昨年の10月から始まった福岡で滞在しているマンションのベランダのアンテナは、当初は1番アンテナと2番アンテナの2本でした。
左が1番アンテナのサガ電子のアローラインAL-144Fで全長1メートルで、右がダイヤモンドのX30で全長1・3メートルです。
部屋の中にあるダイヤモンドブランドのアンテナ切り替えスイッチは、アンテナが2本にも関わらず将来の事を考えて3本用を買っておきました。
2番アンテナのグラスロッドタイプは長すぎて軒のコンクリートの中の鉄筋の影響を受けて、あまり電波が届かなかったので、1番アンテナと同じサガ電子のアローラインの少し仕様の違う物を取り付けました。
そして3番アンテナはダイヤモンドのスーパーディスコーンD130という、アローラインを長くして下側のエレメントを増やした様な物を取り付けました。
ただ下のエレメントがコンクリートにがぶっつていて、中の鉄筋の影響を受けて飛びが悪かったので、普通は1番・2番を使って3番は低い周波数まで対応しているので、航空無線の受信のみに使っていました。
最近2番アンテナと3番アンテナには、まずDX製のBSアンテナ取付金具を付けて、その先にもう一個ダイヤモンド製のアマチュア無線用のベランダ金具を連結して、かなり前にせり出したらコンクリートの中の鉄筋の影響を受けなくなって、これまでギリギリ交信不能だった所まで電波が飛ぶ様になりました。
このベランダのアンテナをいじっているのは仕事が終わって夜か、朝早く目覚めてから出勤前の僅かな時間で工夫していて「次はどうやって改善しようか?」とベランダを見ていたら・・
ズームしたら一番東の部屋が屋上に同軸ケーブルを上げているではありませんか!
最初からこの手を使えば良かったと屋上に上がるハシゴの先は鍵がかかったフタがあり、「あそこは工事業者に頼んだのかな? しかし何のアンテナだろう?」と思いながらも屋上は諦めました。
しかし屋上より先にアンテナを伸ばしたくて、福岡店に置いていた2・5メートル長とグラスロッドのアンテナを取りに行って、2番アンテナを外して取り付けました。
ただ前に突き出した3番アンテナとあまり飛びが変わらず、風圧を受ける割にこの程度でいいのか!と納得出来ず・・
2・5メートルのグラスロッドアンテナのダイヤモンドV2000を、3・1メートルの物を同じくダイヤモンドのX300に付け替えました。
このアンテナは長さが違うだけでなく、グラスロッドの中に入っているコイルとコンデンサの質が違い、確実にメーターが2目盛り上がる位の効果があります。
ただ前にせり出した同じメーカーのD130はピークのメーターの振れはX300に劣るものの、相手が車載アンテナで移動してメーターが大きく振れる場合はD130の方が下がるミニマムが少なく、X500よりも安定した交信が出来ました。
ディスコーンタイプという火星人みたいな形のアンテナは、バッテリーに例えるならボッシュみたいでねばりがあり、X300はピーク性能ばかり良いパナソニックのカオスみたいだな、と思いました。
頑張って上げたV200とX300の共通金具は残しておいて、自分がいない時に突風が吹いた時が怖いので、グラスロッドはベランダに横倒しにしてからマンションを去り、次に2番アンテナをどうするかはまた次に考えます。
今のところマンションのベランダのアンテナはダイヤモンドのスーパーディスコーンD130が最強で、あまり前に出せずに条件が悪くてもサガ電子のアローラインは飛びが良くて、これが10月からベランダでアンテナとあれこれ格闘した結果です。
実は井川ブログのアマチュア無線ネタは全国的にファンが多くて、この手の話題を書き込むと、とんでもなくアクセス数が伸びます。
オーディオしか興味が無い方は退屈かも知れませんが、実はダイヤモンドのスーパーディスコーンはFMラジオの感度も上がり、北九州の77・0や80・0メガヘルツが香椎でとんでもなく良く入ります。
感度が上がるとオーディオからの音も良くなり、自宅でFMラジオの高音質受信にも一役かってくれます。
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から日産のセレナです。
広島県の福山市からお越し頂いて、既にシステムが付いている車に音質アップのチューンを行いました。
日産純正のナビオーディオが装着しているお車に、フロント2WAYのシステムを取り付けています。
ドアにはアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けていて、ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60を取り付けた、ハイエンドの2WAY構成となっています。
リアのラゲッジ下には30バンドのイコライザーを取り付けていて、その下にパワーアンプを取り付けています。
その横に10ピース構成のピュアコンを取り付けて、前まで4本のスピーカーケーブルを引いて、ミッドの逆起電力の影響をツイーターが受けない様にして音を鳴らしています。
今回はブラックボックスを第四世代の4桁シリーズに交換して、それに合わせて他のパーツの値も交換しました。
ただ外付けのコイルがセレナのスピーカー位置でピッタリ合う物が出ていて無くて、福山まで少しマッチングがズレた物で帰って頂くか、それともこれから巻き替えるかで、お客様に1時間余分に待って頂いて、その間に適正値をベースがあるところから巻き替えました。
自分が測定器を使って適正値に合わせたら、製作室の女性社員がコイルの下の10点支持の部分にヤスリを入れて、水平になる様に削ります。
10点支持が水平になっている事が確認出来たらまた自分の机に戻って来て、パッケージ化して数値を入れます。
また自分の机では4桁シリーズのピュアコンを製作する時は、コンデンサに熱が行かない様に放熱クリップを沢山付けて、この写真ではコンデンサ1個に3個のクリックプラス合成した後のリードにクリップ1個の、合計7個の放熱クリップで内部に熱が伝わらない様にして、実際には5桁の正確な測定を行って、4桁での表記で細かな音の表現を可能にしています。
最初はピュアコンとイコライザーで音調整をしていましたが、純正ナビが純正スピーカーのかったるい状態に合わせてハイ上がりだったので、トレブルを1個下げてから後はイコライザーとSWRでレベルを合わせました。
少しお客様をお待たせしてしてしまいましたが、その場で即合う値を製作して、これ以上のマッチングは出ないという状態で出庫出来て、福山市までの帰路について頂けました。
遠方よりの来店ありがとうございました。
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