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調布市のKAZのブログ一覧

2005年12月21日 イイね!

[続報] レクサスの衝突軽減(脇見運転防止)装置

[続報] レクサスの衝突軽減(脇見運転防止)装置トヨタがレクサスGSに搭載予定の、
衝突被害軽減(脇見運転防止)装置の続報。

(参考):初報は 2005年9月22日付けのブログです。
     こちら
      → 脇見運転イヤん!トヨタ、衝突被害軽減装置開発

表記の件については、上記のブログですでに概要を
紹介しているが、2005年12月4日付け 読売新聞にて
衝突を回避するための具体的な動作について報道
されていたので、こちらでも続報として紹介する。

以下、同紙の記事の要約である。

(1)前方の障害物については、ミリ波レーダーとカメラでとらえ、
  その距離を測定する(これは既報)。
(2)運転手の顔についても、リアルタイムで撮影し続ける。
  特に、両目や口などの位置について情報を記録する。
(3)両目や口などの位置が、普段の運転時の位置とズレている
  場合は 「脇見運転」 とみなすよう、ロジックが組まれている。
(4)障害物までの距離と現在速度から、「このままでは危ない」
  とシステムが判断し、かつ、「脇見運転状態である」 と判断
  された場合に、まずブザーで警告を発する(第一段階)。
(5)第一段階の警告にも関わらず、何らかの反応が無い場合は、
  第二段階として 「一瞬だけ自動ブレーキをかけて車体を揺さ
  ぶり」、非常事態であることを運転手に知らせる。
(6)運転手の顔が正面を向いているときは、たとえ目が閉じて
  いたり、視線がズレていても、システムは作動しない。

今回この記事により新たに報道されたことは、次の5点になる。
 ・運転手の顔が 「常時」 記録されていること
 ・「目や口」 の位置をセンシングしていること
 ・脇見の判断基準は、主に目や口などの 「位置」 によること
 ・警告がブザーと自動ブレーキの 「2段階」 になっていること
 ・顔が正面を向いていれば、システムが作動 「しない」 こと

ただ、前回の報道(2005年9月7日付け 日経産業新聞)と今回の報道(2005年12月4日付け 読売新聞)とで、一部整合しない部分があると思う。

日経産業新聞では、
 > 「顔が横を向いている」と検知した場合は
 > 正面を向いているときよりも1~2秒早いタイミングで警報を発する
となっているのに対し、読売新聞では
 > 運転手の顔が正面を向いているときは、
 > たとえ目が閉じていたり、視線がズレていても、システムは作動しない
となっているからだ。

「事故を未然に防ぐ」 という本来の目的から考えると、前者(日経産業新聞)の内容の方が、後者(読売新聞)の解釈よりも妥当であると感じられる。読売新聞の報道では、顔が正面を向いていれば、たとえクルマが障害物に急接近して危険な状態になったとしても、「脇見運転じゃないから警報は出ない」 と読み取れてしまう。果たしてトヨタはそのようなシステムを 「是」 としているのだろうか。

同じ製品を扱った記事であっても、媒体によって報道のされ方に違いがあることは多い。特に対象がハイテク製品(特徴が複雑)と芸能ニュース(興味本位の下世話ネタ)の場合には、その傾向が強いと思う。

携帯電話は説明書を読まなくても何とか使えそうだが、クルマ(特に輸入車)は取扱説明書を熟読しておかないと、イザというときに困るだけでなく、事故を引き起こす恐れもあるかもしれない。その意味でも、我々は積極的に多方面から情報を収集し、知識や解釈が偏ることの無いように心がけたい。
2005年12月20日 イイね!

