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ピュアディオいがわのブログ一覧

2019年08月29日 イイね!

BMW3シリーズ カーオーディオの音質アップ



今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、新型のBMWの3シリーズです。



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以前ディーラーの展示車を見てまだCDプレイヤーが付いていると書いた事がありますが、実際に入庫したらここはCD挿入口ではなくて、ラジオとスマートフォンしか聴けない状態でした。



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スピーカーは先代と比べてドアスピーカーはやや下の方になって、5シリーズや7シリーズと同じ位の位置になっています。



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先代ではハーマンシステムでないとツイーターが付いていなかったのが、サイズが小さいながらもミラー裏にツイーターが付いています。


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シート下のウーファーは先代と同じ位置に付いていて、標準オーディオで最初からフロント3WAY構成となっています。


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先代よりもやや音がクリアーになったもののまだもの足らず、高音や低音は上げた状態で音楽を聴かれていて、横から逸れた向きで聴こえるツイーターの音は疲れて、低音を上げると余分な倍音成分が目立ってボーカル音域に重なり、スピーカーを交換して音質アップを図る事になりました。


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まずはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けました。


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ミッドスピーカーはピュアディオブランドのISP-90で、このスピーカーは新品で取り付けると調整中にころころ音が変わる、いわゆるエージングに時間がかかるタイプで、あらかじめ福岡店のピットでエンクロージャーに組んで鳴らしておき、慣らしたところで車に組み付けます。


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ピュアディオのデモカーで先代の3シリーズは床下ウーファーを交換していて、その次の5シリーズと7シリーズは純正ウーファーのまま使用しているので、今回は床下ウーファーはそのまま使用した、ツイーターとスコーカー変更のフロント3WAYとなりました。



見えない所にブラックボックス4連のピュアコンを仕込んで・・


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スマートフォンの音源とFMラジオの音源で音調整を行います。


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FMラジオではクロスFMとFM福岡は放送局にしょっちゅう出入りしているので、パーソナリティーの人の声は生で聞いているので、「このセッティングではズレている!」と、直ぐに分かります。


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最終的にはバス・トレブルはほんの少し動かした所で最も生音に近くなり、変な倍音成分も無くなって聴き疲れしない上質なサウンドに変わりました。


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Posted at 2019/08/29 10:40:53 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2019年08月28日 イイね!

ピュアコン誕生27周年


サウンドピュアディオでは市販のパッシブネットワークを使用する事はなくて、『ピュアコン』と呼んでいるネットワークをブロック化してあれこれと組み合わせを変えて、自由に特性を変えられる方式を使っていて、それがもうじき誕生から27年を迎えようとしています。


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7月に誕生日を迎えた娘が生まれた後の秋に完成しているので、だいたい9月の終わりから10月にかけてですが、詳しくは記憶にありません。



一番上の男の子はもう31歳になっていて、2番目の男の子がもうじき29歳で、どちらも家業を継いでいますが、娘が生まれて間が無い時は妻が娘を寝かせ付けて、自分が別の部屋で男の子二人を寝かせ付ける役でした。




ただ当時は息子2人を寝かせ付けながらその部屋でコイルの末端のエナメルをやすりで剥がす作業を寝室で行っていて・・



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グッドのピストル型のハンダこてを使ってハンダ付けをおこなって、ピュアコンの試作品を作りながら息子二人を寝かせ付けていました。


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当時はまだ売れるかどうか分からない物で、仕事中に作ってもお金を産まないので、夜に自宅の寝室で作るというのが当たり前でした。



ハンダこては煙が出るので息子が不思議がって近づくので、「熱くて危ないから近づいてはいけない!」と言っていたので、後に電子工作などに興味を持たない子供に育ちました。



ただ寝室でやすりでエナメルを剥がしたり、ハンダ付けをするという事は子供に良い事ではなくて、小さな時は喘息気味で、今考えたら幼児虐待みたいな事をしながら試作品を作っていました。




ピュアコンの誕生前はもちろん市販のパッシブネットワークをそのまま使用していて、その特性は『ドンシャリ』と呼ばれるツイーターとミッドの間に薄い音域を作って低音と高音が強調して聴こえる物と、『女性ボーカル向き』と言われていたツイーターの下限周波数とミッドの上限周波数が重なっていた物の2種類で、でも自分は20代に1年ほどFM山口で音楽番組を製作して自分で喋っていて、その時に聴いたスタジオ用のスピーカーとは全く違う音で、「スタジオみたいな元の音に近いネットワークは出来ないものか?」と思ったところからピュアコンの試作を始めたところでした。



開発当初は一からネットワークを作るのではなくて、市販のネットワークの巻き数が適正よりも多めに巻いてある物を徐々にほどいて行って、耳で聴きながら「あともう少し!」と、スタジオモニターのスピーカーとの聴き比べて合わせていました。


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ただその方式では本当に合う波数の手前でやめてしまう『寸止め』的なやり方か、ほどき過ぎて適性を過ぎて元に戻せないかのどちらかで、良い音に辿り付く前に合わないネットワークの山が出来ました。



そこで考えたのが、ホームオーディオの自作ネットワーク用のコイルを使ってまたほどいて行くというやり方で、上質なコイルを買って来てケースに入れようとしたら・・


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大き過ぎてケースに入らないか、入っても他のパーツと干渉して使えませんでした。




そこで考え付いたのが今のピュアコンの4ピース構成の物で、コイルの巻き数だけでなく他の部分も新たに作ってブロック化して、ブラックボックスとコイルの組み合わせを変えたらとんでもなく音のT調整範囲が広がりました!



