• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
ホームページはこちら
alt




ピュアディオいがわのブログ一覧

2015年09月12日 イイね!

トヨタ・ハイエース スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業からトヨタのハイエースです。






カロッツェリアのサイバーナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けをして頂いていました。






ダッシュにJBLの25ミリサイズの外ドームツイーターをピュアディオ製スタンドを使って角度を付けて取り付けて、見えない所に仕込んだピュアコンで音をコントロールして純正ドアスピーカーを使いながらも良い音を表現しています。






この周りが黄色いハイエース用の純正16センチスピーカーは出過ぎるぐらい低音が出ています。





裏のマグネットはこんなに小さいので、よく量販店で『純正はこんなにマグネットが小さくて低音が出ないからトレードインスピーカーに替えましょう!』みたいな展示がありますが、実際には純正の方が低音が出ていて、わざわざ純正側に細工をして低音が出ない様にしてある物をよく見かけます。



ポルシェやマツダのBOSEサウンドの20センチ以上のウーファーもマグネットが小さく、フェライトと別な構造のマグネットの大きさを直接比較しても実際の低音の量の差とイコールにはなりません。


実際にハイエースのベーシックパッケージでは出過ぎている低音をやや抑えて、それでユニットの音のキレをアップする様にしてバランスを取っています。




そんなハイエースのベーシックパッケージを数か月使われていて、今回は2度目の入庫でアウターバッフルの製作とドア内のフル防振化とドアスピーカーの交換の3アイテムのシステムアップを一気に行われました。



純正スピーカーの位置にスラントではなく足が当たらない様にと平面でバッフルを製作して、JBLの16・5センチミッドバスのP660を取り付けました。


サウンドピュアディオでは一般的なツイーターとミッドのセット売りではなくて、最初にツイーターを購入して後でミッドだけ単品で買えるので、予算の関係で中途半端なセット物を買って後で買い替えないといけないという無駄がありません。


昭和の時代はユニットの単品売りが当たり前でしたが、どうしても余りが出てしまいメーカーの収益性が下がるので平成になってからはどんどん単品売りが無くなって、2000年を超えた時にはレギュラーな価格帯ではセット売りが当たり前になっていました。


しかし自分は33年この業界で働いていて、仕事を始めた時のユニット単品売りが体に染み込んでいるので、自社の独自の仕入れと在庫の仕方で分割販売を続けています。



今回は純正のドアスピーカーを交換しているのでグローブボックス下のピュアコンのコイルをP660のアウターで下の方で取り付けた状態に合わせた値の物に交換しました。



ユニットの位置が下の方だとミッドからの中高音が聞こえにくくなるのでコイルの巻数を減らして、その分中高音を伸ばしてツイーターとのバランスを取っています。



P660のセット物の付属ネットワークのコイルが大きい方で、実際に音を聴きながら巻の少ない方へ減らして小さい方でマッチングが取れたので、付属のコイルを使ったら完全なドンシャリ的な音になります。



この巻き数は店頭ディスプレイで目の前で聴けばいい音になりますが、ドアに装着したスピーカーだとあまりにかけ離れていて、そのためサウンドピュアディオではもう20年ぐらいノーマルネットワークを使った事がありません。




ツイーターとミッドのバランスが取れたらイコライザーで各周波数のレベル調整を行います。





サイバーナビにはタイムアライメントの機能が付いていますが、これが音色が変わって聴こえてしまうので使いません。



最近インターネットの書き込みでも徐々にタイムアライメントを使うと実際の音と違うという書き込みが増えて来ているみたいですね。



ハイエースのお客様はあるアーティストさんのファンで、ライブDVDが中に入っていました。



ボーカルや楽器の音色はそのままに、スタジオの音というよりはややコンサートホールのPAに寄せたセッティングを行って、フロントドアでの低音の再生ながら量感と臨場感のあるセッティングに仕上りました。
Posted at 2015/09/12 09:30:54 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年09月10日 イイね!