スバル世界サービス技術コンクール(富士重主催)

スバル世界サービス技術コンクール(富士重主催)世界各国のメカニック代表によって争われる、
富士重工業(株)主催のサービスコンクールの話。

近年、自動車メーカー各社は販社(ディーラー)と協力してCS向上活動に力を注いでいる。このブログでも、これまでに何度かそのような話をお伝えしてきたが、今回は富士重工業(株)主催によるサービスコンクール・・・しかも世界大会・・・が実施されたというニュースを紹介する。

まず 「スバル世界サービス技術コンクール」 とは、スバル車が販売されている世界各国の国内コンクールで優勝したメカニックを一同に集め、車輌の点検整備に関する知識と技術を競い合うというコンクールだそうだ。文字通り 「世界一の」 メカニックを決定する大会と言えるだろう。

実は私自身、新聞記事を読むまでそのような世界大会があるとは思わなかった。他の みんカラ メンバーのブログやコメントなどから、日本国内で実施されるブロック大会(地区予選)や全国大会(本戦)があることは知っていたが、各国代表が競い合う世界大会については、その存在を知らなかったのだ。が、それもそのハズで、記事をよく読むと、今年が初めて開催された第一回大会とのことである。とすると、まだまだ世間一般には知られていなくてもムリの無いことかもしれない。

以下、2005年11月25日付け日刊自動車新聞からの要約である。

◎第一回世界大会の参加国は、アメリカ・カナダ・チリ・イギリス・ドイツ・
  スイス・オーストラリア・シンガポール・オマーン、日本、の計10カ国。
◎開催場所は、東京・八王子にある 「スバル総合研修センター」 内
  で実施。各国チームは 「メカニック1人とアドバイザー1人のペア」
  を組み、点検整備に関する知識と技術の正確さ(実技試験)を競う。
◎厳選なる審査の結果、栄えある初代世界チャンピオンは、日本
  代表の福島スバルチームの頭上に輝いた。
 
同紙によると、普段は見られないような問題が出題されるとともに、世界大会ということで会場は独特の雰囲気に包まれたという。果たしてどのような車輌を用いてどのような問題が出たのかについては、残念ながら新聞記事では触れられていない。恐らく、トラブルシューティングを基本に則って進めていく手法の正確さ・素早さが競われたのだろうと思う。

審査の結果、初の世界大会チャンピオンは日本代表の福島スバルチームと決まった。この二人は、今年2月に行われた 「第24回全国スバルサービス技術コンクール」 を勝ち抜いた優勝メンバーだそうである。ちなみに福島スバルではサービス部門の教育にも力を入れており、11月に開催されたユース大会(第1回全国スバル技術コンクールユース大会)でもフロント部門で優勝者を出すなど強さを発揮している販社だという。・・・失礼ながらユース大会あるとは知らなかったのだが、サービスの質を向上させる取り組みには拍手を送りたい。

個人的には、この大会を主催した側にも多大な苦労があったことだろうと思う。と言うのも、スバル車は販売される各国(仕向地)によってハードもソフトも仕様が異なるだろうから、ある国に標準装備のシステムが、他の国ではまったく存在すらしない・・・といったことも考えられるからだ。つまり、万国に共通し、かつ公正な問題を作成することは至難の業であるように思えたのだ。

いずれにせよ、クルマも工業製品である以上、何らかのトラブルが起こることもあり得る。いや、トラブルは避けられないと思っていた方が無難だ。そして万が一、何かトラブルが生じたとき、単にディーラーにクレームをつけて当り散らすのではなく、「自分自身のトラブル事例を展開することによって、次期モデルの品質向上へと生かしていただく」 というような気持ちで、お世話になっているディーラーと接していきたいものである。もちろん、「その場を繕うイエスマン」 でも 「あきらめの無気力マン」 でもなく、「非難すべきことはちゃんと非難する姿勢」 を見せた上で、である。

今まで何かと酷評されてきたスバルディーラーではあるが、(レクサスの例ほどではないにせよ)ユーザー自身にも、販社のCS向上活動に 相応した 態度が求められているように思う。
2005年12月19日 イイね!

