今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのヴィッツです。
トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックのWパッケージを取り付けて頂いていたところからのシステムアップです。
ツイーターはアップグレードのATXー30を使用しています。
ベーシックのWパッケージはベーシックパッケージにフロントのドアの外板裏の防振をプラスした物で、外板裏に何も貼ってない車種では絶大な効果があります。
そういえば昨日のクロスFMの放送で、小高い丘の公園の駐車場で昼寝をしていたら、少し離れた駐車スペースに止まっていた女性の車がハンズフリーで電話で話していて、ドアから相手の声がダダ洩れで、その内容が別れ話でエキサイトしていた彼氏側の声が外に漏れているとは、本人は全く気付いていなかったという話が読まれていました。
確かにノーマルのドアだとドアスピーカーの音が丸聞こえなので、オーディオの音質アップ以外にもベーシック防振は役立つなと思いながら聞いていました。
今回はベーシック防振にプラスして、ドアの内張へのセメントコーティングを追加しました。
ドアからロードノイズが入りやすいからか、大きめの吸音フェルトが3枚も貼ってありました。
そこを一度剥がしてセメントコーティングを行いますが、けっこう厚いですね。
それでも完全に取り切れないという事は、かなりのロードノイズなのでしょう。
外した内張は表面がツルツルで、これではコーティング剤が貼り付かないので、大まかな所は機械で削って、細かい所は手作業で削って、剥がれない様にしてから塗り込んで行きます。
下地が出来たら全て手作業で、厚い部分と薄い部分を規則性を持たないランダムに作って行き、時間をかけて乾燥させます。
その間にリアの何も施工していないドアに、ベーシック防振の施工を行います。
響きの中心を見つけて、どの場所にどの材料を貼るかマーキングして、複数の共振点の違う材質を貼り合わせます。
その間にセメントコーティングが乾燥して来て、最初は青白かったコーティング剤が乾燥と共に茶色っぽくなって来ました。
これは石灰石などの自然の成分だけだとひび割れが起こってはいけないので、たわみを持たせるつなぎの成分が乾燥と共に化学変化を起こしているからで、セメントと言いながらも普通の材質とは明らかに違うという証拠です。
このトヨタの純正ナビは0・5デジベルステップで音の強弱が付けられて、フロントのセメントコーティングの追加と、リアのベーシック防振の追加による音の変化に合わせて、これからイコライジングを行って行きます。
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