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調布市のKAZのブログ一覧

2021年08月17日 イイね!

[エクシーガtS] 格安タイヤ選びVol.2(ナンカンNS-25をタイムセールで購入)

[エクシーガtS] 格安タイヤ選びVol.2(ナンカンNS-25をタイムセールで購入)エクシーガ(2.0Lターボ)のタイヤ(ハンコック Ventus V12 evo2)が寿命を迎えたため、ナンカン NS-25 に履き替えしました。サイズは215/45R18です。

一連のブログでは、コストパフォーマンス重視で選んだ経緯(顛末)を何度かに分けて記しています。今回は「その2」です。



◎前回ブログ → Vol.1(ハンコックVentus Prime3は在庫切れ) からの続き。

■どんな格安タイヤがあるか?
一時は購入手続きまで進んだハンコックの Ventus Prime3 でしたが、まさかの在庫切れにより、タイヤ選びはリセットされました。そこで Amazon でフツーに買える格安タイヤを抽出してみます。

「215/45R18(SUBARU指定サイズ)」のみをキーワードに入れ、メーカ不問で Amazon 内で検索すると、知らないタイヤが次から次へと現れます。以下はその一例です。


<↓「価格が安い順」にソートした結果の1ページ目>


<↓上記の画像検索結果の続き>


■格安タイヤを「読む」
同じ「215/45R18」であっても、価格はピンキリ。その中でも特に格安なタイヤは、1本5050円から入手可能。18インチが4本で20200円!ですぜ、ダンナ。

検索画面をスクロールさせると、いま履いているタイヤ(ハンコック Ventus V12 evo2)も出て来ます。1本7800円台~8600円台まで値下がっています。購入時も安かったけど、さらにずいぶんと安くなったものです。

いったんこのへんで検索をストップさせて、抽出されたタイヤをザッと見ていきます。(※以下はすべて私見ですので、念のため。)

これらの格安タイヤのトレッドパターンを見ていくと、似たような特徴があることに気がつきます。非常に乱暴な言い方をすれば、次のような感じです。

<格安タイヤの作り方(※乱暴な言い方をしています。)>
(1)センターに4本のグルーヴを入れる。
(2)外側と内側のブロック面積を大きめに取り、横スリットを入れる。
(3)グルーヴで挟まれた領域に不等ピッチでサイプを入れる。

上記法則を踏襲すれば、有名タイヤの模倣(あえてパクリとは言いません)でも、そこそこの機能を有するブロックパターンを作れてしまいます。逆にそれが作れないなら三流以下。(※繰り返しますが、あくまで私見です。)

なお機能の意味合いとしては、次になるでしょう。
上記(1):排水性の確保
上記(2):コーナリング時のグリップ確保
上記(3):直進時の静粛性配慮

そういった意味からは、過去に流行った「クリスマスツリー形状のブロックパターン(タイヤ幅の中央から両サイドに向かって溝がカーブして伸びており、センターにストレートグルーヴを持たないもの)」は現代ではほとんど見かけなくなりました。理由は高速走行時の(1)によるものでしょう、きっと。

…と、少々の毒吐きをしましたが、タイヤメーカーは模倣ではなく独自の性能向上を目指す場合、溝の深さと幅を可変させたり、3次元的な形状にしたり、接地時のブロック変形を抑制するシミュレーションを走らせたり、さらには(カタログには現れないことが多いですが)コンパウンドを改良したりシリカの分散に腐心した配合設計を行ったり、そしてリアルワールドでの走行試験結果をフィードバックするハズ。

こうした目線から「トレッドパターン読み」をすれば、そのタイヤの意図が(ある程度は)見えてくることがあります。


■格安タイヤで興味を引いたもの
前述の視点で、改めて「Amazon で抽出した格安タイヤ」を眺めていくと、興味をそそられるタイヤがいくつかありました。

(A)サイレン ATREZZO ZSR(上記画像の上から1行目、左から3列目)
グルーヴが太い割りに、どのブロック面積も大きく、排水性に考慮しながらもドライグリップ重視の設計に見える(コンパウンドなどまったく不明ですが)。