毒吐き

毒吐き書こう、書こう、と思っていながら、
今まで思いとどまっていた話。

文章には、その人の性格や物の考え方が色濃く反映されることがある。そしてそのような文章に触れたとき、人には さまざまな想いが湧き出ることになる。

今年もそろそろ終わりに近づいたので、今回、思い切って 毒吐き してみることにしました。こちら(みんカラ)では、「ブログ月次報告」 以外で毒吐きすることは珍しいのですが、私自身もたまにはガス抜きが必要だということで、ご容赦願います。以下、興味のある方 のみ、画面を反転 (または全選択) してお読み下さい(該当部分は白文字になっています)。
(※文体は 「毒吐き」 口調であっても、あくまでも 私見かつ善意の指摘 のつもりですので、もしも気分を害された方がいても、当方では一切関知しませんので悪しからず。)

■(例1)スバル車って故障が・・・。

《質問主》
もうすぐ走行10万kmになるH5式インプレッサです。
先日駐車場にオイルが垂れているのを見つけました。
どうやらエンジンのゴムパッキンから漏れているらしい?
スバル車は初めてだけど、スバル車って10万km乗ると故障が多くなるのですかね?
それともオイラの運が悪い?

《私見》
アホンダラ。
12年10万kmも乗っていれば、スバル車でなくても消耗品や定期交換部品は
傷んでくるだろ。お前は劣化と故障の区別がつかんのか。
初めてスバル車に乗ったからといって、不調のすべてをクルマのせいにするな。
自分のメンテナンス管理状況も把握しろ。
他車と比較するなら、スバル車と並行して他車でも同じように12年10万km乗ってからにしろ。



■(例2)ATの変速ショックが・・・。

《質問主》
初めまして。先日レガシィの3.0Rを納車しました。
3速から4速にシフトアップするとき、変速ショックが大きいんです。
どうすればいいでしょうか?

《レス1》
ターボですけど、私のGTも変速ショックが大きいですよ。
レガシィはATのショックが大きいんじゃないですかね。

《質問主》
レスどうもです。そうですか、私だけじゃなかったんですね。
同じように変速ショックで悩んでいる人がいて安心しました。

《私見》
アホンダラ。
他人のトラブル話を聞いて お前が 「安心」 してどうすんだ。全然 解決になっていねぇ だろ!
100人に聞いて100人全員が 「変速ショックが大きい」 と言っても お前は安心すんのかよ。
安心するのは、トラブルが無事に解決してからにしろ!
それに 「3.0Rを納車しました」 って、お前はディーラーマンか? 一体 誰に 納車したんだ?
クルマが 「納車された」 だろ。


■(例3)新年のあいさつで・・・

《投稿主》
去年は色々と教えていただきありがとうございました。
でも理解できたかどうかは別問題です(バク。

《私見》
アホンダラ。
お礼を言うのなら、お礼の言葉 だけ にしとけ。
間違っても 「理解できたかどうかは別問題」 などという、恩を仇で返すような書き込みはするな。
ちょっとは 教えてくれた相手の立場になって考えてみろ!
お前の書き込みを見て、画面の向こうでどれだけ相手がガッカリしているのか、分からんのか!


■(例4)ブレーキキャリパで・・・。

《質問主》
早速ですが、インプ赤キャリとBP2ポットではどちらが効くのですか?

《回答例》
お前の質問は 「武士と侍、どっちが強い?」 と聞いているようなもんだ。


■(例5)フォレスターって・・・。

《質問主》
フォレスターって狭くないですか?運転席重視で。
あとグレードいっぱいあってわからなくて。説明してくれませんか?

《回答例》
おんどれ何様のつもりやねん。カタログもらって試乗しろ!
おんどれの横柄な態度にゃ、誰も助言のコメントなど せぇへんぞ。


他にも たくさんある のですが、とりあえず今回はこのへんにしておきます。このブログの読者には、上記の例が思い当たる人のいないことを祈ります。以上、どうも失礼しました。
(もしも非常に強いリクエストがあった場合は、「毒吐き」 第二弾・第三弾も検討させていただきます。)
Posted at 2005/12/20 19:19:43 | コメント(6) | トラックバック(0) | 毒吐き・主張 | クルマ
2005年12月18日 イイね!