ダイハツ・キャストの純正オーディオ


昨日発表になったダイハツの新型車のキャストのカタログを今日ディーラーでもらってきました。



元々テリオス・キッドのカテゴリーだった部分のアクティバと・・


ミラ・ジーノのカテゴリーだった部分のスタイルの2種類のカタログがあって、もう一つスポーツがあると言われていたのに無かったので遅れて発売なのでしょうか?



一つのボディーで今までの2つのカテゴリーをカバーするというのはなかなかのアイデアだと思いますが、巷ではハスラーのパクリとかN‐ONEのパクリとか言われてはいますが、それだけ売れる要素を沢山取り入れているという事でしょう。



自分の仕事に関わる部分ではオプションのナビオーディオですが、ダイヤトーンのサウンドナビをオプションカタログでは前面に打ち出しています。





調整機能が充実していると一般的に言われているサウンドナビにダイハツ専用の詳細設定が入っていて、ノーマルのキャストとダイヤトーンフロント2WAYプラスとフロント2WAYにプラスしてリアダイヤトーンスピーカー、そしてダイヤトーン6スピーカーにプラスしてデッドニングのキャストだけで4パターンの設定が入っています。






デッドニングは一般的なショップで行なわれている施工は全て含まれていて、「メーカーもよくリサーチしているな。」と関心しています。




以前別なメーカーのプレミアムサウンド付きの車をディーラーで試乗した事があって、その時に同乗したセールスマンが「これから先カーオーディオの専門店は無くなりますから。」と言われた事があります。


自分が「なぜ無くなるのですか?」と質問したら、「専門店でやっている事はオーディオメーカーが把握していて、そのノウハウを段々純正に持ち込んで行ったら専門店に行く必要が無くなるからです。」とセールスマンが答えました。

そこで更に自分が「その話はどこから聞いたのですか?」と質問したら、「この車のプレミアムサウンドの説明会にオーディオメーカーが来た時に言っていました。」という答えが返って来ました。


試乗が終わってアンケートに答えて欲しいというので住所や名前の他に勤め先を書いた時にセールスマンは青ざめました。


「すみません。カーオーディオの仕事をされていたんですね。」と謝られましたが、「いや普通に今のやり方をしていたらカーオーディオの専門店は自分も無くなると思っているから大丈夫ですよ。」と答え、「逆にオーディオメーカーの本音が聞けたから良かったですよ。」と言ってその店を去りました。


まあ90年代の終わりには自動車メーカーとオーディオメーカーのつながりがそういう方向に行っていると感じて、2000年には『将来的にナビオーディオやデッキが1台も売れなくても困らない経営をする』という事を前提にベーシックパッケージの準備に入ったので、逆にメーカーのパッケージオプションがどんどん売れて不満を持つ人が増えると「ベーシックパッケージの時代が来た!」とワクワクしています。


先日ある販売店から「アルパインがユーザーに直接販売を始めたけど井川さんはどう思います?」という電話がかかってきました。

自分は「別にナビが売れなくてもうちは関係無いから。メーカーはディーラーでも直販でも売れれば良くて、本音は小さな販売店などどうでもいいと思っているから。」と答えました。


たまたま今ベーシックパッケージが売れているのではなくて、15年前に自動車メーカーとオーディオメーカーの動きを知って先に計画を立てているので今は焦る事はなく、その販売店の人から「なぜ井川さんだけそんな情報を知っているですか?」と聞かれましたが、「株価の動きを見ていて、その中で各メーカーの投資家向けの情報を見ていたらそういう方向に行くと分かったので。」と答えたら、「へー、そんな情報があるんですね。自分は知りませんでした。」と残念そうに言われていました。


実は販売店向けの新製品の発表会の話と投資家向けの情報が真反対という事は今までに何度もあって、「日ごろから株価の動きや投資家向け情報を見ていて良かった。」と今では思っています。
Posted at 2015/09/10 11:52:41 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | クルマ
2015年09月09日 イイね!