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これは驚きでした。



ただこれをどう実験するかが問題で、当初はノーマルのネットワークで取り付けるお客様にサービスで取り付けて、そこから部品代として8000円頂いて、次に12000円頂ける様になって、それから2万円、2万4千円と現在の価格になりました。




最初は4ピース構成で発売したピュアコンも、世の中には多くのパーツを使った複雑な特性のパッシブネットワークも存在していて、そこでグレードアップのための追加ユニットの開発にかかりました。


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それがブラックボックス4連で、合計8ピースや10ピースのオプションプラスのピュアコンになります。


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これで複雑なスロープ角も出せる様になって、細かいレベル調整やインピーダンス調整が出来る様になって、簡単なシステムで良い音が出せるピュアコンから、極めた音が出せるピュアコンにバージョンアップ出来るシステムへと進化しました。




最初は20種類とか30種類のコイルの中から最適な値を選んでいたのが、年々車側のオーディオが複雑になって来て、今は数百種類の中から選ばないと本当に合う値が見つからない状態になっています。


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特にプレミアムサウンドと呼ばれているインピーダンスが特殊で車輛アンプにフィルターがかかっている車に対応すると、これまで全く必要無かった値が必要で、いこれまで一番高かった値が1002マイクロHで・・


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一番低い値は1・5マイクロHで、そんなコイルのベースになる物は世の中に無くて、工業用のプラスチックボビンに一から輸入物の銅線を巻いて作りました。


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ちなみに最初に市販のネットワークのコイルを取り外して、銅線をほどいてボビンだけを使ってみたのですが、プラスチックの材質が硬すぎて音に悪い影響があったので、それは使わない様にしました。



その時に、「値が合わない以外にこういう事で音がスタジオ的にならないんだ。」と知りました。



ピュアコンのブラックボックスやコイルなどのパーツは全ての値を切らさない様に在庫表で管理していて、入庫数の多い車用は複数在庫する様にしています。


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少し前までは在庫表2枚で管理していたのですが、最近プレミアムサウンド車が増えて来て、それに対応して次々と新しい値を開発していたら、遂に2枚では足らなくなって、現在では3枚で管理しないと足らないほどのバージョンが存在しています。



普通発売から27年経つとトレンドが完全に終わったりしますが、年々プレミアムサウンド車が増えて来て、普通の市販品では対応出来なくなっているのと、標準品でもシステムが複雑で後付けに難がある車多いので、需要は徐々に増えて来ている状態です。



自分は長年ピュアコンの開発に専念して子供ほったらかしにして、次男が高校生の時に「自分は日曜日にどこかに連れて行ってもらった事もないし、キャッチボールもしてもらった事もない。」と言い、「自分の子供にはそんな思いをさせたくないから、お父さんの仕事の後は継がない!」と言っていて、長男は一度継ぎかけて途中で辞めて他の仕事を5年して、それでも今は二人で協力して宇部店の仕事をしているので、まあ先はどうなるか分かりませんが、少しは安心しています。



Posted at 2019/08/28 12:30:20 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2019年08月28日 イイね!

進んではいけない!


今朝はテレビで福岡・佐賀・長崎の大雨の報道がされていました。


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ボルボとキューブが水に浸かって動かなくなった画像が映っていましたが・・



その前にもう1台タクシーが動かなくなっていました。


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ボルボのナンバーが水圧で曲がっていて、水の力が怖い事を思い知りました。


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自分はこれまで車を水没させた事は無いのですが、雨水で浸かった交差点を通り過ぎた後に車の調子が悪くなって、結果的に部品取り程度の値段で手放さないといけなくなった事がありました。



場所は宇部市の神原交差点で、マクドナルドの方向からじわじわ進んでいて、あまりの大雨なので神原交差点の手前で止まろうと音ったら後ろの車がせっついていて、ブレーキを踏むと当たりそうなので仕方なく神原交差点の真ん中の水の深い部分を通り過ぎたら、その後で車が不調になって来ました。



君子危うくに近寄らずではありませんが、大雨の時はなるべく車で外出しない様にして、危なそうな所は手前でUターンする様にしないと、水没したり後で車が調子が悪くなったりするので、水しぶきを上げて車が走行するシーンなどは『ああ、走れるんだ。』と誤解する人もいるかも知れないので、あまり放送して欲しくないですね。



ちなみに車が調子が悪くなった原因になった神原交差点は、今地図で見てみたら琴芝小学校と神原小学校が斜め向かい合わせに建っていました。


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自分は美祢市の出身なので、ここは小学校と中学校が斜め向かい合わせに建っているものだと今日まで勘違いしていました。






Posted at 2019/08/28 09:31:57 | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2019年08月27日 イイね!

