今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、ホンダのシビック・タイプRです。
専用のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、前後ドアのベーシック防振の施工と、フロントのスピーカー交換を行いました。
ツイーターは2台前のお車から移設し続けられているJBLの26ミリのPシリーズの物を、スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて取り付けました。
ドアの純正の16センチスピーカーは取り外して、こちらも2台前のお車から移設し続けられているJBLのGTOシリーズの13センチスピーカーを、インナーバッフルを製作して取り付けています。
新車でドアのビニールのキズ防止シートが付いて来たので、音調整の時はスピーカーにひかかる部分はカットしました。
現行シビック・タイプRのドアの外板裏は何も貼ってなくて、スピーカーの残響が残るのと、外からのロードノイズの進入が多いので・・
ベーシック防振で共振点の違う防振材を4種類混ぜ合わせて、ドア全体の響きを広い周波数帯で下げています。
今回は防振メタルの使用している比率が高いので、カーン!という高い響きがこの部分は残っているという事です。
リアのドアも防振材が何も貼ってなくて、フロントに比べると面積は狭いのですが、鉄のハリが少ないために、ロードノイズが入りやすいので、ここもベーシック防振を加えました。
純正のディスプレイオーディオからは音信号をピュアディオブランドのPSTケーブルで取り出して、グローブボックス下に比重が高くて厚いMDF板を敷いて、その上にピュアコンを取り付けて、JBLのツイーターとミッドに音を分配して送っています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ピュアコンの値を変えながらトーンコントロールも動かして、最も生音・生声に近い組み合わせを探します。
何とバス・ミッド・トレブルの3トーンは何度調整してもセンターが一番音が滑らかで、後は前後のフェダーを若干前に振ったところで音調整を終了しました。
サウンドピュアディオが推奨するカーオーディオは、取付条件が合えば次に車に移設する事が可能で、工賃とピュアコンの換えたブロックの費用だけですみ、クセの無い良いユニットを選んでいれば、流行り廃りの無いナチュラルな音を長い年月に渡って楽しむ事が出来ます。
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Posted at
2024/07/12 10:21:53