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ピュアディオいがわのブログ一覧

2016年08月07日 イイね!

スバル・フォレスター カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、スバルのフォレスターです。





何と遥々京都府から起こしになりました。





山下達郎さんの大ファンの方で、サンデーソングブックは毎週欠かさず録音されていて、大阪・神戸・名古屋までコンサートに足を運ばれているというぐらい好きと言われていました。


そんなサンデーソングブックの中でもCMしているダイヤトーンのサウンドナビのスバル純正の100リミテッドを購入されて聴かれていたのですが、なかなかコンサートの様な音にならないという事で、ネットであれこれとセッティングの情報を探していたら、井川ブログの「サウンドナビの調整機能はほとんどオフにした方がいい。」という書き込みを見つけられたそうです。



入庫された時はタイムアライメントを切って、必要最小限の機能の調整である程度まではコンサートの時の音には近づけてはあったのですが、やはりノーマルの限界で、宇部店で取り付けをされるために土曜日の深夜0時に京都を出られて、途中仮眠を取られながら移動されて、午前中には宇部に付く事が出来ました。


ご希望はベーシックパッケージとベーシック防振のWパッケージに加えて、ドアの防振をもう1層加えたいという事で、サービスホールを塞ぐ防振かセメントコーティングかはこちらにお任せの状態でした。


ただ納期は当日の夜7時までの予定で、普通だとセメントコーティングは乾くのに時間がかかるから出来ないところですが・・

昨日位暑いと軒下での自然乾燥でも夕方5時ぐらいのには乾くだろうからという事で、この季節限定の日帰りでセメントコーティングまで行ないました。



まずドアの内張りを外して、裏のプラスチックが光ってツルツルのところを下処理して粗目を付けて、セメントがはがれない様にします。





次にセメントコート剤を厚い薄いをランダムに作りながら塗っていき、振動が通過しない様に仕上げます。





内張りを外したドアの外板裏には振動を抑えるために白い防振マットが貼ってあり、それでも取れない振動を防振メタルと防振マットを貼り合わせて取ります。





フォレスターはドアに16センチの低音用スピーカーと、ダッシュの上に中高音用のスコーカーがありますが、この位置はグリルで音がひかかるのと、ガラスで音が反射するので中音のみの再生にして、ツイーター用のPSTケーブルを別にひいてきて・・





ダッシュにピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。






今回は写真を撮り忘れましたが、先日の福岡店のフォラスターの作業の写真から、純正スコーカーのノーマルフィルターを高性能なフィルターに換えた写真で、スコーカーの音が良くなるというのをイメージして下さい。





(接続や値の肝になる部分は隠してあります)



グローブボックス下に設置したピュアコンでドアスピーカーとスコーカーとツイーターの周波数幅とインピーダンスを調整して3WAYに分配します。




基本的に現行フォレスター専用の値のユニットを取り付けますが、先週のパナソニックナビと違ってサウンドナビは高音のヌケが違うので、ツイーターレベルは今回変えた物を取り付けています。



夕方にセメントコーティングが乾いて、ドアの内張りを組み付けたら音を鳴らして調整に入ります。





以前のモデルと違ってサウンドセッティングに入る場所が変わっていました。






調整機能の項目のオン・オフを繰り返して、音がわざとらしくなる機能は使わずに、必要最小限の調整を行います。





サウンドナビの音は60⇒80⇒90⇒100とモデルが変わるごとにえぐい感じが無くなって来ていて、60とか80は同じオレンジジュースでも濃縮還元タイプのしつこい味的な鳴り方だったので、かなりスッキリして来ています。



自分がサウンドナビについて否定的なのが、こういった昭和の時代にあった『試作品レベルの商品を平気でユーザーに販売する』という姿勢に対してで、「何で最初から100のレベルで販売しなかったの?」と思い、80と90を1台も販売しなかった事が正解だったと安心しました。


そうは言ってもサウンドナビの調整では今までのセッティングとは変わって来ているので、時間をかけて何度も調整しました。



一番困るのは調整画面で良い音と思っても、通常画面に戻すと全く同じ音ではなくて、微妙に音が違って聴こえるという部分です。



そのためこの画面の戻した時に最高の音になる様に、『この後にこのぐらい変わる』という事を前提にセッティングを何度も行ないました。



お客様は取り付けの間は代車で美祢市と長門市を観光されて、仕上がりの少し前に宇部店へ着かれていて、車の清掃の前に少し音を聴いて頂きました。


山下達郎さんのコンサートに何度も足を運ばれているので、自分がファンクラブ選考予約の少し後ろの放送関係者用の席で聴いた音をイメージしてセッティングしていて、同じ空間で聴いた事がある人間ならではのツボを押さえたセッティングだと思います。


