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調布市のKAZのブログ一覧

2012年06月26日 イイね!

[エクシーガ] ガラスルーフ車の天井にリヤモニタを設置(その2. 材料加工)

[エクシーガ] ガラスルーフ車の天井にリヤモニタを設置(その2. 材料加工) スバル・エクシーガの 「パノラミック・ガラスルーフ」 仕様車に、天井吊り下げ方式でリヤモニタを設置した。今回は、その作業風景を紹介するシリーズの 「(その2).材料加工編」。

 「(その1).現状把握編」 は → こちら

 <ご参考>
 ◎モニタ       : パナソニック・リヤ8インチモニタ TR-M80WVS7
 ◎従来の設置法  : (旧)助手席ヘッドレストからのアームマウント
 ◎今回の設置法  : (新)2列目付近の天井にルーフマウント

実際の装着イメージをつかむため、調達した材料を仮置きしてみる。アルミジョイナー(コの字型の長尺部材)を、ガラスルーフの窓枠と天井内装材との間に挿入する。アルミジョイナー2本に対し、活用する既存の車輌側の固定ボルトは左右1本ずつとなるため、アルミジョイナーを互いに適度な位置(前後方向の距離)で重ね合わせる必要がある。

<↓装着イメージ図。部材を固定する車輌側のボルトは左右1カ所ずつのため、適度な位置で重ね合わせる>
  

左右に伸びるアルミジョイナーの中央部には、モニタを載せる。そのモニタの固定点が1カ所では心もとない(少なくとも前後方向には2カ所で固定したい)ため、アルミジョイナーの車輌前後方向の幅(つまり重なり代(しろ))は、モニタ固定用のボルトが2カ所ぶん稼げる距離とした。

<↓部材は、互いに離し過ぎると強度上不利に、近づけ過ぎるとモニタの前後方向の固定スパンが不足する>
  

アルミジョイナーの ”重ね合わせ代(しろ)” が決まったら、重ね合わせ用の固定ボルトの位置決めをする(左右対称に、等ピッチで)。細いドリルで準備用の下穴を開けてから、ボルトが貫通するサイズまで段階的に穴径を拡大していく(必要に応じてリューターで部分的に削りを入れる)。

<↓アルミジョイナー(コの字型の長尺部材)は、互いに重なりあう中央部に沿って複数箇所でボルト止めした>
  
  

  

アルミジョイナーの重ね合わせが出来たら、車輌の内装材との干渉部分の確認をする。内装材は必要最小限の位置および量しかカットするつもりはない(ので失敗できない)。まずは様子見で切れ目を入れる位置をマーキングする(下はそのイメージ画像・・・あくまでイメージ画像ですから。実際にはもっと慎重にやっています)。

  

ここまでの作業は、内容的には大したことではないのですが、文章にすると(例によって)長文になってしまったため、いったんここで区切らせていただきます。

(その3) に続く

    + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

~以下、続編を待てない人々向け~

作業時に記録した多くの画像(DIYによる一人作業&一人撮影を淡々とこなしました)をブログアップしていくと、注意したつもりでも毎回長文傾向となってしまうため、なかなか結論(完成形)までたどり着けず、さらにここ最近は更新頻度自体も低くなってしまい、期待されている方々、大変申し訳ございません。

そこで作業の詳細は、今後もブログ(最終的には整備手帳)へのアップで公開するとしても、一連の作業全体の流れをなるべく早めに見ておきたいという方々のために、フォトムービーを用意してありますので、興味のある方々は下記リンク(youtube)をご覧ください。

※(注): youtubeの動画タイトルは嘉門達夫となっていますが、最初と最後以外の背景画像は
      まぎれもなく、今回のエクシーガの作業風景集になっています。ご参考まで。


2012年06月12日 イイね!

