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調布市のKAZのブログ一覧

2015年08月12日 イイね!

[CBR250Four] 高温時油圧低下でオイル交換(ホンダ純正ULTRA G2 10W-40)

[CBR250Four] 高温時油圧低下でオイル交換(ホンダ純正ULTRA G2 10W-40)昭和61年(1986年)に新車で購入して以来、ワンオーナーで丸29年間が経過して、ただいま30年目に突入したホンダのバイクのオイル交換記です。

CBR250Fourは、その名の通り250cc4気筒(16バルブDOHC、45PS)のエンジンを積む、いわゆるクオーター・マルチです。先日、猛暑の渋滞アイドリング時にエンジン油圧警告灯が点きだしたので、オイルが劣化したと判断、交換した次第です。


■油圧低下の巻
新品との触れ込みで落札した燃料タンクの凹みをDIYでデントリペア(詳細は → こちら )したあと、これまで不調なく過ごしていました。しかし今年(2015年)の7月、猛暑の東京都内を渋滞走行中、エンジン油圧警告灯がほんのりと(弱く)点灯しかかったり、すぐ消えたりする兆候が見られました。

警告灯は、いきなり全灯するのではなく、次の条件が重なったときのみ、ぼんやりと点灯します。
 (1)エンジン水温が高い状態(当日の外気温は猛暑日でした)。
 (2)エンジン回転速度の低いアイドリング状態(渋滞でGO-STOPの繰り返しでした)。
「ぼんやりと点灯」 とは、低下した油圧がちょうど警告灯が点灯し始める閾値ギリギリまで近づいた、という状況のことです。

<↓エンジン油圧警告灯が点き始める兆候を認知>


油水温が低くなったり、アイドリング回転速度以上(おおよそ1500rpm~)になったりすると、油圧警告灯は点きません。それまでは点灯の兆候は認められませんでしたから、オイルの劣化などが促進されたと判断しました。具体的には、「粘度の低下」、または 「オイル消費が進んだことによる油量レベルの低下」 が懸念されます。

現行機種にはクオーター・マルチは存在しないので、CBR250Fourの直接の後継機種は存在しません(買い換えしようにも、250cc4気筒はすでに絶滅機種)。何かトラブルに至る前に、変化の兆候をつかんだ時点でメンテナンスをする必要があります。そこですぐにオイル交換することにしました。

■ホンダ純正オイルを調達の巻
クルマ(レガシィやエクシーガ)の場合は、エンジンオイルは純正油に限らず社外品を投入することもありますが、CBR250Four はすでに30年選手ですので、冒険せずにホンダ純正オイルを投入することにします。

とはいっても、CBR250Four(型式:MC14型)は 最高出力発生回転速度が14500rpm、レッドゾーンが17000rpm~から、という超高回転型ユニットです。デビューした当時の、もともとの純正指定オイル粘度は
 ・10W-40
または
 ・20W-50
なのです。上は 20W-50 ですよ! クルマ(四輪)の世界だけでなく、オイルの低粘度化が進んだ現代の二輪の世界においても、もはやホンダ純正油で 「20W-50」 という粘度グレードのオイルはラインナップ落ちしており、カタログ上にも存在していません。ここは大人しく、10W-40 を調達します。

<↓近所のナップス(バイク用品&整備のチェーン店舗。オートバックスの2輪版のような雰囲気)で購入>
 

<↓店舗には、価格が純正油の数倍もする添加剤もある(買いませんが)>


<↓あらかじめホンダのWEBサイトで現状の純正オイルラインナップと価格を確認してから店舗で購入>
 

<↓オイル缶を持ち帰るお客様に対しては、給油用の 「注ぎ口(蛇腹構造)」 を付けてくれるのは親切>
 

■フルカウルの取り外しの巻
ホンダ純正油を調達したあとは、早速オイル交換作業に入ります。CBRは社外品を使ってフルカウル化してありますので、まずカウルを取り外しします(純正はアンダーカウル仕様)。