地域限定仕様車について(ネーミングの妙?の巻)

地域限定仕様車について(ネーミングの妙?の巻)その地域でしか通用しないと思われる
地域限定車のネーミングに関する話。

自動車メーカーが特別仕様車を販売することはよくあるが(特にモデル末期に)、販社が独自に特別仕様車を企画・立案し、地域限定で販売することもしばしば見受けられる。例えば、 2005年10月6日付けブログ の中でも紹介した、東京スバル自動車(株)限定の 「レガシィ グラン・ソレイユ」。グラン・ソレイユでは本皮シートのほか、専用アルミホイールなどを装備。質感を高めたモデルとしてリリースされていた。

その他、三菱系ディーラーでは、愛知中央三菱が来年2月に岡崎限定版 「コルト」 を発売するという例もある。2005年11月18日付け日経産業新聞によると、2006年度から採用されるご当地ナンバー:「岡崎ナンバー」 を記念し、三菱自動車の岡崎工場で生産されるコルトに特別仕様車を展開するという。すでにその名称は 「コルト岡崎」 と決まっており、「お」「か」「ざ」「き」 にちなんだアイテム (ートエアコン、ーナビゲーションなど) を特別標準装備するという。一笑に付すなかれ。販社は真剣だ。

ところで、こうした乗用車系の特別仕様車の場合、そのネーミングは至ってマトモ・・・いや、どちらかと言うと 「カッコ良い系のネーミング」 が意図されることが多いように思う。レガシィの例で言うと、前述の 「グラン・ソレイユ」 のほか、「グレンツェン」 や 「コル・スコルピィ」 などがある。「コルト岡崎」 はちょっと安直な感じもするが、そのものズバリなだけで、決して変な感じはしない。ところが商用車のご当地バージョンになると、その様相がガラリと変わってしまう。「シャレたネーミング」 というよりも、「駄洒落風な名前」 や いわゆる 「ベタな名前」 が付けられることがあるようだ。

例えば、つい最近の新聞広告チラシに入ってきたものでは、東京三菱自動車(株)の 「東京がんば郎」 シリーズがある。これは、ミニカとミニキャブバンに設定されたお買い得仕様だ(左上画像参照)。実はこのようなネーミングの例はまだある。

商用車では なぜか 「○○郎」 という名前が多用される傾向があるようで、私の記憶する限りでは、スズキ・キャリー(トラック)の四国限定版に 「四国太郎」 という名前が起用されていたように思う(八重洲出版・ドライバー誌による)。これが意外にも(>失礼!)好評だったようで、真偽のほどは定かではないが 「四国次郎」 なる後続機種も発売されたらしい。これがもしも北海道だったら、さしずめ 「北海太郎」 になっていたのだろうか。とすると、「寒い冬でも始動一発!北海太郎は働き者です!」 などというキャッチコピーで登場したかもしれない。

軽商用車は 「力があって働き者」 というイメージを前面に打ち出して発売されることが多いから、そのうち二匹目のドジョウを狙うライバル販社から対抗馬として 「どすこい○○○郎」 (○の中には地名) などという名前が付けられた地域限定特別仕様車が現れたとしても不思議ではない。ただし、「○○三郎」 とか 「○○四郎」、あるいは 「○○五郎」 まで発展(悪ノリ?)することは無いと思われる。

小型車や普通車では、その車格のためか、「オシャレなネーミング」 の地域限定仕様車くらいしか見る機会が少ないが、今後も地方で活躍するであろう 「ベタな名前の(≒特別な思い入れが感じられる)」 地域限定仕様車が現れた時には、その名前を胸に思い刻んでいこうと思う。
2005年12月17日 イイね!

運転手のクセを見抜く新技術>ペダルの踏み方で

運転手のクセを見抜く新技術>ペダルの踏み方でアクセルやブレーキの踏み方(操作のクセ)から
運転手の特定ができるようになる、という話。

皆さんは、他人が運転するクルマに乗る機会があるだろうか。ゆっくり走っているのに危険な運転になってしまう人、速く走っているのに安全確認が確実な人など、実にさまざまな運転スタイルがあると思う。

他人が運転するクルマに同乗すると、その人の運転の 「上手さ」 や 「アラ」 が見えてくる。それはすなわち、自分自身の運転スタイルについて見つめ直す良い機会になっているとも言える。と言うのも、相手の運転パターンからどれだけギャップ(違和感)を感じるかによって、相対的に自分自身の運転スタイルも位置付けされてしまうからである。