ベンツGクラスと対面 後編


先日注文していたベンツのGクラスを山口市のヤナセに見に行った時の話の後編です。

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この車を購入するきっかけになったのは、東京の方の音楽関係の方からベンツのGクラスでJU60を使った豪華版のベーシックパッケージを出張で取り付けて欲しいという話が出て来て、以前その会社の車の出張作業を行った事があるので、今回も希望がありました。


ただ前回はこちらで持っている車と同じ車種だったので全く問題なかったのが、先代のGクラスのハーマンシステムは取り付けた実績が無かったので、快い返事が出来ない状態でした。


そこでちょうど8月の頭にデモカーのアウトランダーを売って欲しいと言われるお客様が現れたので即販売して、それで同じ年式のハーマンシステム付きのGクラスを見つけたのでした。

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フロント16センチスピーカーとダッシュにツイーターで、以前乗っていたW212型のベンツEクラスのハーマンシステムと同じ構成ならミッドとツイーターと別アンプで駆動で、周波数帯域を制限しているフィルターが入っているのでは?と思っています。

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Eクラスの時は納車されて直ぐにベーシックパッケージの開発を行ったのですが、車両アンプのフィルターの性能があまり良くなかったので、パッケージの開発を断念しました。



今回のシステムも同じ様な性能で納得出来るレベルに達しない場合は東京への出張取り付けの話も消えてしまうので、今からハラハラしています。

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基本は純正システムを活かしながらレコーディングスタジオの音色に近いというのが目標で、東京なのでメンテナンスフリーで一定レベルの音表現が続くという条件もあり、過去の東京での作業はレコーディングスタジオとの聴き比べもあったので、中途半端な状態で作業に行く事は出来ません。


先日山口市のヤナセに行った時は宇部店から何度もセッティングに関する電話がかかって、ささっつと写真を取ってヤナセを後にしたので、オーディオの音を聴いていないので、先代のEクラスとどのぐらい差があるのか分かりません。





オーディオ以外の部分ではこれは先代モデルになるので周囲を上から見下ろした様に見えるカメラは付いていなくて、本当に上から見下ろす位置にカメラが付いています。

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ただ左フェンダーの辺りに死角があって、そこを小さなミラーで見る様になっていますが、ダッシュのどこかに楽ナビポータブルを付けて、そこにフェンダーの死角の部分が映る場所に付けたカメラが映る様にしたいと思っています。

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シートは赤っぽい茶色の革で、ネットで見た時はかなり赤っぽく見えましたが、肉眼で見るとかなり濃い茶色に見えました。

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これまで4台の車を家族と共用して使っていて、その中でアントランダーだけ給油口が左だったのが、Gクラスが右側が給油口なので、4台全てが右側給油になりました。

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福岡ナンバーを付けて、確か明後日納車されるはずなので、今から楽しみです。



Posted at 2019/08/27 20:50:47 | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2019年08月27日 イイね!

スピーカーケーブルが大量に


昨日宇部店にスピーカーケーブルが工場から大量に送られて来ました。

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ピュアディオブランドのPSTケーブルのピュアコンで制御した後に高音域を低ロスで送るTWモデルです。

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一箱に100メートルロール二巻入っていて、一度の生産ロットが2キロメートル単位なので、20巻有ります。





ピュアコンからツイーターの手前までの距離は左が1メートルで右が2メートルの、
一台当たり3メートルで、ATXー25の発売に合わせて製造を行って、今回の生産で3回目なので合計600メートル生産しています。

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全音域タイプのPSTケーブルと材質と表面の色素が変えてあり、左側がツイーター音域用のPSTケーブルです。

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そしてもう一つ、PMBケーブルの50メートルロールが4巻入りの箱も届いています。

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SKYー3と同じ細い銅線が何本もエナメルで絶縁してあり、焼入れ作業が必要なケーブルですが、今ではPMBケーブルはSKYよりも銅線の本数が多くて値段が高いので在庫限りで終了させて、ピュアディオカタログにも載せていなかったのが、「同じ付けるなら性能が高い方が!」と、売り惜しみをして在庫を維持していた物が無くなって、とうとう再生産する事になりました。

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もうこんな高級ケーブルは売れないだろう、と売り手の方が諦めていたのが、車側がどんどんオーディオがいじれなくなったり、オーディオ用に使える電源量が限られている車種など増えて来て、思わぬ所に需要が生まれて、一度生産をやめた物を再生産という事になりました。

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ただ会社的には4割価格が安くて、見た目が豪華なSKYー3
をお勧めしています。

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Posted at 2019/08/27 08:57:07 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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