<↓マーレーのフルカウルキット(@東京・上野で平成1年に購入)を取り外します>




 

<↓エンジンオイル吸入口(レベルゲージ)は車体の右側に、オイルドレンプラグは左側にあります>
 

■劣化油のドレンの巻
これまで札幌に帰省したときに、買い置き(@ジョイフルエーケー)してある廃油処理キットをセットして、廃油をドレンします。プラグのサイズは17mmです。

<↓ドレンプラグを緩める前に、プラグ周辺にオイルにじみや漏れが無いことを点検してから作業します>
 

<↓抜き取ったオイル(こちらもホンダ純正G2・10W-40)は、目視上、黒く変色していた>




アイドリングが1500rpm前後、レッドゾーンが17000rpm~、というワイドバンドのエンジン(数値がひとケタ違う)ですので、機会があれば こういったバイクにこそ、油温計・油圧計を取り付けしたいな・・・と思いました。今後はこのような超高回転型ユニットは現れない可能性もあります(※ちなみに、CBRと名の付けられた現代のCBR250R(MC41型)は、最高出力29PS@9000rpmの 単気筒エンジン です)。

■新油の補給の巻
ドレンプラグを締め戻ししたあとは、新油をレベルゲージ部分から補給します。

<↓購入店舗(NAPS)で付けてもらったシンプルなオイル吸入用のガイドが、とても役に立つ>
 

<↓可能な限り、最後の1滴も大切にしたい>


CBR250Fourの場合、オイルレベルゲージ本体の上端(取っ手部分)は、ネジ込み式の樹脂キャップを兼ねています。キャップにはO-リングが付いていますので、このO-リングが熱劣化により硬化していないか確認します。

<↓熱劣化で硬化していないか(まだ弾力性を有しているか)、亀裂が入っていないかなども確認します>
 

最後に暖機後のオイルレベルを確認して、LOW~FULLの適正範囲内にオイルレベルが入っていればOKです(今回はオイルフィルタは交換していません)。オイル交換の作業内容によっては、オイル缶を丸ごと買うほどではない端数量が必要になる場合がありますが、店頭で量り売りもしてもらえます(添加剤で総量を調整する人もいます)。

<↓マーレーのフルカウルキット(メーカ在庫のラスト・ワンを私が購入)を戻す>


交換後、試走しましたが、作業で手を触れた部分でのオイルにじみなどトラブルなく、また後日、炎天下の渋滞も再び体験しましたが、油圧警告灯が点灯し始める兆候も見られなくなったので、基本的なオイルメンテナンスはこれにていったん終了です。

次回以降は、オイルフィルタもセットで交換しようと思います(純正フィルタはなかなか手に入らず、サードパーティー製がヤフオク!で超破格値でまとめ売りされているのが現状です)。まぁ、低年式車両に対しては、見極めによる適材適所のメンテが必要 ですね。

<↓無事に復活(ちょっと大げさ)したCBR250Four。この夏でワンオーナー30年目に突入!まだまだ快調です>



以上、ホンダCBR250Four(MC14型)のエンジンオイル交換の備忘録でした。
長文にも関わらず、最後まで目を通していただた方々に感謝いたします。
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2015-08-13(Thu.) : 更新
[アライヘルメット] ラパイドIRクロノス(RAPIDE IR Chronus YF DESIGN)購入編 をアップロードしました。
2015年08月11日 イイね!

[ユーザー車検] 4回目の車検・10年目に向けたBPレガシィ(合格した後の措置)

[ユーザー車検] 4回目の車検・10年目に向けたBPレガシィ(合格した後の措置)BP型レガシィの4回目の車検(初年度登録から10年目)は、計画通りユーザー車検で通しました。
事前準備から当日の検査の様子などについて、備忘録として記す最終話(検査合格後の様子)です。


<ユーザー車検 関連ブログ>
◎前回(2年前)の総まとめは こちら → 準備から本番までの流れ
◎今回(4回目)の前編は こちら → 事前準備と書類編
◎今回(4回目)の後編は こちら → 検査ラインの様子


