もう毎週恒例になっていますが、土曜日の夜は山陽小野田市の竜王山に行って、351MHzのデジタル簡易無線の伝搬実験を行っています。
レクサスLSの屋根に2分の1波長3段の固定アンテナを取り付けて・・
トランクには常設している車載用の右の2分の1波長2段と、左の2分の1波長のアンテナの合計3本のアンテナの比較をしていました。
しかし今回は左右共に2分の1波長2段二つの位置関係の違いと、2分の1波長3段との差を調べました。
ちなみに2分の1波長2段は1波長と同じですが、2分の1波長で一度位相反転させるから2段で、2分の1波長3段は位相反転が2回入ります。
そんな実験をしていると不思議な事が起こり、2分の1波長3段の長いアンテナで大分の山の上の電波がメーター2つで振っているのが・・
トランクに付けている2分の1波長2段ではなんと7つも振っていて、これはアンテナの打ち上げ角の違いで起こる現象で、そういう事を調べるために3台の無線機と3本のアンテナを同時に使っています。
まだ山の上で使った事は無いのですが、最近おそらく日本で他にやっている人はいないのでは?という手法に気が付いて、351MHzの帯域をバンドスコープで見るのに、アイコムのICー8600という受信機が22万円ぐらいして、「いくら何でも高すぎる。」と諦めていたのですが、自分が持っている6万円弱の八重洲のFTMー500Dがその代わりになる事が分かりました。
まずマイクの10キーで35130を押して・・
そこからメインダイヤルを1クリック下げると351・2875MHzになり、デジタル簡易無線の15チャンネルが中心の赤いバーになります。
そこで1チャンネルと30チャンネルの電波を受けて、デジタル簡易無線の端と端に矢印を付けます。
これでデジタル簡易無線の帯域内でどこで電波が出ているか一目で分かります。
(ただし音声は聞こえません)
上の写真では1チャンネルと17チャンネルで電波が出ているのが分かります。
アイコムのICーR8600に比べると大雑把ではありますが、大幅な出費が抑えられて、嬉しくて全国の無線ファンの皆さんにお知らせしようと書き込みました。
またアンテナは第一電波のディスコーンタイプの25MHzから1300MHzが受信出来る高帯域タイプを使うと、1本でアマチュア無線や航空無線なども聞けるので、なかなか重宝しますよ。
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Posted at
2023/11/28 16:43:52