レガシィ(7月)に続いてエクシーガ(8月)も車検の時期となりました。レガシィとは異なり、エクシーガは家族がメインで運転するクルマのため、ユーザー車検ではなくディーラーさんで車検を通しています。
今回のブログは、事前入庫から車検後の引き取りの様子までを備忘録として記します。
■事前入庫の巻
ディーラー車検の場合、本番前に事前の点検入庫が推奨されています。もしも重整備が必要になった場合、部品の調達や作業工数の調整が大変になるからです。我が家のエクシーガの場合も、あらかじめサービス工場の都合が付く日をお尋ねし、その日にちに合わせて事前入庫する…という段取りを取りました。
<↓ディーラーさんに出向いて、事前の点検入庫日を調整(またまた癒やしののれんと対面)>
<↓ディーラーさんで見かけた啓蒙ポスター>
<↓左:鬼のような?ハミタイ 右:フィルムは非着色タイプでも透過率に注意>
# レガシィのユーザー車検では、
# 多摩自動車検査登録事務所にて
# UVカットフィルムの透過率を
# ガッツリと計測されたことを思い出す。
さて今回の事前入庫に備えて、あらかじめDIYで処置しておいた項目は、純正のハイマウントLEDストップランプの一部が球切れしていたことへの対処です。
エクシーガ純正のハイマウントストップランプは12連LEDですが、このうち1灯でも消灯していると車検に通りません。このへんの対応については、すでにブログで記述済みですので、詳細はそちらをご覧下さい。
◎部分滅灯LEDへの対応・その5(純正ハイマウントストップランプ)→ こちら
■お勧め整備メニューてんこ盛りの巻
事前の点検入庫で車両を1日預けた結果、ディーラーさんの車検費用の見積もり金額は約30万円!となりました。…さんじゅうまんえん?!
つい先日、レガシィをユーザー車検で通した目線で考えると、目の玉が飛び出る金額です。もちろん、ディーラーさんのことですから「良かれ」と思って提案いただいた(≒車検そのものには関係のない)各種整備メニューも含めてのことです。
見積書の中身を一つずつ、吟味します。
全部で4ページにも及びます。
<↓見積書の1~2ページ>
<↓見積書の3~4ページ>
家族グルマとして吟味した結果、推奨を含む見積もりメニューの「要/不要」の判断は次の通り。
(1)点検パック:加入
※付随してEGオイル交換となるが、ドレンガスケットは持ち帰り指示。
(ワンタッチON-OFFドレンボルト装着のためガスケット交換不要。)
(2)下廻りスチーム洗浄:依頼(点検パックに付随)
(3)エアクリ:交換を依頼(オプション)
(4)発煙灯:不要(LED版を持っている)
(5)エコクリーナー:不要
(6)フューエルクリーン:不要
(7)クーラントサプリ:不要
(8)スラッジナイザー:不要
(9)カーボナイザー:不要
(10)ワイパーラバー:不要(手持ちで新品あり)
(11)エアコン消臭・抗菌:依頼(オプション)
(12)ACガスクリーニング:不要
(13)バッテリー交換:不要(自分でメンテ)
(14)パワステポンプ漏れ:依頼(車検対応)
(15)オイルフィラーダクト漏れ:不要(自分でメンテ)
いやいやいや…こうして書き並べると、「ここぞ」のタイミングでディーラーさんの推奨メニューの多いこと多いこと。でも、それが悪いだなんて思っていませんよ。ディーラーさんの立場としては「車検後も」お客様に安心して乗っていただくためのメニューを提案することが役割ですからね(当然、売り上げを稼ぐ面もありますが)。
でも選択メニューの決定権はユーザーにありますので…。
ただ、今回は事前入庫で得られた(発見できた)貴重な事柄もありました。
(14)パワステポンプ漏れ:依頼(車検対応)
(15)オイルフィラーダクト漏れ:不要(自分でメンテ)
(16)タイヤ内減りあり、一部ワイヤー露出
上記3項目のうち、パワステポンプの漏れは接続回路からの漏れではなく、ポンプ本体からの漏れのためAssy交換になる、とのこと。今後も長く乗り続けるために交換を依頼します(ディーラーさんにおいては、そのままでは車検不適合扱いにするとのこと)。