■検査ラインの最終工程
東京都の多摩自動車検査登録事務所の場合、「排ガス検査工程の後(検査ラインの途中)」 と 「下廻り検査(最終工程)終了後」 の2回、「自動車検査票」 に結果を印字させます。

<↓下廻りの検査工程終了後、「自動車検査票」 を印字機に通している様子。挿入する向きに注意する>
 

<↓検査結果が印字されたあとの 「自動車検査票」。各行程を経たことを示す記号が付加されている>


<↓サイスリはA、排ガスはχ、ブレーキはB、スピードメーターはS、ヘッドライトはH、下廻りはPと印字>


■詰め所で確認いただく
下廻り検査が終われば、NG結果が無い限り、すべての工程が終了したことになりますので、印字したあとの書類一式を小屋(工程内の係員の詰め所)に持って行きます。係員にチェックいただき問題なければ、車両を検査ラインの外に移動させて、別棟の 「検査標章の交付窓口(6番)」 に書類を提出します。

<↓すべての検査終了(合格)後の 「自動車検査票」>


<↓各項を確認したことを示す押印も押されています>


<↓書類チェックが済めば実働は済んだことになるので、車両を移動させて、あとは事務手続きのみ>
 

■新しい標章の交付
別棟の 「検査標章の交付窓口(6番)」 は、ユーザー車検の受付窓口(5番)のとなりにあります(@多摩自動車検査登録事務所の場合)。この日は特に混んでいることもなく、待ち時間もほとんどなく、新しい標章が交付されました。

<↓新しい車検証の左下に、前回から今回にかけての継続検査の情報が引継ぎ記載されている>
 

ひとつ前のブログ(→ 検査ラインの様子 )でも述べましたが、ユーザー車検の受付窓口にて

> 係員 : 「事前に点検整備をしていますか?」
> 私  : 「はい、実施しています。」
>        (と言って、あらかじめバインダーに挟んで用意しておいた、
>         スバルディーラー押印済みの点検整備記録簿を見せる。)
> 係員 : 「(受け取って目を通す)・・・ハイどうぞ。(といって点検記録簿を返却)」

という会話があったことをお伝えしていましたが、よく見ると新しい車検証にも

 [検査時の点検整備実施状況] 点検整備記録簿記載あり

と明記されていました。このほかにも、「[受検形態] 使用者」 などとありますので、継続検査での情報はしっかりと記載される(ようになったんだな・・・)と思いました。

<↓車検満了の年月を示すシール。2重構造に重ね貼りした状態で、フロントウィンドウの上端に貼る>
 

<↓古いシールを剥がして新しいシールを貼る。ウィンドウの汚れを拭き取り、ズレないように位置を確認>


<↓最後に、ヘッドライトの目隠しを取り外すことを忘れない>
 

ここまでやって、ホッと一息ついて、ひと安心です。

年式の割りには走行距離はまだ少なめ(5万km以下)ですが、今後は樹脂ゴム系など、製造から10年以上という経年で劣化することによる機能損失部品が増えることが十分に予測されます。普段から、普段のクルマの状況をつかんでおき、適切なタイミングで適切に整備(つまりは予防安全措置)を実施できるよう、私自身がレガシィとともに良い付き合いを続けていきたいと思います。

■余談
こうして4回目・10年目に向けた車検(ユーザー車検)を無事に終えたあと、自分へのご褒美として 「お昼ご飯として、贅沢に焼き肉でも食べに行くか~?」 と思って多摩自動車検査登録事務所を出ました。「事前整備を含め、炎天下で作業してきたので 体力も付けなきゃね・・・。」 などと思いながら。

確かに炎天下でしたが、レガシィでは私だけの一人乗り。
エアコンをつけずに窓を半開、サンルーフ全開で帰路につきます。

(このへんで、すでに根が貧乏性という一端?が出ていますが・・・。)

