2023年2月18日土曜日、午後の暇つぶしに愛知県岡崎市雨山町にある愛知県道382号の終端部を見に行ってきました。
やって来たのは、岡崎市雨山町の雨山ダム。
周辺の地形図はこちら。県道382号は岡崎・豊川市境の風越峠を挟み、指定区間の空白があり、ルートがつながっていません。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
雨山ダムに車を駐車して、県道382号の岡崎市側終端部へ徒歩で向かいます。
ダム湖の上流部まで来ると行き止まりの注意看板があります。
そして道幅が2車線から1車線へと細くなり、「この先車両通行止」の看板と虎柵により通行止めとなっていました。
徒歩通行は関係ないので、そのまま奥へと進んでいきます。
分岐点が現れました。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
地形図によると県道は右へとカーブしていくので、そのとおりに進みます。
2か所目の分岐点が現れました。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
この分岐点は左カーブ。そして、ここから砂利道となります。
3か所目の分岐点です。風越峠へと向かう道は左へとカーブしていきますが、地形図によると県道は直進となるので、真っ直ぐ進んでいきます。
けっこうな急坂を登っていきます。
分岐点から5分ほど歩くと終端部が見えてきました。
そして県道はバッサリと終わってしまいました。分岐点からここまでの道は作業道そのものでしたが、なんで県道に指定したのでしょうかね。雨山ダムの2車線区間が終わった地点までの指定でも良かったような気が(笑)。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
終端部から登ってきた県道を見下ろしています。結局、車両通行止め地点から終端部まで、県道を示す標識類は全然見当たりませんでした。
さて、ここまで来たのなら風越峠まで行きたいと思い、この上部を通る林道まで斜面を登ることにします。
5分ほど斜面を登ると細い林道へと出ました。
この林道、路面にはオフロードバイクのタイヤ跡が付いているのみ。植林地の管理には長らく使われていないようです。
「西蔵」という山への登山道の分岐点に来ました。ついでなので、山頂へ行ってみることにします。
息を切らしながら細い登山道を登っていきます。
林道から分岐して登ること10分。西蔵の山頂に着きました。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
山頂にある三等三角点「風越峠」。標高は482.50mです。
山頂からの眺め。眼下に新東名高速道路が見えます。
西蔵から尾根伝いに風越峠へと向かいます。
西蔵山頂から15分ほどで風越峠に到着しました。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
峠なので石仏などが残っていないか周囲を探してみましたが、それらしいものは見つかりませんでした。
次に峠の古道が残っていないか探してみたところ、林道よりも下段に道跡が残っていました。
車へと帰るついでに古道を辿っていきます。
5分も歩かないうちに古道は作業道へと吸収されてしまいました。地形が険しい豊川市側の方が、古道は残っているかもしれませんね。
暇つぶしのミニ探索だったので、特にこれといった成果はありませんでしたが、山を歩いて汗をかき、良い気分転換になりました。
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Posted at
2023/03/09 22:57:02