オイルフィラーダクト漏れについては、EJ型エンジンには見られる現象ですが、これはDIYで処置できるので車検当日までに自己整備することで決着。最後のタイヤの内減りは、フロントではなくリヤタイヤ。空気圧(エクストラロード)には注意していたのに、ここに来て指摘をいただくなんて…。
# タイヤは急ぎ、新品を別途調達することとして
# その間はスタッドレスを履かせることにしました。
# (タイヤ選びの顛末は、別途ブログで紹介予定。)
こうして取捨選択を行い、下記メニューの依頼で総額 約23万円が車検費用の再試算となりました。
(1)点検パック:加入
(2)下廻りスチーム洗浄:依頼(点検パックに付随)
(3)エアクリ:交換を依頼(オプション)
(11)エアコン消臭・抗菌:依頼(オプション)
(14)パワステポンプ漏れ:依頼(車検対応)
■追加のDIY作業の巻
事前の点検入庫が終わり、車両を引き取ったあとの話。指摘いただいた事柄を確認していきます。具体的にはタイヤとオイルフィラーダクトです。
<↓実際にタイヤを外して確認してみると、確かに一部が内減りでワイヤー露出となっていた>
溝は残っているものの、外側ではなく内側が片減りするって…。まだまだ空気圧が足りないのか? はたまた(フル乗車した際の)車重が重いのか?
# エクシーガのリヤの純正キャンバー角って
# 設定が適切なのか?…とも思ってしまう。
次はオイルフィラーダクト。ロッカーカバーではなく、明確に「オイルフィラーダクト」との指摘をいただいております。これも現物確認します。
<↓ダクトからの滲みなのか、あるいは給油時にこぼれたオイルが付着したのか?>
オイルフィラーダクトの締結ボルトだけでなく、ロッカーカバーにもホコリが付着した油痕らしきものが見受けられることから、内漏れではなく外漏れ(給油時のオイル垂らし痕)の可能性も否定できない状態のようにも思えました。
そこで、まずは徹底洗浄して様子見(起点確認)します。
・使用過程において再発したなら、ダクト内側からの漏れ。
・再発しなければ、給油時の外漏れ(垂らし)の可能性大。
しばらく走ってみて再発しなさげだったため、念押しで再洗浄してディーラー車検に臨みました(タイヤは交換してあるスタッドレスのままで受検)。なお、前日までに車載バッテリーは全自動充電器でFULL充電しておきます。
■ディーラー車検終了の巻
今回はパワステポンプAssyの交換作業が入るため、車両は1週間弱の間、ディーラーさんに預けます(実際には月曜入庫、火曜水曜定休日、木曜を経て金曜に車完でした)。
<その後、車検完了の連絡を受けてディーラーさんへ。再び癒やしののれんと対面>
<↓おおっと、ヨコハマタイヤを4本買うとグッズがもらえたのか…すまん、今回はナンカンにした>
<↓スバル点検パックの説明を改めて受けるとともに、会員証(加入証)を受け取ります>
点検パックが約7万8千円、予想外のパワステポンプAssy交換が約11万1千円(部品代:8万2973円、工賃:2万8215円)でしたので、この2点の費用を加味すれば、車検総費用の約23万円超は十分に納得できるものでした。
密かに懸念していたハイマウントストップランプの部分滅灯対策(LED光束の指向性的に)は、まったく何も言われず…でしたので、こちらのDIY対策(冒頭で既述)は成功ですね。
引き続き、タイヤを新品化することと、リヤのブレーキディスク(ローター)とブレーキパッド(残量少なめ)を適当なタイミングで交換することとします。
<↓ディーラー車検は値段が高いという印象がありますが、ディーラーにはディーラーの良さがある>
こんな感じでエクシーガのディーラー車検は無事に終了。
次なるタイヤ選びへと続きます。
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2021-08-14(Sat.) : 更新
[歴代各車のタイヤ履歴] レガシィ・エクシーガ・インプレッサ・ヴィヴィオ・プレオ・シャレード をアップロードしました。
Posted at 2021/08/13 01:53:23 | |
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