今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からフィアット500です。
オプションのパイオニア製のナビオーディオを装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付を行いました。
まずはナビオーディオを一度取り外して、裏から音信号を取り出します。
取り出した信号は普通だとグローブボックス下にひいて行って、ここでピュアコンを取り付けて、ドアスピーカーと後付けツイーターに分配するのですが、フィアット500はここが狭いために助手席のシート下にピュアコンを取り付けます。
フィアット500のドアスピーカーグリルは波紋の様なデザインで・・
ツイーターのグリルも波紋の様なデザインです。
イメージ的には音が広がって行きそうなのですが、指向性の向きが内側にそれていて、車両の鉄板の近くて磁力線の伸びも無いので・・
ダッシュの上にスタンドを使って適正な振り角と仰角を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取付ました。
よくベーシックパッケージは純正のドアスピーカーを使っているから、そのままの音に上質なツイーターの音が乗ると勘違いされますが、ドアスピーカーの音もピュアコンでコントロールしてこもりを取ってレスポンスが上がっているので、「交換していないのにドアスピーカーの音が良くなるんですね!」と驚かれます。
フィアット500は今まで何台も作業を行っているので、ピュアコンの組み合わせデーターは出ているので、指定された値を取り付けて、イコライザー調整を行って音を整えたら作業は完了です。
リアサイドのスピーカーが斜め後ろを向いていて、フェダーがセンターではかなり変な方向に音が引っ張られていたので、コンサートホールで前から音楽が聴こえて後ろから残響音が跳ね返って来るという様なレベルで鳴らして、フィアット500は入庫した時に比べたたらクリアーで聴き疲れしないサウンドに変わりました。
ルックスがお洒落なフィアット500ですが、オーディオの音もお洒落に変身した特別な1台に仕上がりました。
Posted at 2016/06/18 10:48:35 |
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