今日は有給休暇を消化するためにお休み。電車に乗って浜名湖へ行ってきました。
東海道本線
第一浜名橋梁
上下線に挟まれたスペースが旧線跡。私の目的は旧橋の痕跡がないか確認することなので、まずは東京側の浜辺へ降りてみます。
橋脚の根っこが残ってました。
丸型の橋脚は外枠を煉瓦で三重に囲って、中にコンクリートが充填されています。本で読んだことがある工法と同じです。
楕円型の橋脚は外枠を石積みにして、中は煉瓦積みになってます。
潮の流れが速いこの場所で、芯の部分が重たいコンクリートではなく軽い煉瓦というのに素人ながら違和感を感じますが大丈夫だったんでしょう。
名古屋側にも同じようにセットで残ってました。
東海道本線
第二浜名橋梁
東京側の砂浜。ここは丸型の橋脚がかろうじて砂浜から顔を出しているだけでした。
楕円型は砂に埋もれてしまったようです。
名古屋側は線路下に道路があるため、跡形もありませんでした。
東海道本線
第三浜名橋梁
東京側は橋台が残ってます。
見たところ、右側の旧下り線が古そうです。左側の旧上り線は念入りにペイントされてました…。
ここの浜辺には煉瓦や煉瓦屑が散乱してます。拾って見てみると刻印が消えずに残っているものもチラホラあります。
「〇にT」は旧石部トンネルで使われているものと同じようです。
ここは東海道本線だけでなく、国道1号も通っています。戦前に架橋された旧国道のコンクリートアーチ橋が2つ、歩道として活用されます。
中浜名橋
第二浜名橋梁と同じ水路に架かってます。昭和4年の架橋です。
西浜名橋
第三浜名橋梁と同じ水路に架かる橋。こちらは昭和7年の架橋。13連アーチが見事です。場所柄痛みが激しいようで、修復工事で通行止めでした。
おかげで普段は通れない現在の西浜名橋から写真が撮れました。
この両橋が完成したことで初めて舞阪から新居まで自動車で浜名湖を渡ることができるようになったそうです。
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鉄道・廃線・道路橋 | 日記
Posted at
2015/02/18 22:46:52