今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、ホンダの新型ヴェゼルです。
既に一度完成しているお車ですが、ドアスピーカーの変更を行いました。
まずは12・3年お使いだったJBLのP550のミッドを、方ドア3層のフル防振の施工の後、アウター・スラントのバッフルを製作して取り付けていました。
シルバーのグリルがくすんでいたのでJBLマーク以外をブラック塗装して、外観が新品ぽくなりました。
高いスピーカーをインナー取付するよりも、普及価格帯のスピーカーをアウター取付をした方が音の表現力が高くなる事が多く、お客様が満足される音の仕上がりになっていました。
ところがここまでベースが完成していると、ピュアディオブランドのZSPで鳴らすとどうなるかというお話になって、スピーカーを付け替えて試聴してみる事になりました。
ZSPはJBLの13センチスピーカーと径やネジ位置が同じにしてあり、短時間で交換して聴く事が可能になっています。
ツイーターは12・3年前に購入されたJBLの508GTI用の物で、レベルはまだアッテネーターで抑えているぐらい出ていて、ツイーターに行っているケーブルを以前のPSTのフルレンジタイプから、ツイーター音域を重視した後から発売された物に変えて、高音域のヌケは前のお車の時よりも今回上がりました。
ピュアコンはツイーター側のパーツはそのままにミッド用のパーツを交換してZSPに合わせて、お客様に試聴して頂きました。
イコライザーはP550と同じパターンが使えて、ローエンドをコントロールするパーツが変わっているので一番下の音は伸びていて、もちろん中音の一番上の音も上質になって伸びていて、同じ13センチでもこんなに表現力が変わるんだ!というぐらいの変化がありました。
ナビ側の音を強調したりする機能は全てオフにして、13センチミッドとツイーターのシンプルな2WAYシステムながら、プロサウンド的な音が表現出来る様になりました。
今年6月でピュアディオブランドのZSPも発売から20周年となり、発売当時から今日までお使いのお客様に19年以上使い込んだ今のコンディション用のピュアコンを製作して、新品当時の音よりも艶のある音が多くのお客様に喜ばれています。
昨日の完成車ではトヨタのノアのお客様にコンデンサを選りすぐってペアリングしたピュアコンを取り付けて納車させて頂きました。
前に乗られていたお車から移設されているZSP-MIDが、新品の時の固いケブラーコーンと違って、かなり柔らかくなったのでコイルの巻き数を減らして今のコンディションに合わせています。
コンデンサは2回目の25個でB&Wツイーターに対して欲しい値が見つかって、ブラックボックスもちょうど良い値にセッティング出来ました。
もう1台のNボックスのお客様はお車の買い替えサイクルが早い方なので、もう4台目に移設しての取付です。
約20年使われているユニットで、同じ様にコイルは新品当時よりはかなり少ない巻きで現在のコンディションに合わせています。
こちらはツイーターは途中でJU60に買い替えられているので、コンデンサがノアとはかぶらずに、1マイクロよりも上の値が適合だったので、25個の中で2台分を取る事が出来ました。
そして20年前に登場したパーツでブーストアップリレーという物があって、このパーツを2台とも新品に交換しました。
このパーツはデッキ側のリモート出力を強くするもので、送り出しの器機に対してアンプやプロセッサーの受ける側がリモートの電流が多く必要な時に、エンジンのかけ初めなどにアンプやプロセッサーが立ち上がったり落ちたりするのを防ぐパーツです。
20年ぐらい使っていると中のパーツが劣化している可能性があるので、今回新品に入れ替えました。
実はこのブーストアップリレーは自分が高校3年生の時に考案した物で、当時自分は土木作業員のアルバイトをして、アマチュア無線用の3万5千円するアクセサリーを購入して、当時使っていたアイコムの無線機のリモート出力が弱く、他社のアクセサリーがリモートの受けが大飯ぐらいで、電圧がドロップして立ち上がらず、3万5千円と言っても今の貨幣価値だと7万円か8万円ぐらいで、「あのきつかった労働は何だったんだ!」とガッカリしました。
もちろんメーカー違いで繋ごうとした自分が悪いのですが、もう1台そのメーカーの無線機を買うお金も無くて、どうしようかと呆然としていました。
何度アイコム機のリモート出力にテスターを当てても相手が立ち上がるまで電圧ドロップして立ち上がらずを繰り返して、途方に暮れている時でした。
当時自分は2級の難しい無線工学の試験にパスしていて、それなりにトランジスタに対して知識があって、アイコムの出力をトランジスタで増幅して、その増幅した電気でリレーを動作させて、弱いリモート信号でもガッツリ大飯ぐらいの器機のリモートを立ち上げる事に成功しました。
高校を卒業してしばらくすると無線をするよりもディスコ通いの方が楽しくなって、全くそんな事から離れていましたが、ピュアディオブランドを立ち上げて、メーカーを選ばずピュアディオチューンのアンプやプロセッサーを安定して立ち上げる必要があって、その時に高校3年生の時にメーカー違いの無線機とアクセサリーを繋ぐ時に困った事を思い出しました。
特にナカミチのCD-700MやCD-700KKはナカミチ製品しか動かす事を考えていないリモート出力で、他社製品でリモートが立ち上がらなかった時に高校生の時につまずいて、何度も試作を繰り返した事を思い出して、記憶をたどって行って直ぐに答えが出せました。
これまでブーストアップリレーはブログに載った事が無い様な気がしますが、安定して色々なプロセッサーが動作させられる、ピュアディオの隠れたヒット商品です。
最近テレビでアマゾンのプライムデーのCMをしていて、その中で気になる部分があります。
それは玄関にアマゾンからの荷物が届くシーンで、車庫に入っている赤い車の車種が何か分からなくて、毎回「何だろう?」と見入っています。
静止画にしてズームで撮影しても車種が判別出来ません。
ホンダのモビリオスパイクにも見えるけど、こんなに窓が大きかったかな?
もう一つ気になるCMが日産のキックスeパワーです。
ナビレコパック+ETC2・0の割引が気になるのではなくて・・
見た目が4WD風でもFF車なので前の車輪しか青い光が回っていません。
気になるのはその前のシーンで、マウンテンバイクらしき自転車でオフロードを走っていて、普通だと後輪だけ青く光るであろう車輪が、前も青く光っています。
これは演出上前輪も光らせたのか、それとも前後駆動する自転車があるのか、はたまた後輪は人がこいで、前輪はモーターでアシストしているとか、この手の自転車に詳しくない自分はかなり気になっています。
お客様で自転車に詳しい方に聞いてみます。
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