入してから15年目に突入した現・愛車、BP型レガシィワゴンのサンルーフが作動不調となりました。

実は、サンルーフのDIY修理は今回で3回目。故障の原因が前回までと同様だとすれば、対処法も同様で復調するはず。…ですが、今回はどんな状況だったのでしょうか。前編と後編の2回 前編・中編・後編の3回に分けて、備忘録代わりにブログアップします。


■おさらい
まず始めに、レガシィのサンルーフの故障が発生した時期と、そのときの対処状況(ブログ)を記すと次のようになります。

◎1回目の故障:2020年05月に発生
 [BPレガシィ] サンルーフ動かず(左チルトで右クローズ)を解消する
 ・「その1」 は → こちら(緊急対策 編)
 ・「その2」 は → こちら(詳細観察 編)
 ・「その3」 は → こちら(最終話)

◎2回目の故障:2021年02月に再発
 [BPレガシィ] 続・サンルーフ動かず(開かず/閉じず)をDIYで解消する
 ・「前編」 は → こちら(作業のおさらい)
 ・「後編」 は → こちら(DIYで工夫追加)


■こだわり
クルマに対する私のこだわりは、「4WD」「ターボ」「MT」そして「サンルーフ」。学生の頃、器械体操部の知人が中古だけれどプレリュードを購入、それがサンルーフ付きでした。

天井が開くクルマの魅力を知った私は、中古で買ったシャレード以外は、BC型レガシィセダンRS→BG型レガシィワゴンGT-B→現・BP型レガシィワゴンGT spec Bと、すべて上記4条件を満たすクルマ選びをしてきました。


# あぁ、そう言えば(家族グルマの)ヴィヴィオGX-TはCVTでしたが
# スーパーチャージャーで電動リヤウィンドウのタルガトップでした。

最近知ったのですが、BP型レガシィワゴンでサンルーフ付きの車両は珍しいようですね。中古車販売店の広告で「…希少なサンルーフ付き」と大々的に紹介されていました。だとすれば、私のBPレガシィのサンルーフは、ますますDIYで直したいところです。

■状況の確認
サンルーフが故障(開かず/閉じず)した翌日は雨天の予報でしたので、養生テープで目張りをしておき、時間が取れた週末に確認作業を開始します。

<↓片側半分だけチルトした状態で作動がロックした状態。雨対策で養生テープで目張り>


<↓実際に雨天になったので、目張り対策が役に立ちました。作業開始時にテープは撤去>


<↓室内側からは、左右のトリム(カバー)を外して4ヶ所のナットを緩めるだけの簡単さ>


<↓フロントのチルトガラスルーフが簡単に外れたところ。ここまでの所要時間は約3分間>


さて、不動の原因を確認していきましょう。
果たして、前回・前々回と同じ状況の再発なのでしょうか。


<↓ここまでは前回の症状とまったく同じ>


<↓とすると、見るべきポイントはここです>


<↓結果としてピンが外れていました(=前回とまったく同じ症状、で確定)>


上記画像で、樹脂ローラーピン付近にアルミテープ(の潰れた残骸)があるのは意図的なもので、摩耗で痩せて外径が細くなった分だけピンが外れやすくなってしまったと判断し、ピンを太らせて抜けにくくするための改善措置として、アルミテープを貼った…という経緯があります(→ こちら(DIYで工夫追加) )。

アルミテープで樹脂ローラーピンを太らせましたが、約3~4ヶ月で再発してしまった…ということになります。


<↓樹脂ピンが本来あるべき位置>


■さらに詳細観察
樹脂ピンの周辺をさらに観察してみると、次の点に気づきます。

<↓車両前後方向のレールに対し、樹脂ピンを含む部品が斜めに傾いている?>


何か手がかりは無いか?と思い、ガイド(樹脂ローラーピンを受ける相手部品)を取り外してみます。

<↓試しにガイドを取り外してみた…の図。ねじはメック仕様(嫌気性の抜け止め剤付き)でした>


<↓外から見ればシンプルなガイドは、実は複雑な形状をしていたことが分かります>


ここで再度、樹脂ピンが斜行している?かどうかを確認します。

<↓静的な設置状態では、何だか怪しい感じ。でも実働時もそうなのか?までは検証できず>


<↓部品の相対関係はこんな感じ。ピンが傾くから抜けやすくなってしまうのか?>


再度の観察により、
 ・今回の故障は、これまでに経験した故障と同様であること
 ・摩耗で痩せた樹脂ピンに巻き付けていたアルミテープは、
  対策として完全ではないが、そこそこの効果があったこと。
  (※アルミテープ無しで作動させたところ、すぐにピン抜けしたことから。)
 ・ピンの斜行?など、今回は新しい発見が得られたこと。

が収穫でした。
さて、これをどのように対処していくか(できるのか)? については後編 中編~で。



後編 中編」につづく。
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2021-06-16(Wed.) : 更新
[BPレガシィ] サンルーフの故障を再びDIYで修理する・中編 をアップロードしました。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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