(B)クムホ ECSTA PS71(上記画像の最下行、左から1列目)
良く見ると、溝に意図を持ったチューニングが施されていることが分かります。適用される部位に応じて、幅・深さ・角度・長さが可変しており、それでいてランド比を稼いでグリップも重視しているように見えます。

…が、今回のタイヤ選びは「私のレガシィ向け」ではなく、「家族のエクシーガ向け」です。操安性を確保しながら、静粛性など快適要素にも目を向けなければなりません。


■ナンカンに目を向けてみる
ナンカンに注目した理由は、かつてみん友さんが「街乗りでナンカンを使ったけど、意外なほどフツーでしたよ(>誉め言葉)」とのコメントを発したことを記憶していたからです。ここに来て、初めてナンカンの公式WEBサイトを開いてみました。

<↓ナンカンの乗用車用タイヤのラインナップ。公式WEBサイトからのキャプチャ>


上記の中から、エクシーガtS 指定サイズの「215/45R18」があるタイヤを確認したところ、次の4種類が適合することが分かりました。(※個人的な寸評も併記しておきます。)

(1)ECO-2+
台湾受賞歴が2013年で古い。

(2)AS-1
トレッドパターンがトリッキー。
センターに2本設定されている周方向の連続ランドが
ブロック状ではなく平行状なので、ランドの役割分担が微妙。

(3)XR-611
(クリックした先の)製品紹介ページの画像が間違っている。
右前から/正面から/右前から…でどう見てもタイヤが違う。
正しい情報が得られない時点で、買う気が失せる。

(4)NS-25
台湾受賞歴が2019年であることから、比較的設計年度が新しそう。
センターの3本のブロックパターンが異なる設計(IN-OUTの指定あり)。
排水性が良さそう。ネーミングからするとNS-20の後継モデルか?

上記の個人的な寸評により、ナンカンを選ぶとすれば NS-25 の一択となります。ところが公式WEBサイトの情報が不親切! 知りたい情報が言及されていません。「謳い文句は分かった。では、その謳い文句が実現される技術的な根拠は何なのだ?」…ストレスが溜まります。


<↓謳い文句を書くなら、その技術的な根拠やバックボーンを載せてほしい>


■ヤフオク!で確認してみる
ここで諦めず、ヤフオク!で NS-25 を漁(あさ)ってみます。すると、複数の出品画像の中から有益な情報をつかむことができました。

<↓な~んだ、ちゃんとした技術的なバックボーンがあるじゃねーか>


そのほか、「ストレートグルーヴに刻まれた溝」と「IN側のショルダー部に刻まれた溝」が、互いに延長線上に位置していることが確認できるなどの収穫がありました。

<↓左:狙いの性能チャートも判明  右:改めて、トレッドパターンの拡大画像>
 

さらに、ヤフオク!では送料(4本で4400円)はかかるものの、この時点でのタイムセールとして「10%引きクーポン(上限1万円まで)」をゲット。

結局、
・みん友さんのナンカンに対する感想
 (銘柄は異なりますが、タイヤメーカーとして)
・公式WEBサイトでの製品の狙い(特徴)
・ヤフオク!での当該製品に対する補足情報
 (性能チャート、製品ポジショニング含む)
・ヤフオク!での10%割引クーポンの入手

が決め手となって、ナンカン NS-25 を落札するに至った次第です。
(落札価格31840円から10%の3184円引き+送料4400円=総額33056円)
総額を4本で割ると、NS-25 の1本あたり実価は8264円となりますから、2021年8月時点では、まずまずのコスト価値と言えるのではないでしょうか。


Vol3.「タイヤと遊ぼう~DIYによる静音化」へと続く。
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2021-08-18(Wed.) : 更新
[エクシーガtS] 格安タイヤ選びVol.3(親子でタイヤで遊ぼう…編) をアップロードしました。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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