カーペンターズの曲で『雨の日と月曜日は』というのがあって、雨の日と月曜日は憂鬱になるという意味の歌だと思います。
カレン・カーペンターは若くして亡くなったのですが、平成の初めぐらいにあるメーカーの発表会のスピーカーのデモンストレーションで、「もう何十年も前に死んだ人の声が、こんなにハッキリと聴こえるんですよ!」と力説している営業担当がいて、みんな心の中で、「歌っている時は20代で若かったからハッキリと聴こえるだろう。」と思っていて、自分も含めて後でクスクス笑っていました。
そんなカーペンターズの曲名を思い出すのが、水曜日の夕方と木曜日の朝です。
まず水曜日の夕方になると宇部市と山口市の境付近にあるおいはぎ峠という和食の店にあるメニューの『おいはぎ定食』が食べたくなります。
仕事で山口市から宇部市に帰る途中でおいはぎ峠に寄ったらたまたま水曜日で休みで、何故か次に山口市に用事がある時も水曜日で、何でこんな運が悪いんだろうと思い、ちょっとたべたかったぐらいのおいはぎ定食がやたら食べたくなりました。
結局2回目開いていなかった翌日の木曜日にわざわざ用事も無いのに、仕事が終わってからおいはぎ定職を食べに行きました。
値段は1080円と以前と変わらないのですが、3種類の具が入っているおいはぎむすびが2.3割ぐらい小さくなった様な気がします。
そして今日は木曜日でしたが、何故か毎週木曜日になると不思議と宇部駅の立ち食いうどんが食べたくなります。
その理由は木曜日が定休日で、食べられないと思うと無性に食べたくなるのが悪い癖です。
だいたい定休日の翌日の、金曜日の朝に食べに行っています。
ここのうどんは昔から甘辛くて、好きな人にはクセになる味です。
昭和50年代の話ですが、自分は趣味でアマチュア無線をしていて、主に144メガの国内交信専門で海外交信はする事が無かったのですが、少し年上の無線仲間が海外交信と国内交信の両方をしていて、たまたま海外交信した相手が宇部興産に仕事で来た事がある技師の人で、「宇部市で食べた料理の中で、宇部駅の立ち食いうどんが一番美味しかった。」という話をしたと聞きました。
「そんなに外国の人が食べて美味しいと思ったのか!」とその情報が入ってからは、やたら宇部駅のうどんを美味しく感じて、特に食べられない木曜日になると無性に食べたくなり、食べたいのに食べられない日が水曜と木曜に続くため、あのカーペンターズの曲名に重ねて思い出すのでした。
先日は朝早く食べに出ようと思ったら、家の車庫でBMWが後ろに付いていて、他の車が出せなかったので、それに乗って立ち食いうどんを食べに行きました。
全長が長いの他の車に迷惑をかけまいと思いっきり下がったら、センサーがピーピーいって、画面を見たら自分の車を後ろから眺めている様に映っていました。
何だか不思議だな?と思いながらも、2000年にベンツのSクラスを乗っていた時はこんな便利な物は無く、更にバックカメラも標準では付いていなくて、妻が敷地内でSクラスをポルシェ911にぶつけた事があって、「これがあの時あれば!」と思い、さらに「これででぶつける人が減ったら板金屋の仕事も減るだろうな。」と、思いながら運転していました。
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのエスティマです。
新車のオーディオレスの状態で入庫となって、カロッツェリアのサイバーナビの取り付けと、ATX-30を使った豪華版のベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の作業を行いました。
ベーシックパッケージなのでドアスピーカーは純生の物をそのまま使用して、外板裏の何も貼ってない部分には防振メタルと防振マットを貼り合せたベーシック防振の施工を行いました。
サウンドピュアディオでは50系のエスティマが発売されて直ぐに実車を購入して、天井エキサイタースピーカーとは何かを分析して、それに合わせたベーシックパッケージの開発を行いました。
またDEENのボーカルの池森秀一さんも50系のエスティマに乗っておられたので、山口県まで車を陸送して頂いて、宇部店で作業を行った後に東京に陸送で送って、自宅からレコーディングスタジオやコンサート会場に足を運ぶための手段として使われていて、その音の良さに関する事は複数の自動車雑誌に掲載されました。
実は池森さんのエスティマを作業した時はまだ防振メタルという物が出来ていなくて、福岡市内で池森さんを自分のエスティマの助手席に乗せて移動する事があって、DEENさんの楽曲を聴きながら池森さんと話しながら走っていたら、「あれっ?スピーカーの池森さんの声には本人の声に含まれていない高い音の成分が含まれている。」という事に気付いて、目的地まで池森さんをお送りした後に福岡店に戻って、自分のエスティマのドアをバラして、どんなにブジル系やアスファルト系の防振材の量を増やしても池森さんの声に含まれていない高い僅かな響きは撮れませんでした。
そこからあーでもない、こーでもないと試行錯誤が始まり、たどり着いたのは共振点が違う金属を重ね合わせた防振メタルです!