[エクシーガ] ガラスルーフ車の天井にリヤモニタを設置(その1. 現状把握)

[エクシーガ] ガラスルーフ車の天井にリヤモニタを設置(その1. 現状把握)スバル・エクシーガの 「パノラミック・ガラスルーフ」 仕様車に、天井吊り下げ方式でリヤモニタを設置した。今回は、その作業風景を紹介するシリーズの 「(その1).現状把握編」。

 ◎モニタ       : パナソニック・リヤ8インチモニタ TR-M80WVS7
 ◎従来の設置法  : (旧)助手席ヘッドレストからのアームマウント
 ◎今回の設置法  : (新)2列目付近の天井にルーフマウント

※ご参考 : 従来の設置方法は、こちら(過去ブログ)
  → パナソニック・リヤ8インチモニタの装着(TR-M80WVS7)

「パノラミック・ガラスルーフ」 の天井にリヤモニタを設置するにあたり、まず希望する完成形を思い浮かべてみる。車体の左右方向にビーム(骨組みとなるブラケット)を渡す必要があるだろう。ストラットタワーバーのような感じか? いや、オプション部品にあるような、釣り竿を引っかける 「ロッドホルダー」 がそれに近いだろう。・・・などといったことを具体的にイメージしつつ、設置要件を文章で書くと、次のようになる。

<モニタの設置要件>
  (1).2列目と3列目のどちらのシートポジションからでも見られること。
  (2).3列目に座高の低い子供が座った場合でも、2列目の乗員が視界の妨げにならないこと。
  (3).運転手がバックミラーを見た際に、後方視界の妨げにならないこと。
  (4).取り付け剛性を確保すること(走行中に振動でブレないこと)。
  (5).可能ならば、未使用時に水平状態に収納できるリトラクタブル方式(フリップダウン)にしたい。

内装(樹脂材などのトリム部分)に必要最小限の加工が入るのは仕方がないとして、ボディパネル(金属部分)に穴開けなどの加工を入れることは、極力避けたい。そこでまずは、車体構造がどのようになっているのか? うまく活用できる既存のネジ穴などはないか? について現状把握することになる。

サンシェードの開口部の枠を取り外し、寸法などを記録して、上記イメージを実現するための大雑把(おおざっぱ)な初期スケッチを描いたのが、次のラフ画である。左側の<その1>は、内装のカットもしないで済むような素案。右側の<その2>は、もう少し現実的な素案である。

<↓初期のラフ画。左:ルーフ開口部の左右両端にS字型のステーを挟み、張力調整可能なビームを張る案
            右:ステーを介さずに、ビーム本体を直接、車体側に共締め固定する際の素案>


今回は、後者をベースに作業を進めることにした。ノーマル状態で活用(→追加部材を共締め)できそうなボルトが2列目シート頭上の左右に見つかったからである。その際、ボルトを緩めて 「ねじの噛み合い長さ」 を見たところ、十分確保されることも確認した(既存のボルトが不変のまま、板材を挿入して共締めすると、板厚のぶんだけ、ねじの噛み合い長さが不足する懸念があるので注意する)。

<↓内装を外して内部を観察すると、室内照明灯の前方寄りに 「共締め利用」 できそうなボルトが見つかった>
  
  

次はモニタ固定用ビームの素材調達である。
両端を板状に潰したパイプ材(丸棒)にすると、モニタをパイプ材の中央で固定する際に、固定用のブラケット形状で苦労すると考えられる(パイプ断面が円形なので、モニタがパイプの外径に沿って鉛直面内で回転し、ズリ落ちる?かも)。あるいは(パイプ材ではなく)板材を車体の左右両端で固定した場合は、単なる平板なので曲げ剛性に弱くなってしまうことは明白。

そこで 断面2次モーメント(※) が大きな部材をホームセンターの現場であれこれ検討。要するに、モニタの重さに耐えうる形状や材質、価格、あるいはそれらの部材の組み合わせを考えた。
 (※)関連記事 : 本家WEBサイト内で、自宅ガレージに 「地下ピット」 を建設した際の
            ページがありますので、興味のある方は ご参考まで → こちら(第9章)

結局、結論として以下の画像に示す部材を購入した。ビームとして鉄系材料ではなくアルミ材とした理由は、それ自身の軽量化を図るためである。そのアルミ材を2枚、張り合わせて使用するのは、剛性確保のためである(張り合わせ用のボルトをステン材にした理由は、見栄えと防錆性のため)。

  
  


(その2) に続く。

プロフィール

「今日は器械体操の練習後のスキマ時間で、(以前から仕込んでいた)モンキーRのマフラーのサビ取り確認と、耐熱黒スプレー塗装を行いました。CBRもモンキーRも、出来ることを少しずつ、でも確実にメンテを続けています。」
何シテル?   06/08 18:06
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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