お客様には音の良さに加えて空間の作り方にも非常に喜ばれて、「山口まで足を運んで良かった!」と言われていました。


関西には有名店が沢山ありますが、そこと違うのは多くのコンサートに足を運んでいるという所と、フォレスターこそ買っていないものの、同じスピーカーが付いているXVを買って時間をかけて実験して、マグネットが大きいとかフレームがしっかりしているとか見かけの理由だけで音のクセを無視してスピーカーを選ぶ訳でもなく、年間に何度もスタジオのプロ用の機材の音に触れるなど、それらの体験からサウンドピュアディオではないと表現出来ない音があるからこそ、遠くから足を運んで頂いています。


近くにお店がなくてご迷惑をおかけしておりますが、遠方よりのご来店、本当にありがとうございました。
Posted at 2016/08/07 10:58:35 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2016年08月07日 イイね!

日本の温度は上がってる



今朝テレビを見ていたら、関東の80年代の温度と近年の温度の差が図解で出ていました。




自分が高校生の頃の夏休みは確かピークが34度ぐらいで、自転車で何とか移動していましたが、現在の38度とかではちょっと自転車に乗れませんね。


高校を卒業して車の運転免許を取った頃はまだ車にエアコンが付いていない方が多くて、純正エアコンじゃなくてカーショップで社外品の後付けエアコンなる物がありました。


それが昭和の終わり頃から純正以外のエアコンが無くなり、今は安い軽自動車でもエアコンとパワーウインドーが標準装備になっています。


そういえば昭和の時代は窓を開けるハンドルを外して、代わりにそこにモーター付きのボックスを付けてパワーウインドー化するカー用品もありましたね。


今朝のテレビで『年々夏の温度が上がって来ている』という報道を見て、エアコンもパワーウインドーもガラスの断熱の性能も、車の装備や装備の質が環境変化に合わせて大きく変わっているな、と思いました。




追伸

自分が免許を取った1978年頃は、MT車の比率が90%以上だったと記憶しています。
Posted at 2016/08/07 10:15:04 | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2016年08月06日 イイね!

マツダ・新型ロードスター カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からマツダの新型ロードスターです。





マツダコネクトのナビオーディオ付きで入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。





ロードスターはインパネにCD挿入口が見つからず、よく見るとシートとシートの間に振り返って出し入れをするタイプでした。





ドアは2ドアなので後ろに長く、スピーカーの周りの響きよりも離れた耳に近い所の高い響きが気になります。



防振メタルと防振マットを貼り合わせて、ドア全体の響きをスムーズに静めました。



次にピラーの純正のツイーターを取り外し、ダッシュ上にスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。



見た目の仰角はいつもと同じですが、下のスタンドは通常とは違う角度の物を使用しています。



車両の純正アンプから音信号を取り出して来て、グローブボックス下のピュアコンに送り、周波数幅とインピーダンスとレベルを調整して、ドアスピーカーとツイーターに分配します。



新型ロードスターの作業は初めてで、まだピュアコンの適正値が見つかっていないので、ユニットの特性が同じでCX-3よりもドアスピーカーとツイーターの距離が近いので、デミオ用の値を入れて鳴らしてみました。



ツイーターとドアスピーカーの距離がデミオよりもかなり近く、同じ音域がかぶさって聴こえるのでドアスピーカーの上限の周波数を決めるコイルの巻き数を増やして、バランスを取りました。





単純にドアスピーカーの上限周波数を抑えるだけでは音が抑圧されて聴こえて来たので、ブラックボックスを交換してツイーターのレンジを3・5%ほど狭くしました。



それでもまだレンジが広く感じたので、そこから1・5%プラスの5%レンジを狭くした所でマッチングが取れたので、組み立てに入りました。



昨日はたまたま以前のモデルのロードスターも入庫していて、こちらは既に付いていたトレードインスピーカーを外しての作業でした。



同じロードスターでも少しスピーカーの位置が下にあったので、こちらは標準から3・5%レンジを狭くしたところでマッチングが取れました。


5%とか3・5%というと普通だとパーツの誤差範囲で、音が良いと言われているマルチアンプ方式の周波数ステップが4キロ・5キロ・6・3キロという刻みで動かすので、ほんの僅かな違いで調整しているというのがお分かり頂けると思います。