結局、焼き肉満々のつもりで入った昼食店は、フツーのファミレスでした。

<↓平日ランチ、税込みワンコイン500円のメニューに目移りしてしまい・・・焼き肉はキャンセル>
 

あぁ小市民。

ユーザー車検といい、燃費の良い(≒あまり食べずに働ける)私自身といい、なんてコストパフォーマンスが良いのでしょう。日替わり定食500円でお腹いっぱいになった私は、自宅へと戻ります。

<↓ファミレスの駐車場入口のカーブミラー(凸面鏡)に写し出される愛車レガシィを、デジカメで写す私>
 

カーブミラーの中のレガシィに向かって、「今後も自分でメンテナンスできる部分はDIYで点検整備して、自分でできない範囲はディーラーなどに依頼して、場面場面に応じて適切に、永く付き合っていくからな!またよろしくな、レガシィ!」 と改めて挨拶を交わしたのでした。


以上、私なりの視点でのユーザー車検記録を、複数回に渡って紹介させていただきました。
一連のブログが、皆さんにとって何らかの参考になれば幸いです。
Posted at 2015/08/11 11:37:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ
2015年08月09日 イイね!

[ユーザー車検] 4回目の車検・10年目に向けたBPレガシィ(検査ラインの様子)

[ユーザー車検] 4回目の車検・10年目に向けたBPレガシィ(検査ラインの様子)BP型レガシィの4回目の車検(初年度登録から10年目)は、計画通りユーザー車検で通しました。

事前準備から当日の検査の様子などについて、備忘録として記す後編(検査ラインの様子)です。


<ユーザー車検 関連ブログ>
◎前回(2年前)の総まとめは こちら → 準備から本番までの流れ
◎今回(4回目)の前編は こちら → 事前準備と書類編

■書類を再確認の巻
印紙や証紙を貼った書類に記載漏れがないかどうか、再確認します。

<↓○で囲った部分に記入する。一番下は同じ欄内に住所・氏名または名称・電話番号を書く>


<↓車両重量は車検証に記載の数値を転記する>


<↓上半分は鉛筆で、下半分はボールペンで記入。押印を忘れない>


不備が無ければ、多摩自動車検査登録事務所の場合、5番窓口(ユーザー車検受付)に書類を提出します。

<↓5番窓口に書類を提出して確認を受けたあと、検査ラインに並ぶ。合格後は6番窓口に書類を提出>
 

窓口では今回、次のようなやりとりを交わしました。
2年前は何も聞かれませんでしたが、今回は車検前整備の有無を聞かれました。

係員 : 「ユーザー車検は初めてですか?」
私  : 「いいえ、過去に何度か通しています。」

係員 : 「事前に点検整備をしていますか?
私  : 「はい、実施しています。」
       (と言って、あらかじめバインダーに挟んで用意しておいた、
        スバルディーラー押印済みの点検整備記録簿を見せる。)
係員 : 「(受け取って目を通す)・・・ハイどうぞ。(といって点検記録簿を返却)」

私  : 「今日は何番ラインになりますか?」
係員 : 「3番か4番ですね。」
     「4番ラインは係員が付いているので、不慣れなら4番でどうぞ。」
私  : 「分かりました、ありがとうございます。(と言って書類を受け取る)」

車検証(現)、自賠責保険証(新)、自動車検査票、自動車重量税納付書、継続審査申請書、定期点検記録簿をセットで受け取り、3番ラインを目指します。

<↓4番ラインでも良かったのですが、今までずっと3番ラインで通してきたので、今回も慣れた3番に並ぶ>
 

<↓AM10:30~からの検査開始時刻に対して、この時点でAM10:15。早く終わらせたい人は早めに並ぶ>
 

■マフラーの近接騒音測定の巻
AM10:30 ピタリに検査業務が開始されます。各ラインとも、「同一性の確認」 からです。簡単に言うと、運転席から降りて自分でボンネットフードを開けて、係員に車台番号の刻印を示す(書類と現車が一致しているか)のです。

