今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、マツダのデミオです。
一昨日の作業もデミオでしたが、赤いデミオが完成して納車をしている時にたまたま来店されて、当初は6万円の予算でスピーカー交換とデッドニングを希望されていましたが、「量販店では可能な金額ですが、当店では無理です。」とお話していました。
赤いデミオのお客様が「とても良い音でした!」と喜ばれて帰られた事もあって、全く同じ内容の物をお勧めしたのですが、昨日も書いた様にデミオのベーシックパッケージは88000円プラス税で、量販店でスピーカー交換とデットニングが出来る金額を完全に超えていて、ベーシック防振を加えれば更に24000円プラス税と、量販店の倍の価格になります。
そこに加えてドアスピーカーの交換では使わないツイーターがあるコアキシャルタイプがパッケージに入っていて、事前にこのブルグを読まれていないと、不思議な事だらけです。
店頭には16・5センチのGX600Cのミッドが飾ってあって、「こちらの方がコアキシャルよりも価格が5000円アップとなって、93000円プラス税となるので、ほぼ同じ音で価格が安いコアキシャルを使ってどうにか88000円にしています。」とご説明しました。
実際にはJBLのGXシリーズは名前が変わって同じ内容の物が値上りしていて、値上がり前に大量に買い込んでストックしているので、デミオの88000円のパッケージは価格の割に内容が濃い事を納得して頂きました。
そして前日のデミオと全く同じ内容で作業を進めて行き、同じ写真が二日続くの芸が無いので、重複していない部分を掲載してまいります。
まずドアのインナープレートを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせてベーシック防振の施工を行います。
最近原材料費が上がったために四角いマットの2種類のうちの一種類は未塗装にして値上がりを防いでいます。
音質的には何もデメリットはありませんが、こちらとしては写真撮影をした時にドット加工がハッキリと写ってしまい、でも他がまねをしないからいいだろう、とそのまま撮影しています。
昨日のブログではドアポケットの中に防振メタルを方ドア2枚貼ると書いていましたが、今日はアップしてプラスチック部分に貼っている所を掲載します。
もう一枚昨日は掲載していなかった部分が、ダッシュの右の裏付いているマツダコネクトのパワーアンプのフロント出力からPSTケーブルでダイレクトに音を取り出している部分と、リア側にアッテネーター回路を入れて、フェダーを動かして音が痩せる事無くリアのレベルダウンを行っている部分です。
そしてインナー取付でJBLのGX602を取り付けて、コアキシャルのツイーターを配線を加工して鳴らなくしてミッドのみとして使用して、レインガードを取り付けて、シール材を使って密閉度を上げて取り付けています。
外から見るとこんな感じで、スピーカーの鳴りでドアポケットの中が鳴ろうとしても防振メタル2枚で防いでします。
ピュアコンは前日と全く同じ値の物で、お客様からは「もう1台付けているから在庫はあるのですか?」と聞かれましたが、「売れ筋の車種は同じ週に2台入庫してもいい様に2台分の在庫を持っているから、二日続けて入庫しても大乗です。」とお答えして、そのまま赤いデミオが出庫となった後に青いデミオが入庫する事になりました、
このデミオで使用している小さいコイルは、空のボビンからヨーロッパ製の高い銅線を一から手巻きして作っている渾身の作品です。
僅かな巻きむらも無い様に、気合を入れて巻き上げています。
前日は最新のデミオと当社のモデルチェンジ間がない時のモデルとの差異を時間をかけて調査して、手順書と実車の違いを確認しながら作業を進めていましたが、昨日は年式が同じために、最新モデル用の手順書に従ってスイスイと作業を進めて行きました。
驚いた事に青いデミオはMT車でしたが、オーディオ部分に差異は無くて、前日と同じ様に素晴らしいサウンドに生まれ変わりました。
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