2019年07月31日
セントラルラリー愛知/岐阜 ラリーガイド1
日本国内でのWRC誘致に向けてのテストイベントとして11月9日・10日に開催予定の「セントラルラリー愛知/岐阜」についてのラリーガイド1が公表されました。
このラリーには、トヨタヤリスWRCとヒュンダイi20クーペWRCが参戦を表明しており、比較的近所でWRカーを観戦できる絶好の機会と期待しております。
さて、このラリーガイド1では、暫定ですがアイテナリと地図によるSSコースの概要も掲載されています。私自身がドライブで走ったことのあるルートもあるので、簡単ですが記してみたいと思います。
SS1・5額田(ぬかた)
岡崎市宮崎町の愛知県道334号からスタート。道幅は対向2車線。最初に千万町坂(ぜまんじょさか)という急勾配の上り坂を駆け上がっていきます。自転車乗りの方々によく知られている坂で動画も多いですね。
岡崎市千万町町で県道333号へ。ここから愛知県野外教育センターへさらに登っていきますが、ルート図だと途中で県道を外れて周辺の林道を通るようです。
最後は、県道333号から巴山の登山口を抜けて旧作手村へと下ります。ここは1.5車線くらいで、まずまずスピードが乗ると思います。
SS2・6三河湖のルートは、ダム下の県道区間(県道363号)しか走ったことがないのでパス。
SS7・12明智のルートも走ったことがないのでパス。
SS8・13稲武(いなぶ)
国道153号から段戸山牧場の南側を回ります。この辺りは免許取り立ての頃にまだ砂利道だった林道を走ったことがありますが、狭かった記憶があります。
続いては黒田ダムを周回。ダムの西側道路を走ったことがありますが、1.5車線の走りやすい道です。
最後は、ダム南側の駒ヶ原から名倉への屈曲した長い急な下り坂。WRカーだと窮屈な走りになりそうな気がしますね。コースオフするとけっこう転がっていくはめになるかも(杉林が広く伐採された所もあるので。)。
最後にSS9・14設楽(したら)
名倉地区から比較的狭い道で笹暮峠を越えて津具地区に入り、県道80号へ出たら左折。屈曲路を駆け上がり面ノ木峠で県道507号茶臼山高原道路をくぐり、ここからは下り坂。峠下付近も屈曲路で急な下り坂ですが、道幅は1.5車線程度はあります。
峠下の屈曲路が終わるとWRカーなら間違いなく高速区間。下り坂は緩くなりますが道幅もやや広がるので、ドライブしていてもすぐにスピードがのってしまいます。名古屋市野外教育センター付近がフィニッシュ地点になりそうです。
公道でのSSルートは、ほとんど民家のない道が選択されていますが、SS1・5では岡崎市千万町町の集落はSSのただ中になりますし、SS2・6のスタート周辺も集落があります。もちろん、すでに地元の了解は得ているのでしょう。
現時点での観戦場所の設定は、やはり公園ステージだけですが、なだらかな山林部分を利用させてもらえればいろいろな場所で観戦可能だと思います。
ただし、ネックは駐車場所の確保になるでしょう。可能性でいえば、旧作手村の小中学校・高校のグランドを駐車場としてSS1・5額田へシャトルバスで往復するのが、アプローチ距離も短くて良い気がしますね。
テストイベントなので安全第一にはなるでしょうけど、もしWRCを開催して公園ステージでしか観戦できないのならば、新城ラリーでデモランを見ているのと全然変わらず、何の意味があるのかということになりかねません。
くれぐれもそうならないことを期待します。
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Posted at
2019/07/31 07:23:09
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