レクサス・NX スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からレクサスのNXです。





全車異型パネルの専用ナビオーディオ付きの車両で、標準プレミアムサウンドとマークレビンソンのプレミアムサウンドの2種類の仕様がありますが、今回は標準プレミアム仕様車にベーシックパッケージの取り付けを行いました。





NXのフロントスピーカーはドアに16センチの丸型スピーカーが付いていて、ここは車両アンプから中高音をカットした低音のみが送られて来ています。






ダッシュには中高音用のスコーカーが付いていますが、このスピーカーが元々高音があまり伸びておらず、更にグリルで高音がひかかるのとガラスの反射で音色に影響するなどの悪条件でお客様はかなり不満に思われていました。






そこでベーシックパッケージではダッシュのスコーカーを中音域のみの再生として、ピュアディオのPSTケーブルを別配線でひいてきて・・





ダッシュの上にスタンドで角度を付けてJBLの25ミリサイズの外ドームツイーターを取り付けて高音域の再生を行なう様にしました。





グローブボックスの下にはツイーターと純正スコーカーと車両アンプからの信号の左右合わせて6本のケーブをひいて来て・・






それからピュアコンに接続して周波数レンジとインピーダンスとレベルのコントロールを行ないます。





一見簡単に見えるベーシックパッケージの取り付けも最初の調査で調べた詳細が事細かく記載されたマニュアルがあって、元々もプレミアムシステムの動作や作業でのケーブルの寸法やスタンドの角度などが詳しく書き込まれています。






またノーマルではあまり目立たなかったセンタースピーカーが、ツイーターの追加とスコーカーからの高音域のカットで今までの音量が必要なくなって、かといって鳴らさないとどこか物足りない感じなのでグリルを一度取り外して、中にレベルを下げるパーツを取り付けて他のスピーカーとのバランスを取りました。





最後にバス・ミッド・トレブル・フェダーの音調整を適量動かしてベーシックパッケージの作業は終了しました。






音の輪郭がハッキリして今まで表現出来なかった音が聴ける様になり、リアのハッチの前を向いているウーファーの音もダッシュに乗っかって来る様な聞え方になり、車内でトータルで4WAYのシステムが完成しました。



Posted at 2015/09/09 10:04:41 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年09月07日 イイね!

マツダ・デミオ カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からマツダのデミオです。





クリーンディーゼル車で更にAWD車です。







デミオはマツダコネクトとケンウッドのスマートナビの2種類から選べますが、今のところほぼマツダコネクト車が入庫しています。



今回はマツダコネクトをベースにベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工を行いました。




まずはハンドル下を分解してマツダコネクトのアンプ部から音信号を取り出します。





ダッシュの上を向いた純正ツイーターのユニットを取り外して、グリルの横にスタンドを使って角度を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターをセットしました。







次にドアの内貼りを外してベーシック防振の施工にかかります。






デミオのベーシック防振は外板裏の他に内側のプラスチックの響きを抑えるメタル防振と・・





ドアポケットの中の響きも防振メタル2枚で抑えます。



使用している枚数は合計16枚で、通常の国産車はドアの外板裏だけで16枚使いますが、フォルクスワーゲンの車やマツダ車の一部は3カ所に分割して貼っていて、その車種に合わせて最も効果的な貼り方をしています。




そしてベーシックパッケージは通常ドアスピーカーはそのまま使用しますが、現行デミオのマツダコネクトの車のみドアスピーカーの交換が含まれていて、その分価格設定が88000円プラス税と高くなっています。



理由はデミオのマツダコネクトのパワーアンプが出力が弱く、その分ユニットの効率を高くするのとインピーダンスの整合性を上げてパワーを有効に使って音質を上げるという手法を使っているからです。



