今日の宇部店の上空は薄く曇っていますが、日差しは強いので、昼過ぎには暑くなりそうな天気です。
毎週月曜日になると土日に使用したピュアコンのパーツを補充する日で・・
宇部店と福岡店の在庫をチェックして表にして、足らない値を製作します。
現在ZSP-MIDを購入されてから15年以上経過されたお客様を対象に、今のコンディションでピュアコンを作り直して、最高のコンディションにするという対応を行っていて、分類しているコンデンサケースの1マイクロよりも下の値がバッサリ減った状態になっていて、これ以上作れないので、補充する事にしました。
前回の入庫では一番下の値が0・973で、一番高い値が1・029で、誤差が+-5%以内だと問題無い製品ですが、サウンドピュアディオではベーシック用のピュアコンで3桁表記で、JU60やB&W系のツイーターに関しては4桁表記にしているので、一般メーカーではこの差でも左右に使ってOKですが、当社では使えない組み合わせになります。
以前はコンデンサを200個とか400個で購入して、仕入れコストを下げていたのですが、ベーシック用の3桁表記やJU60用の4桁表記で左右のズレがありませんを謳っていると、25個の少量仕入れに変えて、コストが高くなっても製造時期の内部の締め付けの僅かな違いによる誤差で、高い値の物が多かったり、低い値の物が多かったりして、希望していない値が大量に入荷する事があるので、25個づつ分けて仕入れています。
今回の1マイクロの入庫は工場の締め付けトルクが強かったのか、1マイクロよりも上の物ばかりで、現在不足している1マイクロ以下がほぼありません。
何と25個中1マイクロ以下が1個で、次の25個を注文します。
0・68のコンデンサも気定値よりも低い値が必要な事が多く、前回の入庫が一番下が・680で一番上が0・697と必要な値が完全に品切れでした。
しかし今回の仕入れでは0・68以下の品が多くて、しかの左右ピッタリとペアリング出来て、こちらは大漁の状態です。
他に2・2では一番下が2・204で一番上が2・260で、事前に入荷時に高度な測定を1個1個行ってラベリングしているので、普通のメーカーみたいにノーチェックで製品に入れると左右の誤差が出て、それを補うためにタイムアライメントを使うとかになってしまうので、ナチュラルなサウンドを奏で様と思うと、高度な測定とペアリングは避けて通れません。
これで2セットペアリング成立で、それがお客様のお車に合うかどうかは別な問題で、スピーカーの取り付け位置が高いか低いかで基準値よりも上の物が合うか、下の物が合うかを判断しています。
ただこれまでは上の段のコンデンサケースだけでストックしていたのを、より値を細分化する事で取り出しやすくするのと徐々にストック数を増やすので、下の段のもう1個増やして、一つの引き出しに2・3・4種類合わせて入れているのを1種類もしくは2種類でストックして、必要な時に必要な値が直ぐに取り出せる様に改善します。
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、三菱のエクリプスクロスです。
クラリオン製のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、前後のドアのベーシック防振の施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
まずはフロントのドアの内張を外して、何も貼ってない外板裏に3種類の防振マットと、ゴールドに光る防振メタルを貼り付けます。
響きの中心を見つけて、その響きの周波数に合わせた材質を選んで貼る事で、ドアが重たくならない割に高い防振効果が得られて、最小限のブチルゴムしか使用していないので、ゴムの響きがスピーカーに重なる事がなく、小気味良い本来の音楽に近い音色を奏でてくれます。
次にリアドアの内張も外して、リアドアにもベーシック防振の施工を行いました。
前後のドア共にサービスホールはプレートで覆われているので、外板裏の防振を行っただけで音圧は上がります。
続いてダッシュのスピーカーグリルとAピラーの内張を取り外して、下からピュアディオブランドのPSTケーブルの高音域重視の物を引いて来ます。
エクリプスクロスのオーディオレス車はダッシュは中高音を鳴らすスコーカーで、ここを中音のみの再生にして、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを加えてフロント3WAYのスピーカーとします。
ドアの16センチスピーカーはデュアルコーンでかなり高音が伸びるタイプで、スコーカーの下の方の音と、ドアスピーカーの高音がかなり広範囲に重なっていて、短時間聴くとかなり中音が強くて、純正にしては音がこもった感じがしないのですが、長時間聴いていると音の荒い所が目立って疲れてしまいます。
そこで登場するのがエクリプスクロスのオーディオレス車専用チューンのピュアコンで、かなり大きめのコイルでスコーカーの高音とデュアルコーンの16センチスピーカーの高音も抑えて、ツイーターは通常よりもややレンジを広げて、独自の3WAY構成で高音質で音楽を再生させます。
クラリオン製のナビオーディオのイコライザー操作はかなり手慣れていて、以前代車に2台クラリオン製が付いていた時期があって、シンプルな構成で素直な音で鳴っていてお客様から好評でした。
ただ最新のクラリオンのナビは音がまとまり過ぎていて、調整モードの奥の方を見てみたら、最初からタイムアライメントがパッケージで入っていました。
そこを手動調整で全てゼロにして、もう一度イコライザー調整をやり直したら、本来の楽器の音、本来のボーカルの声に聴こえて、そこで調整を終了しました。
タイムアライメントを使えば簡単に音はまとまりますが、ピアノの調律の様な細かくて正確な音の調整を行うとそれは邪魔になってしまうので、全てゼロにする事で正確な音色に合わせています。
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