今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からトヨタの30系プリウスです。
カロッツェリアの楽ナビが装着されて状態で入庫となって、ベーシックパッケージと
P560のミッドをインナーで取り付けていました。
今回はリピートの入庫で、ピュアディオの推奨以外の防振が施工してあったので、
それを一度剥がして方ドア3面のフル防振の作業を行いました。
外板裏とサービスホールの防振材を全て剥がして下地を作り、ブジルゴムの比率が少なく金属の比率が高いピュアディオ式の防振にやり変えました。
金属の比率が高くてもやたら量を使う一般的な防振と違い、要所要所に芯になるポイントを作って響きが拡散しない様な防振なのでドアはあまり重たくなりません。
ドアの内貼り裏には発砲ウレタンを使って空洞を無くす防振がしてありましたが、これも剥がしてセメントコーティングでプラスチックの鳴きを無くしました。
ドアにはアウタースラントのバッフルを製作してP560のミッドを表に出して取り付けました。
今まではインナー取り付けだったのでドアからの中高音のヌケが悪かったのでピュアコンのコイルは巻き数少な目でスピーカー側のヌケを良くして補っていましたが、スピーカーが表に出る事で一気に中高音が目立ちすぎる様になったので、今度はコイルの巻き数を増やして制限をかけてバランスを取ります。
何度かコイルを交換して一番クロスポイントが合っている巻き数を見つけたら次はナビのイコライザー機能を使って音調整です。
入庫した時に比べたらブジルゴムなどの余分な付帯音が無くなり、ボーカル音域はかなり本物ぽい音になりました。
防振の仕方も音調整も今まで何人ものボーカリストに合って生の声を聞いた上で
その声を参考にしているので、極めて生の声に近いのがサウンドピュアディオの音造りです。
当然多くの演奏者の方にも合ってPA無の生音を聴いていますから、楽器の音も自然な生音に近い音で再生されています。
Posted at 2014/10/01 11:21:36 |
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