そしていつもは作業中はシートにカバーをかけているのですが・・





ロードスターはヘッドレストの中に小さなスピーカーが入っているので、それが聴こえる様に調整時にはカバーを外しました。





フェダー中央でヘッドレストスピーカーをフルに鳴らしたり・・





フェダーを前にして鳴らなくしたり、その間でいいポジションはないか何度も探って調整しました。




最初の1台はかなりの時間をかけて調査しますが、これも2台目以降でスムーズに作業を進めるための大事な時間なので、納得いくパッケージが出来る様に頑張ります。


ベーシックパッケージ単体と、オプションパーツを2品取り付けた時のデーターを取って、新型ロードスターのベーシックパッケージは完成しました。





追伸

新型のこの真下からスタートするメーターはなかなかいい感じで、気に入ったのでパチリと撮影しました。




Posted at 2016/08/06 15:48:02 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2016年08月06日 イイね!

福岡市某所の駐車場 続編


先日のブログで福岡市某所にキティちゃんの駐車場があると書き込みましたが、お客様から「どこにあるんですか?」という質問を頂いたので場所を詳しく説明します。




中州のゲイツビルの通りをはさんだ反対側の小さい道を入って直ぐの所で、川沿いの道よりは1本天神よりと言ったら福岡の方だと分かりますでしょうか?


以前はこの辺りはホストクラブが何件かありましたが、景気が悪いせいかホストもあまり見かけなくなりました。



先日は撮影し忘れて、駐車料金が分からなかったのでもう一度行ってみたら・・



60分400円で、12時間以内最大1800円ですからまあまあ高い方です。


福岡ではもっと高い30分500円という所もあるし、探せば60分100円の所もあるので、上から2番目ぐらいの価格帯と言ったらいいでしょうか・・



周りの駐車場が60%から80%ふさがっているのに、ほとんど空車ですから、この辺りとしては高額なのでしょう。



ちなみにこの近くの60分100円の駐車場は満車でした。
Posted at 2016/08/06 09:00:11 | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2016年08月05日 イイね!

暑さ自慢=業界のレベルの低さ


この時期になるとカーオーディオ業界では必ず出てくる『ピットの温度が38度です!』みたいな暑さ自慢のブログです。


38度とか39度の暑い中、頑張って仕事をしていると言いたいのでしょうが、もし頑張るのなら頑張る場所を変えて、エアコン付ピットにして25度で仕事に集中して良い作業をするというのも『経済的に頑張る』という頑張りの一つではないでしょうか?


正直自分も20数年前は暑いピットで作業していましたが、お客様から「新車が汗臭くなった。」とか「新車に蚊取り線香のにおいが付いた。」などのお叱りを受けて、それを機会に夏でも完全に締め切ったエアコン付ピットの導入に踏み切りました。




昨日の宇部店外の温度は一時的に39度になり、そんな中でもピット内は24・5度で湿度は49%でした。



向こう側の天井に付いている200Vのエアコン2台で空調しています。




宇部店には裏の駐車場には鉄の頑丈な屋根が付いている部分があって、ここでは作業の前に一度車の暑いボディーを冷ましたり、簡単な作業を行う所です。



あっ、あと充電設備があるのでお客様のお車の12Vの充電とEV車の200Vの充電が出来ます。




昨日のここの温度は36・7度で湿度は38%で、ちょっと暑かったので・・





左右に振りながら5分ぐらい屋根に水をを撒いたら・・






何と26・6度まで下がりました。



ただ湿度が83%で、「この湿度は逆効果でしょう。」と思いました。


どうも散水した時に霧のミストが起こって、それで83%になったみたいで、26・6度というのも正確な数字ではないですね。



その後宇部店を後にしたので、それからの温度・湿度は図っていませんが、この駐車場の鉄の屋根は福岡店にも欲しいところです。



井川ブログでは何年も前からエアコン付ピットの重要性を訴えていて、徐々にではありますが他店でもエアコン付ピットが徐々に増えています。


専務が「あまりエアコン付ピットと書くと他所が真似するよ。」と言っていますが、高度な仕事をするのにエアコン付で空調していないと業界全体のレベルが低く見られるので、1店でも増えて業界の底上げになればと毎年書き込んでいます。
Posted at 2016/08/05 09:11:52 | トラックバック(0) | 世間話 | 日記
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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