交換するスピーカーはJBLのGX602で、そのままで1Kヘルツのインピーダンスを測定すると4・688オームを示してやや高めです。





裏に付いているネットワーク回路をバイパスしてストレート化すると3・2オームに下がりこちらは4オーム基準だと低めです。





そこでグローブボックス下のピュアコンを通してダッシュのツイーターと組み合わせた状態でインピーダンス整合性を理想的な状態にして、少ないパワーを有効に生かしてなおかつ高音質になります。





またデミオのマツダコネクトではバス・トレブル・バランス・フェダーを全てセンターで使う時が一番音が自然で、パッケージ全体でフラットで最も音を良くしているので、驚くほどの高音質に変わっています。





組み立てが終った後に表でデモカーのデミオと2台並べて聴き比べを行ったのですが、うちの赤いデミオはマツダコネクトの地図データー書き換えのためにディーラーに出すために車外ナビからマツダコネクトに戻してあって、純正スピーカー+マツダコネクトの開発途中の状態になっていて、同じマツダコネクトの内蔵アンプでもインピーダンスの整合性を上げるとここまで音が良くなるのか!というのを再認識出来ました。



お客様も純正からの音の変わり様に驚かれていました。


赤いデモカーのデミオは聴き比べが終ったらマツダディーラーに持って行って、現在マツダコネクトのデーター書き換えを行っている最中です。


ディーラーから帰って来たらマツダコネクトを再びグローブボックスに移し、ディスプレイ部分に社外ナビを取り付けます。
Posted at 2015/09/07 10:54:23 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年09月06日 イイね!

マツダ・CX-3 BОSEサウンド車の音質アップ

今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からマツダのCX-3です。





CX-3は全車ディスプレイとスイッチ類が別々のマツダコネクト付きです。





今回はBOSEのプレミアムサウンド車にベーシックパッケージの取り付けを行いました。





シート下にBOSEのマークの付いた別体のアンプ付の車両ですが・・





お客様は思っていたほどの音ではないと言われていて、バスとトレブルが上げてあり、特にトレブルの方が多めに上げてありました。





その高音の不満の元はダッシュに付いている上を向いたツイーターで、デザイン的には良くて一度ガラスで反射した音を聴かないといけないので物足りず音色もいま一つです。





ツイーターグリルの横にスタンド使って角度を付けたピュアディオブランドのATX-25を装着して高音域の表現力を一気に良くしました。





グローブボックスの下には音域幅とレベルとインピーダンスをコントロールするピュアコンを取り付けます。



今回はオプションのユニットを1品追加してツイーターの鳴りをもう一歩良い音色にしました。




全ての組み立てが終ったらマツダコネクトの音調整画面を出して調整します。



入庫時には上げていたバス・トレブルもフラットかマイナス1クリックでもいいぐらいハッキリと聴ける様になりました。


ベーシックパッケージの追加でBOSEのプレミアムサウンド車のプレミアム度が増しました。




追伸

よく入庫するCX-3のこの色ですが、自分が最初にディーラーで見た時に「この白いCX-3は・・」と聞いたら、「これは白に見えますが、実は薄いシルバーです。」とセールスマンの方から言われました。





単独で見たら白に見えても、隣に白いCX-3が並んだらこれはシルバーだったんだと初めて分かりました。





もうひとつこのCX-3はMT車で、「CX-3にMT車があったんだ!」と驚きました。

Posted at 2015/09/06 10:45:13 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
みんカラ+ 自動車業界人の日常をチェック

プロフィール

サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

ユーザー内検索

<< 2015/9 >>

   1234 5
6 78 9 1011 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 2324 25 26
27 28 29 30   

リンク・クリップ

TS-T730Ⅱ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/01/07 15:02:47
 
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/08/16 14:33:11
ホンダ・ステップワゴン  スピーカーの音質アップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/17 14:55:36

愛車一覧

スバル フォレスター スバル フォレスター
スバル レヴォーグ スバル レヴォーグ
サウンドピュアディオのデモカースバル・レヴォーグです。 車種別専用設計のベーシックパケ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation