今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ベンツのW205型Cクラスです。
全車異形パネルの専用ナビオーディオ付車で、今回はフロントスピーカーの交換とDSPアンプの取付を行いました。
前回ATX-25を使用したベーシックパッケージにオプションを数点取付けて頂いていて、最近の井川ブログのBMW用のアップバージョンの書き込みを見られて、スピーカーサイズが9センチでベンツ同じ大きさなので、転用出来ないかという事で来店されて、作業を行う事になりました。
DSPアンプは宇部店で自分がチューニングした物を送って、フロントのISP-90は長時間の慣らし再生が必要で、宇部店と福岡店で同時に始めて、音の変化に合わせてコイルの交換値を宇部店から指示して、それで鳴らし込みを行いました。
それでも仕上がりが心配だったので、火曜日の定休日の日に福岡店に一度行って、仕上がり状態を確かめて宇部に帰りました。
ちょうどデモで使った3シリーズも宇部店に移動しないといけなかったので、片道列車で帰りは車でした。
そして福岡店のみ火曜・水曜の週休二日で、福岡店スタッフは水曜日は忙しい宇部店のお手伝いで、木曜日から再びCクラスの作業に入り、自分は午後まで宇部店で仕事をしていて、夕方に福岡店に入ってCクラスの音調整に入りました。
元々Cクラスの標準オーディオは3トーンを動かすと音が荒くなってしまうので全てセンターで使っていて、後からラゲッジのアンダーボックスのそのまた下に取り値けたDSPアンプでイコライザー調整を行います。
今回はドアスピーカーが以前と変わっていて、ベンツにISP-90の取付が初めてなのでピュアコンの値を探りました。
最初にスピーカーの取付位置はややちがうものの、ドア上部に9センチだからとBMW3シリーズと同じ値をいれたもののいま一つしっくり来ず、あれこれと値を変えて聴いて、それで合わなければまた聴いてを繰り返しました。
Cクラスの外には交換したパーツがこんなに並びました。
新しいスピーカーを取付例の無い車に取付けるので、これまでに必要無かった値が必要になり、一度置いてパーツ製作に入り、また次の日にセッティングを再開します。
今日の昼過ぎに宇部店を出る前にはBMW5シリーズをピットに入れて商品テストを行っていて・・
あるお客様が他店で購入されたイコライザーアンプを使わないという事だったので下取って、ピュアディオチューンの物と交換して聴き比べを行っていました。
イコライザーのバンド数は少ないものの、スピーカー入力で入った所をチューンして音を滑らかにしているので、フラットで鳴らしただけでも透明感が違い、無加工のスピーカーインプットの状態だと、例えると100%のオレンジジュースで濃縮還元だとえぐい感じがして、オレンジをそのまま絞るとスッキリしているという、そんな感じがします。
もうひとつ音以外では製品の個体差もあると思いますが、バグりが出てイコライザー調整が出来なかったり、勝手にフラットになったりして、当店に持ち込まれた時はイコライザーがフラットになっていて、スピーカーインプットでプリレベルに変換したロスの方が目立ってノーマルよりも悪い状態でした。
その辺りもあってDSPアンプには手を出したくなかったのですが、時代の流れもあり欲しい方も多くなってきて、1台1台様子を見ながら、ピュアディオチューンのDSPアンプをじっくりと販売を行っています。
追伸
今日とうとう福岡店の付近も吹雪きました。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2018/01/11 18:53:45