私はかつて一度だけ、すぐに降りたいと思ったタクシーがあった。その運転手は、常にアクセルを 「オンかオフか」 的な操作しかしないドライバーだったからだ。アクセル開度がパーシャルで一定に保たれることがなく、常に短い周期でオンオフ的な操作しかしないものだから、後部座席の私は常に前後方向の加速度を感じ、身体も小刻みに前後方向に揺れてしまうのだ。初老の運転手だったが、多くの乗客は酔ってしまうのではないかと思った。

さて、前フリはここまでにして、早速本題に入ろう。
本日のお題目は、名古屋大学と豊田中央研究所が開発した、ドライバーの運転時のクセを高精度で検出するシステムの話である。以下、2005年12月8日付けの日経産業新聞の記事の要約である。

<概要>
◎名古屋大学と豊田中央研究所は、センサによりアクセルやブレーキの
  踏み方を短時間モニタすることで運転者を特定するシステムを開発した。
◎運転時のクセを読み取ることで、あらかじめ登録した人が運転したときに
  8割弱の確率で本人か否かを判別できるという。

<仕組み>
◎アクセルとブレーキに取り付けられた踏力センサにより、運転手の操作を
  「パターン」 として蓄積する。その情報と合致するパターンを持つ運転手が
  クルマに乗り込んだときに、瞬時(約3分間)にその個人を特定する。
◎運転の 「クセ」 はマネすることが難しいため、個人の認証にも利用が可能。

<試験結果と今後の課題>
◎276人を対象に 「3分間運転する」 という条件で実施した試験では、76.8%
  の確率で運転手の選別に成功。共同開発技術について特許を出願した。
◎今後の課題は 「運転の様子から運転者の状態を割り出す技術」 への応用。
  具体的には、単に 「荒い」 「慎重」 などの傾向にとどまらず、「イライラして
  いる」 とか 「リラックスしている」 などといった状態を検知することを目指す。
◎それが実現できれば、将来はナビシステムと連動して運転者への助言を
  可能としたり、AT変速システムとの協調制御を行うなどの開発に役立てる。

記事を読む限りでは、現時点では何とも 壮大な夢物語 のようにも思えてしまうのは仕方が無いが、それでも たった3分間だけのセンシング で、運転スタイルの中から 特徴を抽出しパターン化する ことができるとは、驚きに値すると思う。ペダルに取り付けられた踏力センサは、単に強弱といった絶対値だけでなく、時間軸を考慮した変化量(つまり変化率)も読み取って演算しているのだろう。

さまざまな外乱が多い市街地や、逆にクセが出にくくなるかもしれない高速道路での一定走行では、個人を特定する認証成功率は下がると思う。いや・・・逆に、もしかすると一定速度で走るような単調な場合こそ、たとえば自動車メーカーの認証試験ドライバー(※)のように 「ビタッ!」 とアクセル開度も車速も一定状態に保てる者もいれば、前述のタクシー運転手のように常にアクセルを小刻みに動かす 「クセ」 を持つ者もいるかもしれない。(※新型車を世に出す前に、国土交通省から型式指定を受けるための燃費・排出ガスモード走行を担当するプロドライバー。)

個人的には、ナビの音声から 「今日は運転が荒いよ!気をつけて行こーう!」 などと注意されたら 「大きなお世話だ!」 と感じるドライバーが多いのではないかと思う。まぁ、物は言いようなので 「(若い女性の声で)お疲れさま。今日はブレーキをちょっとだけ早めに踏んでくださいネ(はぁと)!」 と言わせる手もあるか。しかしながら、安全運転につながる可能性のある技術とはいえ、もしも 「自分の運転が 機械に常に監視され続けている」 という印象を運転手に与えてしまったなら、それが逆にプレッシャーに転じ、かえって緊張してしまうドライバーもいるかもしれない。

そう思うと、この技術は、「あらかじめ登録してあるドライバー以外が運転すると、所定のPHSや携帯電話、あるいはパソコンに警報メールを送信する(もしくはエンジンへの燃料噴射を制限し、微速でしか走れないようにECUに制御信号を入力する)」 というような、車輌盗難防止装置を補助する認証装置 として応用する方が、需要が見込めるような気がする。

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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