<↓BPレガシィの場合は、運転席側のバルクヘッド上部に位置しています>
 

次に運転席に戻り、灯火類の確認を行います(窓は全開)。

係員の指示に従って、左右前後のウィンカー、ハザード、スモール、ロービーム、ハイビーム、フォグランプ、ブレーキランプ、リヤフォグランプ(装備されている場合)、バックアップランプ(後退灯)、ホーン(俗に言うクラクション)、ナンバー灯などが点灯するようにスイッチを操作します。

今回はワイパー&ウィンドウウォッシャ液の動作確認も求められました。
(2年前は無かったような・・・逆に今回は、2年前にチェックされた
運転席ウィンドウフィルムの有無確認が無かったような・・・。)

車両後方の灯火類のチェックを終えた係員が、次にこう言いました。

係員 : 「マフラーの騒音を測るので、少しクルマを前に出して、ここに駐めて下さい。」
私  : 「分かりました。」

私  : 「ニュートラル、4200rpmの空ぶかし・・・でしょうか?
係員 : 「まったくその通り!でございます。」

<↓検査ラインの建屋に入る前に、誘導された場所でニュートラル・4200rpmの空ぶかしを行う>
 

どうして4200rpmと分かったのか? については、実は2年前のユーザー車検のときにも、そのように指示されたから。恐らく同じ計測モードだろう、と思って尋ねると、今もその通りだった、ということです。マイクによる測定結果は、係員が手書きで 自動車検査票 に記入します。

ちなみにBPレガシィの装着マフラーは純正ではなく、APEXi のN1エボ・マフラー。左右2本出しは純正同様のレイアウトですが、左側(歩道側、歩行者側)のみ、排圧が高まると内蔵スプリングに抗してスライドバルブが開いて通路断面積が大きくなるECV(いわゆる、可変サイレンサー)が装着されています。

マイクによる騒音測定は、右側(ECV無し)で実施されましたが、この年式(2006年式)の車両の近接排気騒音規制値:96dB(@平成10年騒音規制車)に対して、約90dBと 余裕でクリア でした。

■検査ラインの巻
装着されている社外マフラーに対する近接排気騒音の測定が終了すると、いよいよ検査ラインへと進みます。最初はサイドスリップからです。

<↓先行車の検査工程が終わるまでは、自車は所定の位置で待機します(電光掲示板の指示に従う)>
 

 

検査工程としては、
 ・サイドスリップ
 ・ヘッドライト
 ・スピードメーター
 ・ブレーキ
 ・排ガス
 ・下廻り(フットブレーキ、サイドブレーキなど)
があるのですが、各検査工程については2年前のユーザー車検ブログ(→ 準備から本番までの流れ) で述べていますので、今回は詳細説明は割愛します。代わりに、天井から吊されている電光掲示板の画像(表示例)を紹介します。

<↓各検査工程で表示される情報の一例>






<↓こちらは最終工程である、下廻り検査での様子。自車の下廻りが右側のモニター内に映っている>






ブレーキについては、表示上は 「ゆっくりかける」 と指示される場面があるのですが、だからといって本当に 「ゆっくりジワジワと」 ブレーキをかけてしまうと、まず制動力不足でハネられてしまう恐れがあるので注意です(>実話)。「ブレーキを強くかけると、床下の回転ローラー(四輪ドラム)の慣性に対して強制減速が生じるので、設備が故障するのではないか?」 ・・・などという、設備や装置に対する労(いたわ)りの考えは、ここでは持つ必要はありません。

明日のために「その1」・・・ブレーキは・・・踏むべし!踏むべし!強く踏み抜くべし!
・・・で良いのです。ユーザー車検では。


長くなってしまったので、続きは「最終話」 にて。
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2015-08-11(Tue.) : 更新
最終話 [ユーザー車検] 4回目の車検・10年目に向けたBPレガシィ(合格した後の措置) をアップロードしました。
Posted at 2015/08/09 04:34:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ
2015年08月05日 イイね!

