2021年3月27日土曜日、三重県の三岐鉄道三岐線保々駅にある三岐線の車両区を見物してきました。見物と言っても、柵の外から眺めてきただけです(笑)。
依然、左膝には少々の痛みが残っている状態。さすがに廃道を歩き回るわけにはいきません(間違いなくまた痛みがぶり返す…。)。とは言っても、土日両日を自宅で過ごすのも退屈してしまうので、先週に引き続き、今週も特に目的地は決めずにドライブへと出かけました。
何となく福井県敦賀市方面へ行こうかなと思っていましたが、名古屋高速と名神高速が接続する一宮ICで普段の渋滞に加えて、さらに事故が発生したとの情報板を見て、結局、伊勢湾岸道を直進。
走っているうちに、「行ったばかりだけど、また貨物鉄道博物館へ行くか。」とひとまずの目的地を決めました。
三岐鉄道三岐線丹生川駅にある貨物鉄道博物館です。月に1回しか開館しないので、今回は休館していますが、屋外展示は自由に見物できます。
前回、写真を撮っていなかった再塗装中の貨車「ワ5490」。
前回は作業員の方が修理をしていたSL「B4型39号」。
雲間からの日光を浴びてちょっと輝いている「タム8000形」。
さすがに休館日。私のほかに見物していたのは一人だけでした。
「さて次はどこへ行こうかな?」と思案します。日曜日は仕事がらみの用事が入っているので、あまり遅くまでブラブラするつもりはありません。「広島県のラリーへ向かう時に新名神から見えた三岐鉄道の車両基地へ行ってみるか。」ということで、車両基地がある三岐線保々駅へと移動します。
三岐鉄道保々車両区へとやって来ました。着いた時は、たまたま電車の入換作業をしていました。
一旦、写真右側へと電車を移動させてから、社員が手動でポイントを切り替え。その間に電車を運転していた社員(多分、整備士ですね。)が電車の中を猛ダッシュ(踏切を跨いでいるためでしょう。ただ、外から見ていてちょっと笑えた。)して反対側の運転台に移動し、違う線路へと電車を移動させていました。
ポイントを切り替えていた社員にしばらく見られていましたが、気にせず写真を撮ることにします。
101系電車。元西武鉄道の電車です。
救援車ワム229。元は貨車として使われていた車両を転用したようです。
こちらも101系電車のようです。
手前の車輪は再利用することがあるのですかね。
敷地内に置かれていたパンタグラフ。
その他にも電車のモーターや電車の屋根に設置するかまぼこ型の空調機器など、いろんな機器・部品が敷地のあちらこちらに置かれていました(保管というよりは放置されているようにしか見えないものもたくさん(笑)。)。
ちらっと見えている電気機関車ED459。元東武鉄道5060形だそうです。
車両区に沿って道路があるので、外からの見物も容易にできます。奥に見えている高架橋は新名神高速道路です。
富田駅方面にある踏切付近からの眺めです。
801系電車。こちらも元西武鉄道の電車。
電気機関車ED453とED452。こちらは2両とも三岐鉄道が発注した車両。
電気機関車ED458とED454。ED458は元東武鉄道ED5000形、ED454は富山地方鉄道で短期間使用されたのち三岐鉄道へやって来た車両だそうです。
私鉄ではすっかり珍しくなった貨物列車が運行されている鉄道だけあって、電気機関車の両数が多いですね。必ず重連で運用されていますが、小型で古い車両ばかりですからパワーがあまり無いのでしょう。
駅を訪れることはあっても、案外、鉄道車両の基地を間近で見る機会というのは無いので、なかなか興味深く見ることができました。
帰りは伊勢湾岸道湾岸長島PAに立ち寄り、遅い昼御飯で久しぶりにトンテキ定食を食べました。肉が気持ち小さくなった気もしますが、キャベツは相変わらず大盛りでした(笑)。
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Posted at
2021/03/28 21:50:08