2023年10月8日日曜日、滋賀県と福井県の県境にある峠「おにゅう峠」を訪れました。弟から「眺めが良い峠があるみたいだから行ってみよう。」と誘われ、姉も一緒に3人で出かけました。
現地へは、伊勢湾岸道・新名神高速道路・名神高速道路・国道161号湖西道路・国道477号・国道367号・滋賀県道781号と経由していきます。
こちらは、新名神高速道路の甲南PA。忍者で知られる甲賀の地にあるので、忍者のアピールが激しいです(笑)。
さらに進んで、こちらは滋賀県高島市朽木中牧の針畑橋。少し離れた場所にある「源流の駅 山帰来」という所に車を停めて休憩してます。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
近くに神社があったので行ってみました。大宮神社というそうです。
境内は杉などの巨木が立ち並び、昔から大切にされてきた場所であることが窺えます。
針畑橋の交差点に立っていた観光案内板。今から向かう「おにゅう峠」も載っています。
「おにゅう峠」の名前の由来になったと思われる小入谷(おにゅうだに)の集落から峠へ向かう林道小入谷線に入り、思っていたよりも整備されたクネクネ道をどんどん登っていきます。
自宅を出て約5時間後の10時35分、「おにゅう峠」に到着しました。
場所はこちら。
昔からある峠ではなく、林道を建設した時に新たに切り開かれた峠のようです。
あいにくの曇り空で、あまり遠くまでは見えませんが、なかなか良い眺めです。
さて、「おにゅう峠」の東側には、鯖街道の愛称で呼ばれる若狭街道(針畑越え)の根来坂峠があるそうで、せっかくなので徒歩で向かうことにします。
根来坂峠へと歩いていく尾根は、高島市内にある中央分水嶺を結ぶ「高島トレイル」のルートになっています。
「おにゅう峠」から15分ほどで根来坂峠に着きました。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
峠には案内板、お地蔵様、大乗妙典一石一字塔がありました。
峠から京都方面へ下る道と小浜方面へ下る道を見ています。峠付近の街道を見る限りでは、駄馬(荷を背負った馬)が通れるほどの道ではない感じなので、人が荷物を担いで往来していたのでしょう。
根来坂峠から車に戻り、そのまま「おにゅう峠」から福井県側へと下っていきます。福井県側の林道は滋賀県側よりも急坂で、ガードレールが設置されていない場所も多いので、山道に自信が無い方は滋賀県側から訪れたほうが良いかもしれません。
ちなみに、昔、GC8のシルバーのインプレッサに乗っていた頃、林道を福井県側から入り込んだことがありました。当時はまだ「おにゅう峠」までつながっていなくて、路面も未舗装でした。車をガッタンゴットンいわせながら登りましたね(笑)。
お昼を食べようと道の駅「若狭おばま」まで来ましたが、レストランが混んでいたので断念。
結局、ネットで検索した小浜市街地の小さな食堂でお昼御飯となりました。私は鯖の醤油漬けの焼き物と塩焼きの定食。さすが地の物だけあって美味しくいただきました(笑)。
食事後、姉が「最後に気比神宮へ行こう。」と言い出したので、舞鶴若狭道で敦賀市まで移動。
小雨がぱらつく中でしたが、のんびり境内を見物しました。
帰り道は、名神高速道路の一宮付近の渋滞を避けるため、敦賀から木之本・関ヶ原を経由して東海環状道大安ICまで下道で迂回。大安ICから高速道路に乗ることに。
伊勢湾岸道 湾岸長島PAで晩御飯を食べてから、帰宅しました。
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ドライブ | 日記
Posted at
2023/11/10 23:07:35