[ユーザー車検] 4回目の車検・10年目に向けたBPレガシィ(事前準備と書類編)

[ユーザー車検] 4回目の車検・10年目に向けたBPレガシィ(事前準備と書類編)BP型レガシィの4回目の車検(初年度登録から10年目)は、計画通りユーザー車検で通しました。事前準備から当日の検査ラインの様子などについて、前回(初年度登録から8年目・2年前)のユーザー車検との違いも交えて、備忘録として記します。

◎ユーザー車検 関連ブログ
  前回2年前の総まとめ(準備から本番までの流れ)は → こちら


■寿命を迎えた部品は交換
すでに直近のブログで紹介しましたが、今回(4回目)の車検に際しては、あらかじめ怪しい部品をDIYで交換しています。今回は、車載バッテリ(起電力不足)とフォグランプ(飛び石被害でガラスレンズに亀裂)でした。自分が普段から使い続けている愛車ですから、突発のトラブルに見舞われたのではない限り、要交換部品については十分な準備期間が取れるはずです。

◎純正の車載バッテリ
 → [BPレガシィ] 9年間持続した純正バッテリ(55D23L)をカオス(100D23L)に交換
◎純正のフォグランプ
 → [BPレガシィ] フォグランプAssy交換←ガラスレンズ破損(ユーザー車検前整備)

まぁ、中には(故障モードが摩耗進行型の部品の場合は)寿命の見極め自体が難しい場合もありますが、そういった部品こそ、予備部品を手配しておく方が無難です。具体的には、経年車のオルタネータや燃料ポンプなどが該当することでしょう。

私の場合、BPレガシィの経年は9年間ですが走行距離自体は5万km以下でしたので、幸いにも深刻な交換部品はありませんでした(ちなみに、ドラシャのブーツは前回の車検時に交換済み)。

■ユーザー車検もネットで予約
事前にユーザー情報(本人連絡先や車両情報など)を登録することで、ネット上でユーザー車検の予約を入れることができます。「自動車検査法人」 のサイトに行くと、午前の2コマ(前半・後半の2ラウンド)と午後の2コマ(前半と後半の2ラウンド)、つまり合計4コマの時間帯の中から、自分の都合に合わせた時間帯で予約を入れます。

<↓長距離フェリーのネット予約と同様、○が十分空き有り、△が残り少ない、数字が残り受付可能数>


ネット予約が有効と判断されたら、画面上で 「4ケタの英数-6ケタの数字-4ケタの数字」 などといった具合の受付番号が表示されますので、この数字を控えておくか印刷しておきます。詳細はガイドに従って入力・記録すると良いです。

<↓予約完了画面を印刷しておいた方が、現場では手間いらず>


■ディーラーで光軸&サイスリ確認
光軸やサイドスリップについては、ぶっつけ本番で検査ラインに持ち込むことは避けたいので、ユーザー車検の直前(今回は前日)にディーラーで検査してもらいました。すれちがいビームについては、多摩自動車検査登録事務所で受審する都合上、今回もロービーム側をダンボールで目隠ししていただくよう依頼しました。

<↓前日にディーラーにテストを兼ねて処置をしていただき、翌朝に検査場に乗り込むのが当方の慣例>
 

なお今回は、光軸やサイスリ以外の主要な点検もディーラーさんにお願いしました。単に費用を極力、安く済ませるならばすべてDIYで点検すれば良いのですが、今後のディーラーさんとの付き合いも考慮して点検(有料、下廻りのスチーム洗浄を含む)を依頼しました。したがって、点検記録簿にもディーラーさんのサインと押印をいただいたものを点検作業の証憑とすることができます。

<↓ユーザーが実施しても良い内容となってはいますが、今回はディーラーに基本点検を依頼しました>
 

ちなみに、上記画像に示す 「24ヶ月 定期点検整備 記録簿」 は、新車購入時に取扱説明書とともに渡されたメンテナンスノートのページなのですが、今回の点検記録で用紙をすべて使い尽くしました。2年後に再度ユーザー車検を受ける場合、点検記録簿の用紙(原紙)が無くなってしまっていることを、ディーラーのサービスフロントに尋ねたところ、「メンテナンスノートはお買い求めいただけます」 との回答でした。