ただ池森さんのエスティマはもう東京に送った後だったので、自分が札幌から山口に飛行機で帰る途中で一度羽田空港で降りて、空港の駐車場に池森さんに来て頂いて、遠くの方のほとんど誰も止めていない場所までエスティマを動かして、そこでドアの内張りを外して防振メタルを貼る作業を行いました。
その前の状態でも普通のカーオーディオよりはかなり音は良かったのですが、後一歩出きらなかった部分が表現出来る様になったとい池森さんは言われていて、それから自分は山口宇部空港行きの飛行機で帰りました。
火曜日に羽田空港に行った時に、「そういえばこの駐車場の奥の方で作業したな。」と思い出しました。
そんな事を思い出しながら作業を行っていて、自分のエスティマと池森さんのエスティマではガソリンとハイブリットという決定的な違いがあって、センターコンソールの部分にある走行用バッテリーの存在がガソリン車よりもハイブリットの方がセッティングを難しくしている部分です。
これまでだとミッドのコイルの巻き数をガソリン車よりも少なくしてドアスピーカーの上限周波数を伸ばしてツイーターとのバランスを取っていた所を、今回は最新のミドルクラスツイーターのATX-30をJU60用のワイドスタンドを使って取り付けて、ツイーターのレンジを広げてバッテリーで音がひかかる部分をリカバーしました。
当社のアウトランダーPHEVが現在この手法を取っていて、ナビもサイバーナビを使用しているので、同じシステム構成となっています。
サウンドピュアディオの良い所はデモカーを使用して装着状態で音を確認して頂けるので、平面ディスプレイで聴いて商品を選んで後でイメージが違うという事がありません。
実際に平面ディスプレイで聴いてちょうど良いと思ったスピーカーは車ではうるさく聴こえて、逆に物足りないとかかったるいとか思ったスピーカーが車に装着するとちょうど良くて、そんな間違いが起こらないためにも費用がかかってもデモカー試聴で商品を選んで頂いています。
サイバーナビの音調整は31バンドのイコライザーで細かく音を調整して、音源もあれこれ変えながら全ての音源でバランス良く聴ける事を確認しました。
デモカーの50系のエスティマの作業は『モニタースピーカーの音を基準に音造り』から『アーティストさんの生の声・生の楽器の音を基準に音造り』にちょうど切り替える時期に製作していたので、過渡期の技術改革の真ん中で作っていて、「防振メタルの発想が生まれたのはエスティマの中だったんだ!」と、感慨深く思いながら作業を行っていました。
追伸
そういえば昨夜はFNSミュージックフェスティバルでDAIGOさんと池森秀一さんのデュエットの『このまま君だけを奪い去りたい』が放送されました。
自分が次に池森さんにお会いするのは、1月13日のZEPP福岡のライブの時です。
TS-T730Ⅱ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/01/07 15:02:47 |
|
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/08/16 14:33:11 |
![]() |
ホンダ・ステップワゴン スピーカーの音質アップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/11/17 14:55:36 |
![]() |
![]() |
スバル フォレスター ○ |
![]() |
スバル レヴォーグ サウンドピュアディオのデモカースバル・レヴォーグです。 車種別専用設計のベーシックパケ ... |