つまり、当該ページをチョロチョロっとコピーして手渡ししていただけるのではなく、メンテナンスノートそのものを買って下さい、ということのようです。これを聞いた私は、正直なところ、次回のユーザー車検時は(記録用紙がまだ残っている)エクシーガのメンテナンスノートからコピーを取って記録用紙の代用としよう・・・と思いました。(^^;)

■画板(バインダー)があると便利
さて、陸運支局の現場(今回は多摩自動車検査登録事務所の検査ライン)に出向くときは、書類をまとめるバインダーの類(クリップなども可)があると便利です。

<↓これらの必要書類を一括してバインダーにまとめておくと、現場の窓口やラインでは便利です>
 

 

なお、上記画像の右側(自動車税納税通知書の押印済み半券)は、実際には使用しませんでした(東京都の場合)。都道府県によっては必要ですが、東京都の場合は車検証で納税をヒモ付けできるオンライン確認システムが稼働しているためです。ここが、2年前の車検手続時との違いでした。詳細は、こちら(国土交通省のサイト) → 平成27年4月から、登録自動車は自動車納税証明書の提示を省略できるようになります

■転ばぬ先の杖
BPレガシィについては、2年前にも同じ場所でユーザー車検を通していますから、当時のブログを読み返すことで、実際の検査ラインの流れについて記憶を呼び戻すことができました。自分のことながら、過去ブログの読み返しがしっかりと役に立ちました。

念のため、前回のユーザー車検記(一連のブログ報告)をタブレット端末に表示させておいたものをガイド代わりとして、今回の検査ラインに持ち込みしました。

<↓何か現場で手続き上の不明な点が生じた場合に参照できるよう、前回のユーザー車検ページを用意>
 

2年前の自分が2年後の私を助ける形となりました。
世の中には、さらに親切丁寧にユーザー車検の方法について説明してくれているガイドページが存在するでしょうから、ご自分の受審場所に見合った情報ページを事前に検索して目を通しておく(自分に当てはめてシミュレートする)ことも、有効だと思います。

■当日の動き(書類と印紙・証紙の入手まで)
今年の4回目の車検も、午前の2コマ目を予約しました。朝、8時半過ぎに余裕をもって家を出ます。時間に余裕がないと良いことはありません(心の余裕も消耗する)ので、早めの出発が吉ですね。

<↓ロービームを目隠しした状態で現地入り。台風による大雨が懸念されたが、当日は何とか快晴に好転>
 

<↓2年ぶりの到着。敷地内の正面の看板の脇に仮駐車。2年前も、朝から酷暑だった記憶あり>


<↓まず、こちらの建物に移動して継続審査の申請書(3枚セットで20円)を購入し、印紙・証紙代を支払う>
 

<↓こちらが 「自動車検査票」。検査ラインを通った際の、OK/NG の結果を印字するシートになります>
 

<↓こちらは 「自動車重量税納付書」。32800円分の印紙を貼ります(PB5D型レガシィGT spec Bの場合)>
 

<↓左:「継続審査申請書」(一部、鉛筆で記入)  右:用紙のどの欄に記入するのか前回ブログで確認>
 

午前の2コマ目は、受付開始がAM10:00~から、審査開始がAM10:30~からなのですが、申請書類を入手して記入を始めた時刻がAM9:50頃。慎重に確認しながら書き終わってAM10時過ぎ。ちょうど良い感じに進捗できています。


「つづく」
 ↓
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2015-08-09(Sun.) : 更新
[ユーザー車検] 4回目の車検・10年目に向けたBPレガシィ(検査ラインの様子) をアップロードしました。
Posted at 2015/08/05 02:20:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | └ユーザー車検 | クルマ

プロフィール

「全日本のマスターズ体操選手権大会に出場するため、新潟県の上越市に来ています。演技開始は夕方から。全6種目、ケガの無いようにガンバります。」
何シテル?   09/20 10:26
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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